三つの色、
一つの終わり
声と息が重なり、
いのちを紡ぐ
春、
菜の花が咲き
夏、
青い夜に
秋、
幾度もの口づけ、
瞳に映るのは
紅蓮の炎
めぐる季節と
想いは ...
裏口を叩くものがある
名をもたない
持っていても知る術などない
晴れ着姿の少女の形をしたなにか
扮装と立ち振る舞いがすべてのもの
ほつれていった
むらさきの血のほとばしり
内臓をひも ...
人生とは
いることに失敗し続けること
重心と境界の結び目の死角に戻ると
視界の陰に連筆があるかのように
風もおきない陽に、ただただ温められる背に
絵模様の眩しさ、美しく飾られた香りも血煙の泡となり
かわいたのどを潤すには、ぬめ ...
とらえようと
猫は
白い雪
黒い雪
人々の街に AI-Chatに
雪は 降る
天 ...
朝起きて血圧をいつものようにはかったら
急上昇していてなかなか下がらないので
初詣をかねた元旦登山をドタキャンした
その後
ワイフが毎日一緒に散歩していた
隣の愛犬が亡くなったと連絡があった ...
長いおしゃべりが終わった後の
ため息みたいなことばののこりかすを
重ねては貼り付けて
歌をつづる
私は夜警
そぞろ歩き
見守り
行為しない
私は抑止力
私の歌は警鐘ではない
...
元旦の石川能登に気凄まじあさむ地震報道
右往左往で心地無し 思い浮かぶは3・11
水の色の青は透きとほる色、
この色 波立ち在り
川の流れゆたり絶えずに
輪っか輪っかひろげひろがり
岸辺で洗濯する女たち寄り添い、
感覚される世界を次第突き抜け輝きあり と
...
もはや零戦、
向いにたなびく羽根
とおりの母屋
の棚
そっと舞い降り
終着地
辿りついたのは
平屋の
墓地
置き忘れたもの
戸 ...
へんな夢
誰にも知れずに
死ねという
誰もが知っていた貴方は
もういない人
残りの人生
限りがあるけど
生きているかぎり
お宅で回転
させてみせるし
特に意味なんて ...
定年退職後Uターンしてから
心の穴を埋めるように
詩らしいものを自然に書くようになった
今では投稿もしている
「あなたののはわかりやすくて
短いからいいのよ」
と知人たちがほめてくれるよう ...
○めでたさも
感じなくなってきた
古稀の元日
○女房と健康
失ってみるとよくわかる
元日の朝
○隣の猫さえも
いなくなると
やっぱり寂しい元日の朝
○今日は何日か
ボケ ...
登場人物 夫──壮年のサラリーマン。
妻──夫より三歳下。専業主婦。
娘──短大出たてのOL。
舞台 東京都世田谷区の一戸建て住宅。
(平成二年、八 ...
黒曜の空に
梵鐘を{ルビ撞=つ}く音が満ちている
一年の煩悩を洗い流すように
来る年が平穏であるように
森羅万象に響いている
{ルビ諸行無常=しょぎょうむじょう} (全ては変化するのだ) ...
揺らさなきゃ、待ちながら 揺らすんだ
風に揺れる のを ただ待つのでは無く、
黄白い半月 貼りついたヌメり仄か青く輝く夜空
色付く響き ヒビキと鳴り うっすらこの手触り
限り無き海水のウネ ...
神奈川県立音楽堂の夕暮れ
信濃路のナス天そば
朝の水風呂
鈍行列車の窓
影を踏まれないように生きる
夫婦に理屈はない
何を許して 何を許さないのか
クローバーの冬限定牡蠣カレー
6 ...
茫洋と黒い穴穿ち
虚ろ生真面目に半月抱き
ちょっとした集中持続し
日々生き進んで居る内に
時間、瞬間に永遠を獲得し
炎の紅々と燃え上がる
この世界、
この見えるものの内にこそ
...
ようこそ、世界。
ようこそ、きみ。
ふくれるおでこの痛み、
この場所、この時、
忘れないよう、感じるまま、
ぼくは伝えよう、貝殻。
めらうな、めいろうなしぃのめじゃー ...
地獄を待ち望む。
ー
にんげんをかえせ と、
...
じっと、みつめている、
スマホ
を、
あちらこちら。
/!/
こだまする、
誰もが心に聞く、
きっと。
一円刻みのPOP。
便利な電算アプリ。
知っている ...
生活を切り刻み、静寂をサルベージする、洗練された怠惰を身に纏うものたちのそこここで見かける言葉、段階を踏んで、手順よく並べるだけの…そうさ、実はそれは君じゃなくたって構わない、僕は神様の唾みたいに ...
