病みてなお
ひとり暮らしの
自由を愛す
130711
微振動と微笑みながらも
注意深く
居住まいを正す
夾竹桃の花が散ると
涼しくなるのだ
祈るよう ...
*
潮の香が
心地よくいざなう午後は
大抵の白い壁に
透明のバス停が浮き上がっていて
そこには潮流の到着時刻が
【珊瑚時】
【シオマネキ分】
【ゾエア秒】
海洋性の点字で記さ ...
...
すぐにあしたになってしまう今日 は黒くて、生えている星はぬるい。あしたになったら手に入らない、それとか、夜のたべものとか。背中にはえていたのは、よろよろした壁 ・ だれもいないから、黒を白にしても ...
コーヒーをひと口飲むと
下腹部に非常に強い便意が襲ってきた
そう言えば今日は朝方から
何となくお腹が妙な具合ではあった
この店では駅構内のトイレに行くしかない
けっこう遠いんですよこれが ...
...
照り返す四十五度の善意が怖い
黒髪にじょうずに女を縁取らせ
嘘つきとぬるい背中と一人きり
午前四時薄紅をひく窓ガラス
竜の背にしがみついては振り切られ
歪んでる海を飲んでる通り雨
ドーナツの穴を集めるアスファルト
...
擦り切れて、にじんでいる
わたしの履歴書
おまけにもう、くしゃくしゃだ
久しぶりに自分の履歴書を見た
放浪記でも読むみたいに
言い訳のかたまりを眺めた
ひどい履歴書だ
記入欄が足 ...
どうか
ワタシを
忘れないで下さい
ワタシの
形と色
においを
忘れないで下さい
いきんだときの
力の入れ具合を
忘れないで下さい
拭いたときの
ペーパーへの
付き具合を
忘 ...
なつだから
かぜやみずがぬるくて
わたしもぬるい陽炎になる。
髪の毛がもつれ
からだとからだが近く
凍てついた冬よりずっと
いろんな匂いが生き生きと
なまなましく
あなたのうでは小 ...
あと少し
この真ん中をくり抜いてでもすがりたいと思った接地面
ただ視覚だけの存在になろうとも見ていたかった三角形
物質に寄りすぎて踏みにじった心に
もうろうとした痛みで振り返る
鏡張りの ...
アキレス腱を断裂してもう走れなくなって
陸上部をやめて俺たちのサークルに来た後輩がいた
短距離走者だった奴はクラウチングスタイルから
ロケットスタートを決めようとして全パワーを右足先にかけた
...
feel feel feel feel feel AAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA
u-aa u-aa u-aa NNん NNNNんん
♪HAVE AAA NICE D ...
ぽつり
あなたのまえにいたひとが
いつのまにかあなたのよこにいて
とうとつにうしろへといってしまう
それが死というものだとわたくしはおもっています
...
あなたはあなたのとっておきの古ぼけたカメラを手に取り、
にやにやしながらその背中を開けて一本のフイルムを装填する。
あなたの細く美しいその指で、とてもやさしく、繊細に。
私は暖かい暖炉の前で ...
朝霧が幻想的な雰囲気をもたらすこの森で私はあなたと会おう。
この森の閑寂さをもって、心を平静に保ち、私はあなたを迎えよう。
その切り株は木陰にあるけれど、柔らかい朝陽が差し込む特等席だからあな ...
日差しの強すぎる午後、私は貴方を想う。
道端に投影される光線に強い生命力を感じて。
貴方のその強靭な生への意志は、私の活力となり、
未来へと続く豊潤な果実を実らせる。
先人の放った言葉 ...
夕焼けに染まる枯野や六地蔵
ザリガニとミーナとミナは別人よ
ザリガニは失踪中のダンナです
斬られるのが下手
河童が眠いほんのり赤い春がくる
月明かりを笑って返す
パチンと弾けとんだ
洗濯バサミ
ひらいて、はさむ
どんなに風の強い日だって
あなたがいいというまで
ただもくもくと
しがみついてきた
のに
繰り返されてきた
しごく簡単な仕組みが ...
