幅の広い
プラスティックの襟を
唐突に立てて
上目遣いで
僕を見つめる君は
結婚しなかったエリザベス?世ではなくて
去勢されたうずまき猫
好奇心のまま
何処かに突っ込んだ
左 ...
マフィンはいらないよ
くたびれた風のように
もうここを出ていくから
皺のとれぬシャツのために
ハーモニカを吹いてくれよ
冷めたコーヒーをすするよう ...
闇夜に炎が一筋舞って
空虚に食われて消えた
*
これは引越し、
要る物と要らない物に分ける
あれと同じだよ
マシュマロのような
ハ ...
いつもお世話になっております
熨斗を貼り 達筆に筆で御中元と払い 留め
下書きは 私の名前を控えめに 払い 留め
中身は日持ちのする涼しげな水羊羹はどうかしら
それとも昔ながらのお煎餅 ...
黄昏にA.I.少女降り積もる
君纏う鈍色緋色の幸福を
うず高く重なり合っていい匂い
貴重品(遺伝子組み換えでない)彼
禍々しスイッチ切ってハエ眠る
腕 ...
陽はまだ高けれど午睡して吟醸酒など涼しげな夢も
女友達数人いても妻も娶れぬまだ木偶の坊
折々の歌などもたぬはぐれものまあいいやでまたやり過ごすくせに
同人の原稿急いででっち上げメール ...
確かその夢は
どの方法になさいます?
という女の声から始まった
何にもない病室のような
真っ白な部屋あるいは世界に居た
自殺するなら安楽に逝きたいと
私は服薬を選んだ
ではどちらのお ...
大学の先輩が、昔、僕に言っていた事が、ふと思い出される事がある。
「お前は考え過ぎなんだよ。世の中なんてな、要領よくやりゃあいいんだよ。例えばなあ・・・ほら、あそこに女の子いるだろう。今から、俺 ...
女の子が一人で
木陰に立っていて
朝からずっといるし
ここらへんでは見ない子だから
なんだか不思議だなと思う
誰かを待っているのかな
それともかくれんぼをしているうちに
家に帰れなくなっ ...
貧血に鉄分多く含んでるレバニラ炒めオススメします
マグネットピアスのルビー梅酒の実
よく燃えるグラドピアノ梅酒瓶
クレープで包めばオシャレ
一人で乗った観覧車が止まった
きれいな水に変えたら死んだ
新緑が街灯に照らされ綺麗
普段よりも暑くて
一足先に夏が来たような
そんな感じがする五月
再放送のドラマで見た花火のシーン
身体が夏仕様に切り替わった
新緑が生き生きと咲く庭で ...
最大限
シリコンを注入して
はち切れんばかりの
オッパイにしたって
ありとあらゆる
皺とり手術を受けたって
弛んだ皮膚を引っ張り上げたって
脂肪吸引したって
若さは取り戻せやしないから ...
電話は苦手なので
手紙を書いた
長い長い手紙になった
読み返して
不要なところを削っていくと
短くなった
三行になった
そのうち二行は
はじめの挨拶おわりの挨拶
こういう手紙 ...
夢中になって
崖から落ちてしまうのを
すくってあげる
夢中になって
崖から落ちてしまうのを
すくってほしい
しなる稲穂の
カーブのような腕で
白い、手
やわらかく ...
そのイメージはどこから来たのか
冬の北欧のどこかの岬で、深々と雪が降る中、
僕は寒さも感じず直立している
雪化粧された穂先は視界に入っていない
灯台も
僕の肉体はなぜここにあるのか
...
小さな手 小さな体 小さな足
大きな手 大きな体 大きな足
笑顔は同じ 違う匂い
寝顔は同じ 違う声
私はいつの間にか大きくなって
君もいつか大きくなる
私はいつか小さくなって
君は ...
いいですよ
わたしのために
空けなくて
ひまつぶし
それだけでいい
わたしなど
いいですよ
わたしのために
空けなくて
詰めないで ...
僕は一応古書店主だが店舗はまだない これからできるかどうかも不明だ
でもどうせ店舗を構えるのだったら 居酒屋かコーヒーハウス ライブハウスとか併設したいもんだ
古道具屋もいいかな 俺に似合って ...
