右腕を残像が目で追えるかの如くの動きで上げ 右顔面を覆う
左目はこっちを恭しくも冷たく見る 凝視を 含み笑い隠しながら
艶を消した呂色化の湿度感
首から下は呂色の黒身
気にも ...
異様な色の雲が
頭上を物凄いスピードで流れ
不吉な予感が
風に乗った電波で
直接的に送信される
老婆が路上に倒れて
泡を吹き
幼児が2人
互いの髪を引っ張り合い
若妻は
...
分断されてゆく
もうなんどめの喪失感だろう
季節やこころのことは
もう書き尽くされていた
また熱帯夜がやって来ようが
秋の虫たちは鳴くのをやめなかった
考えると ...
その木の葉が伸び盛り
いろづき終えたのち
その木の葉は
いさぎよく散った
ニンゲンも産声を
四次元に響かせたのち
その歓声は名残おしく ...
花盛り過ぎた売春婦が稼ぐ仮想セックスサイト運営
願い事叶えるための流れ星何度も流す飽きがくるまで
2次会で始まる喧嘩待っている酒と満月人狂わせる
Casterをすってはいてあまいふうりん
君がいて僕は完成形
傷つくにしても苦しむにしても
一番近くで愛していたい
いくつもの交差点を越えて
道はまだ続いている
緩やかに弧を描くカーブの先に
終わりはまだ見えない
進んで 止まって 曲がって 進んで
約束事を守って運転していても
右折してきた ...
夏の暑さを和らげる
昔から飲まれているラムネ
瓶のラムネは殆どなくて
プラスチックのものに変わった
ビー玉だけは硝子
プラスチックでは物足りない
瓶のほうが透き通って夏らしい
...
慕情とか
郷愁とか
そんな古めかしい語句を
あてはめてみたくなる
吊り革につかまってみていた
車窓の風景
たくさんの人々の日常が
幾重にも重なり すれ違っているはずの
それでいて私 ...
細長い廊下の突当り
洗面台で顔を洗う
銀十字の蛇口をひねり
白いしぶきを手ですくい
顔にかける
清潔な白いタオルの
やわらかな糸で水をこすり取る
鏡の向こう
自分と目が合った
...
その
かんざしから
ふとももから
くしゅから
つけまから
れいざーびーむ
やえば
と
えくぼ
から
れいざーびーむ
うなじ
と
けんこ ...
最強パンチ
この世で一番痛いのは?
神田みち子の平手打ち
滝れんたろうのゲンコツ
教師の愛のムチ
愛の無知は
あんとき痛かったけど
大人 ...
電子レンジの中で何が起きているのか
ぼくはよく知らない
中に入れた物が熱くなって出てくる
そういうものだということの他は
操作方法だけ知っていれば困らない
ターンテーブル ...
深みどりの雷雲が
午後から夜へ沈みゆく
生乾きの蜜の壁
羽を持つ虫に埋もれながら
暗がりの履歴を見つめている
霧の頂点に落ちる光
窓の無い家に映る四角い明かり
壁 ...
誰もいない貧民窟に
火をつけてまわっている
腕に落ちる黒い滴
横顔を映して動かない
棄てられた木製の遊園地で
コースターだけが走りつづけている
午後の灰が
残 ...
死と
チェスをしていた
これが二度めの生だと
負けた後で気が付いた
九月十三日の朝
風のこどもたちは
キッチンの西窓の向こうで
すでに足踏みを繰り返していたとみえ
私が縦長の窓を押し開くと同時に
遠慮なんかこれっぽっちもしないで
じゃれあうように
とびこ ...
お湯をそそいで台無し
お義母さんから昨日メールがあった
ここ2・3日夏が惜しんで最期の力を振り絞っているから体調大丈夫とのこと
若くして最愛の伴侶を亡くしながら 女手一つであの人を
逞しくそして優しく育て上げ ...
雨上がりの木立の緑は歓喜に溢れている。
森の音楽隊が優しい音色を響かせる。
今はオルゴールの狂乱も記憶の彼方に薄れゆき、
深い瞑想の時に親しむ。ある厳かな雰囲気を持って。
等身大の天使 ...
愛
希望
絆
優しさ
そんなものはクソクラエ
君の涙
僕の未来
ひとつのこらずヤミノナカ
傷をつける方と
傷を受け ...
