社畜会社員
お互い人見知り
初日不安
店でそっと指を掴まれる
昆虫のケージで連れ帰る
ずっと後ろ姿で拒絶
毛に触れたらジャンプして吹っ飛んだ
ヒマワリの種即食い
ご飯で間合いを ...
好きな詩・好きな言葉
好きな言葉は「折々のうた」。
ネット詩オタクを代表していわせてもらえばそのときそのときで
好きな詩好きな言葉好きなフレーズ好きな映画俳優は変わるか
と、思った ...
好い天気だ。
聖地の{ルビ陽光=ひかり}が混じりつ気なく鳴り響く
こんな好い天気だ。
振つ切れたやうな気圏のまつただなかを
透けた{ルビ南風=みなみ}がかるがると翔び
雀の子等はあどけなく驚 ...
天国と地球の狭間に在り
光の響きに注ぎ込まれていく
ヒビキの速度と一体化しながら
巨大な何かの残響足跡残像
反復され前進し反復され
天国と地球の狭間に冷ややか覚醒して生き
ひたすら ...
キンキンに冷えた間柄
いま ふたつ星みつけた
風が鳴る今日
雨の中で 絡み合う体
秋のおでまし
鈴虫が仲良く合唱
実りの秋に愛が生った
ススキの穂みたいな ...
日々 旦那と向き合う
旦那の心が広いから泳ぐ
笑い合える幸せ
幸せをくばって分け合う
何気ない 徳こそ積むべき
蝶々になりたくてバタフライで泳ぐ
絢香になりたく ...
このペンが
最後に記す言葉はなんだろう
感謝の言葉だろうか
それとも呪いの言葉だろうか
生まれた街の名前とか
(せんだい、とか?)
好物の名前とか
(カレーライス、とか?)
誰かの名前 ...
菜の花の畑見下ろす丘の上食べられるもの食べられないもの
プロ野球開幕戦はもう明日去年を越えた選手に逢える
蜜柑食べ何個も食べて手は黄色お婆ちゃんの温かい指
開幕で各球団のルーキーは大 ...
庭のウッドデッキに
細長い枯れ枝が落ちていた
薄いカーテン越しに見ていると
その先端が微かに動いている
枯れ枝ではない何者か
無機質だと思っていたものが
実は違っていて
ぬめった ...
ここには注意書きをよく読まずに入ってしまった。ここに一度入ってしまったら出られないと知ってから何年が経っただろう。出口がないこの場所も、今では色んな人の言葉で溢れ返っている。中には持ち主に捨てられて、 ...
何かを感じとることは
夕暮れの空に似ている
冬に 太陽の 向かう
一生に一度きりの時間
きっと 誰にとっても
店を出ると街は夜だ
光のロータリーに灯された
どこに彼らは帰るのだ ...
術師たちが部屋に入ってきてしばらくすると、死刑囚たちの頭に被せられていた布袋が、下級役人たちの手でつぎつぎと外されていった。どの死刑囚たちにも、摘出された眼球のあとには綿布が装着され、その唇は、 ...
手に入らなかったものは
ポケットにしまえない
だから置き場を探すうちに
冷たくなっていく
思いはこんなにも
熱いというのに
君との未来が
空を突き刺す日は来ない
星でさ ...
僕は子供の頃
親から
「自称詩人なんかになると
サーカスに連れて行かれちゃうよ」と
言われてとても怖い思いをしたので
自称詩人にだけはならずに済んだけれど
幼なじみのヨシオ君は
そんなの ...
今夜雨が降るだろう
朝から空が暗く
水の様な風が吹いている
昼には空が見えないほど
雲に覆われ雨で前が見えない
夕方になる頃
空に雲がなくなり夕日が映し出された
今夜多分雨は大丈夫だろう
あの国道沿いの中華料理屋は昨年潰れて取り壊されたわけだけど
更地になった場所に雑草が生えていて「ああ、そうかぁ」とため息混じりに感心したわけだ
全くもって日常という言葉は恐ろしくて
感心ばかりし ...
ブラッククリアの王様が
俺をすっかりダメにしたし
それと同時に
ブラックニッカの王子様が
...
昔から縷々とおんなじおはぎかな
自称詩人に取り囲まれて
危機一髪のときに
自称詩人撲滅隊が
キンチョールを持って
助けに来てくれた
キンチョールさえあれば
自称詩人の百万匹など
一網打尽にしてくれるわ
危うく自称 ...
白と紫の色彩たち浮き上がり振動し
青く涼やか秋のふるふる降り震えて
両眼一点に交わり結び移動しながら
路傍の草花の群れの成長を追いかけ
吹き抜けゆく秋の大きさを跡付けて
白の紫の
光の ...
崩れそうな わたしを背負う
涙涙の日も ありえる
干からびるまで 愛して欲しい
愛がいとしい 恋が恋しい
神秘は神秘な ままにする
暴きたいのが 人のさが
結婚 ...
