すぐにあしたになってしまう今日 は黒くて、生えている星はぬるい。あしたになったら手に入らない、それとか、夜のたべものとか。背中にはえていたのは、よろよろした壁 ・ だれもいないから、黒を白にしても ...
コーヒーをひと口飲むと
下腹部に非常に強い便意が襲ってきた
そう言えば今日は朝方から
何となくお腹が妙な具合ではあった
この店では駅構内のトイレに行くしかない
けっこう遠いんですよこれが ...
...
照り返す四十五度の善意が怖い
黒髪にじょうずに女を縁取らせ
嘘つきとぬるい背中と一人きり
午前四時薄紅をひく窓ガラス
竜の背にしがみついては振り切られ
歪んでる海を飲んでる通り雨
ドーナツの穴を集めるアスファルト
...
擦り切れて、にじんでいる
わたしの履歴書
おまけにもう、くしゃくしゃだ
久しぶりに自分の履歴書を見た
放浪記でも読むみたいに
言い訳のかたまりを眺めた
ひどい履歴書だ
記入欄が足 ...
どうか
ワタシを
忘れないで下さい
ワタシの
形と色
においを
忘れないで下さい
いきんだときの
力の入れ具合を
忘れないで下さい
拭いたときの
ペーパーへの
付き具合を
忘 ...
なつだから
かぜやみずがぬるくて
わたしもぬるい陽炎になる。
髪の毛がもつれ
からだとからだが近く
凍てついた冬よりずっと
いろんな匂いが生き生きと
なまなましく
あなたのうでは小 ...
あと少し
この真ん中をくり抜いてでもすがりたいと思った接地面
ただ視覚だけの存在になろうとも見ていたかった三角形
物質に寄りすぎて踏みにじった心に
もうろうとした痛みで振り返る
鏡張りの ...
アキレス腱を断裂してもう走れなくなって
陸上部をやめて俺たちのサークルに来た後輩がいた
短距離走者だった奴はクラウチングスタイルから
ロケットスタートを決めようとして全パワーを右足先にかけた
...
feel feel feel feel feel AAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA
u-aa u-aa u-aa NNん NNNNんん
♪HAVE AAA NICE D ...
ぽつり
あなたのまえにいたひとが
いつのまにかあなたのよこにいて
とうとつにうしろへといってしまう
それが死というものだとわたくしはおもっています
...
あなたはあなたのとっておきの古ぼけたカメラを手に取り、
にやにやしながらその背中を開けて一本のフイルムを装填する。
あなたの細く美しいその指で、とてもやさしく、繊細に。
私は暖かい暖炉の前で ...
朝霧が幻想的な雰囲気をもたらすこの森で私はあなたと会おう。
この森の閑寂さをもって、心を平静に保ち、私はあなたを迎えよう。
その切り株は木陰にあるけれど、柔らかい朝陽が差し込む特等席だからあな ...
日差しの強すぎる午後、私は貴方を想う。
道端に投影される光線に強い生命力を感じて。
貴方のその強靭な生への意志は、私の活力となり、
未来へと続く豊潤な果実を実らせる。
先人の放った言葉 ...
夕焼けに染まる枯野や六地蔵
ザリガニとミーナとミナは別人よ
ザリガニは失踪中のダンナです
斬られるのが下手
河童が眠いほんのり赤い春がくる
月明かりを笑って返す
パチンと弾けとんだ
洗濯バサミ
ひらいて、はさむ
どんなに風の強い日だって
あなたがいいというまで
ただもくもくと
しがみついてきた
のに
繰り返されてきた
しごく簡単な仕組みが ...
旨そうな匂いさせて
たっぷり食わせておいて
後でバッタリ
倒れているところを
ティッシュで遺棄するとか
家に招き入れて
手足を粘着質のもので
拘束して監禁するとかさ
やってることは
...
ぼく生まれたい
ぼくの中の小さなぼく
はやく生まれたい
さがしても
どこにいるのか
たずねても
だれも知らない
きのうのぼくではない
きょうのぼくでもない
たぶん
あしたの ...
