(番外編41―15―5)私はこういう嫌われ者になりたい
最近目に浮かぶのは石破と言う議員が大敗し
フクロウかオウムかまたハトポッポのように
やり場のない目をつむり
頬を膨らませていた
...
詩の様に小花に秋の小蝶ゐて
食ふ顔も干柿に似るおばあちゃん
靴置き場{ルビ紅葉=もみぢ}もふたつ並びをり
妖精が紅葉を履いてやって来た
ぷるぷるの中に歯ごたへ橡の餅
干柿 ...
ぼくが20代の終わりくらいのときやったかな
付き合ってた恋人のヒロくんのお父さんが弁護士で
労災関係の件で、それは印刷所の話で
「年平均 6本」とか言っていた
紙を裁断するときに指が切断された ...
花が残した光は
手をすり抜け
我らはあの山に写る
白い衣と青空とともに
その時を待つ
夢に見た深青に染まるあの山は
陽の力を蓄える
セミが鳴くまでに
走り出さなければ
ああもうどっこいしょだ
と
自分に言い聞かそうと
書いてみる
ああ
抑うつ傾向が強いな
ずっと
舌がしびれるよ
なんか
則 規
規 則
規
規
則 ...
さらさささ さらさささ
盛んな緑葉の群れ踊り、
受ける光を掻き混ぜて
風を受けて風流し
時空連続の体を為し
さらさささ さらさささ
留まることを知りません
あの子は深い思い遣りに
...
朦朧としながら喉を焼かれるような、茫漠と激烈を行き来する神経、剥き出しかと思いきや硬い殻の内側に居るのだと言われ、それなら私の言葉は一体、誰に届くというんですか。「でもその殻が少しずつ薄くなってい ...
振り払っても
振り払っても
追いかけてくる
ぽっかり開いた暗い穴
闇はすぐ傍まで迫って来る
どんなにはしゃごうと叫ぼうと
光は駆け足で逃げて行く
そうだ
希望は失望から絶望へと ...
もとより文鳥は風切羽を切っているので
高くは飛べないけれども
不便はない、という
狭いこの診察室で暮らしていくには
ここには空がない
文鳥は空を知らない
ねえ
鳥の脚を見て
そこだ ...
11月5日用
(番外編41―15―3)さだまさしの案山子慕情は低俗
「元気でいるかい 友達出来たか」
タイトルはこれがいいと思う
この曲は「案山子」と言うが低俗で悪趣味、最悪です
...
不完全な僕にも仏性はある・・・
このまま忘れていけば煙草はやめられる・・・
永い夢をみていました
今でも夢をみています
自覚しつつ醒めない夢・・・
サーモスのカップを洗う
水が ...
ヨーグルトの上澄みすくい減塩を如何に美味しく出来るか勝負
日本食は美味しいけど塩分が多すぎるのが玉にきず
まだここではホエイの文化は育ちにくいみたいだし
inkweaverさんか ...
カ」
memory
...
ようやく実った
黄金色の頭
明日刈るぞと号令が鳴り
身を構えながらその時を待つ
やっと出会えた実り
すぐに流れていく河
先が見えないこの頃に
涙は河として
心は字として
...
生暖かな膜に覆われ赤い紅い血を流す
その痛みは秘かに仄かに私の膜を破り
その反抗に少しばかり涙する
チクチク
ドクドク
ドンドン
痛みは哀しみとない交ぜになって私を誘う
ピンク色 ...
――その信念が彼の妄想を厳粛なものにし、
ぼくにとって真実と同じくらい印象的で興味ぶかいものにしています
メアリ・シェリー『フランケンシュタイン』
...
記憶は残酷
記憶は あいまい
ついこないだのことも
もう遠い日の出来事
低い声の鳥が枯木の上で囀っている
あんなに立派な樹木でも
さいごは枯死してしまう
むなしく心を費やして些事にこだわ ...
きみはもう成層圏の彼方に飛び去った
手旗信号も届かない
ぼくは今日 言葉を失った
涙の果ては無言電話のノイズになって
闇へと散った
しみという小説を読んで感想を綴ったら
それは実在した人物を弔った作品だと教わって
そこでやっと亡くなった友人のことを思い出し
忸怩たる思いにかられた
時々は思い出していたけれど
最近はすっか ...
蜘蛛が巣を作る技術は、とても芸術的である。
虫や動物には人間のように動きに無駄がない。昆虫や動物より人間は劣っているのだろうか?
しかし、人間にはその数多ある無駄の中を生きながらきちんと自分で ...
穏やかな夜だったかと問われればそうだったかもしれない、と答える程度の夜だった、考え事はあるにはあったが、何かに変換しようと思えるほどの動機になるようなものは特に無かった、それならそれで投げ出して眠 ...
