『手紙』


(手紙なんて久しぶりだな)

自分が最後に手紙を書いたのはいつだろうか?
今でも暑中見舞や正月の葉書など形式的な物は一応手書きで書いたりもするが、今や殆どがメールでのやり取り ...
ずっと待っている

来る日も
来る日も待っている

オファーが来るのを
待っている

俺以外に適した奴が
いるとは思えない

俺ぐらい
お似合いの奴はいない

いる訳がない ...
もやもやしちゃってたまらないの
手持ち無沙汰で心は濁る
身体感覚が鈍っていく中
さっき食したファストフードが
この胃の中で叫んでいるよ

お腹をさすって
手探りでわたしを求めるけれど
...
うちなぁ あんたが好きやったんよ
あんたに好きな人が出来たと他人から聞いて
ごっつい悲しかったんよ
でもな この想いは変わらへんねん
なんでかなぁ 不思議やなぁ

うちなぁ 散る桜の下で泣 ...
雷光と虹
透る曇
さらに高みの色を降らす
雪の無い
凍える径


銀と緑の
さかいめと折りめ
銀にも緑にも
照りかえす夕べ


四角く白い陽がわたり
角は廻 ...
今日も早くから目覚めた
5時にもなっていない
どうも最近ぐっすりと眠れないようだ
まだ、君は隣で眠りについている
羨ましいかぎりだ
何か良い夢でもみてるのか
安らかな寝息をたてている
...
台風も去って
朝焼けが静けさを演出する土曜日
時が少しずつ動きはじめる午前四時半
遠くの方から
いつもは聞こえない
名神高速道路を走る車の音が聞こえる
そろそろ
雀が起き出して朝を歌って ...
話の先にいるはずの姉
明るい声はしだい
次第に光を失い

七歳の姉は五歳の自分に向かい
満面の笑みで輝いていた。

今日の現実に
楽しげな昔が
揺らめく会話

苦々しげな現実 ...
火山灰で覆われた現代の都会から皆が脱走した
心の闇を共通の言語として用いて

田舎の畑を引き裂いて昇ってくる太陽に
心の闇を肥料としてくれてやった

錯乱した鋼鉄が動けないでいる
心 ...
ふとした拍子に
古い記憶が鮮明に
浮かび上がってくることがある

その時食べた食事
見ていたテレビなど
まるで昨日の日記を捲るように
音と色と匂いまで伴って
思い出される 瞬間

...
壁にカレンダーが掛けてある。

A3サイズくらいの大きなカレンダーで、今年の1月に会社の応接室の横にたくさん余っていたものの中から持ち帰って来たものだ、
京都の庭園と題されたカレンダーは、上部6 ...
夏休みさいごの日

ぼくは飛行機で全寮制の中学校に戻った

いきなり夏休み明けの実力テスト

ぼくは明るい暑さと空虚な開放感をさびしく嗅ぎながら二日間のテストを終えた

それからは普通 ...
雨が降っていた

同じ小学校だった女友達と
ゆうべ電話で話す
今度何十年かぶりにする
同窓会のこと
思い出話なんかも取り混ぜて
時々あったお弁当の日
彼女のお弁当箱には
美味しそうな ...
その言葉で
誰かを 非難するのは
意外に 簡単、

自分を 振り返るのは 
意外と 困難。

★,。・::・°☆。・:*:・°★,。・:*:・°☆。・:*:・°
いつもの帰り道なのに
そこがどこだかわからなくて
途方に暮れてしまう

風景がぐるりと回転して
馴染んだ世界の裏側に放り出されてしまうあの瞬間に、

いつもの空はいつもの空でないように青 ...
あの人を
追いかけて
追いつかなくて
近づいたつもりで
遠くへ行ってしまった
のは私の方
心はどこかへ
置いてきてしまった
あの人は
もう
私の視力では確認できない
ずっと
ず ...
君は、君の時間をくれる
午後九時半ごろ声届く
言葉をくれる
詩をくれる
せいいっぱいの誠実も

心を尽くして
毎日毎日
ひとりで淋しくしてないか
一人を涙してないか
せいいっぱいの ...



