まや
夕方、アイロンをかけていると
背中のすぐ後ろまで
海は来ていた
昔と同じ懐かしい波音が聞こえる
泳ぐことは得意ではないけれど
波打ち際で貝を拾ったり
足の指の間にある砂が
引いて ...
ドッキリか
モニタリングか
鉢合わせ
偶然すぎる
君とお店で
耕し石拾う 堆肥を入れ耕す
くり返し くり返し
ご先祖さま
豊かな土、良い土は黒い土
腐った生きもの
小さな生きもの
混じっている
生きた土、良い土は黒い土
命をつなぐ ...
🎵この残飯で最後一切合切たいらげん
🎵もしもし亀よ亀さんよ🐢の
だめなジャミングはあまり効果なしか。
防御力は盾だけではダメなんだ
根こそぎ引っこ抜けるのを
おさえる術で挑まないと
陰 ...
読みさしの本に
めがねを置いて
電気をけして寝る
かぜのたたく
春のよる
飼っていた 小さい いぬ
ゆめのなかで やわらかく
きみの手にだかれ ...
濃緑の葉群れ、
波打ち照り輝き
眩しいくらい
生命の純粋
恐ろしいほど
生命の威力
新緑の季節、進み深まり
道向こうの落葉樹たち、
枝葉を繁茂させ盛り上げ
五月の青空、五月の風に ...
「降伏など思いもよらないことだ」マリアノスは言う。
「さすれば、わたしはまた幽閉の身となるであろう。
それよりも心配なのは、ミーガンテが再び王位に返り咲くことだ。
そうなれば、ファシブルは必 ...
ファシの街では激戦が続いていた。ファシブル軍も
果敢に応戦したが、アースランテのほうが一枚抜きんでていた。
そこにはやはり、魔導に頼るものと武力に頼るものとの違いがあった。
魔導士の力には限りが ...
マリアノスは、そこで女千人隊長のガイゼル・マーガセルに声をかけた。
「もう、ファシの街は持たないのではないか。わたしは遷都も考えている」
その遷都先は、ファシブルの南方にあるヨーミルノスという街で ...
今年もうぐいすが鳴いた
うぐいすが
うぐいすであることを誇るような
透明の声は
命の分身
離れてしまえば
もう本体に戻ることはない
永遠に
たとえば
意に沿わない風にも
うぐい ...
さっきから私の背を追ってくる
オヤジ節の様な咳払い
切れない痰のしつこさに男はどんな顔しているのだろう
振り返り見ず 歩く私の前にはさっきから
くるくる回る
まぶしい笑顔のデ ...
あの人の事を思うと
今でも心がふるえる
あの人がどんなに強かったか
あの人がどんなに優しかったか
私自身
あの人にどんなに励まされたか
あの人に恩返ししたい。
そのための人生 ...
さらっと
神仏
生きる
呼吸
するりと
+++
まあるいお月さまが
雲にかくれたりなさって
顔をだしたりなさって
ぽかんと見ている私は
だまって
道は一つだけじゃない
キミは一人ぼっちじゃない
誰かの足跡
草を踏んだあと
その後に続け続け
来た道 引き返したくなる
時たま しゃがみこむ
いいんだ それでいい
...
お酒を飲んだときは、政治と宗教の話はしない
と書いたことがある
受け取られ方としては
前半部分は吹っ飛んだのである
「最近の若い者は」という落書きがピラミッドにもあった
と書いたことがあ ...
CERNそれはちょうど赤い夕暮れのうつりこんだ道路の水溜まりだった。道路わきの草むらにはおそらく子供たちが忘れていったであろう白い野球ボール、水面にはちょうどあのときのCERNたしかにこんなあかい夕暮 ...
ときの果て
想いはめぐり
万年後
(テラ)そりかえり
今日は亀の日
暗がりに落ちていく
想い、重いなぁ
ざらざらした手触りの
荒れたディストーション
そのサウンドに否応なく
惹き付けられ引き込まれ
誰かが自殺する夜明け前
赤ん坊の様に眠るあなた
夢 ...
窓を開けると五月の風と一緒に
校長先生が入ってきた
自分で握ったんだよ、と
おにぎりを食べてみせ
そのまま駅のプラットホームに並んだ
太陽の高さや空気の感じなどで
今日が午後であることはわ ...
○「死にたくない」
朝トイレに入っていると
近所の一人暮らしの伯母さんから
今朝急に胸と背中が苦しくなったと電話が来た
行くと今度で二度目だという
かかりつけの県立病院に行く車の中で
...
出立は二十一時零八分
塩のために歩く
明くる十二時四十三分
塩のために命を失わないよう歩く
扉のすき間から一条を頂く
それに拠ると本日未明
私は既に虚しかったそうだから
...
