残酷な絵だからと
もう誰も教えてくれない
焼け爛れた日の記憶
キノコ雲に被われた
町にいた人々のことを
スクールバスはどこへ行く
地球は机上で分断され
核の傘という見事な絵空事
地 ...
フスマがカベがモクメが
しばし しんと
沈黙の内に佇み在り
ふっと次の瞬間 、
一斉に起立し襲い来る
狂う狂う!無機に無に、
自らが呑み込まれ
自分が意識が奪われ解消されて ...
人間に似せた偽物逃げた店 現に見世物小屋も兼任
カラフルが殻からあふれ空へ降る 空だったから身体に触れた
日の丸を八月九日の白を赤い月日を丸い目で見る
今は今だ
私という今今という私
私が死んだら私の
今は今ではなくなり
過去の亡霊になる
・
今は 回り回って
すべての今とつながっている
五行歌を書いている今
宇宙の今
あ ...
ながい休みを終えて 心にのこる青
とても気持ちよく泳げた日
眠りにゆく藻や蟹の子どもたちに からだを洗わせ
子どもみたいに 沖でじゃれあって
冷たい層をくぐり抜けられたら
そこにも きみ ...
くやしさで涙があふれる
忘れていた慟哭
どれほどの努力と
どれほどの時間を費やして
自分との闘いに挑むのか
もらい泣きでしか涙は出ない
忘れてしま ...
青空を見上げると
太陽が輝いていることに
何も疑問を持たなかった
太陽は地球からはるか遠くの
暗い宇宙空間にあるはずなのに
背景に青空があるということは
太陽は大気圏内にあってもおかし ...
星、滲む
つまり涙が出る公園
パンダのシーソー、月に吠えそう
こころ切り
切って尖らせ切っ先を
視線に変えて世界を射たい
絶望の
あとにそれでも諦めず
血を流し ...
だからオリンピックなんか
男も女も関係なし
ステロイドも使い放題にすりゃあ良いんだ
男がハイレグ水着穿いてきて
タマキンがはみ出して
イカの顔みたいになったりしてさ
ついでにパラリンピック ...
ちいさなちいさな火花を散らす、とても弱々しくなった、ちいさな晩夏の太陽が、ポトリ、と水色のバケツに落っこちて、やがて秋の陽がのぼる。
ネアンデルタール人は亡き人に花を抱かせ葬儀を行った
死んでも花に包まれ
あの世に幸あれと祈ったに違いない
生の世界と死後の世を観ていたのだろう
そこには既に信仰があったと思われる
人類学者の ...
世の中が白くなる
男の人の髭も
女の人の靴も
ゴツゴツしたものが嫌われて
つるつるしたものが好まれる
私たちは幾つもの坂道を
乗り越えて来たはずなのに
未来へ続く道は
平坦な方 ...
太陽色した巫女たちが
羽の弾丸飛ばし舞う
歓声の裏側で
誰かが暗殺された
防弾パネルが必要な
世間の景気を占う
さりげないニュース
スマホに気を取られ聞き逃す
IT授業の机には ...
《光と闇(思考)》
漆黒の闇に自ら発光し
発光の輝き自ら和らげ
眠りに就く際に 、
染み入る静かさ
沈黙の安らぎ
*
「光が闇の権力と闘う
その場所でお前 ...
マインクラフトで
家を建てる
建築勢みたいな
キレイなお城はムリだから
四角くて簡単な
とうふハウス
水色のベッド
作業台
かまど
...
宇品港から三高港へ
フェリーで向かう
三十分ぐらいで着くだろう
似島の側を通り
反対側の広島市内を見ながら
昔は船酔いしていた
大人になってからはしない
景色を楽しめる
小 ...
遠い空を
ゆく
つばめの子の
魂は
次の宿に移る
・
今回の生(せい)では
出会ってくれてありがとう
つばめの子だった
その魂
次の生でこんにちは
・
体は有限 ...
これは、技術、なのだろうか?
だとすれば、相当ヤバいことになるのかな。
なんか、若い頃に連綿と書き連ねていた
日記のところどころをランダムに抜粋して
一編の詩として表現し ...
港に オレンジ
オーシャン そまる
地下の 喫茶に
ジャズ 流れ
みなとのみえる 丘へゆく
ただ白い道 杖をつきゆく
冷えた グラスが
鳴く ほどの
しめった ...
月に一度の通院日
ドア通ドアで二時間弱
雑談だけの検診
渓流の話しを興味深く聞いてくれ
土用の丑の日に鰻重は食べたかと
あの店が美味いだの
やはりこの店が美味いなどと…
担当医は ...
夏には、夏のムード。『かんじ』が、合うと思う。
蝉のなく音は『皺皺皺』と『皺』の数を数えている漢字、身体納。
夏に飲むジュースのムードは『語句語句』と辞書を引きながら、言葉を調べている漢字、身 ...
樹林を縫い
薄っすら輝く
白い道 、
すっと伸びゆく
何処までも
うねりくねり
いよいよ白く
気付けば
そっと純白に 、
そして
すっと透明に
ずんずんずんずん
進み来 ...
