コーヒーにミルクを垂らし
スプーンでかき混ぜると
渦の中から喋り声が聴こえてきた
「明日はゴミ出しの日だよ」
うるさいなあ分かってるよ
と思いながらカップを覗くと
超小型の牛が泳いでい ...
草原を駆け抜ける馬ほど逞しく美しいものはない。
彼、もしくは彼女は、己の肉体を誇示する事は決してない。
彼らのたたずまいは、我ら人間を遥かに超えている。
人間には恥じる心が必要だ。

バ ...
静かな喫茶店の窓辺で、ボトルシップが壮大な夢を見る。
うすく青みがかった壜の中、彼はすでにその大海に彼方を目指していた。
誰にも目的地を語る事もなく。ただ彼はそっと一言、
自分が本物のカティ ...
今日は7月7日
七夕です♪

あなたは今
どこに居るのかな♪
大切な人と一緒かな?
笑っていますか?

あなたと逢えなくなり
もう随分と経つけれど
今でも神社に行くと
あなたのこ ...
銀色の夜空に青い蝶が舞う。
夢色の花束を抱えた男が待ちくたびれて黄色い吐息を漏らす。
愛を孕んだ白い月から茶色い影が覗く。
訝しがる男にあきらめの色が重なってゆく。

蟇の戯れる川辺に星 ...
 竹柵に
 水壕に
 生垣に
 バンケットに
 すぐに慣れたわけじゃない

 平地競走で勝てなかったから
 障害競走を走る馬になった
 けれど十八回走って一つしか勝てなかった
...
どんな結果になろうと構わない

そう つぶやくのは自由だ


支配されているか 支配しているか

そんなことは どうでもいい


どこに行くのだろう 不安になるだけ無駄

どこ ...
想像をかきためて
何もないはずが
想像の塊達が口から出て
固くなり
粘土細工にみえ滑らかに滑りでる塊があれば
滴のように零れたり
詰まり困難を突破し無理無理
出てくる鋼のような
尖って ...
最近
小蝿が多くて
どうしようもない
生ゴミあったっけか
と台所見渡しても
何もないし
ひょっとして
マンションの隣に
変死体でもあんのかと
心配したんだけど
よくよく注意して
...
ロシアでもドイツでも
三人兄弟の末っ子は
けなげでありたくましい

日本の三人姉妹の末っ姫は
異界に嫁いで人間世界を救う

水の不足は命の危機
日照りの続く田の畦を這う小蛇と
交わし ...
それは雲のように
日々の中で常に移り変わり
漂い歩く

それは波のように
荒れ狂い激しく
静かで穏やかに

それは木のように
5年 10年かけて
成長してゆく

それは花のよう ...
その遠くない昔
南に安い島があったよ
熟れないマンゴーの実
渡り鳥も気づかない
それは青い人が見捨てた島だよ
きっとさよならを告げたのは波
※ココニ、オイデ、アル、ココニ、 ...
ねぇ 会いたい。 会いたくない。

君の前だと私じゃない。

だって君が好きすぎる。

ホントの私いつまで隠れているの?

早く出てきて欲しいのに ...
織姫と彦星が逢う夢を見た
綺麗な夢だったせいか
今朝になっても鮮明に覚えている

今日は世の中七夕一色で
恋人達が描くプランが行き交う

雨が降っても晴れても
どちらでもいい
それに ...
コンクリートは無情に私をはばむ。

少しくらいどけてくれたっていいじゃない。

でないと前へすすめない。
...
父の死後 葬式が終わった次の日から
働きに出た私を 奇異の目で見る人もいた
供養が足りないと 言う
しかし 私は働きにでて良かったと思う

