僕の話をしようか
僕の話は、たとえば
レッド、グリーン、イエロー
いろんな色の林檎から一つだけ
きみの心臓を選んでくる
そんな話さ
カタチはいびつに置いていかれるから
僕 ...
卵がない
と言うのとまったく同じ重たさで
愛してない
と言う
君は
軽やかに靴を脱いで
眠りはじめる
鳥たちは
詩の滅亡、と言う
巣の作りかたを忘れてしまって
帰る場所がないの ...
ガレージのシトロエンに火を入れる
ダウンタウンの高層が切れて
海の気配がする
カーラジオから溢れる愛と宣伝。その反転
銀河のハッピーセットを買って
rocketshipに乗ろう
あの胃 ...
スギナ
麗し
風
ピストルを乾かす冷たき残酷の
世界の果てで胸を裂く日々
ナイフ刺しその心臓を止めたとき
深き絆も全て消え去る
割れ人形風に揺られて儚くも
あの懐かしさだけはそのまま
初めて
お会いした時と
同じ
仏頂面で
同じ
淡々とした
口調で
同じ
音階で
持ち込んだ書類に
加筆し
持ち込んだ書類を
突き返し
持ち込んだ書類を
後ろのボックスに ...
夜よりも
悲しい嘘があるのなら
スマホを手に取りググれもしないさ
だらしなくおならする
なんでだろ
ふしぎだな
ぷぅぷすっぶりって
よるがふけるほど
ぷうぶすっぶりっと
アーリマンとルシファー
間でバランス取る私は、
大地に根付きながら
宇宙に ...
君に出会う前の僕は
腕を組んだまま
解けない闇を抱えていた
今の場所から進めない時
君は上から光を当てずに
僕の心を工事してくれた
傷を見ても
深さを知ってる人の声は
僕より ...
飛び立っていく音響の群れ
ぶちまけられ飛散する色彩たち
対象欠いて踊る躍る、
貫通する直線に引き裂かれながら
深まり自立していく思考
虹の双曲線の巨大な異様
わたしの眼は何処に行った? ...
夏
生きたいと
ただひたむきに汗流し
熱風切り裂き走り切ったぜ
冬
死にたいと
なんど希ったことだろう
心凍らす無力な純粋
秋
疾 ...
あたし
くるっちまいそうなくらい
ホンキのこがねいろの恋を
してしまっている
みたいなんだよなぁ
わかりやすい夢を
ひとつふたつ蹴散らしても
やすらかな陽気な日常を
...
つめたい
匂い、縁取りは
複数のかけら
こぼして
きらきらと、して
積もったことを
そんなにも、きれいな
両手で
拾うように
きみは、
言葉は、薄く
ひかっただろう
け ...
憂国の思い握りし日本刀
血渋き刃に未来夢見る
亡国に響く死の鐘の音
青雲の向こうに夢想の兆し
殺し方知らない殺し屋
謎と一緒に死にたい刑事
腹が壊れるほど笑ったら盲腸になった
刻まれていく不思議達タトゥー
日向ぼっこしても傷つく
真昼間からオペラ
やり捨 ...
世の中でMMORPGなるゲームジャンルがある
自由に振る舞い、マナー要求はあれど概ね過ごしやすい広大な世界
そこで、大勢の勇者が、文字通り何千何万回と世界を救う
一つの世界にいるよ ...
鏡を見ると寝ぐせがひどいので鏡を見ないことにして表へ出て注目を浴びたあの頃が懐かしい。
すっかりそれが当たり前の景観になってしまって巷はそんな私で溢れかえってしまった。未来に私はいる。
ぎりぎりま ...
露出した涅色の空に、金平糖にもなれず流される星屑だろうか、今年も拾い集めては又恙なく過ぎていった。
これは芽を摘むもの、握り潰すこと、さんざん同じことを忠告する御神籤のご利益でできる。鶸色の喘ぎ ...
ひだまりの中に佇んで
樹々の芽吹きのささめきに
聞き入るように目を閉じた
少女の髪をゆらす風
めぐりめぐって誰の頬
ことば尽くしてこころを失くし
破いたノートの切れはしの
ひらりひとひら ...
すましてる
あの子を指で
弾きたい
恥を知らない
はい
ごもっとも
共働きじゃない
ふたりとも
病気なの
いわゆる
見えない病に
おかされて
それでも
神様に愛されて ...
熟年離婚が珍しいことでなくなっている昨今
時には美しき老夫婦愛を垣間見る一瞬がある
登山を終えていつもの温泉に寄った
5.6人の先客があった
熱い湯につかってのんびりしていると
一人のおじい ...
熟年離婚が珍しいことでなくなっている昨今
時には美しき老夫婦愛を垣間見る一瞬がある
98歳のおじいちゃんの奥さん93歳が
数日介護施設で過ごすこととなった
お泊まりを無事終えて帰宅すると
...
