繰り返す毎日
何度も同じところを回り続けるペダル
チェーンでタイヤとつながって
前に進んでいく
毎朝同じ道を行くとしても

繰り返す毎日
いつも同じ時刻の電車に乗って
早足で乗り換えを ...
 一方井亜稀の詩集『疾走光』(思潮社)は、とても視覚的な作品群からなり、そこでは詩の主体の目に映る物事が淡々と描かれていき、またその物事と詩の主体の内面とが相互に影響しあっている。彼女の詩編は恐らく虚 ... 彼女が突然
夜食にゆで卵を食べたいと云って
卵をふたつゆでた。
寝そべって
二人でひとつずつ食べながら、
話をする。

彼女には卵の黄身になってくれたら
僕は白身になって君を包みたいと ...
花の下肩口に君の声聞く「きみがすきだよ」春の夜です


あなたの名を呼ぶと鈴が鳴るんです胸のはじっこ ちりんちりりと


道ならぬ恋と呼ばせぬわたしらのふわりやさしいあの抱擁を


...
ベランダで洗面桶に水を張りすくえないかと膝濡らすつき

まだこよみない縄文もあったろう月光をみてはら冷やすこと

中秋の名月ぷらす1しても、輝いてます。今夜もまた

真夏日に作ったハッカ油 ...
誰かが犠牲にならないといけない
そう考えるようになったのは仕事を失ったからかもしれない
あの日も同じようなことを考えていた
巡る空想のなかでぬいぐるみは道化師と暮らし
少年は日々道化 ...
そばに
楡の木が一本立っている


土間があって
黒く艶めく
作り付けの引き戸には
朱塗りの器が
たくさん入っている

座敷は
全てが静寂
隅には
黒く溜まった空気

...
                130920


素直に非を認めないのは
家の躾が悪いのだと
親まで叱られている
其れには大いに腹が立つが
全知全 ...
消しゴムと


同じ堅さで


勃起する



乳首しがんで



耳たぶを噛む







...
人生にはテーマがある
青いテーマ
白いテーマ
赤いテーマ
人生にはテーマがある
メジャーの曲
マイナーの曲
人生にはテーマがある
明るい絵
暗い絵
人生にはテーマがある
希望の詩 ...
空を飛びたい







良いCDをリリースしたい


射精したい顔射したい
生きてアドルフ・ヒトラーは俺だと
虚空に吠えたい








...
それから
すべての君の中から僕のすべてがいなくなってしまえばいい

それから
ふつうになにげに生きてゆく

それから
今日はやたらと月がきれいに見える
とかは気のせいで
ふつうに ...
自然なことでした

同じ重さ
同じ気配で

あなたの不在は
まるで実在のように
安堵と失望をつれて

自然なこと、何もかも
出会うまえと
出会ったあとがあるだけで

あな ...
あたし
体重が重すぎて
膝に水が溜まって
溜まりに溜まって
お魚さんや
それを狙った水鳥たちが
集まるようになってしまいました
餌を与えないで下さいって
言ってるのに
パン屑を投げる ...
最前列に磔刑宛ら固定され
急な坂をゆっくりと上って行く
頂上に何が待ち受けているかは分っている
(何故こんな日に雨が降るのか) から
(何故雨の日にこんなことをするのか)
思いを行き来する疑 ...
  飽き飽きしちゃった
  きみは空にならないペットボトル
  きみは思いだせない夜の夢
  鍵をあけて待っているから、  
  口車にのせてよ



  だれも聞いたことのな ...
よじれる鉛筆は
十六夜を犯す 

コロコロ鳴く秋は
ベクレルやシーベルトに困惑して
ひとり を
実感・・・・・・する・・・・・・十六夜
白は
処女であったころの風をまとい
眠りこけて ...
時代は 棒高跳を繰り返すのか
それとも 三段跳びを蛮行するのか
未来にゆめを描く 四次元を引き裂き
日常茶飯事として 天変地異を
スレジュール表へ 記載し始めたのか
「絆」の一文字を アドバ ...
目が覚めた

揺れていた

固定電話のコードが揺れていた

部屋の四隅が揺れていた

テレビをつけた

緊急地震速報だ

アナウンサーが原発のことを繰り返していた


そ ...
                   130920
先輩の意地が後輩を外側に吹っ飛ばすのだと
評論家は結論づけた
ひ弱な先輩が
頑健な後輩と対峙したら
どんなに意地があっても
どんなに卑怯 ...
十五夜の別れ話や神戸港 糸瓜忌や新郎新婦の始球式 漢方を煎じる土鍋秋の雷 ボケにツッコめない関西人でいる 黒ヤギさんが食券を食べてしもたんや ひかれ合うことが本当にあるとしたら
あなたの喜びを彼も喜んでくれるはず
あなたが逃げたら追いかけてくれるはず

