許されないはぐれものが
めぐり逢った輪のなかで
忘れられない約束をした

長いときを経てすこしも
信じられなかったという
悲しみで結びあう旧世界

やつれ果てた希望の ...
 雨は詩歌。
 雨はメタファー。
 雨はわたし。



  散文の海へ8

 夏休みに入った。
 家族連れでにぎわうビーチは、まるでキャンプ場のテント村みたいだ。ビーチパラソルなんて ...
太平洋が反射した灰青色の空から
雨は音も立てず降りてくる
寒冷紗のようにふわりと
海を見下ろす緑豊かな岬は
優しい雨に包まれ白く霞む

草を食んでいた岬馬の澄んだ瞳
雷光を映して光り
...
こんもりした
緑の丘に昇り
空の青み仰いで
透明になりゆく世界を
透明になりながら眺めて

明るむ意識の輝きの光と
一緒に揺れている緑の
深みに沈み込みながら

こんもりした緑の丘 ...
○「後ろ姿」
最近僕は気づいたことがある
太っている姿というのは
前からよりも
後ろ姿によくあらわれているということが
人はふつう後ろ姿は見ないから
そんなに太っていると思わないのではない ...
夢を見る前に
深呼吸する
望みの世界を
歩けますように
あの夢にもう一度
行けますように

きみに似たものを
たくさん集めて
捨てる
捨てたものだけは
ここにないから
きっ ...
いのちの深さと
愛の深さは
つながっている
故に私は
生きていける
出来る時にするのです
今度いつ
機会が
めぐってくるか
分からないから



でもね
あせらなくていい
今は
出来ることを
一つ一つするのみ
 本を読んでいるうちに
 気づいたらたばこを吸っていた
 ひょいとスマホを持って
 アルペジオのひとつに溶けて

 忘れていたのだ
 心臓が打ちあきない今のこと
 サイレンの音が
 い ...
 秀才という彼は字義通りに成績もよかった。
しかもお馬鹿な僕たちから見れば身なりもキチンとして、大人媚て立派に見えるから余計に鼻につく。
そして何を聞いても応えても(なるほど、なるほど)と頷く ...
 麦焼酎のロックに檸檬を絞れば
 金粉になって
 グラスの底に沈んでいく
 センチメンタルな別れのことば

 振りはらおうと
 あがいている姿が
 やはり
 黄色くなった泉をのぞい ...
生まれてき交わっていき死ぬだけの無意味に意味を与えるは人

異人さん、何しに来たのこの国へ。おまえを笑いに来たんだろうか

沈みゆく国の行く末、見届けよう。ここは東の不思議の国かな

異国 ...
無意味でも意味のある日にかえていく誇らしい僕ささやかな日々 ふるさとの山に咲く藤は
忘れていた苦い思い出のうたかた
恋した人の横顔のおぼろな輪郭が
霞む春の海の島影に重なる
時をさかのぼる旅に
のめりこんで逃避する快感は
ギャンブル依存症の彼と ...
  暗い目をして 海へ

暗い目をして ブツブツ云う
私を嫌ったひとは 嫌いかえしたいな
いつまでも好きと想うな 自惚れないで
わからないなら べつに良いけど
わからな ...
きみは渓谷のファイターだ

外来生物であるのに

上手く同化している

釣ってよし

食べてよし
やまない雨はないけれど、
世界のどこかでは雨が降る。
たとえ地球の降雨量が
ゼロとなる瞬間があるとしても、
宇宙のどこかでは
絶対に雨が降っている。
硫酸の雨が、
鉄の雨が、
砂の雨が ...
新聞配達の帰り路
商店街の本屋で立ち読みをして
店主がハタキでぼくを追い払おうとした
芥川龍之介の短編を三作読んだので
もういいかと…
店主は咳払いをした

糸杉の生垣が植わっている坂道 ...
自らのイメージすることに
何者かのイメージすること
ふっとひたひた織り込まれ

集中静観最中に気づけば 、

私の内に生動する何者かの在り
あおぞら

ゆうぜんと 、

ひろがって

またあえたね

あれから
血も縁も知も
たくたさん
捨てながらも

途半ば、

花びら ひらり
地に舞い落ち

赤々明々 ...
◯●●●●◯●●●●●●◯●●●●●◯●●●●●●◯●●●●●●◯●●●◯●●●
◯●●●●◯●●●●◯●●●◯●●●●●◯●●●●◯●●●●●●◯●●◯●●●●
◯●●●●●●◯●●●◯●●●● ...
光深ければ
影も深い
こころ深くして
罪深く
愛する
A bright rainy night



