集会にいざなう
駆けてくる、駆けてくる
秋の並木道
娘の姿はくっきり
われらの車に乗るため
次の週も、次の週も
同じ並木道
娘は可愛ゆげに
カバン持ち駆けてくる
小さく告げられるニュース
摂理のように
ありきたりな浸透をする
たゆたゆと
それにわたしは浸り
夢を見る
夢を見ては
まぶたの裏にある残像を
日常 ...
遠くなる空の頃にはもういない夏のひかりは恋のトリガー
八月にあと十日ある暦みて七月の長さ蝉と比べる
みあげるといつものままの夏の空きのう見たのが二年前でも
東京じゃない場 ...
(ちょっと聞いて
)大き過ぎて潰せないのが資本主義なら大きければなんでも許されるのも資本主義でしょ?
痒いわ
(え 、違うの ?
)はやく鶴を折れよ(笑)
※
大きければ確か ...
紫陽花の枯れ果ててあるきょうの昼わたしは外へ帽子忘れて
包んだら届くのかなと丁寧にリボンもかけたひと夏の夢
もう咲かない閉鎖し工事中の場にもう咲くことのない君の名は
まだ ...
西方に下弦の月あり夕暮の空惜しみつつ北へ曲がりぬ
窓の外聴こゆる音分け解しをりきみの音のみ供養塔より
言葉はまるで埃のよう
陽に透ければ多少の見栄えもするけれど
所詮はただの塵芥 腹の足しにもなれはしない
深夜零時の交差点で
ゴミを相手にワンツーステップ
星が消え ...
メタファーを食べてみたいと笑う馬鹿
川があった。
大きな川だった。
その川の中腹に、一人で立っていた。
ときどき、強い風が吹く。
そのまま川面に倒れ込んで、
流れに身を任せてみたくなる。
いつしか、辺りは暗くなっ ...
赤く染まっていく電信柱の向こうに
夕暮れが突っ立っている
突っ立っているその背中めがけて
君が思い切りボールを投げつける
力の限りの全力で
見渡す限りの赤空へ
思い切りボールを投げ ...
深海魚が太陽を見る日
光のパレットナイフが
海鳴りの弦を切断する
青い狂喜で上塗りされ
それが比喩かも忘れて
人がひとり墜ちて行く
閉ざされた貝のように
白く饒舌な泡に抱かれ
記憶 ...
あーもう汚い 潰したい
グチャグチャに叩き潰したい
それよりも殺虫スプレー?
一撃必殺はスッキリする
ジワジワと嬲り殺すのはワクワクする
外の世界にいれば
僕たちの邪魔しなけれ ...
祭囃子が遠ざかる
ひとの気も知らないで
暗い夢をひとつひとつ、
棚の奥へ押しこめていくように
きみの顔が笑っていた
みじかい髪の毛がひとつひとつ、 ...
力を抜きたくない
力みたくない
走り挑みたい
赤裸々にモザイク細工施す 重ね塗り 厚みの飛び出る 絵
きっと自画像だと感じる 季節の寂しさの木葉の裏側の瞠目
高揚と背中合わす 己に革 ...
泡と消えた夢のこと
昔は希望でいっぱいだった
いつからか苦痛がとってかわった
いいことは全てはじけて消えていった
まだ人生にしがみつく
情けない自分の情けなさを悔いたけど消えた光は戻ってこな ...
川のせせらぎに今ひとひらの葉が落ちた。
すべての音や空気や木々の彩りが秋に向かっている。
突然の驟雨でさえも、今はもう晩夏の趣は無く、
ただひたすらに秋の匂いがする。
日本の秋が今年も ...
キムとよく
この店に来たものさ
取り敢えず焼肉を頼んだよ
コリアンで賑やかな
この店の片隅で聴いていた
チョウ・ヨンピル
ノ・ムヒョンは今も崖の上
ハヤオ・ミヤザキは引退だ
時は流れた ...
ボトリ と 落ちるから
哀しいね、と 言うのも 然り
パチパチ 跳ねて
一瞬の 花が
一番 近くで 見えるから
楽しいね、も 然り
その夜により 見方の変わる
線香花火 ...
瞬時に言葉を
デジタル化させて送信する
そこにわたしの姿はなく
肉質を失って
闇の中には音がない
音がなくした闇は 門となる
両手で 門の形をつくり
ひかりにかざす
...
暮れてなほ
火種燻ぶる
山の峰
夕暮れて
山間に咲く
村あかり
黒い山
黒い稜線
黒い空
===========
「なほ」と言うかな使いはただしいのでしょうか? ...
