ばんそうこうを貼りまくって 隠した傷 つなぎとめる心
明日がはやく来ないかなあ と せかいが鮮やかに見えた あの日
まるでせかいが終わるように 明日に怯えて 寝ないようにした あの日
ぼ ...
ダミ声が響き疎らな拍手が起こる
ここはカラオケ酒場 僕の安っぽい人生だ 磨り減った歌詞を磨り減った人間が歌う
僕にはお似合いの場所 ここも例に洩れず高齢化が進んでいるが
今の老人はまあ元気だ ...
『もの』『もの』『もの』『もの』
あって あって あって
ありすぎるくらいで
溢れてるから
『もの』が『もの』で薄れてしまいそう
飲み物を浮けとる『もの』
瞬間 瞬間を切り取る『もの』 ...
謙虚の柵の向こうに 黒い太陽を浴びた枯葉が闇を止める そのままに
謙虚過ぎる君 君は柵を越えて 何を美徳と履き違えたんだい
俺は謙虚を持たず生まれてきた
母親のせい
父親のせい
誰の何 ...
サラッとしたワインの水感に そんなつもりでは無かったのだが 安いからなと独り言
一粒一粒 ていねいに
大地の祝福を受けた 柔らかな皮膚の中に有る夢を取り出す
ゆめ
お酒飲む夢…見て ...
海の縞模様が 砂の城に 住んでいます。
幸いなことに 泣き方をしらないのです。
今も絶え間無く砂が この街に注がれ続け
この部屋の容積も 埋められて います。
元居た場所を け ...
静かな墓標に、白い午後を過ごす日。
紋黄蝶の舞う向こうを眺める。音も立てず、声も出さず。
心の時計が動き始める。
朝露のしらべにのせて、運ばれてくる。
たった今、生まれたばかりの言葉。香り。
記憶の内を探ってみても、何も見えない。
予感・・・ひらひら風に舞う。そっと手を伸ばす。
森の奥から聴こえてくるその声は、
鳥でもなくましてや風でもなく。
とても心地良く、ただ、惹き込まれてゆく。
つめとゆびは
20ずつあるので
ちょうどよくセットになる
わたしは
とりだせないしいくつあるかわからないので
だれともちょうどよくない
かなしい
僕とオートバイの夏
焼け付くアスファルト 微かな白煙とオイルの匂い それが僕の青春だった
見上げた空には星が無く ただどんよりと地上の光を映していた
アクセルを開けると世界がスリッ ...
おやおや本日も無表情が美しく整列した大衆娯楽へようこそ
史上最強のエキサイティング体験をご堪能くださいませ
さあさあなたとわたしのファンタスティック空間でtrippin'
新米アルバイト店員 ...
小さいとか
貧弱とか
言わないで欲しい
早いって
非難しないで欲しい
スマートって
言って欲しい
出る量も少なくて
ティッシュも
あまり使わなくてすむから
エコだし
むしろ誉めて ...
たくさんの酸と行き交う夢がぶつかる空で
部屋のなかから仰ぐきれいな曇り空の美しさに疲れ果てた瞳を澄ませる
潤いはじめたと 嬉し泣き 子供の頃の心のなかで 初めて光る毒の味をしる
まっすぐひたすら ...
青い青い
卵のかたちをした夜の背中が
真一文字に割れて
ぼわぼわした薄明かりが溢れてきます
桔梗色の
夏の始まりの天使の鱗粉で
朝は塗られてゆくのです
「おっきくなったね ...
遠い日々の想い出は
端からゆるやかに欠け落ちて
ときめきや痛みばかりが
消え残る
懐かしい山々の稜線は
暗く沈殿していく記憶の底で
鮮やかな結晶となって
溶け残る
彼方を眺 ...
さようならのよいんはきえなくて
冷たい湯船につかりながらそればかり
かんがえている
君にふらふらしているといわれたんで
白くなろうとおもい カルピス のんだけど
肌は ひやけ したまんまで
黒くなろうとおもい コーラ のんだけど
白めは もう しろくて
...
ぼくはあの地平線から生まれたんだ
ぼくはきみの期待に
沿わない
ちがう
沿えないんだよ
きれいな砂はあるけれど
きれいな土はないんだね
ぼくは逃げて、きみは正しい
知らない ...
