ゆっくりと目覚めた休日の朝
起きるとテーブルにはもう目玉焼きができていた
おはようを交わしたまではよかったのだ
目玉焼きの ...
*
あおい夜のシナプスが
ピアノ線のよう
音もなくしのびこむ
月の影
月は ぼくを
しらない
ぼくも 月を
しらない
*
風のない夜
オオミズアオ ...
会社の女の子は俺に緊張している
いつのまにか会合でも
年下の奴には偉そうになっている
出会うひと
出会うひと
もう自然体で偉そうになっている
いつ頃くらいからだろ
...
アルデヒドの香青紫
腹式呼吸が囁く息遣い
鐘が透き通り鳴らす
いつも奴がやって来る
登場人物の証明書を手に
今から会議だと言う
出席決行な目線で誘う
アルデヒドNO5をつ ...
ツキの尽きた夜
月の欠片を突き合わせ
とろりと混ぜた液体を
そそくさと流し込む
この身体に
この心に
乱れた図体は
案外 頑丈で
どこまでも
壊れない
ように ...
いまさら、あきばではないだろう。そのくらいわかってる。まきばの朝でもない。こそばゆいメルヘンみたいで絶対ありえない。むしろ上野だな。まだまだあまちゃんだし、じぇ!が足りないし、
夏ノ雨にとけたトイレ ...
伝えられない告白ならいらない
伝わらない言葉ならいらない
視線だけで伝える告白
視線だけで伝わる言葉
それが幸せなのか
それが切ないのか
君だけが知っている僕の気持ち
君だ ...
濃霧のような夜の中で揺らめく影、ぼんやりとした輪郭を辿って…壊死したような思考がまるで要領を得ない文脈を蒸気のように吹き上げている夜の帳、渇いた砂のような身体を壊さないように、胡坐をかいて目の ...
顔背けて
二本の指で
摘まみ上げるっちゅうのは
余りにも
情がないんじゃないの?
加齢臭は認めます
でもね、それは仕方ないンじゃないかしら?
年なんだから
洗濯すればいいでしょ
...
激しい熱帯夜に ミヤマクワガタが歌います
♪あー 明日の朝 ぼくのとまってるクヌギの木を
蹴らないでー
どうかー おねがいー
どれだけーしがみついてもー ...
<材料>
トマト4個
玉ねぎ1個
パプリカ2個
ちくわ1本
オクラ3本
オリーブオイル大さじ2
夏の風1分
現代詩2作品
遠くの歌声1曲
ホースで庭につくった虹7色
<作り方 ...
頭が良くても
手先が不器用な外科医より
無学でも
腕の良い大工になりたい
(AV女優 紅力彩乃)
それはさておき
ネットで悪口を言われたからと
逆上して
歩行者天国に
突っ込み ...
言語ゲームと生活様式
詩人という存在に
意味を与えるとするなら
“話せばわかりあえる”
そんな平和をもたらすことに
あるのだろう
言語活動やそれにともなう諸活動の総体をあら ...
海馬が海を欲しがる
海馬が馬を欲しがる
僕は君を欲しがる
非常に脈絡がないが整合しているさ
君の内臓を貫いて心臓へ達する
もちろん致命傷だ
それが僕の返礼
海馬は賢いんだから
海馬は透 ...
仄かに月は翳りようよう薄明が始まろう
短縮された歴史はこの一点に凝縮する
ストレンジデイ 僕は 獣になっていた
フロイトに精神分析されている夢をみる
そう僕の中の彼女を苦しめてはいけない
僕 ...
僕は今日は怒ってないがいつか拳振り上げて立ち上がろうと思っているんだ
何にって 僕にもよくわからないんだが 何か僕に巣喰う不条理とか
それは俺がお袋の熱いあそこからうまれた証なんだ
...
「ぼくの夢」 と書かれた作文用紙に、続きを書かない。
それを見咎めた先生がぼくに近づいてくる。
お前に夢はないのかなんて熱血ゼリフを言ってる先生がいる。
先生には夢があるんですか?なんていう ...
未聞の覚えを悟情の親指と人差し指 編んで図る
負ける訳にはいかない されど 落とさずに拾って手渡す
無心が斥力を浴び 彼方を駆け巡る とりわけ宙に趣く
そんな浅はかな脳はいらない 無心 ...