夜の無人島は試金石のようだ
あなたの口が おさかなみたいに
「ほら みてごらん海蛍だよ」とうごいて
漆黒に さよふく海の限りの無さを
その生き物は 敬虔な光りで流れる
潮に洗われて ...
砂時計に混ぜたのは アルタイルの残骸
いつか両手が温度を取り戻して 僕が紺色を仰ぐまで
砂と星屑は落ちていく ただ さらさらと落ちていく
枕に蹲る 理念のズレた少女
暇潰しに電子地図を ...
人間を4人
放射状に並べた板の上に載せ
手足を釘で打ち付けたら
溝を彫った丸太に
差し込んで固定する
穴の開いた棒にベアリングをはめ
人間がセットされた丸太を通して立てる
人間にはちょっ ...
詩を書こうとした 理想というものが漠然とあったからか
詩を書こうとしたけど 僕は詩を書きたかったのか 分からない
*
僕は 不安だ でも不安であるか よく分からない
僕は 死に ...
前年比を上回っているのか 弾き出せない心指数
落下した電卓 累計が磨り減ってゆくなんて
完全自惚れだ
擦れた声の私の天使 退行してゆく子供の天使に
ララバイを ...
水金地火木土天海冥
そのすべてが一直線に並ぶという
惑星直列というとても珍しい現象です
今夜、外に出て空を見上げてみましょう
先生が言ったとおりにしたボクだったが
土星の輪っ ...
あなたのおうちの
ありじごくを見せてください
お手間は取らせませんから
男はそう言って庭に回り
しばらくあちらこちらと
何ほどか検討をつけていたが
おもむろにしゃがみ込み
ほらこんなとこ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
エリザベス
nonya
自由詩
18*
13/7/13 20:01
マフィン
草野春心
自由詩
8
13/7/13 19:58
いつかだった昨日のはなし
ブルーベリー
自由詩
3*
13/7/13 18:47
御中元
朝焼彩茜色
自由詩
10*
13/7/13 16:29
個人の感想です
ふるる
川柳
8*
13/7/13 15:53
土曜の午後の歌
梅昆布茶
短歌
3*
13/7/13 15:36
蘇生
村上 和
自由詩
2
13/7/13 13:39
先輩との話
yamada...
散文(批評...
1
13/7/13 12:40
巴旦杏
春日線香
自由詩
2
13/7/13 11:42
貧血に鉄分多く含んでるレバニラ炒めオススメします
北大路京介
短歌
3
13/7/13 10:25
マグネットピアスのルビー梅酒の実
〃
俳句
2
13/7/13 10:24
よく燃えるグラドピアノ梅酒瓶
〃
俳句
0
13/7/13 10:24
クレープで包めばオシャレ
〃
自由詩
1
13/7/13 10:23
一人で乗った観覧車が止まった
〃
自由詩
6
13/7/13 10:23
きれいな水に変えたら死んだ
〃
自由詩
6
13/7/13 10:23
五月の花火
夏川ゆう
自由詩
1
13/7/13 9:04
苦悩姉妹
花形新次
自由詩
0
13/7/13 5:09
手紙
シホ.N
自由詩
5
13/7/13 3:28
水の言葉、結晶の音
水町綜助
自由詩
6
13/7/13 2:31
岬のイマージュ
ohtaki
自由詩
1
13/7/13 1:42
役割
ミツバチ
自由詩
3*
13/7/13 1:39
わたしのために
なかうち ま...
俳句
0
13/7/13 1:27
古書店日記
梅昆布茶
散文(批評...
13*
13/7/13 0:29
滑らかな試金石
るるりら
自由詩
13*
13/7/13 0:05
ケセランパサランの居着く砂
黒乃 桜
自由詩
1
13/7/12 23:23
人間風車
花形新次
自由詩
2
13/7/12 22:37
カレンダー
ビル
自由詩
1
13/7/12 21:46
女式
朝焼彩茜色
自由詩
5*
13/7/12 21:32
なんて思い出が
平瀬たかのり
自由詩
3*
13/7/12 20:38
蟻地獄
春日線香
自由詩
3*
13/7/12 19:45
2532
2533
2534
2535
2536
2537
2538
2539
2540
2541
2542
2543
2544
2545
2546
2547
2548
2549
2550
2551
2552
2553
2554
2555
2556
2557
2558
2559
2560
2561
2562
2563
2564
2565
2566
2567
2568
2569
2570
2571
2572
4.44sec.