一日におくれで降りそそいでくる
あなたの会話がばらばらになって
わたしはつめたくそれでいて
からだはこんなに熱いというのに
流れでる体液の生ぬるさ
いったいどういうことだろう
...
夕暮れどきの町なみは
どこかゆるんでいて
おだやかな顔ばかりが
すれちがってゆく
街灯が点灯し
一番星が顔を見せる頃
どこを歩いているのだろう
灯りの点いた家を探して
通り ...
一日の始まりに洗濯をする
きのうの下着やタオルを
まっさらにして天日に干す
暑い暑いといいながら
熱風のような空気の中で
...
私から切り離された言葉を
書き留めて意味のあるのは君だけど
私には意味がない
伝えるために言語が存在するなら
言葉が誰かを必要とするなら
それは言葉ではない
八月の太陽は僕らの上に張り付いてる薄っぺらな色彩を全て弾き飛ばしてしまうだろう
この部屋に閉じこもってる。美しい言葉は波間で煌めいてるけど
砂を噛もうなんて考えはさらさら浮かばないのさ
馬鹿な少 ...
銀のブレスレットは誰かがくれたものではなかった
それは私が私自身のためにたてた誓いのブレスレットだった
また再び涙が溢れようとも決して怯まないと
必ず立ち上がり一歩踏み出すと
心に決め ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
さよならのこと
はるな
自由詩
4
13/7/11 20:57
奈落へ
壮佑
自由詩
16*
13/7/11 20:27
犬も少年も
TAT
自由詩
1*
13/7/11 20:25
四十五度
はるな
川柳
1
13/7/11 20:20
あじさいの枯れてるところで逢引
〃
川柳
2
13/7/11 20:14
履歴書(言い訳のかたまり)
めれんげ
自由詩
4*
13/7/11 19:33
忘れな糞
花形新次
自由詩
0*
13/7/11 18:58
匂やかに
凍湖(とおこ...
自由詩
1
13/7/11 18:15
ドーナツの消失点
カマキリ
自由詩
3
13/7/11 18:13
アキレス最低の戦い
和田カマリ
自由詩
4*
13/7/11 17:48
JUST・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・LAST
朝焼彩茜色
自由詩
3*
13/7/11 15:37
ぽつり
田園
自由詩
3*
13/7/11 14:57
朝方の嫉妬
ヒヤシンス
自由詩
7*
13/7/11 14:29
森の精霊
〃
自由詩
4*
13/7/11 14:17
限りなき夏
〃
自由詩
6*
13/7/11 14:16
夕焼けに染まる枯野や六地蔵
北大路京介
俳句
3*
13/7/11 9:37
ザリガニとミーナとミナは別人よ
〃
俳句
1
13/7/11 9:35
ザリガニは失踪中のダンナです
〃
俳句
4
13/7/11 9:35
斬られるのが下手
〃
自由詩
8
13/7/11 9:34
河童が眠いほんのり赤い春がくる
〃
自由詩
2
13/7/11 9:34
月明かりを笑って返す
〃
自由詩
4
13/7/11 9:33
プラスチック哀歌
そらの珊瑚
自由詩
23*
13/7/11 9:22
ゴキブリ
花形新次
自由詩
3
13/7/11 7:23
ぼく生まれたい
yo-yo
自由詩
7
13/7/11 7:11
蝶々 餓死
はるな
自由詩
3
13/7/11 6:18
虫
沢村 俊輔
自由詩
6
13/7/11 4:03
きゅうりと光化学スモッグ注意報
石田とわ
自由詩
12*
13/7/11 2:41
伝える力
佐藤伊織
自由詩
3
13/7/11 1:22
オーガスト
ボトルシップ
自由詩
2
13/7/11 0:50
誓い
文字綴り屋 ...
自由詩
1*
13/7/11 0:29
2534
2535
2536
2537
2538
2539
2540
2541
2542
2543
2544
2545
2546
2547
2548
2549
2550
2551
2552
2553
2554
2555
2556
2557
2558
2559
2560
2561
2562
2563
2564
2565
2566
2567
2568
2569
2570
2571
2572
2573
2574
4.42sec.