ほら あれが宵の明星よ
と云う貴女
、
なんて美しく青紫に躍り咲き開き
直進する時を下方から貫き通し
ただただ変転し広がり続けてゆく無限、
死 ...
(番外編31―2)ピカチュウは大喜びした
我らは勝ってウクライナに帰還した
、、、心あらん友がな(徒然草)
嚏(くさめ)一つ正法眼蔵すら虚し
(原作 鈴木六林男 ...
どうしたら人は人に優しくなれる?
私は何に衝き動かされる?
今日と明日の間
勇気を持って為すべき事を為す
所謂
「情熱」だ
私を衝き動かすのは
もう二十五年も、黒板に向かって、数式を書いたり消したりしておりますが
おとつい、あるおひとりの数学の先生に
「田中先生、図形は、どうして反時計回りにアルファベットをふるのでしょうか。
ご存 ...
こんなにもどうして愛していましたか はばたきもせず囀りもせず
あしを鳴らすような、とい、とい、とい。
物語みたいな顔 眠たい午前、単純な変換作業
(領収書をとっておいてね)
わたしは手を鳴らして、熱いあたまを
とい、とい、とい
くまのついた手提 ...
だんだんと昇る陽が
私を熱く花開かせる
朝焼けの時にしか会えないオバケが
草むらで淡く発光する
ビビってなんてないよ
ただ少し怖がりなだけだよ
自転車で転んだようなものだよ
笑ってね
...
戦争か、また戦争か、またなのか
いやですね、やめてください言うわりに
こんなにも頻繁にする好きなのか
ええのんか、ええかええか、ええのんか
何度でも同じところでまた転ぶ
...
ついに今夜は眠れなかった
午前三時
ひたすら瞑想でストレスを減らしつつ
サーモスのカップに
コーヒー粉
砂糖
水をぶちこんで
がちゃがちゃかき混ぜだ
今日も仕事がある
現 ...
描き出すもの
愛も欲望も全部絡まっていて
──Grapevine
赤とんぼ夕陽と共に籠に入れ
虫の音やそのお姿は置いといて
名を知 ...
夕暮れの川面に寄り添い
言葉もなく涙を流した
甘く 切なく ほろ苦く
結ばれぬ想いだけが通り過ぎてゆく
映画のようにリアルで
小説のように深く
ふたりは闇に溶けてゆ ...
理想と乖離している現実
指先にも触れていない
シャボン玉のような脆さを
壊さないようにするだけで
精一杯の炭化した燻りが
その暗闇で確かに熱を持つ
直視できずに閉ざそうとする程
胸の中で ...
三つの高さの峰を登らなければならなかった
一番低い最初の峰は登り終えた
けれど、残り二つの峰へのルートが見つからなかった
探している内に夕立が近付いていることを知った
私たちは ...
にゃんだ
こいつマジ可愛い良い人生にしたれ
こいつマジブス、地獄味あわせたれ
こいつマジ普通ー、お前はまだ早いわ
こいつキモイ、いじめたれ
にゃんだ
こいつ、やっぱ可愛いわ、も ...
あなたのG行為を
見せてくれませんか?
手は出しません
ただ鑑賞するだけです
どんな器具を使っても構いません
あなたが果てるまで
傍で見ているだけです
僕自身は何もしません
クラシック ...
(番外編31―1)
都会では自殺する若者が増えている
(井上陽水 傘がないより)
都会でも職がない若者が増えている
広く歌える日本歌謡にふさわし ...
苦いコーヒーを啜る
昨日の残滓を回想しながら
黒褐色の液体が食道を滑り胃に落下していくのを感じていた
かすかな期待が薄紅色にときおり光り
羽毛を生やした生き物のように少しだけ微動する
...
ブライアンウイルソンは、百姓がにんじんや大根と対話するように、音楽と対話していた。
ピアノを柔道のように演奏するピアニストがいる。
ピアノをポップソングを作るために、演奏するピアニストがいる。 ...
まだ整備されていない、
とても茶色がかった昭和の夢の中を、
ヨウイチ君と一緒に遊びまわって、
一体ぼくは何を忘れてしまっていたというのだろう、
彼の名字がどうしても思い出せなくて、
なんだか ...
教授と寝た?
水色の返答は僕には難解で
秋の空に助けを請う
ハロー、ハロー、
僕の惨めさは恐竜好きの叔母さんゆずり
有精卵だって知っていたかった
丼に落ちる雨だれ
頭悪いな
「フライド ...
そんなもんだよ、なんて分かったような顔したって、飽きもせず生きていくことなんて出来るわけもないし、俺がやりたいのはただ、現時点での俺を更新し続けることだけなんだ、昨日よりもほんの少し違うことをしたい、 ...
何かを想い感じる感覚は
わたしの何かを掻き乱してく
心はもう捨てたから
誰かに想いを伝えても
伝わる事はなくただただ声だけが
宙に漂っている
言葉はもう捨てたから
心も体も自分も ...