上なんかみるなよ
上なんか羨むなよ
今立っているその場所は
自身で作りあげたものだろ
尽力もせずにのうのうと
今もぬるま湯に浸かりながら
上なんかみるなよ
上なんか羨むなよ
...
仕事が早めに
終わるときには
少しの安堵を抱くように
同棲は始まっていて
郵便局での仕事がおわって
晴れた日の夕暮に
実家から少し離れた
二人の住まいへと
自転車で走る
なぜか携 ...
浅い眠りの方がいい
思い通りの
夢を見るなら
眠りは浅い方がいい
飲み慣れたマイスリー一錠
コップの横に置いたまま
ベッドに入り三時間
やっとうつらうつらしたときに
彼女を思い ...
左目から流れる一雫
後悔や悲しみの表れ
だとしたら
星が降る頃に
共に流そうか
そう
月は呟く
右目から流れる一雫
感謝や喜びの表れ
だとしたら
草木が香る頃に
共に伝え ...
もうすっかり書くべきこともなくなって、秋です。日向には夏の死骸みたいな光、日陰にははらはらした予感。眠たい身体を持ち上げると、それでもまだ風が通ります。
やっぱりわたしには時間というものがよくわ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
呂色に映える・・・
朝焼彩茜色
自由詩
6*
13/9/14 22:54
卑小な
花形新次
自由詩
3
13/9/14 22:42
秋の虫たち
吉岡ペペロ
自由詩
3
13/9/14 22:34
その花は開いてその花が散った
信天翁
自由詩
2
13/9/14 21:10
花盛り過ぎた売春婦が稼ぐ仮想セックスサイト運営
北大路京介
短歌
1*
13/9/14 21:05
願い事叶えるための流れ星何度も流す飽きがくるまで
〃
短歌
2
13/9/14 21:04
2次会で始まる喧嘩待っている酒と満月人狂わせる
〃
短歌
1
13/9/14 21:04
Casterをすってはいてあまいふうりん
〃
自由詩
3*
13/9/14 21:03
君がいて僕は完成形
〃
自由詩
5
13/9/14 21:03
傷つくにしても苦しむにしても 一番近くで愛していたい
〃
自由詩
2
13/9/14 21:02
交差点
nonya
自由詩
21*
13/9/14 17:58
ラムネ
夏川ゆう
自由詩
2
13/9/14 15:46
夕暮れ
Lucy
自由詩
14*
13/9/14 15:06
小娘
木屋 亞万
自由詩
3*
13/9/14 15:05
小娘
AB(なかほ...
自由詩
4*
13/9/14 14:38
最強パンチ
札中A斬
自由詩
1
13/9/14 13:29
電子レンジ
青井
自由詩
7
13/9/14 12:48
ひとつ 流転
木立 悟
自由詩
3
13/9/14 12:36
ノート(50Y.9・10)
〃
自由詩
3
13/9/14 12:34
ノート(チェス)
〃
自由詩
3
13/9/14 12:33
風の通り道
そらの珊瑚
自由詩
12*
13/9/14 12:33
お湯をそそいで
小猫峰 護
自由詩
0
13/9/14 12:17
お義母さん
朝焼彩茜色
自由詩
15*
13/9/14 11:38
時流
ヒヤシンス
自由詩
5*
13/9/14 11:23
聖なる夜に
ちと
自由詩
1
13/9/14 11:21
上なんか
hiroto...
自由詩
2*
13/9/14 11:11
夕食はサラダスパゲティ
りゅうのあく...
自由詩
2*
13/9/14 9:29
浅い眠り
花形新次
自由詩
0
13/9/14 9:00
ヒトシズク
ムウ
自由詩
1
13/9/14 8:59
眠たいからだ
はるな
散文(批評...
2
13/9/14 8:40
2536
2537
2538
2539
2540
2541
2542
2543
2544
2545
2546
2547
2548
2549
2550
2551
2552
2553
2554
2555
2556
2557
2558
2559
2560
2561
2562
2563
2564
2565
2566
2567
2568
2569
2570
2571
2572
2573
2574
2575
2576
加筆訂正:
夕食はサラダスパゲティ
/
りゅうのあくび
[13/9/14 19:05]
遅筆のため推敲
空白地帯
/
ただのみきや
[13/9/14 18:58]
誤字修正しました。
仕舞蝶
/
ただのみきや
[13/9/14 18:18]
誤字修正しました
5.13sec.