ワイフが関東へ遊びに出かけたので
近くの店に弁当買いに行った
弁当やおかずを見ていたら
目の前の炊飯器に炊きたての白いご飯があった
そばにはどんぶりぐらいのプラスチックのお椀も
置いてある
...
開いた本に落っこちた
女が煙を紡いでいる
乾いていく魚の目の中の
月が自傷を繰り返す夜に
雷鳴に臓腑はふるえ
雨はつぎつぎ駆け抜けた
沈黙は縫い付けられたままずぶ濡れで
自分の頬を噛 ...
一斉に発信される音を 受信したラジカセで変換し流す音楽が
ドアも窓もない部屋で飽和していき ベッドの上で潰れそうになるから
カセットテープに録音してはつめを折って レターパックへ入れても宛先が ...
愛するという事は
まず 自らを愛する事 それが出来ている事が最低限必要である
なぜなら 自らを愛せず自らをゴミのように粗末に扱っていたら
他人にまで同じ事をしてしまう危険性があるでしょう ...
鮫がいたんだがな
とポケットをまさぐる
何もなかったので有るふりをした
洋ちゃんがそれを見て大きなあくびをしたよ
何もないくせにポケットだけがふくらんでいる
...
今日死んだものをひきずって
前に倣う 泥の轍の
なさけない背中が
夢や理屈を運んでくる
ここで落ち合うつもりだ。
一方で雑草も揺らがない礎
リフレインする夕餉のかおりに
正常に ...
この掃除機なんでも吸い込んじゃうわよぉ
過去の嫌なこと 嫌な人 嫌なもの
なんだって 吸い込んじゃうわよぉ
じゃあ
あの人の奥さん吸い込んじゃってください
子供も一緒に
...
(あなたは、)
ひとりきりの部屋で目覚め、あなただけが開くことの出来るパソコンの日付に、奇数をかくにんする。
あなたは窓をゆっくりと持ち上げ、首をねじ曲げて、今日の三人称を、水で満たしていく、 ...
僕のオリーブ色の世界は
涼しい部屋、僕の部屋へ南端を張り付けて
外はいつでも火葬場と、冷たい果物の皮、
神経の通った舶来の氷、醒めた屋根、裏庭の水
(コミュニケーションと、くらい泡((
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ハム子
秋田の米はう...
自由詩
3
23/9/25 23:51
好きな詩・好きな言葉
足立らどみ
散文(批評...
4*
23/9/25 22:42
最終戦争 (旧作)
石村
自由詩
4*
23/9/25 22:34
Heaven And Earth2
ひだかたけし
自由詩
6*
23/9/25 17:40
整える
ルルカ ne...
俳句
3*
23/9/25 17:38
限度を
〃
俳句
0*
23/9/25 17:14
唯言
やまうちあつ...
自由詩
0
23/9/25 15:47
温かい
夏川ゆう
短歌
2
23/9/25 15:32
憂いの卵
そらの珊瑚
自由詩
4*
23/9/25 10:59
出口がない
為作
自由詩
2
23/9/25 2:56
秋のモールで
番田
自由詩
3*
23/9/25 1:21
陽の埋葬
田中宏輔
自由詩
6*
23/9/25 0:01
金木犀
ミナト 螢
自由詩
2+
23/9/24 21:17
見世物小屋
花形新次
自由詩
0
23/9/24 20:57
予報
リィ
自由詩
0
23/9/24 20:08
跡地
入間しゅか
自由詩
2
23/9/24 19:24
KING DONKEY EARS
TAT
自由詩
0
23/9/24 19:11
おはぎ
足立らどみ
俳句
6*
23/9/24 19:01
菅原さんありがとう
花形新次
自由詩
2
23/9/24 18:21
VISION5
ひだかたけし
自由詩
2*
23/9/24 16:51
加点方式の逆
ルルカ ne...
俳句
3*
23/9/24 16:21
世の中なかなか面白い
zenyam...
自由詩
2*
23/9/24 13:14
寿限無
ただのみきや
自由詩
3*
23/9/24 13:04
ラジカセ
wc
自由詩
9*
23/9/24 11:44
愛とは
ルルカ ne...
自由詩
3+*
23/9/24 7:45
ポケット
アラガイs
自由詩
11*
23/9/24 7:09
累の臭跡
あらい
自由詩
1
23/9/24 6:47
いいじゃあん
ルルカ ne...
自由詩
4*
23/9/24 6:09
(ripples)
由比良 倖
自由詩
2
23/9/24 5:07
水のスープ
〃
自由詩
4*
23/9/24 5:05
235
236
237
238
239
240
241
242
243
244
245
246
247
248
249
250
251
252
253
254
255
256
257
258
259
260
261
262
263
264
265
266
267
268
269
270
271
272
273
274
275
2.99sec.