少子化が深刻になって
教育方針が変わり何年か過ぎた

僕の体が動かなくなってきた頃
孫がやってきて僕に言う
おじいちゃん自決して下さい
動けなくなる前に

僕は仰天する
僕たちはお前 ...
 

ある海をみながら
海の家で食べた焼きそばが
美味しいって君がいったのを
憶えてる

むろんそれは
そんなになんていうか
特別に美味しいものじゃなかった
と想う

...
汚れた衣服をいくつか籠に放り込んで、そうしてぼくたちはカラフルな影を選んで家路についた、どの日めくりにもあった日焼けの跡のことを、反射する屋根の眩しさ、室外機の低い振動、五月は水色のタイト ...  

 
目覚め前お休みちゅうのスマホらは枕の横でまだ夢の中
 

*

以下、inkweaverと、、、

その光景はよく知っていますね。目が覚める前のほのかな夢の中で、
スマホ ...
よすがを星とされ
答える口は無い
なんの振動だろう
電車、揺れ、歩く、揺れ、
鉄橋、揺れ、日差し、揺れ
視線、揺れ、電線!、揺れ
口の端、揺れ、帽子、揺れ
目、目、目、目、と、あらあらし ...
傘を持たない私たち
雨の止み間に家を出て
降られぬうちに用事を済ませ
日暮れの前に横になる

電気はとうに届いておらず
夕闇のなか汲み置きの
水で身体を清めても
日々の不安は拭えない
...
富良野の電気も水道も
なかったとこで育った純くん

中卒で
泥の付いた一万円札を手に
長距離トラックに乗って東京で
すさんだ暮らしをした時も
工場で働いてた時
傷害事件を起こしたっけ
...
ヨーソロー!
船長は親指を立て
一等航海士が叫んだ
帆は満帆に張られ船が動き出した
エルドラドを求めての出航だ

羅針盤は東の大洋を指し示し
北極星は正確に北に輝いている
オレが航海に ...
君の顔、視ていると
野に咲く花、想起する

 奔放に必死に咲き開く
 イノチというチカラ

過ぎゆくものにして現れる

   永久なるもの

君の顔、視ていると
想起される 野に ...
公園や身の回り、山に
紫色の藤の花が咲く

意識しなければ
綺麗な花が咲いていても
気づきもしない

藤の花の飾らない美しさ
初夏の中で存在感を示す

人々の笑顔が
紫がかって見 ...
これもみんなのおかげ。
私が無くても
みんなは存在しているが、
みんなが無ければ
私は存在出来ないからね



無事に年を重ねられました。
すこしは
私の力もあるでしょうが、
...
つとめての日高の町のともしびははるか遠くに こころが苦しむということは
本当は
生きたいのである

味わいながら静かに
○「耕された畑」
久しぶりに晴れた
青空のもと家庭菜園の畑を
耕運機で耕した
耕された畑はミレーの絵になる
見飽きない土の色だ

○「相談」
「一人で悩まないで」
とよくあるが
ど ...
青錆色のものが 慢性疲労 三年前から 慢性寂寥 僕の{ルビ鳩尾=みぞおち}に巣食っている エルレの右手は今でも好きなんだ

そういうと君は笑ってくれるだろうか?
洋食を 食べながら
言葉って 美味しい だけだね
食器のあたる音が ちいさく
なにかを 伝えてるかな

珈琲を ブラックで飲む癖
あなたに教えられた
ほんとうは 甘ったるく
...
○「ロボット病院」
駐車場ロボット
受付ロボット
診察ロボット
治療ロボット
手術ロボット
看護ロボット
リハビリロボット
会計ロボット
薬局ロボット
苦情処理ロボット

○「 ...
この世のすべての生き物は
みな いずれ食べられる
食べられることなく死んだとしても
屍体は大地に食べられ
また なにかの食べ物へと姿をかえる
もし 食べることをこばんでも
おのれがおのれを ...
光のうねりに
魂の息吹きを感じ

人の魂と同類の魂息吹く
朝に入射する光のうねりに

  私という魂の命 

新たな断崖絶壁の際に
今日も目醒め、
肉体という器官に宿り
一礼して ...
ディランの「風に吹かれて」は
黒人の女性フォークシンガーの
オデッタが歌った
「No more auction block for me」って
知ってたか?

