ある日、あなたの背中に
窓があるのを見つけた
開けてみると
普通に外の景色があった
眩しければ鳥になるといいよ
とあなたが言うので
わたしは鳥になって
空へと飛びたつしかなかった ...
アパートの通路を歩く
何度こうして風を切ってきたのか
頬に知る
あの街でも そして
今日 ここでも
僕は何を思って
見ているのだろう 空を
南天に座したる青き狼の星よ
我に力を与え給へ
高鳴る心と引き換えに
天を動かす力を
海を裂く力を
大地を砕く力を
愛するものを守らんとする
命の鼓動と引き換えに
我に力を与 ...
紅に染まりゆく君の頬、
暗く黒ずみゆく君の顔、
ああ成長し開花し死滅する
狭間に走る閃光、
捉え認め識る力動
この女神ノ男根の唸りを!
〉何が私に思惟を与え ...
高台に古い教会が見える
海辺の街を見下ろしている
結婚式でよく使われている教会
華やかなエネルギーが流れて
街全体が愛で潤う
私もあなたも
生まれ育ったこの街が好き
愛のある ...
底なしに冷えるからだとしゃぼん玉 愛されながら 高く飛べずに
楼閣の桜の数を教えてる
春雨をお外で食らいまくってた
脇役の筋力 協力は脅威
蜃気楼 桜が数を教えてる
君がいないと、
もがくような夢ばかり見て
毎夜、悶々としている
きっと 繋がっている
ずっと、そう信じてきた
いつかボクは声になりたい
君の隣で、囁く声に
永い時が流れ ...
○「歳月」
こうやって独り言を重ねている間に
歳月はどんどん過ぎ去っていく
元旦に大地震があって
今はもう桜の花が咲き始めている
○「中心」
世界の中心は自分の脳の中にある
○「 ...
潮騒の
やまない夜に落ちている
流木よりもウェットな夢
夕闇に
途切れず吸い込まれるような
祈りに終わる恋をした罪
海鳥が
微笑みながら静止する
沈め ...
夜に公園の周りを歩く
誰もいないブランコと
それから シーソー
木が揺らされている
向こうを電車が駆け抜けていく
誰もいない この 瞬間に
「自分の熱情を貫徹することと、幸せのどちらが大事かな」
と問うて
「幸せ」と即答する君
寂しい を知った私。
恋は太く短く
愛は細く長い
恋は甘酸っぱいかい
愛は重く苦いかい
それを知りたくて
ぼくたちは生きてきた
わかりたくて
わからなくて
ふたり暮らしたね
何時の日かぼくが息 ...
あめんぼ、
みずたまりから、
いなくなってしまった、
ごくありふれていた、
虫、
ごくありふれていた、
あなたの、
「いってらっしゃい」や、
「おかえり」、
という声も、
けっして ...
のっぺらぼう、
みたいな僕の涙声、
聴こえているなら君はくらやみ、
みえるもの。
すべてにおいて悲しみの。
しらべわからずゆらゆら泳ぐの。
あかりだ ...
そりゃ そんなに
連続していたら
どれか ひとつくらいは
密室殺人じゃない時だってあるわ
「相撲をとって
負けた方が
真犯人な。」
と、言われ
対戦相手が
四股を 踏むか ...
アイラブパンク
と
スパげっちえへあ
で
ごきげんになる
元気なときは
察してくれる人がいたら
うれしいなと
なんかおもう
...
山嶺に夕日が沈もうと
雲はまだ
夕焼け空に浮かびつづけている
寂しがりのオレンジ色から
静かに終わる紫色へ
ひととき
ひととき
色を変えてゆく
ありえな ...
生の源に
死ノ横たわり
死の源に
生ノ横たわり
それら貫き蠢く力動ノ在り
南側から
暖ったかい陽射し
北側から
吹きつける冷たい風
それら均衡の内 ...
窓から夜明けがはみ出してくる
それを待ち望んでいたのかも
もう忘れてしまった頃
あるいはいつしかむしろ
望むようになっていたのではないか
夜が終わらないこと を
夜が長すぎたから
...
春は庭じゅうに手をかける 暗い色の遅咲木ノ花に
そこにつくには、どこか、腥い憐憫を徹すような
頭が痛い 水臭い話 たぶん腐った果実酒のせいだ
いつか意図と玻璃を踏む
また奥から手前にかけて ...
│
: 【
│ ...
借り物をした
いつか返さなくては
それがいつなのか
何を返すのか
定かではない
おそらく何もかもだろう
朝の光も
夜の静けさも
身体の奥のほう
ちりちり燃える
かす ...