I look skyward

The tanker trucks flicker, and accelerate
Accel ...
ある詩人が言った
「争いは無くならない」
私もそう思う
何万年もの
歴史が証明している



ヒトは
悲しい
生きもの でも
ヒトは
愛を願う生きもの
お天気も心も技も御身体も、朝は毎日、微妙に違う  蝿の唾液の味というものは
 全体にくぐもっている輪郭と
 妙に痺れるようなさらりとした芯で構成されていて
 鈍い光を反射する鉄釉の盃の縁を
 六本の脚で複雑に
 同時に滑らかなことこの上な ...
夜風が急にぬるくなったこの頃。街に時々出かけても、スタバに入ることはめったになくなった。そもそもあの、生クリームの味が何とも。だからドトールに行っているわけだ。それはストレートでシンプルで、安かったか ... サルモ属には
キングサーモン、ピンクサーモン、シルバーサーモン、トラウトサーモン、スチールヘッド、チャムサーモン、アメマス、オショロコマ、イワナ、アマゴ、ヤマメ、アユ、ニジマス、イトウ、サツキマス、 ...
海の深さが分からなくても
君のことは知りたいだなんて
胸の中は騒めいてる癖に
何も聞けないし
誰も消えないし
僕の代わりに沈黙が鳴いた

いつもは不快なはずの空白が
今日は心地よく開い ...
思い出の淡く儚いパンの匂い、空気を食べて生きて行きたい


生きている、世界はとても広いから僕の居場所もあるはずだから


中庭に舞い降りてくる星たちをふたりベッドで並んで見てた


...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
闇の道を照らせない灯火秋葉竹自由詩224/6/13 20:34
詩小説『雨の日の猫は眠りたい』その3。+あとがきたま自由詩624/6/13 20:06
海岸線の果てにヒロセマコト自由詩9*24/6/13 19:31
透明Passengerひだかたけし自由詩3*24/6/13 16:54
独り言6.13zenyam...自由詩1*24/6/13 11:55
zsexdrcftvghyu/;.l,kmjnuhybgvt ...竜門勇気自由詩0*24/6/13 11:49
※五行歌「故に私は 生きていける」こしごえ自由詩1*24/6/13 11:07
※五行歌 二首「一つ一つするのみ」自由詩2*24/6/13 11:07
ブンサンワオンsoft_m...自由詩224/6/13 10:56
なるほどクンアラガイs自由詩4*24/6/13 7:28
檸檬リリー自由詩4*24/6/13 7:06
生きられたしりゅうさん短歌224/6/13 6:20
無意味足立らどみ短歌324/6/13 5:47
故郷へ藤原絵理子自由詩424/6/13 0:30
疾風の世界秋葉竹自由詩324/6/12 22:44
五行歌 【渓流】虹鱒レタス自由詩3*24/6/12 22:37
降りやまない雨佐々宝砂自由詩5*24/6/12 21:43
帰り路レタス自由詩5*24/6/12 21:08
五行歌、内なる他者ひだかたけし自由詩224/6/12 18:38
あおぞら(新訂)自由詩424/6/12 17:11
●●●●●田中宏輔自由詩5*24/6/12 12:20
※五行歌「罪深く 愛する」こしごえ自由詩3*24/6/12 10:13
A Bright Rainy Night投稿者自由詩2*24/6/12 9:34
※五行歌 二首「愛を願う生きもの」こしごえ自由詩3*24/6/12 8:55
心技体足立らどみ短歌024/6/12 8:38
お客さんsoft_m...自由詩324/6/12 6:15
赤いガラケーとテーブル番田 散文(批評...024/6/12 1:46
釣への問いかけレタス自由詩5*24/6/12 0:52
シフクノオトミナト 螢自由詩424/6/11 22:53
巣穴の中で由比良 倖短歌1*24/6/11 22:09

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