旨そうな匂いさせて
たっぷり食わせておいて
後でバッタリ
倒れているところを
ティッシュで遺棄するとか
家に招き入れて
手足を粘着質のもので
拘束して監禁するとかさ
やってることは
...
ぼく生まれたい
ぼくの中の小さなぼく
はやく生まれたい
さがしても
どこにいるのか
たずねても
だれも知らない
きのうのぼくではない
きょうのぼくでもない
たぶん
あしたの ...
一日におくれで降りそそいでくる
あなたの会話がばらばらになって
わたしはつめたくそれでいて
からだはこんなに熱いというのに
流れでる体液の生ぬるさ
いったいどういうことだろう
...
夕暮れどきの町なみは
どこかゆるんでいて
おだやかな顔ばかりが
すれちがってゆく
街灯が点灯し
一番星が顔を見せる頃
どこを歩いているのだろう
灯りの点いた家を探して
通り ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
半病みの床より
めれんげ
川柳
2*
13/7/11 21:51
滑らかな試金石
あおば
自由詩
21*
13/7/11 21:28
海まで遠く離れている
佐東
自由詩
7*
13/7/11 21:27
神様は信じない事にしてる
TAT
短歌
0
13/7/11 20:59
さよならのこと
はるな
自由詩
4
13/7/11 20:57
奈落へ
壮佑
自由詩
16*
13/7/11 20:27
犬も少年も
TAT
自由詩
1*
13/7/11 20:25
四十五度
はるな
川柳
1
13/7/11 20:20
あじさいの枯れてるところで逢引
〃
川柳
2
13/7/11 20:14
履歴書(言い訳のかたまり)
めれんげ
自由詩
4*
13/7/11 19:33
忘れな糞
花形新次
自由詩
0*
13/7/11 18:58
匂やかに
凍湖
自由詩
1
13/7/11 18:15
ドーナツの消失点
カマキリ
自由詩
3
13/7/11 18:13
アキレス最低の戦い
和田カマリ
自由詩
4*
13/7/11 17:48
JUST・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・LAST
朝焼彩茜色
自由詩
3*
13/7/11 15:37
ぽつり
田園
自由詩
3*
13/7/11 14:57
朝方の嫉妬
ヒヤシンス
自由詩
7*
13/7/11 14:29
森の精霊
〃
自由詩
4*
13/7/11 14:17
限りなき夏
〃
自由詩
6*
13/7/11 14:16
夕焼けに染まる枯野や六地蔵
北大路京介
俳句
3*
13/7/11 9:37
ザリガニとミーナとミナは別人よ
〃
俳句
1
13/7/11 9:35
ザリガニは失踪中のダンナです
〃
俳句
4
13/7/11 9:35
斬られるのが下手
〃
自由詩
8
13/7/11 9:34
河童が眠いほんのり赤い春がくる
〃
自由詩
2
13/7/11 9:34
月明かりを笑って返す
〃
自由詩
4
13/7/11 9:33
プラスチック哀歌
そらの珊瑚
自由詩
23*
13/7/11 9:22
ゴキブリ
花形新次
自由詩
3
13/7/11 7:23
ぼく生まれたい
yo-yo
自由詩
7
13/7/11 7:11
蝶々 餓死
はるな
自由詩
3
13/7/11 6:18
虫
沢村 俊輔
自由詩
6
13/7/11 4:03
2553
2554
2555
2556
2557
2558
2559
2560
2561
2562
2563
2564
2565
2566
2567
2568
2569
2570
2571
2572
2573
2574
2575
2576
2577
2578
2579
2580
2581
2582
2583
2584
2585
2586
2587
2588
2589
2590
2591
2592
2593
4.78sec.