硝子の抜けた窓を透け
川に浮かべた傘いっぱいに
夕ぐれの街が溢れる時間
暮れる光のにおいに
昨日と明日が
すれ違う今が翳りとなってひそみ
貨車が黙って
曳かれてゆく不安で
すぐに下 ...
思う
って
おもしろいなあ
降っては解ける
春の小雪
・
思う
ことが
出来る
ありがたさよ
みんなありがとうさま
・
思ったあとは
一つ一つ
していき
...
○「わからないなあ!」
宮沢賢治の童話 わからないなあ!
童話なんだけど わからないなあ!
まあ何十年も一緒にいる女房の心も
わからないんだから
天才の心などわかるはずがないか!
○「 ...
右と左と、一人旅と君。
みぎとひだりと ひとりたびときみ
誰も見えてない神様さ。未開な手、笑み洩れた。
だれもみえてないかみさまさ みかいなて えみもれた
ダイブ、世界が降る。 ...
ガラスの壁に、手が触れて、彼は見る、音もなく、蠢く、群衆を。一人一人に、足音はつかない。そうして、忙しなく、いつまでも、蠢いている。真昼の、静かな都会。鳥が、空を、飛んでいる、ような気がする。駅のホー ...
友達が海辺だった。ぼんやりと暗い真昼の部屋で、どこから迷い込んできたのだろう、蟹が蠢いていた。冷たく静かなベッドの上で、蟹の群れが、友達の中へ滑り落ちていく。少しだけ話をすると、友達は用事を思い出して ...
公園の水面に睡蓮が咲いている
ウスバカゲロウがふわりふわりと飛んでいた
ときおり
魚がポチャリと水面を跳ねる
貴婦人が日傘をさして橋の上から
池の睡蓮を眺めていた
ぼくはベンチ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
不在
たもつ
自由詩
17*
24/3/23 3:15
通路の上で
番田
自由詩
1
24/3/23 2:02
シリウス
レタス
自由詩
5*
24/3/23 0:31
詩想スル君
ひだかたけし
自由詩
3*
24/3/22 17:09
教会が見える
夏川ゆう
自由詩
7
24/3/22 12:23
しゃぼん玉
はるな
短歌
2
24/3/22 11:12
髑髏、縷縷を數える
水宮うみ
川柳
2*
24/3/22 10:33
想い
atsuch...
自由詩
6*
24/3/22 8:44
独り言3.22
zenyam...
自由詩
3*
24/3/22 8:09
口笛の音色
秋葉竹
短歌
1
24/3/22 6:51
道を曲がって
番田
自由詩
0*
24/3/22 2:00
溝
中沢人鳥
自由詩
4*
24/3/22 1:21
ある日の想い
レタス
自由詩
8*
24/3/22 0:25
あめんぼ
本田憲嵩
自由詩
7*
24/3/21 22:53
くらやみ。
秋葉竹
短歌
0
24/3/21 22:50
狂歌 悟空掌天乱舞
鯖詰缶太郎
自由詩
4*
24/3/21 22:38
めも
うし
自由詩
0*
24/3/21 20:47
夕焼けのうた
秋葉竹
自由詩
2
24/3/21 19:50
詩想、この夜にー五行歌借り
ひだかたけし
自由詩
3
24/3/21 18:54
春 雷
塔野夏子
自由詩
2*
24/3/21 17:06
こうかいにっき。
あらい
自由詩
1
24/3/21 16:33
白髪博士「空白に強張るわたしの指先」
アラガイs
自由詩
4*
24/3/21 15:23
返却
やまうちあつ...
自由詩
2*
24/3/21 14:32
夕ぐれ
soft_m...
自由詩
8*
24/3/21 11:23
※五行歌 三首「思う」
こしごえ
自由詩
5*
24/3/21 9:42
独り言3.21
zenyam...
自由詩
3*
24/3/21 9:21
旅人族(回文)
水宮うみ
自由詩
0*
24/3/21 8:52
虫籠
鳥星
自由詩
5*
24/3/21 8:25
友達
〃
自由詩
7*
24/3/21 8:18
朝の夢
レタス
自由詩
5*
24/3/21 6:18
230
231
232
233
234
235
236
237
238
239
240
241
242
243
244
245
246
247
248
249
250
251
252
253
254
255
256
257
258
259
260
261
262
263
264
265
266
267
268
269
270
加筆訂正:
あめんぼ
/
本田憲嵩
[24/3/21 23:08]
加筆。冒頭一行追加。
白髪博士「空白に強張るわたしの指先」
/
アラガイs
[24/3/21 15:44]
タイトルちょっと修正
3.45sec.