お互いさま
と
あるお方が
言ってくれて
救われました
・
からださん
いつもいつも
ありがとう
こころさんも
ありがとう
笑いながら
泣いている私と
すべてのヒトが
いなくなっても
星は光っている
ちょっと気鬱な
月曜日
交差点に
今朝は飛んで来てくれた
白い息吐く
羽黒蜻蛉
その引き締まった脚線は
二対の翅、
着膨れする ときわ木の
林を抜けて
見 ...
人生は言葉さがしの旅であるという人がいる
僕が救われた言葉は
仏教の「四苦」という言葉だ
「生老病死」の四つの苦しみは
誰でも避けられない苦しみであるということだ
僕はこの「誰でも」というと ...
黄昏に
カレーの匂う
帰り道
夏を置き去りにして
熱は大気に溶け
甘やかな冷涼
時に運ばれ来る秋に
真紅に染まった貴女
輝き出て私を眩ませ
両手差し出した瞬間
突然到来した冷気に
置き去りにした夏の
呪詛響き渡り ...
2拍と4拍で飛び込んだ
シロップみたいな信号機が霞む夜
アクリルの透明なマンホールの蓋を開けて
雪化粧の過去を見てた
そこにあなたはいない、いないように、いた
境界の塀を歩く旅人
もう ...
人、真に求めれば
それ、すぐそこにある
それ、直ぐ其処に在れば
人、真にソレ求めてたと
証される現
在るもの外から入って来る
感覚される次元の現、
在るもの内から現れ ...
(内臓はからっぽ)死んだ馬の胸の中に、
{ルビ紙縒=こより}で拵えた聖家族が暮らしている。
1:12 a.m. 雨が降りはじめた。
聖家族の家は茸のように雨に濡れる。
小鳥は頭蓋骨に雨を入 ...
すこんと抜ければよかったものを、しぶといかさぶたみたいにしがみついてきたない。そういう蓋、風向きでいくらでも変わる。わあわあ言いながら、生活していかなければならないとおもったから。自分の足で立って、立 ...
手のぬくもりで
小さな氷河期をあたためている
白くもやいだ氷は
たやすくは溶けない
魚は見えないけれど
まだ生まれていないだけ
詩をあたためている
詩に熱を奪われている
あぶくになった ...
廿日市大野の宮浜温泉の小規模ながら湯は最高
大竹市三分の二は山の中「昔は良かった」その声を聞く
開発が進んだ結果行き止まり再活性化必要な時期
高層のビルに隠れた古い街陽当たり悪くなっ ...
いつも真面目な話ばかりじゃ
死にたくなる
時には嘘や冗談もなければ
いつも現状的な話ばかりじゃ
死にたくなる
時には嘘や冗談もなければ
昭和の時代は夢や希望がいっぱいあった
嘘や冗談 ...
ああ、君もここに来たんだね
いくつもの宇宙が生まれて終えた
今度の始まりは今までとは違うらしいね
もう君も知っているだろうけれど
そうせいをまつおおくのたましいが
みちかけるたいどうをあ ...
○「美しい心」
白一色ではなく
千の色を混ぜて創ります
○「盛りつけ」
ワイフが一個のリンゴを
16等分してきれいに大皿に盛りつけたら
豪華な一品にかわった
○「センサーから」
...
目醒めると
この心に寄り添っておとなしくしていた霊が
ゆっくりと時の隙間にすべりこんできて
顔なじみの友人のように
この肩の向こうから微笑みかけてくる
それからは いつも通りだ
神をも恐れ ...
東京の街へは二度と来るものか
、と誓った夏の終わりの東京。
ノンアルコールを片手に私はヤモリだった。
* * *
{ルビ「あれ? 未成年だっけ?」=大人の男の人の声}が私に当 ...
この世界
半熟玉子
潰しあい
子供らの夢
奪う愚かさ
フライパンのうえの未成熟な太陽系に、うっかりと落としてしまった、
君のしろい星のかけらが、
ぼくの宇宙(コスモ)を未だに巡る、ひとつの彗星となっている、
漂泊の路は白く乾き
振り返ってみれば
足跡は曲がりくねり
彼方に霞み 消えてゆく
あれから{ルビ幾年=いくとせ}経ったのだろう
春は桜の花びらに埋もれ
夏の陽はヒマワリを照らし
...