校庭跡に残った桜の木
ビルに挟まれてわかりにくいが
駅の改札口を出てほどなくのところに
ふと足が向いてしまう
今はないという
桜田小学校
晴れの日の緑はすがすがしく
ベンチで
ブランコ ...
無修正の心を
黒く塗りつぶしてください
そうすれば
落ち着くと思います
無修正よりも
修正のあった私がいいですか?
乱暴に書き殴ってください
心のもやもやが晴れるまで
黒く塗りつぶ ...
ガンダムが静岡に起つ厄日かな
パルプンテ唱えて二百十日かな
とけ込めぬ家族とともに鰯引く
君を嫌いになる理由をさがしてたら会いたくなった
肩寄せて 唇からハートから全部奪いたい
燃える愛を両腕に 思い切り抱きしめたい
好きにならずにいられない
愛さずにはいられない
もしまた生まれ変われるなら
君の住む街に生まれたい
また ...
合わせる歩幅がある
"コモンセンス"という言葉を頂いた
?
ハクシキ(薄識)な私は
さて"コモンセンス"とは何だろう?
早速辞書を開いてみた
(辞書といっても分厚 ...
わたしはまだ生まれていない
さるすべりの上を
からすが何機も飛んでいた
わたしはわたしの屋根を吹き飛ばすものを
そしてそれがやがて生まれくる箱の首を
絞めたのです
そっと
やわらかな ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
集会にいざなう
生田 稔
自由詩
2
13/9/13 9:23
ラジオ
かかり
自由詩
1
13/9/13 9:07
日記「七月」2 (二十首)
もっぷ
短歌
4
13/9/13 4:20
紙本主義
アラガイs
自由詩
3*
13/9/13 4:05
日記「七月」 (十八首)
もっぷ
短歌
4*
13/9/13 3:55
西⇔午前三時
〃
短歌
1
13/9/13 3:43
cadenza
syuon
自由詩
1
13/9/13 2:17
メタファー
自転車に乗れ...
俳句
1
13/9/13 1:45
見送る人
結城 希
自由詩
3
13/9/13 0:55
夕暮れが突っ立っている
健
自由詩
3
13/9/13 0:40
海に描いた反ジガゾー
ただのみきや
自由詩
21*
13/9/12 23:11
害虫
みゆ
自由詩
1
13/9/12 23:02
祭囃子
草野春心
自由詩
4
13/9/12 22:58
真摯の紅
朝焼彩茜色
自由詩
5*
13/9/12 22:52
泡と消えた
杉原詠二(黒...
自由詩
2*
13/9/12 22:16
秋の音
ヒヤシンス
自由詩
6*
13/9/12 20:49
ガロ、ア理ラン
花形新次
自由詩
4+
13/9/12 19:41
マイム マイム
藤鈴呼
自由詩
2*
13/9/12 19:09
テガキノ青黄黒緑赤デジタルヘ
るるりら
携帯写真+...
7*
13/9/12 18:37
晩夏・夕暮れ
和田カマリ
俳句
0
13/9/12 18:17
大人のための桜田公園
乾 加津也
自由詩
12*
13/9/12 17:35
無修正
北橋勇輝
自由詩
1*
13/9/12 17:27
ガンダムが静岡に起つ厄日かな
北大路京介
俳句
1
13/9/12 17:20
パルプンテ唱えて二百十日かな
〃
俳句
1
13/9/12 17:20
とけ込めぬ家族とともに鰯引く
〃
俳句
2
13/9/12 17:20
君を嫌いになる理由をさがしてたら会いたくなった
〃
自由詩
8
13/9/12 17:19
君の住む街に生まれたい
〃
自由詩
2
13/9/12 17:19
合わせる歩幅がある
〃
自由詩
7
13/9/12 17:18
コモンセンス
hiroto...
自由詩
0*
13/9/12 16:12
この美しい場所で
平井容子
自由詩
8
13/9/12 15:52
2537
2538
2539
2540
2541
2542
2543
2544
2545
2546
2547
2548
2549
2550
2551
2552
2553
2554
2555
2556
2557
2558
2559
2560
2561
2562
2563
2564
2565
2566
2567
2568
2569
2570
2571
2572
2573
2574
2575
2576
2577
加筆訂正:
詩の世界を汚し利用する不届き者が浪速上方に・・・・・
/
現代詩モンスター
[13/9/12 16:56]
2013年9月12日、追記
6.66sec.