従者になって
スーパーマーケットに行って
袋 ふた袋分の食料を買って
分け入った
分け入ったところにある
自宅に帰ってきた
今朝はすっかり眠ってしまい
天使と悪魔の
夢だってみ ...
いろいろなイノベーターがいろいろな思惑でいろいろ書けるサイトは畝りとなって進む方向を示すからいろいろ学べるのかもしれないのに何故ゆえに人は更なる深淵を頂きを目指し或いは違う時空を求めるのだろう ...
急な傾斜の小径をのぼり切れば
大きな旧居の横手に広がる
段々畑が見えてくる
金網のフェンス越し、
至近距離で咲いているアザミへ
iPadのカメラを向けてみる
うつし世の碧 ...
11月4日用
(番外編41―15―4)自分にご褒美を
纏わりつくスパン糸の様に
纏わりつくフィラメント糸の様に
時にクモの糸の様に人を貶める
非救済の糸が下りて来る
こう ...
廊下。背中にも
季節があると知った
椅子の無い陽射しが
窓から海へと降り注ぎ
穏やかな陰影の様を作ると
雑学を語り終えたかのように
わたしは鉛筆を一本
また一本と折っていった
...
待ち侘びた
秋のお客が
二羽三羽
{ルビ山雀=やまがら} {ルビ鶫=つぐみ}
{ルビ百舌鳥=もず} {ルビ尉鶲=じょうびたき}
りんご
まず愛されないといけないんだ
ごりら
だれかとつながりたいと願うなら
らっぱ
らくだの背中に入れておく粗品
ぱんだ
何か 膨らみを持たせるための何かだ
黙ってうつむくそのひとの ...
そう きみと二人
菜の花畑の向こうに碧い海を眺めたね
遠く水平線には洋紅色の貨物船が浮かんでいた
固く手を握りしめ
明日の行方を占った
きみの{ルビ華奢=きゃしゃ}な肩を抱きしめながら
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
(531―15―5)野施行千代に八千代に
水恋鳥魚夫
散文(批評...
2
24/11/6 10:42
もみじナリティ〜。
森田拓也
俳句
13*
24/11/6 4:22
年平均 6本。
田中宏輔
自由詩
12+*
24/11/6 0:33
百人と我が指に赴くままに_002
Hose E...
自由詩
3
24/11/6 0:16
めも
うし
自由詩
1
24/11/5 20:03
不規則
海
自由詩
6*
24/11/5 19:13
お天道様と緑葉の子ら
ひだかたけし
自由詩
4*
24/11/5 17:25
メモ
はるな
散文(批評...
3
24/11/5 16:29
屍の詩
栗栖真理亜
自由詩
1
24/11/5 11:32
ものぐるほし
そらの珊瑚
自由詩
13*
24/11/5 11:30
(531―15―3)野施行千代に八千代に
水恋鳥魚夫
散文(批評...
1
24/11/5 10:41
仏性
田中教平/K...
自由詩
5
24/11/5 10:20
ホエイにゆばでミキシング
足立らどみ
短歌
4*
24/11/5 5:41
革命
アラガイs
自由詩
5*
24/11/5 0:19
百人と我が指に赴くままに_001
Hose E...
自由詩
2
24/11/5 0:10
子宮の夢
栗栖真理亜
自由詩
2*
24/11/5 0:04
愛の影
菊西 夕座
自由詩
2*
24/11/4 22:26
ネオンデーモンの朝
おまる
自由詩
8*
24/11/4 21:37
五行歌 別離
レタス
自由詩
6*
24/11/4 21:22
しみが染み込む
海
自由詩
5*
24/11/4 19:08
桃色哲学
鏡ミラー文志
自由詩
4*
24/11/4 18:57
真夜中の渇き
ホロウ・シカ...
自由詩
2*
24/11/4 17:09
休日の月曜日
田中教平/K...
自由詩
3
24/11/4 11:44
イノベーターたち
足立らどみ
散文(批評...
4*
24/11/4 10:59
秋あざみ
リリー
自由詩
8*
24/11/4 10:57
(531―15―4)野施行千代に八千代に
水恋鳥魚夫
散文(批評...
0
24/11/4 10:39
雑学
たもつ
自由詩
6
24/11/4 8:52
茜色
ヒロセマコト
短歌
6*
24/11/4 0:34
まず愛されないといけないんだ
松岡宮
自由詩
8*
24/11/3 23:29
ドボルザーク 母から教え給いし歌より
レタス
自由詩
9*
24/11/3 21:41
220
221
222
223
224
225
226
227
228
229
230
231
232
233
234
235
236
237
238
239
240
241
242
243
244
245
246
247
248
249
250
251
252
253
254
255
256
257
258
259
260
加筆訂正:
茜色
/
ヒロセマコト
[24/11/4 12:56]
ルビ、改行等を修正
4.11sec.