くちびるの動きが多彩なきみ
曖昧にはじまり唐突に終わる
雨があがって緑に固まりかける間に
また飽きもせず芽吹くきみ
何度も沸騰する世界の傍らで
きみが笑って見える
泣いているようにも見 ...
喉が渇いて目覚める
遮光カーテンの隅から
朝焼けの光が忍び込む
逃れたくても
太陽はやってきて
月を跨いだ
変化に弱い僕は
静かに絶望しながら
カレンダーをめくる
八月という一日の始 ...
うつくしい歓び いい香り
正直な夢 誰かは噓つき
貼りついた 素敵な歌声
偽物モザイク
暗い洗面台にひとり立たされ
ちゃんとお笑いなさい と
棒でおどされ
怒ったり
狂った ...
シズルがじゃらり 笑うお月さま
濡れた丘のむこうから
しゃぼん玉を割る風が
泡のように押しよせる 夜の
たたみいわし
ワタリガラス
ジル・ドレ
六文字に連なる 休符中の擬 ...
小学生のころ、夏休みになると海へよく行った
高学年になると波に挑む遊びをよくしたものだった
大きな波がきたとき、そびえ立つようなその壁のふところに飛び込んで
波を潜り抜けるという単純な遊び
...
傷だらけの
命
を
お月さんにそっと
教える
・
この魂という命は
さまざまな存在と
生きてきたが
今は私と
いっしょ
・
私の命は
一つ限りだ。
透明な風 ...
翼も時代へ、揺れ、また踏み鳴らした
かみさまの悪路では、残響が生まれ
誰もが去っていった いつか手足となって
「破裂する。破裂する。」
背中に、つばさ
:はなれられる触媒が ...
渚にて真剣にみてこなかったしわ寄せの波繰り返し来る
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
No.34
海
自由詩
6*
24/8/3 18:48
プレゼンス
ひだかたけし
自由詩
2
24/8/3 17:34
丸い穴
水宮うみ
短歌
1*
24/8/3 14:32
※五行歌 三首「今は今だ」
こしごえ
自由詩
2*
24/8/3 14:15
海の中の風景
soft_m...
自由詩
5
24/8/3 13:00
オリンピック
佐白光
自由詩
0*
24/8/3 11:25
青空劇場
イオン
自由詩
1*
24/8/3 10:46
夏の風
秋葉竹
短歌
1
24/8/3 7:03
ジェンダーフリー
花形新次
自由詩
2
24/8/2 22:47
線香花火
本田憲嵩
自由詩
10
24/8/2 22:47
信仰の起源
レタス
自由詩
5*
24/8/2 21:21
漂白
ミナト 螢
自由詩
2
24/8/2 19:38
日巫女
海
自由詩
5
24/8/2 18:42
詩想・〈魔〉と〈魔〉*の真ん中で(思考・感情・意志)、五行歌 ...
ひだかたけし
自由詩
3
24/8/2 17:39
マイクラで家を建てる
おやすみ
自由詩
0
24/8/2 15:23
フェリー
夏川ゆう
自由詩
6
24/8/2 10:54
※五行歌 三首「遠い空を ゆく つばめの子の」
こしごえ
自由詩
4*
24/8/2 10:28
とある詩人さんに捧ぐ
秋葉竹
自由詩
2
24/8/2 2:42
たそがれの色
〃
自由詩
4
24/8/1 22:45
夏の日
レタス
自由詩
7*
24/8/1 21:40
夏にあう、かんじ
鏡文志
散文(批評...
0*
24/8/1 20:04
愛のお伽韻律(改訂)
ひだかたけし
自由詩
4
24/8/1 19:38
きみとクロワッサン
soft_m...
自由詩
5
24/8/1 19:35
八月朔日
海
自由詩
6*
24/8/1 19:27
夜明けの宝もの
soft_m...
自由詩
6
24/8/1 19:26
退屈な夜のブルーズ
〃
自由詩
3
24/8/1 19:01
スイマーズ
そらの珊瑚
自由詩
11*
24/8/1 11:00
※五行歌 三首「透明な風に 肌をなぜられて知る」
こしごえ
自由詩
7*
24/8/1 10:00
わたしは鳥
あらい
自由詩
1
24/8/1 8:37
海岸で思うこと(人生いろいろ)
足立らどみ
短歌
4
24/8/1 8:31
234
235
236
237
238
239
240
241
242
243
244
245
246
247
248
249
250
251
252
253
254
255
256
257
258
259
260
261
262
263
264
265
266
267
268
269
270
271
272
273
274
加筆訂正:
線香花火
/
本田憲嵩
[24/8/3 6:18]
若干加筆修正。
八七夕
/
本田憲嵩
[24/8/2 23:05]
若干修正。
夏の日
/
レタス
[24/8/2 8:26]
最終連に手を入れました。
羽(加筆した結果、散文に投稿することにしました)
/
パンジーの切先(ハツ)
[24/8/2 5:27]
加筆
スイマーズ
/
そらの珊瑚
[24/8/1 13:33]
少し加筆修正しました
2.67sec.