黒人奴隷の人身売買を歌ったや ...
悲しい
というのが
悲しい
でも
そよ風は美しく光り



私が信じる
その存在や物事を
思うと
よしと
思える
 沙恵は絶望しながら踊っていた。煙草を吸いながら。エイフェックス・ツインの暴力的に鮮やかな、白い花のような音楽が拡がる。絶望は居心地がいい。絶望は人を強くするかも知れない。どうなってもいい。どうせ何も ... よこで寝る
スマホの虜の彼女さえ
心を血濡らす悪夢に泣くよる



時は過ぎ
夢は遠くにみえたよる
眠れないほど熱すぎる息



世界さえ
燃やし尽くしてみた ...
春雷が轟く中で、
一際高い朽ち木に稲妻が落ちて燃え上がりし。
さうして世代は更新され行くのだらうが、
一度火の付いた朽ち木は最早炭になるまで燃え上がるなり。
雷雲が垂れ込めて一際冥い世界を
...
時々川に行くと、僕は釣りをしている人を、そこで見かける。彼らは、仕掛けは投げずに、ヘチ釣りという釣りをしているようだった。川からは、音もなく辺りは静まっていたが、でも、時々屋形船が通り過ぎていく波が立 ... 比べてないと云えば
それはもうそういう風に考えている

芸術を忘れていた
自分の頭の中の誰かと戦い
ひたすら負け続けていたわたしは
いつからか勝つことばかり考えていた

そして念願の勝 ...
 
どうでもいい休日の朝に 海沿いの道をニケツする。まるで知恵の輪みたいな潮風より 確かな 夢の記憶に穴が空いた。貰い受けた原付きで。代わり映えのない真っ直ぐな道を、どこまでも どこまでもみえなくな ...
月の鏡に照らされ

レタスの葉が芽吹き

南の風に若葉が揺れる

星は流れ去り

明日の夢を見る
白髪の
髭もじゃ博士、
白い回廊渡りゆく

〉光の翼に乗り押し寄せる魂の波〈

受け容れ生きて
渡りゆくト
白い回廊輝き始め

白髪の髭もじゃ博士、

  ニヤリ純白ト輝き
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
おじいちゃん自決して下さい紀ノ川つかさ自由詩424/5/4 12:20
海の家秋葉竹自由詩124/5/4 10:39
水色のタイトルとまばらな座席ねことら自由詩624/5/4 9:25
機械愛足立らどみ短歌224/5/4 7:46
雨の魔這 いずる自由詩224/5/4 3:36
明日のエレジーヒロセマコト自由詩5*24/5/4 2:17
海神作戦に思う板谷みきょう自由詩3*24/5/3 23:06
酔いどれ船 【改訂】レタス自由詩5*24/5/3 22:34
野花のうたひだかたけし自由詩324/5/3 17:19
夏川ゆう自由詩324/5/3 13:55
※五行歌 三首「光る風の 誕生日を」こしごえ自由詩5*24/5/3 11:08
なりにけるかな足立らどみ短歌224/5/3 10:15
※五行歌「本当は 生きたいのである」こしごえ自由詩4*24/5/3 10:03
ぱんせ5/3zenyam...自由詩2*24/5/3 9:26
CDS森 真察人短歌224/5/2 23:57
めもうし自由詩024/5/2 21:54
秋葉竹自由詩324/5/2 21:43
ぱんせ5/2zenyam...自由詩2*24/5/2 20:53
大地瀬戸さんご自由詩2+*24/5/2 18:33
詩想、ヒカリのアオにひだかたけし自由詩324/5/2 17:16
風に晒され秘話板谷みきょう自由詩3*24/5/2 12:18
※五行歌 二首「でも そよ風は美しく光り」こしごえ自由詩5*24/5/2 11:17
エイフェックス・ツイン、永遠に(改稿)由比良 倖散文(批評...1*24/5/2 6:18
よるのうた秋葉竹短歌124/5/2 4:08
燃える時間積 緋露雪0...自由詩224/5/2 2:39
釣りをした日、雑誌番田 散文(批評...124/5/2 1:45
めしべの思い林 理仁自由詩3*24/5/2 0:00
paper tunesあらい自由詩3*24/5/1 21:14
五行歌 五月レタス自由詩5*24/5/1 20:57
ヒカリのタマシイひだかたけし自由詩324/5/1 20:14

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