泣いてもわめいてもどうにもならないのだ
日常を取 ...
『何でもない』


昔、学校の教室の中で
あった話

とある日
西日が射し込み
薄暗い教室の中を照らしていた

放課後の居残りで僕は自分の席に座っていると

君は ...
別に男を紹介しようって
わけじゃないから
そんで、幾らか
ピンハネしようなんて
思ってないから
ただ
出汁取ったり
醤油やみりんで
いい具合に仕上げんのが
結構難しいので
めんつゆ ...
原因は不明のままで人生が終わる時間が迫ってきてる イニシャルを入れたセーター着てる犬 朝時雨海を見下ろす展望台 義理でもらうチョコレートの黒さ 君の目にうつる月 一分 二分 虹を渡る汽車 空の駅   円盤が{ルビ宙=そら}をまわる
  ふたつめのタブが開かれる
  様子をうかがうみたいに
  今
  ブラームス、
  銀色のデスク、
  影をおとす冷徹
  ここはどこだろ ...
今日もダルいから
働きたくないなあ
仕事面倒くさいなあ
って感じなので
反政府デモかなんかに
参加するってことで
取り敢えず
大声出しながら
街を練り歩いて
石投げて
ある程度時間 ...
爪先で弾く夏
くちびるに影法師
背中のロンド
ラムネ壜に閉じ込めて

水の匂いのする靴音
いいえ あなたの声色
雲間に擬態する日だまり
いいえ あなたの胸元

飛び跳ねた水の中 ...
ばんそうこうを貼りまくって 隠した傷 つなぎとめる心

明日がはやく来ないかなあ と せかいが鮮やかに見えた あの日
まるでせかいが終わるように 明日に怯えて 寝ないようにした あの日

ぼ ...
ダミ声が響き疎らな拍手が起こる
ここはカラオケ酒場 僕の安っぽい人生だ 磨り減った歌詞を磨り減った人間が歌う
僕にはお似合いの場所 ここも例に洩れず高齢化が進んでいるが
今の老人はまあ元気だ ...
『もの』『もの』『もの』『もの』
あって あって あって
ありすぎるくらいで
溢れてるから
『もの』が『もの』で薄れてしまいそう

飲み物を浮けとる『もの』
瞬間 瞬間を切り取る『もの』 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
壮佑自由詩9*13/7/7 21:15
人間である事。ヒヤシンス自由詩7*13/7/7 21:15
ボトルシップの夢自由詩3*13/7/7 21:13
七夕です♪清風三日月自由詩113/7/7 21:12
汚された美しき伝説ヒヤシンス自由詩4*13/7/7 21:11
飛越とその誇り平瀬たかのり自由詩4*13/7/7 20:34
一つだけビル自由詩013/7/7 19:27
最都 優自由詩213/7/7 17:18
小蝿がたかる花形新次自由詩313/7/7 16:59
夜叉姫イナエ自由詩12*13/7/7 15:22
自然と似ているムウ自由詩213/7/7 15:07
オウムアラガイs自由詩9*13/7/7 13:00
ホントの本当春乃自由詩013/7/7 12:44
七夕の夢夏川ゆう自由詩313/7/7 11:15
コンクリ春乃自由詩113/7/7 10:52
父さん砂木自由詩26*13/7/7 10:33
何でもない。吉澤 未来自由詩113/7/7 10:12
Men to you花形新次自由詩113/7/7 10:04
原因は不明のままで人生が終わる時間が迫ってきてる北大路京介短歌6*13/7/7 1:02
イニシャルを入れたセーター着てる犬俳句3*13/7/7 1:01
朝時雨海を見下ろす展望台俳句5*13/7/7 1:01
義理でもらうチョコレートの黒さ自由詩313/7/7 0:58
君の目にうつる月 一分 二分自由詩213/7/7 0:58
虹を渡る汽車 空の駅自由詩613/7/7 0:58
円盤草野春心自由詩313/7/6 23:46
荒部の春花形新次自由詩013/7/6 23:46
mermaid佐東自由詩10*13/7/6 23:44
浮かぶ赤いジャングルジム夕ぐれ鉄塔自由詩113/7/6 23:43
ただいまカラオケ中梅昆布茶自由詩913/7/6 23:22
ものモノmonoムウ自由詩213/7/6 23:04

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