そしてまた始まる

「じゃあまた」って いつもみたいに手を振った君の顔には
さっきまで誰かに見せてた笑顔が しばらく張り付いてた

最後まで気の利いたことも言えないまま
すぐに泣き出したく ...
生きてゆくなら命を賭けろ


生きてゆくなら命は賭けろ









何が学歴だ
何が親ガチャだ
何が運だ






何が『いじめ ...
ほどよく温んだ風が
みみたぶを掠めたら
あなたの好きな
「は」で始まる季節

生垣の横の
赤い自転車が
見当たらない

2ブロック先の十字路が
ふんわりとしたら
あなたの好き ...
ご神体は山だった
うさぎは皆に撫でられて
頭と耳がぴかぴか光っている
カレル橋のヤンネポの犬もそうだった
ウイルスが沁みこんでいる
だだっ広い草原に意味不明な巨石
群がる観光客を羊だと思っ ...
 やわらかい気持ちで朝をむかえられたら

 やわらかい笑顔と

 やわらかい言葉で

 朝を伝えよう

 やわらかい陽ざしで

 やわらかい心が芽生えたら

 やわらかい一 ...
光の視界を
人、人、人、
昇ったり降りたり
ドテラ姿のおじさん
また会ったね、ハローハロー



人、それぞれに
日常の場で非日常の場で
活動し創造しながら
それぞれの可能性と限 ...
  

曇天の裂け目に
完成された神聖があることを
知っているひとは
僕と
あと
だれだろうか
切れ長の目を
その裂け目に向けている
あなたには
あの神聖が
みえている ...
つぶれるような思いで
たどりつくと
あなたはすでに
水になってしまっていた
流れていくので
じきに川になり
いつかは海にもなるだろう

ここはまだ高いのだ
流れていく先がある ...
シックスナインをしていたら
きみの肛門が牙を剥いて
襲って来たので
とても大変でした
光り帯びる
銀海原を遊ぶ
子らの笑い声

 生まれたての現に

触れては更に歓び深く
生動スルこの瞬く瞬間、

 垂直貫く永久のイノチ

笑う咲う、
光帯びる銀海原を
遊ぶ子 ...
 ある時には、自宅にいると、波のように悪霊や悪想念の塊が、押し寄せてくるのに耐えられず、自宅を出て、鉄道を使って愛媛を出て、山陽地方を廻ったことがあった。
 最初に香川の高松にゆき、瀬戸大橋を渡って ...
静かに
狂う私の
闇を聴くと
小鬼の無邪気な
笑い声
うちの
わんこに
ほっこりだ
いのちの
かわいらしさ



雪国の
残雪は
すこしずつ解けるので、
すこしずつ春になっていく
すこしずつ命が芽吹きます
ファン歴が長かったのに聴かなくなったバンドを思い出して、今どんな音楽やってんやろなと思う。
そしてそのバンドの新しい曲を聴くまでの時間をふりかけて飯を食う。
美味い。
斜めにひしゃげた窓枠に
ぶらんと垂れ下がりしガラス窓
この部屋も遂にぐるりと回転を始め、
微動だにせぬのは吾のみや
得体の知れぬ時間が到頭破綻した。
これは夢ではなく、
現実のことなのだ。 ...
一人 今日も
歩いた夜道に
光る コンビニ
雑誌と缶


店を出ると今日も
まばらな 人影
横切る姿の 電車


内見した部屋のアパート
また 通る 電車
僕の明日の不安から ...
欲しいもの、恋人、家族、生きること、美味しい食事、あと三年



最初から好きなフリしていただけと血より真っ赤な大嘘をつく



星の下、オアシスで寝るラクダの目、 ...
磯野波平に良く似た教授は
ステテコにラクダの腹巻姿
団扇をパタパタと仰いで

トリスタンの加速器に行ってみるかい?

はい 是非とも!

では
このカウンターを胸に付けて放射能を測定 ...
何が私をそそのかすのか
穏やかなふりに疲れた時
背中を押され私も
誰かを押しそうになる

まだ誰もいないうちから
この感覚が体を動かす
まだ誰もいないから大丈夫
唱えながら
季節 ...
ぽっかり次々生々し
顔顔顔、 
瞑目意識視界に現れ在り
オマエ誰なんだ?
問う私、
先ず誰なんだ?と
ひとつ思惟の
至高の浜辺に打ち上げられ
蠕動す、閃光す、 
永劫の余韻響かせ
鎮まりゆくヒビキひとつ

 打ち寄せる波間のオノレ偲び

波乱の終着に、

至高の浜辺涙で濡らし。
誤解を承知でいえば、僕は誤解して欲しいから話す。たくさん誤解して欲しくて
たくさん話すのです。ちゃんとの理解なんて求めてない。僕も沢山たくさん誤解
するし。誤解しながらどれかひとつ本当の貴方にいつ ...
祝砲さ!涙鼻水まき散らせ!春が来たんだ!ティッシュの山さ!