ここに地球儀がある
私はそれを右回りにも 左回りでも回す事ができる
私は世界の王様なのだ
私は世の中に満足している なぜだろうか
私は目が悪い
私がすぐ満足してしまうのは
身近な世界し ...
気づけば部屋のすみに重なっていく紙のくさぐさ
服用薬品名カード、やら
保険調剤明細書、やら
ほおっておけば粉雪のような埃をかぶって
畳にみじめに融けていきそうな顔をする
教科書サイズのお ...
午前3時に家を出て
ゲン担ぎのバイオリンソナタを聴きながら
捕らぬ狸の皮算用
今日で渓は閉ざされる
渓は水量が極度に減っていて
秘密のポイントも浅瀬になっていた
ピクリともアタリは無かった ...
飯食って飲んでると
どこからともなく
「愛してるよ」
と言葉がわいたので
なんだろね
愛してるよ
自分がおかしくて
笑うのだけど
...
君に走り寄ろうとして
転んで思い切り擦り切った
泣いて湿り気で覆えば
傷の治りは早くて
綺麗だったかもしれない
けれど泣かなかった
血小板の力を借りて
乾いて固まっていく体液
新しい皮 ...
ふわっと開いたらしゅるっと萎びたり
しゅるっと萎びたらふわっと開いたり
貴女と云う秋の庭で青々と踊り明かす私 、
でたりはいったりひっこんだりひょっこりでたり ...
○「死」
他人の死は
考えられても
自分の死は
考えられない
○「秋が来た」
朝夕はめっきり涼しくなり
昼間には
澄みきった青空と黄金色の稲田が広がる
夕方には美しい月が上がり
...
九歳から十歳になったとき
「もう、次に桁が変わるのは百歳までないね」
そう母親が笑ったとき
とても寂しくて いたたまれなくて
一桁にちゃんとお別れしてない自分が恨めしくて
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
キキョウと明星とキラメキと
ひだかたけし
自由詩
8*
24/10/2 17:54
(521―2)野施行三十一(みそひと)文字
水恋鳥魚夫
散文(批評...
1
24/10/2 15:09
衝き動かすもの
渡辺亘
自由詩
3
24/10/2 13:42
反時計回り。
田中宏輔
自由詩
12*
24/10/2 11:23
さえずり
はるな
短歌
1
24/10/2 11:09
といといとい
〃
自由詩
4
24/10/2 9:46
アンズの波形
トビラ
自由詩
4*
24/10/2 6:35
非戦五句
りゅうさん
川柳
4*
24/10/2 5:03
眠りわずらい 2
田中教平/K...
自由詩
2
24/10/2 3:43
おじいさんになっても
森田拓也
俳句
14*
24/10/2 2:44
ラフマニノフ ピアノ協奏曲 第二番
レタス
自由詩
6*
24/10/1 22:36
焔
海
自由詩
5*
24/10/1 18:58
夜夢
ひだかたけし
自由詩
6*
24/10/1 18:01
紙の世界。。。
林 理仁
自由詩
4*
24/10/1 17:53
G行為中のアリア
花形新次
自由詩
3
24/10/1 17:37
(521―1)野施行三十一(みそひと)文字
水恋鳥魚夫
散文(批評...
1
24/10/1 15:07
風のない夜明け前の朝
山人
自由詩
4*
24/10/1 4:42
ブライアンウイルソンの詩
鏡ミラー文志
自由詩
9*
24/10/1 2:57
ヨウイチ君
本田憲嵩
自由詩
11
24/9/30 22:54
飽き飽きペトラ
トビラ
自由詩
4*
24/9/30 22:54
地の塩に乾杯しよう
ホロウ・シカ...
自由詩
3*
24/9/30 22:35
捨離
リィ
自由詩
1*
24/9/30 22:18
ちきうぎ
なけま、たへ...
自由詩
3
24/9/30 21:05
反故の里帰り
福岡朔
自由詩
9*
24/9/30 20:34
【渓流】 最終章
レタス
自由詩
6*
24/9/30 20:12
めも
うし
自由詩
2
24/9/30 19:55
かさぶた
海
自由詩
6*
24/9/30 18:53
このしあはせに
ひだかたけし
自由詩
7*
24/9/30 18:28
独り言9.30
zenyam...
自由詩
3*
24/9/30 16:00
さよならを見上げて
ころここ
自由詩
4*
24/9/30 15:31
235
236
237
238
239
240
241
242
243
244
245
246
247
248
249
250
251
252
253
254
255
256
257
258
259
260
261
262
263
264
265
266
267
268
269
270
271
272
273
274
275
加筆訂正:
ヨウイチ君
/
本田憲嵩
[24/10/1 17:47]
若干修正。
7.42sec.