ベッキーはレベッカ
ニューヨークにひとりきり
ベッキーは寂しがりや
ニ ...
餅つきに飽きて兎はナイターで月の氷を滑っています

煮詰まった砂糖が夜に冷えていきゆっくり月はべっこう飴に

おつきさま あなたの裏は永遠に知ることのない孤独でしょうか

月明かり 独り寝 ...
【記憶の塩漬け】
 



すべての壁は白い  それぞれの壁が白さの中にも蔭を落し
直線で構成された 迷路
一陣の風がふいて 一粒一粒の白砂が
皺やよじれとなり集まり
...
5月も下旬だというのにとても寒い日だった
時刻は19時をまわったところで
吉祥寺はまもなく夜になろうとしていた
駅前にはたくさんの人がいる
僕は麻で出来た紫色のストールをぐるぐるに巻いて
冷 ...
01「…ドゥ, シュビドゥワ, ドゥ,シュビドゥワ, duドゥ… シュビドゥワ, ドゥ,シュビドゥワ, duドゥ…」

メチャクチャ,に壊され,た〜 居酒屋,の中央 それは 善… そ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
それでも木屋 亞万自由詩10*13/9/21 7:33
一方井亜稀詩集『疾走光』について葉leaf散文(批評...1*13/9/21 6:51
月を食む夢をみる鳥りゅうのあく...自由詩11*13/9/21 6:48
19歳の季節。恋をしていました凍湖短歌3*13/9/21 6:04
ベランダで洗面桶に水を張りすくえないかと膝濡らすつき短歌113/9/21 5:22
それからは子熊のサーカスばかりみて暮らしたアラガイs自由詩9*13/9/21 1:42
永遠の家塩崎みあき自由詩4*13/9/21 1:27
それでもあおば自由詩10*13/9/21 0:23
すげぇエロい台詞お、ぼそぼそ言いながらTAT短歌013/9/21 0:02
深淵渡辺亘自由詩113/9/20 23:58
死んだら神様になってTAT自由詩213/9/20 23:44
それでもAB(なかほ...自由詩813/9/20 23:30
気配はるな自由詩113/9/20 23:23
絶食自殺花形新次自由詩413/9/20 23:22
家族旅行ただのみきや自由詩26*13/9/20 23:15
口車にのせてよ草野春心自由詩313/9/20 22:32
よじれる白草野大悟2自由詩2*13/9/20 21:08
空の先っちょ(五)信天翁自由詩113/9/20 20:27
こころ吉岡ペペロ自由詩213/9/20 19:07
昼下がりの意地っ張りあおば自由詩7*13/9/20 17:39
十五夜の別れ話や神戸港北大路京介俳句213/9/20 12:03
糸瓜忌や新郎新婦の始球式俳句213/9/20 12:03
漢方を煎じる土鍋秋の雷俳句413/9/20 12:03
ボケにツッコめない関西人でいる自由詩213/9/20 12:01
黒ヤギさんが食券を食べてしもたんや自由詩813/9/20 12:01
ベッキーはレベッカ自由詩013/9/20 11:57
月の氷そらの珊瑚短歌1313/9/20 11:51
【音】塩時計には音がない---三篇のオムニバスるるりら自由詩15*13/9/20 9:55
すべてを書きたかった栗山透自由詩213/9/20 8:28
,ドゥワ(シュビ)アラガイs自由詩5*13/9/20 8:03

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加筆訂正:
家族旅行/ただのみきや[13/9/20 23:18]
ちょっと修正しました
俳句2012 5月中旬/北大路京介[13/9/20 13:59]
風の歌聴かされている新樹かな →風の歌を聞かされし人新樹かな
俳句2012 5月中旬/北大路京介[13/9/20 13:47]
白牡丹祖母のつぶやき聞いており → 白牡丹祖母のつぶやき聞きにけり
俳句2012 5月中旬/北大路京介[13/9/20 13:46]
新月の歌に抱かれし黒牡丹 → 新月の歌に抱かれたる黒牡丹
グレッチで林檎殴りて無罪かな/北大路京介[13/9/20 13:20]
殴って → 殴りて
スマホのみ持ちて高きに登りけり/北大路京介[13/9/20 13:18]
だけ持って → のみ持ちて
6.26sec.