しばしば プロムナードの路肩で
尖ったつぶてを踏んづけたとき
たまたま 古びたカーペットで
痩せた足首を滑らしたとき
ときおり 三段変速のサイクリング車で
...
いたみ。
それがひとつ、
水たまりにうかんでる。
とろとろの月といっしょに
サンダルをひっかけて
コーヒーを買いにでたり、
すこしだけひらい ...
鮎を釣る若い男女のペアルック
マンボウをずっとあなたは見つめてる水族館嫌いになりそう
表札にあなたの名前載せてたらいつか帰ってきてくれそうで
ため息曲げられている
愛に深さがあるのか
何時の頃からか詩が化けている
病身の助けになればと書いてみた
介護詩は気味の悪い怪語詩に
看護詩はよく解らない漢語詩に
理学療法詩はまさかの自爆消防詩だ
イガ栗養蜂詩になりたいと打 ...
地球は青かった 僕らと一緒で
物欲は
ほとんどないんです
何にも欲しくないんですが
実は最近
ひとつだけ
ひとつだけ欲しいものができたんです
いやはや、そんなに大したもんじゃないんで
言うのも恥ずかしいんですが
言 ...
テーブル、ほんの一秒まえの
カーテンの波を再現できない
難しいことを言わないで
泣いたり笑ったりして
わたしの手前で
息を吸って
そしてすぐ後ろで吐き出して
運動を繰り返して
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
浮かぶ赤いジャングルジム
夕ぐれ鉄塔
自由詩
1
13/7/6 23:43
ただいまカラオケ中
梅昆布茶
自由詩
9
13/7/6 23:22
ものモノmono
ムウ
自由詩
2
13/7/6 23:04
謙虚過ぎる君
朝焼彩茜色
自由詩
5
13/7/6 22:45
ガラス瓶の惑星
ぎへいじ
自由詩
13*
13/7/6 22:44
砂の中の海
るるりら
自由詩
25*
13/7/6 22:06
在るイメージⅡ
ヒヤシンス
自由詩
7*
13/7/6 19:43
在るイメージ
〃
自由詩
3*
13/7/6 19:40
シャ・リオン
〃
自由詩
2*
13/7/6 19:39
つめとゆび
はるな
自由詩
5
13/7/6 19:01
僕とオートバイと夏
梅昆布茶
自由詩
8
13/7/6 18:22
ふぃーば
yuez
自由詩
0
13/7/6 15:50
スマートチンコ
花形新次
自由詩
0
13/7/6 11:47
きれいな曇り空
十二支蝶
自由詩
1
13/7/6 10:33
夏の朝/天使のらっぱ
佐東
自由詩
2*
13/7/6 10:22
星座
nonya
自由詩
22*
13/7/6 10:20
船
宛
自由詩
2+
13/7/6 10:03
定
〃
自由詩
5+
13/7/6 9:59
弱さの剣を抱いて
ゆったいり
自由詩
1
13/7/6 9:51
うすれてゆきながら(一)
信天翁
自由詩
2
13/7/6 8:18
とろとろ
草野春心
自由詩
8
13/7/6 2:01
鮎を釣る若い男女のペアルック
北大路京介
俳句
2
13/7/6 0:04
マンボウをずっとあなたは見つめてる水族館嫌いになりそう
〃
短歌
4*
13/7/6 0:04
表札にあなたの名前載せてたらいつか帰ってきてくれそうで
〃
短歌
2
13/7/6 0:04
ため息曲げられている
〃
自由詩
4
13/7/6 0:03
愛に深さがあるのか
〃
自由詩
4
13/7/6 0:03
詩人の孤独死
ただのみきや
自由詩
31*
13/7/6 0:03
地球は青かった 僕らと一緒で
北大路京介
自由詩
5
13/7/6 0:03
わたしの欲しいもの
花形新次
自由詩
1
13/7/5 23:42
(-)
はるな
自由詩
3
13/7/5 23:26
2539
2540
2541
2542
2543
2544
2545
2546
2547
2548
2549
2550
2551
2552
2553
2554
2555
2556
2557
2558
2559
2560
2561
2562
2563
2564
2565
2566
2567
2568
2569
2570
2571
2572
2573
2574
2575
2576
2577
2578
2579
加筆訂正:
モンマルトルへの手紙
/
月乃助
[13/7/6 8:32]
また少し
詩人の孤独死
/
ただのみきや
[13/7/6 7:07]
間違い訂正しました
6.27sec.