すべてから
解放され
すべてを
開放し
広大な大地に
遊ぶ
*
気分、沈み
気分、盛り上がり
まるで大海原のうねり
(自我 佇みひたすら静観し)
天空に銀河の ...
私は
優しい人間ではない
ただ
自然で
ありたいだけです
自分の弱さを
自分で認められる人は
ほんとうは
つよい人だ
そこに道がある
私は無知だ。
ここにこころが ...
そんな中、ドラゴンたちは何を望んでいたのだろうか。
ヨースマルテの混乱だろうか、それとも、
エランドルの望む世界の再編だろうか。
ドラゴネイアスは人の形を取ることもできる。
世界の改変を望 ...
マリアノスは、そこで女千人隊長のガイゼル・マーガセルに声をかけた。
「もう、ファシの街は持たないのではないか。わたしは遷都も考えている」
その遷都先は、ファシブルの南方にあるヨーミルノスという街で ...
ヨーラ・テルは、もっとも簡便にして優れた魔法である。
この雷撃の魔法によって、アースランテ軍はファシブルの兵士たちを葬っていった。
建物の物影に隠れて、ファシブル軍は反撃を試みる。
しかし、今や ...
小径にすぅと鬼やんまが消える時も、
林のひんやりとした木陰にある草はじっとしている。
座椅子にふんわりとすわる。
自室の窓から入ってくる光が淡くなっていく夕方。
今日死ぬかもしれない私。
...
新じゃがいもをたくさんもらったので
ご近所さんにお裾分けした
お返しに、と
果物をいただく
蜜柑のようでちょっと違う
きめ細かいすべっとした黄色い皮は薄く
手でむけそうだ
現れた果実 ...
京都駅構内のアスティロード商店街を抜けて
おもてなし小路を行くと連れの彼女が独りごちる
「うわ、六百十五円やて!」
何事かと 彼女の視線みると
老舗珈琲店の店先ショーケースにはり ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
たかし
布
自由詩
0
23/5/25 11:21
背中に海
たもつ
自由詩
4
23/5/25 6:57
偶然すぎる
足立らどみ
短歌
3
23/5/25 1:25
黒い土のため
日朗歩野
自由詩
4*
23/5/24 23:15
#メトロノームはリズムを教えない
足立らどみ
自由詩
1
23/5/24 21:18
託す
草野春心
自由詩
3
23/5/24 19:46
生命の力動〇上昇、そして下降
ひだかたけし
自由詩
4
23/5/24 16:58
ファシの戦い(十二)
朧月夜
自由詩
1*
23/5/24 15:29
ファシの戦い(十一)
〃
自由詩
1*
23/5/24 15:29
ファシの戦い(十)
〃
自由詩
1*
23/5/24 15:28
うぐいす
そらの珊瑚
自由詩
8*
23/5/24 15:19
傘
リリー
自由詩
3*
23/5/24 12:21
_
渡辺亘
自由詩
3
23/5/24 10:55
さらっと神仏
日朗歩野
自由詩
2*
23/5/24 8:45
その後に続け続け 2020年8月11日制作 20 ...
ルルカ
自由詩
3
23/5/24 6:32
貝になりたい
りゅうさん
自由詩
4*
23/5/24 6:28
CERN
本田憲嵩
自由詩
3*
23/5/23 23:53
5月23日 #世界亀の日
足立らどみ
短歌
2*
23/5/23 22:35
未知
ひだかたけし
自由詩
3*
23/5/23 17:47
失投
たもつ
自由詩
4
23/5/23 17:43
独り言5.23
ホカチャン
自由詩
2*
23/5/23 16:57
塩のため
soft_m...
自由詩
1
23/5/23 16:54
覚醒の遊戯
ひだかたけし
自由詩
4
23/5/23 16:06
※五行歌 四首「私は 優しい人間ではない」
こしごえ
自由詩
2*
23/5/23 14:33
ファシの戦い(九)
朧月夜
自由詩
1*
23/5/23 13:01
ファシの戦い(八)
〃
自由詩
1*
23/5/23 13:00
ファシの戦い(七)
〃
自由詩
1*
23/5/23 12:59
そして私は静かに狂う
こしごえ
自由詩
3*
23/5/23 12:36
到来物
そらの珊瑚
自由詩
9*
23/5/23 11:36
アップルパイ
リリー
自由詩
8*
23/5/23 9:14
232
233
234
235
236
237
238
239
240
241
242
243
244
245
246
247
248
249
250
251
252
253
254
255
256
257
258
259
260
261
262
263
264
265
266
267
268
269
270
271
272
3.62sec.