一言で言える言葉を言っていく
音のなか意味のない夢みて眠る
ほんとうの蛍のように星滅ぶ
階段で皆の白さ比べてる
数学苦手な癖に数字で比較して 学ばないまま字を打っている
ぼくたちの消えてく音が空き部屋の光の果てで鳴り続けてた
豊羽鉱山で働いてた高橋のおじさんと
おばさんの家のみゆきちゃんは
ボクが小学校の時
泊まりに行って
夜中におしっこに起きて怖くて
動けなくなった時に
「一緒に寝るかい?」と
声をかけてく ...
能登の震災で
みんな困っているのに
相変わらず
お前らは自分語りのクソ
自称詩に終始して
全く恥じるところもなく
アホみたいな顔していやがる
なあんでお前らの頭の上に
瓦礫が落ちな ...
ゆるやかに
意識ほどかれ
やわらかに
見慣れた景色
ふと浮き立ち在り
波打つ岩の割れ目
ゆるりひらいて
見慣れぬ初めての
景色ひろがる光景
ゆるやかに
ほどかれた意識
今ひと ...
現の底から
浮かび上がる
思い出の予感に
陶然と
現の過去の遠さが
俄に近く狭まって
古代の太鼓の打刻音
木霊となり鳴り響き
底の底に横たわる
わたし独りのたましい
融通無碍に踊り ...
関西風のだしがおいしかったうどんの店は
コロナが始まってすぐのころ店を閉じた
よくお世話になってたのになあ
売り上げが落ちてかどうかは知らないよ
四月にはなくなってたから
それで、ちょっとし ...
ゲット・アップ・ルーシー
『われわ ...
...
凍ったフロントガラス
朝日が少しづつ彼らを懐柔すれば
やがてそこは完璧な薔薇園になる
回旋塔のはがれかかった塗装から
こぼれ落ちるドライフラワー
校舎の壁にはヒビの花が
鉄屑には錆の花が
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
※五行歌 二首「お互いさま」
こしごえ
自由詩
3*
24/1/30 9:02
※五行歌「笑いながら 泣いている私と」
〃
自由詩
3*
24/1/30 9:01
黒トンボ [まち角30]
リリー
自由詩
6*
24/1/30 7:25
救われた言葉
zenyam...
自由詩
4*
24/1/30 6:27
少年時代
レタス
俳句
3*
24/1/30 1:00
移ろいの狭間に
ひだかたけし
自由詩
8
24/1/29 19:09
UNERU=UNERU
XIAO
自由詩
3
24/1/29 17:49
五行歌、現
ひだかたけし
自由詩
5*
24/1/29 17:09
聖家族。
田中宏輔
自由詩
12*
24/1/29 14:47
メモ
はるな
散文(批評...
2
24/1/29 14:22
実験室
そらの珊瑚
自由詩
4*
24/1/29 12:35
温泉
夏川ゆう
短歌
2
24/1/29 11:25
嘘や冗談
zenyam...
自由詩
3*
24/1/29 7:35
なげきなくながく
トビラ
自由詩
4*
24/1/29 6:53
独り言1.29
zenyam...
自由詩
3*
24/1/29 6:47
明け方の霊
岡部淳太郎
自由詩
4
24/1/29 0:21
無精卵は孵らない
R
自由詩
2
24/1/29 0:15
戦
レタス
短歌
3*
24/1/29 0:01
目玉焼き
本田憲嵩
自由詩
6
24/1/28 23:27
旅
レタス
自由詩
6*
24/1/28 23:14
本能に翻弄される大草原
水宮うみ
川柳
1*
24/1/28 22:54
子は字を学ぶ
〃
短歌
1*
24/1/28 22:51
泥沼の華
板谷みきょう
自由詩
3*
24/1/28 21:20
自称詩人皆殺し
花形新次
自由詩
2+
24/1/28 20:07
展開
ひだかたけし
自由詩
4
24/1/28 17:59
現の底*
〃
自由詩
4*
24/1/28 16:29
繁忙期の放心と、周縁の人々、一部に含まれること
うめバア
自由詩
4
24/1/28 15:51
青い墓標
TAT
自由詩
1
24/1/28 15:06
夜想
レタス
自由詩
6*
24/1/28 15:01
常設展
そらの珊瑚
自由詩
5*
24/1/28 13:52
253
254
255
256
257
258
259
260
261
262
263
264
265
266
267
268
269
270
271
272
273
274
275
276
277
278
279
280
281
282
283
284
285
286
287
288
289
290
291
292
293
加筆訂正:
常設展
/
そらの珊瑚
[24/1/28 15:36]
大幅修正しました
3.55sec.