春が来てしまった俺の嫌な春きみのいないつまらない春が



新学期新入職に新人と「新」と「祝」とで疎ましき春

咲き誇る桜 ...
わかりたくて
わからなくて
ふたりうつむいた
残像は静止したまま
スイッチを手探る


さくら咲く公園で
泣いたきみ
だきしめ
だきしめられた
黒曜の夜


ひたすらに
...
自己とは何か
世界とは何か
それが解らなければ
生きている甲斐がない
大いなる問いが
大いなる答えとなる

師が教えてくれた
一本の道
辿り来て未だ山麓
五十にして迷いあり
一本 ...
真木柱
ここかとぞ思ひかけどもにほのうみ 行きまどひぬるたななしをぶね

梅枝
としふれば灯すにはびのけなげさも まつの枯れ木のほむらとぞ見る

藤裏葉
ふたばより心かけにしむらさきの  ...
  

秋波とか
あなたの目をみて吹く風が
どうかあなたの目に届けよと



奪われた
あなたに明るい微笑みを
だからこれからわたしを守って


揺れている
意志がさみ ...
ひっくり返りびっくらこ
微妙に確かに変わりゆく
男になったり女になったり
意識の野辺に輝き咲き開く
アナタという顔ノ美しき




破裂スル
時の間に間に
ぽっかりこ
魔と魔の ...
つばめさんたちがもう
町には来ている
次の季節に
私も
移ろう



雪解け水で
激流に変わった川
その音が
私のこころの奥では
しんとしている光



指に
み ...
月光に
のっぴきならぬ
私は
私の悪を見つめると
だいじょうぶだよと小鬼がささやく
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
そしてまた始まるitukam...自由詩224/4/4 22:28
配られたカードで勝負するしかないのさTAT自由詩024/4/4 22:24
「  」夏井椋也自由詩6*24/4/4 22:11
ぎんなん藤原絵理子自由詩324/4/4 21:04
やわらかい心佐白光自由詩2*24/4/4 20:43
五行歌、ハローハローひだかたけし自由詩4*24/4/4 20:41
完成された神聖秋葉竹自由詩324/4/4 19:30
水になってしまっていたはるな自由詩424/4/4 19:05
肛門の狼花形新次自由詩0+24/4/4 17:46
ドミナンテひだかたけし自由詩224/4/4 17:22
神秘体験について2ジム・プリマ...散文(批評...0+24/4/4 14:24
※五行歌「小鬼の無邪気な 笑い声」こしごえ自由詩7*24/4/4 13:08
※五行歌 二首「いのちの かわいらしさ」自由詩3*24/4/4 13:07
4月4日の昼休み奥畑 梨奈枝自由詩124/4/4 12:44
ガラス窓積 緋露雪0...自由詩124/4/4 1:35
夜のコンビニ番田 自由詩124/4/4 1:29
バカにしないで秋葉竹短歌124/4/3 23:51
高エネルギー物理学研究所レタス自由詩6*24/4/3 22:48
チャンス木葉 揺自由詩324/4/3 22:47
五行歌、未完 顔顔ひだかたけし自由詩3*24/4/3 21:58
遠望自由詩224/4/3 17:58
誤解soft_m...自由詩6*24/4/3 17:54
春爛漫六九郎短歌124/4/3 11:09
五行歌 徒然にレタス自由詩4*24/4/2 23:36
大いなる渡辺亘自由詩024/4/2 22:38
源氏 其の六藤原絵理子短歌124/4/2 20:44
どうかあなたの目に届けよと秋葉竹短歌224/4/2 20:24
五行歌、VISIONひだかたけし自由詩3*24/4/2 17:03
※五行歌 三首 「しんとしている光」こしごえ自由詩6*24/4/2 15:39
※五行歌 「のっぴきならぬ 私は」自由詩2*24/4/2 15:37

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加筆訂正:
五行歌 徒然に/レタス[24/4/3 7:50]
手を入れました。m(__)m
四月の杞憂/ヒロセマコト[24/4/2 16:42]
「君たちは歩兵だ」→「私たちは歩兵だ」に修正しました
3.22sec.