ぶうーん・ぶぶうーん…
まるでラジコン飛行機やないか!
朝晩、うなりやがる血圧計め!
おそらく内なる意思の言葉のほうが正しいとおもう。
目覚めている意識の判断はきまって怪しいほうをえら ...
義母が黒豆を煮ている
石油ストーブの火を小さくして
その上に置いた大きな鍋から湯気と香りが立ち上っている
こういうのをコトコト煮るっていうんだろうな、と
一歳になったばかりの子を抱っこして ...
そうか君が 楽しさか
市に集まる雑踏に 買い出し急ぐ笑顔の中に
例え蟹を買えずとも 除夜の鐘は鳴るのだろ
そうか君が やすらぎか
人も師走もなんのその 猫はまるまり興を ...
もしかして現フォをメモ帳がわりに使っていたりする人いる?
○「なんで生きる」
死にたくないから生きる
死ぬのが怖いから生きる
やりたいことがあるから生きる
これからも
人生の山を登り続けたい
行けるところまで行くつもりだ
○「大事小事」
...
痛点を通過する
ブランコに揺られて
春を待つ間に
チェニジアの
ハイスクールも
時間が経った
珍しく向かい風の
匂いがする朝
皮膚病だらけの
野犬に看取られて
誰もが死ぬ、 ...
思い出をざらざらにする
友情は灰色に濁る髑髏
現在地点を爆破する火曜日
神様に手紙を書いて眠る夜は
ショートケーキの苺に降る粉砂糖
神様、僕の命を丸く灯します
無重力の海でパンダは泳ぐ ...
大根 里芋 金時人参 南瓜 蓮根
厚揚げを 塩加減に悩みながら
白く煮て
干し椎茸 牛蒡 蒟蒻
は しょうゆ味で黒く煮る
重箱のおせち料理は作らないけれど
昔 家族で過ご ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
3+1
atsuch...
自由詩
11*
24/1/2 14:51
ウイルスカクテル
ただのみきや
自由詩
4*
24/1/2 14:29
脱線
かち
自由詩
0
24/1/2 14:10
回帰するときに
あらい
自由詩
1
24/1/2 13:20
マケルナ
湯 煙
自由詩
2*
24/1/2 12:22
めでたくない元旦
zenyam...
自由詩
4*
24/1/2 9:59
夜警 ~Billie Eilishに
カワグチタケ...
自由詩
1
24/1/2 0:43
_
板谷みきょう
自由詩
0
24/1/1 18:08
新年のご挨拶
ひだかたけし
自由詩
4+*
24/1/1 16:05
破調
ryinx
自由詩
8+*
24/1/1 10:03
武者震いするinkweaverとともに
足立らどみ
自由詩
4+*
24/1/1 9:30
詩のある暮らし
zenyam...
自由詩
3*
24/1/1 8:48
元日独り言
〃
自由詩
3*
24/1/1 7:04
燃える!
田中宏輔
自由詩
12*
24/1/1 0:04
除夜の鐘
レタス
自由詩
5*
23/12/31 22:52
詩想56◯大晦日の夜に
ひだかたけし
自由詩
6
23/12/31 17:57
年の瀬2023
はだいろ
自由詩
2
23/12/31 17:50
焔の舞台(新訂)
ひだかたけし
自由詩
4
23/12/31 16:22
The First Contact
湯 煙
自由詩
1*
23/12/31 15:46
mo-ment
〃
自由詩
2*
23/12/31 15:38
%
〃
自由詩
2*
23/12/31 15:32
ポエジーの茨
ホロウ・シカ...
自由詩
1*
23/12/31 15:27
いちおう記述
ナンモナイデ...
自由詩
2*
23/12/31 14:08
大つごもり
そらの珊瑚
自由詩
4*
23/12/31 12:40
そうか 君が
短角牛
自由詩
7+*
23/12/31 12:38
(ドラえもん)未来のメモ帳
足立らどみ
短歌
2
23/12/31 9:52
独り言12.31
zenyam...
自由詩
3*
23/12/31 9:00
反射
たもつ
自由詩
7*
23/12/31 7:49
待っている(習作)
トビラ
自由詩
1*
23/12/31 7:14
大みそか
リリー
自由詩
6*
23/12/31 7:07
227
228
229
230
231
232
233
234
235
236
237
238
239
240
241
242
243
244
245
246
247
248
249
250
251
252
253
254
255
256
257
258
259
260
261
262
263
264
265
266
267
3.26sec.