殺したい
殺したい
殺したいと右手が唸り
思い切り壁を殴りつける
ふりをして ほんのあと1センチで止める
この細胞の残酷さ
眼差しはボクサー
棒切れのような身体からあふれ出す狂気
頭の ...
時計の針が進みゆく沈黙の中
海岸に漂うレモンの香りに惹かれ
彼女は目を閉じて深呼吸をする
彼女の長い髪が風に舞い
海と一体化するような感覚にとらわれる
死の影から逃れられない運命を嫌がり ...
或日 遠い湖北の外れ町
心を病みどこへとも行くあての無い
たびの子が街からやって来た
幼すぎるその子に
ある禅寺のご住職が暫くの宿を
貸すことにした
親元を離れた日 ...
なんでもこいのアラフォーだ
来た魚は逃がさず素手で掴む気満々な私
結婚してから他に恋はしても愛しちゃだめだ
鳴かず飛ばずだからこそ背すじくらい伸ばせ
未熟だからこそ成熟する ...
バーの中でウイスキーを一杯
ボクサーのような男が、血の滲む傷を舐める
ジャズの音色が深い哀愁を誘う
女がショートスカートで踊るが、彼の心は冷たい
絶望に打ちひしがれた男は、無力に生きる ...
太陽と月が天空を照らす
神々の力が海辺を包む
信仰は愛を育み、未来を照らす
しかし、残酷な争いにより、希望は消え失せる
夢を見る少女は、風に舞う傘を持って歩く
海辺で星空を見上げ、神 ...
前に進んでいれば
迷っているわけじゃないから
ちょっと覗いて見たくなる後ろ
迷いはどこからやってくる
今日 やり残したことからやってくるよ
明かりを消す前 ...
友達とファミレスに行くだけで涙が出てくる俺はやばい
親戚関係も家族関係もほぼ断絶しており家族的なものに異様に飢えているのだ
今日はロイホに誘ってくれた人がいてそれだけでワクワクした
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
拝啓カフカ
ねことら
自由詩
2
23/4/23 21:53
卵たち
はるな
自由詩
6
23/4/23 21:19
死から始まる
mizuno...
自由詩
2
23/4/23 20:54
令和5年4月23日(日)
みじんこ
自由詩
2*
23/4/23 20:51
AI短歌2
花形新次
短歌
2
23/4/23 20:49
カウンターにて
北村 守通
自由詩
2
23/4/23 20:20
去水
秋葉竹
短歌
1
23/4/23 20:18
どうですか?
ひだかたけし
自由詩
4*
23/4/23 20:07
butterfly
ミナト 螢
自由詩
1
23/4/23 18:57
ノンセンス3
ひだかたけし
自由詩
7*
23/4/23 18:52
奇矯の生
秋葉竹
自由詩
0
23/4/23 18:37
いっしょにいようよ
〃
自由詩
1
23/4/23 18:33
カフカ
ねことら
自由詩
2
23/4/23 18:09
AI短歌1
花形新次
短歌
2*
23/4/23 17:15
殺し方知らない殺し屋
ルルカ
俳句
6+*
23/4/23 15:31
世界救済と鰯
短角牛
自由詩
4*
23/4/23 14:48
見送る夏
白書易
自由詩
1*
23/4/23 13:58
畷の石(ナワテのイシ)
あらい
自由詩
0
23/4/23 12:44
胡蝶──少女遠景
ただのみきや
自由詩
1*
23/4/23 12:42
見えない病
ルルカ
自由詩
3*
23/4/23 9:44
美しき老夫婦愛2
ホカチャン
自由詩
1*
23/4/23 9:29
美しき老夫婦愛
〃
自由詩
0
23/4/23 9:15
anger
れつら
自由詩
3*
23/4/23 9:06
レモン
花形新次
自由詩
0
23/4/23 7:47
十二時
リリー
自由詩
3*
23/4/23 7:07
嬉し涙にしてな
ルルカ
俳句
3*
23/4/23 5:41
ボクサーのような男
花形新次
自由詩
2+*
23/4/23 5:08
太陽と月
〃
自由詩
1+*
23/4/23 4:08
迷いながらも
佐白光
自由詩
2*
23/4/23 0:57
ファミレス(ファミリーレス)
猫道
自由詩
3
23/4/22 23:42
248
249
250
251
252
253
254
255
256
257
258
259
260
261
262
263
264
265
266
267
268
269
270
271
272
273
274
275
276
277
278
279
280
281
282
283
284
285
286
287
288
加筆訂正:
年代記
/
本田憲嵩
[23/4/23 2:41]
3連目加筆。その他細かい箇所修正。
3.23sec.