こがね色の岩の洞
居ないものの影が映る
葉より上に浮かぶ捕食者
傷のように緑を焼く
骨と星 骨と星
白紙が白紙に落ちる距離
昇る泡のなか
線を描いて
猫 ...
多くの言葉が消え去った後
ただひとつだけ残る形容詞
それはけして けっして
良いものではありえない
金属を覆い かがやく曇
夜のはじまりの口笛を吹く
...
夏衣からだを縦に脱ぎ捨てる
何を射る指と指のはざまの陽
真昼から骨を外して蜃気楼
人の灯が消えた後に点くけだもの灯
片方 ...
マジックリンを惜しんだら落ちるしつこい油汚れも落ちない
女子寮のマスターキーを盗み出しそれから先はゴニョゴニョゴニョニョ
勝敗の鍵は投手が握ってる偉そうに言うニート9年目
コミフェスに並ぶ少女の白い服
才能があったら27で死んでた
腹話術でラジオ出てるのか
「泣かないで」の声が泣いている
今日は君が楽しみにしてた花火大会
昨日からそわそわして楽しそうに空を見上げてた
ぼくも妙にそわそわしていて 君は勘違いしたみたいだけど
ぼくがそわそわしてたのは
今日が一世一代の告白だったから ...
待ちびとを
待っているのが退屈で
手持ちのカード
並べてる夏
あきらめて
始まったのは
遠くながい
本質と現実を知る旅
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
目玉焼きの皿がからになったらキスをする
石田とわ
自由詩
14*
13/8/1 1:18
月影/あおい印象
佐東
自由詩
7*
13/8/1 1:11
出会うひと
吉岡ペペロ
自由詩
2
13/8/1 1:06
アルデヒド勧誘
朝焼彩茜色
自由詩
5*
13/8/1 0:16
ムーンカクテル
藤鈴呼
自由詩
2*
13/7/31 23:59
Let's
阿ト理恵
自由詩
8*
13/7/31 23:17
夜の…
文字綴り屋 ...
自由詩
1
13/7/31 22:53
あらゆるものは砂の数
ホロウ・シカ...
自由詩
3*
13/7/31 22:08
臭い枕
花形新次
自由詩
0
13/7/31 22:06
ヒットソング
八男(はちお...
自由詩
1
13/7/31 22:05
夏野菜の現代詩サラダ
左屋百色
自由詩
7*
13/7/31 20:58
逆上
花形新次
自由詩
1
13/7/31 19:21
言語ゲームと生活様式
はなもとあお
自由詩
2
13/7/31 17:45
海馬
梅昆布茶
自由詩
7
13/7/31 16:18
薄明
〃
自由詩
6
13/7/31 16:05
君よ憤怒を糧にたちあがれ
〃
自由詩
3+
13/7/31 15:53
ぼくは夢は書けない
創輝
自由詩
1
13/7/31 15:06
悟情を組む
朝焼彩茜色
自由詩
6
13/7/31 13:51
ひとつ 呼吸
木立 悟
自由詩
5
13/7/31 9:38
ノート(形容詞)
〃
自由詩
3
13/7/31 9:35
殻光
〃
俳句
3
13/7/31 9:33
宇宙について
兎田 岳
自由詩
0
13/7/31 8:59
女子寮のマスターキーを盗み出しそれから先はゴニョゴニョゴニョ ...
北大路京介
短歌
2
13/7/31 8:45
勝敗の鍵は投手が握ってる偉そうに言うニート9年目
〃
短歌
3
13/7/31 8:45
コミフェスに並ぶ少女の白い服
〃
俳句
1
13/7/31 8:44
才能があったら27で死んでた
〃
自由詩
3
13/7/31 8:42
腹話術でラジオ出てるのか
〃
自由詩
3
13/7/31 8:42
「泣かないで」の声が泣いている
〃
自由詩
6
13/7/31 8:42
ゲリラ豪雨で成功したぼくの告白
創輝
自由詩
1
13/7/31 8:30
終わって始まって
佐和
短歌
1
13/7/31 1:05
2530
2531
2532
2533
2534
2535
2536
2537
2538
2539
2540
2541
2542
2543
2544
2545
2546
2547
2548
2549
2550
2551
2552
2553
2554
2555
2556
2557
2558
2559
2560
2561
2562
2563
2564
2565
2566
2567
2568
2569
2570
5.12sec.