残暑の厳しい日のこと。古本屋へ行ってきますと断りをいれたら
家の者が、ああ、あの分かれ道だねと言う
不思議なこともあるもの
分かれ道とは曼珠沙華のことではなかったか
伝統工芸品の ...
欄外に繰り延べられていく夜を
空欄の中に込める

この世界に最も必要とされている
無意味という名の希望を生産する

巨でありながら虚
虚でありながら響

かまびすしくあるような沈黙と ...
真夜中に歩いているんだ
電灯に近づくと急に影が生えるよ
影は僕の色をして
濃くなったり、大きくなったり
そしてぐるりと僕を一回り
でも、もう遊ぶ時間じゃないから
バイバイ バイバイ 色の足 ...
オーロラ

僕が今も戦っているのは あの頃くじけてしまった
紛れもなく僕自身の亡霊
遠回りした隙に 遅れてしまったスタートダッシュ
周回遅れで始まった物語

いや、そうだな
遠回りを遠 ...
?
見えない線を指先でつまめば
運ばれていくものと残されるもの
の生誕だ
声にならない声でいのりを告げる

一日に何度流されていることか
電光による死の宣告
人々はいらだちを隠せずに
...
... 君の部屋には誰もいない
夢を見たのだ きっと
僕の忘れていた風景の中にあるような
人があふれた 公園は 緑色

僕は何を思いながら空の下 
たどりつくために歩いたのだろう 体は 
忘 ...
生きながら祈れ
神はいないのだから

宇宙が終わる
もしくは永遠に終わらない

しかしそれとは無関係に人間は死ぬ

終わりのある私に
終わりのない宇宙に

終わりのある宇宙に ...
毛穴の黒ずみ1個につき
5円を徴収するという
毛穴税法案が
国会を通過する見通しとなった
国会周辺では
これに反対する
30から40代の女性達が
鼻の白いのを
剥がしては
こんなに取 ...
「もしもし。」を聞けば、安心する

寂しくなると笑顔が見えて

耳をふさげば泣く声がする。

(身体の一部を差し出して

痛めつけなければならないのだろうか?)

いなくなることは ...
雨上がりの空気に
金木犀の香りが混じる。
甘さは、体の中に入りこみ
心をせつなくさせる。

いい匂いがする。
金木犀を食べたの?
包茎のくせに
暴力を振るう夫には
寝ている時を見計らって
アロンアルファで
余った皮を
小籠包みたいに
閉じてやりましょう
翌朝寝ぼけ眼で
駆け込んだトイレの中から
凄まじい悲鳴が聞 ...
最後まで帰国できずに吾亦紅
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
手紙くみ散文(批評...313/10/25 21:54
オファーがない花形新次自由詩013/10/25 21:45
よう、孤独を口説こうよ茜井ことは自由詩3*13/10/25 21:38
悲しみのデジャ・ヴ龍九音自由詩1*13/10/25 21:23
みたび めぐる木立 悟自由詩313/10/25 21:10
エンドレスドリームⅡ小林螢太自由詩1*13/10/25 19:29
エンドレスドリーム自由詩1*13/10/25 19:16
電話ー姉弟2……とある蛙自由詩11*13/10/25 17:18
心の闇葉leaf自由詩413/10/25 15:51
【 残像 】泡沫恋歌自由詩13*13/10/25 14:38
カレンダーアマメ庵散文(批評...113/10/25 12:24
いいともの頃吉岡ペペロ自由詩1113/10/25 11:45
フレンチトーストとおちょこ傘そらの珊瑚自由詩1313/10/25 11:39
その言葉で藤鈴呼自由詩1*13/10/25 8:23
1きるぷ自由詩3*13/10/25 7:38
喪失そらの とこ自由詩213/10/25 6:32
君はもっぷ自由詩513/10/25 2:08
月形半分子自由詩313/10/25 1:47
ある神に関するメモ一般詩人-自由詩113/10/25 1:19
朝日月形半分子自由詩213/10/25 1:00
オーロラitukam...自由詩2*13/10/25 0:55
空は他人のもの —K.Iに捧ぐ—中川達矢自由詩213/10/25 0:53
我々は直に来る冬を生き延びる術を持たねばならないTAT短歌113/10/25 0:33
人のいない写真には番田 自由詩313/10/24 23:58
祈り佐藤伊織自由詩213/10/24 23:35
毛穴税花形新次自由詩113/10/24 22:54
無題梓ゆい自由詩113/10/24 22:30
金木犀Ninigi自由詩013/10/24 21:19
暴力を振るう夫花形新次自由詩113/10/24 21:14
最後まで帰国できずに吾亦紅北大路京介俳句213/10/24 21:09

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