職がなく抱ふる膝や鰯雲 履歴書にはポジティブシンキングと書いた リコーダーを葉巻のように咥えてもアウトはアウト ないものねだりでドクロのネクタイしている 秋がわらう。君がうたえばいつでも。


遠くで木影が弾くまだ見ない日々。


造花のブーケとともに、午後を見送る。


ざんざんか空は秋には同じうた


秋空と夏空。冬空と春空 ...
太陽に守られ光浴びている君の視線が昨日より熱い

友達の瞳が少し哀しそう「何かあったの」と聞きたい気分

寂しさを見せないようにする笑顔君は隠し事出来ない性格

枝豆を食べ始めると止まらな ...
  午後六時十五分頃の
  日に焼けた街のことをきみは歌いたかった
  八月……
  その燻すんだ終わりにむけて
  けれどもきみの細い首で
  ネックレスが曲がっている
  飴色 ...
話すことに疲れてしまったから
いつもうなずくだけで済ましてしまう
何か言おうとするけど
最後はやっぱりだんまりだった
それでも聞くことはやめないようにしたかった

こんにちは 元気?
そ ...
ため息ひとつ、に
ざわりと肌が蒼くなる

胸のあたり
寄り添っていたものは
事も無げに剥がされて

冬晴れに干された
枯葉みたいに宙を舞う


振り返って見えるもの
そ ...
 
雨にとけてしまいそうなウチ

それでも傘に入れてくれるん?

いっしょに流されてくれるん?





 
廻らないあのキッチンが秋の朝


過去の仔を想って過ごす夏終わる


父さんを捜してPCマイピクチャ


早起きしすでに君宛て保存する


玉葱になんのかなしさ見当たらず

...
 社長で資産家で妻がいて、年老いていながら若い愛人を囲う人物がこの小説の主人公です。その人物が、初めて恋した女の人を思い出しながら自分史を小説に書きます。その自分史の文章と、妻のことや愛人のことなど今 ... 闇に揺らめく蝋燭の火をじっとみつめて  
僕は問う  
――どうすれば夢は叶う?  

ふいに背後を行き過ぎる謎の影は  
声無き声で囁いた  
――その階段を一つずつ上るのみさ  

...
1 青淵
朝霧を裂いて中空の鉄橋を渡る
電車に積み込まれた多くの人は
もう知らないだろうけれど
遙かに下を流れているこの川に
大勢の人が落ちた

所々にある澱んだ淵に
もぐった ...
遠い日
私をすこやかに育てなおしてくれた人よ

あなたの真似事をしています



背負ってしまった陰を呑み込んで
人知れず水鳥の如く足掻きながら
あなたは
微笑むことを忘れません ...
言葉なんて要らない
あんなにも人を動かす言葉なんて要らない
街のさびれた一角の
小さな自転車屋の店内で
カンカン音を立てながら工具で自転車を直す
あのおじさんの鋭い技術が欲しい

...
昼夜が逆転してしまう
人波の中で
わたしは1人ではなく
たったの独りなのだと
知りました

隣の部屋には
毎晩アコギを手にする音痴さんがいて
毎晩薄い壁の向こうで泣いているの

「 ...
純金のモビルスーツや鱗雲 合わされない眼がある オレもはずから、おまえもブラはずせよ 中指の折れた手でグー    

 受信メール


 ――――――――――
 Date  9/21 6:56
 送信者 不明
 sub   nontitle
 ――――――――――






...
言葉って、抱きしめられない
口づけたり、切りつけたりできない

だけど、君に会いたい

針先ほどの穴に
空が吸い込まれていく
風も太陽も巻き込んで

言葉って、食べられない
...
なんだ、オラッ!
集団的自営権は拡大解釈だあ?
訳わかんねえこと言ってんじゃねえぞ、てめえ
シャッター商店街が一丸となって
巨大スーパーに対抗しようと頑張ってんのに
冷水浴びせるようなことぬ ...
会社の帰りがけに車を左折させる
道から少し離れてある実家の林檎畑が見えてくる
減反した田んぼに育てた林檎の木
今はこの世にいないはずだが 父の幻がいる
畑が物陰になり見えなくなると
右側の田 ...
十五歳から始めよう
色んな宗教どのクジを引く
日々アンテナ張って生きています
作り上げた世界に我慢して潜っています

俺が作り上げた国いつ晴れるんだろう
建国したその日からずっと曇ってばっ ...
特等席で見た空は

ただただ青く だだ広く

特等席で見た空は

ただただ暗く だだ深く

特等席で見た空は

お星が一つ ただ一つ

特等席で見た空は

屋根より低く 音 ...
  

      あなたが泣くのなら
      そのとなりで
      わたしも
      黙って泣こう 
             
      そう思わずに
      い ...
   
     
       いろんな恋の末に
       じゃがいもが
       えらんだ相手は
       いつも隣りにいた
       にんじんで
        ...
      去年のあなたの誕生日に贈ったのは
      らくだ色の毛布でした
      なににしようかさんざん迷ったすえに
      一日の大半を布団のなかで過ごすあなたに
     ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
職がなく抱ふる膝や鰯雲北大路京介俳句113/9/23 13:54
履歴書にはポジティブシンキングと書いた自由詩813/9/23 13:54
リコーダーを葉巻のように咥えてもアウトはアウト自由詩313/9/23 13:53
ないものねだりでドクロのネクタイしている自由詩1*13/9/23 13:53
秋のうたkawa俳句113/9/23 13:52
枝豆夏川ゆう短歌213/9/23 9:48
ネックレス草野春心自由詩913/9/23 8:29
自然な気配加藤自由詩4*13/9/23 3:57
剥離祥希いつみ自由詩4*13/9/23 2:48
それでも殿上 童自由詩18*13/9/23 1:57
秋の玉葱 (五句)もっぷ俳句313/9/23 1:14
非力さと几帳面さと 勝目梓『恋情』深水遊脚散文(批評...4*13/9/22 23:50
夢の階段  服部 剛自由詩1013/9/22 23:50
故郷神話イナエ自由詩8*13/9/22 22:15
水蜜桃伊織自由詩12*13/9/22 21:54
雑踏の中で葉leaf自由詩10+13/9/22 16:57
東京自転車に乗れ...自由詩713/9/22 16:05
純金のモビルスーツや鱗雲北大路京介俳句513/9/22 13:47
合わされない眼がある自由詩613/9/22 13:46
オレもはずから、おまえもブラはずせよ自由詩213/9/22 13:46
中指の折れた手でグー自由詩313/9/22 13:45
受信フォルダ 1件自転車に乗れ...散文(批評...1*13/9/22 13:00
言葉の人形たちまーつん自由詩8*13/9/22 12:10
集団的自営権花形新次自由詩513/9/22 11:08
名月の下で砂木自由詩12+*13/9/22 8:35
素晴らしき建国記念日北橋勇輝自由詩2*13/9/22 3:59
特等席中村 くらげ自由詩313/9/22 3:24
思わずにいられない石田とわ自由詩11*13/9/22 2:50
自由詩13*13/9/22 2:30
抱きしめて眠るものたち自由詩9*13/9/22 1:49

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加筆訂正:
思わずにいられない/石田とわ[13/9/22 3:11]
一部修正
7.48sec.