ぽっとひろがる
無限の感触
記憶の奥まり
記憶を抜けて
あの世と繋がり

真っ白になった魂、

もわんとつつむ
あの世の感触
揺れて揺らいで
夏の熱気に曝され
夢見がちに覚醒し ...
買ってすぐレトロゲーム機壊れてて振り返ってはならぬのだ。

過ぎ去った思い出ばかり美しく持ち越せるのはそれだけなのだ

振り返るほども記憶のない者にそんな生き方強いてはならぬ

思い出せ当 ...
こうして日々
人から離れて一人で暮らしていると
自らの存在が希薄になって
空気のなかに溶けてしまいそうに思えてくる
きっと僕は 世界から隠されてある

隠されたもの
それをオカルトと呼ぶ ...
○「雨上がり」
雨上がりのお日様は
心にしみる
心も日本晴れ

○「最高の能力」
愛する能力と考える能力は
人間に与えられた最高の能力である
生かさないといけない

○「立場と意見 ...
あの日みた映画の話しは覚えていない
たぶん外は小雨が降っていた
隣の席に座ったコート姿の貴女は
しっとりと肩まで伸びた黒い髪に
その日風邪をこじらせていた僕のあたまに
朦朧とした熱い ...
四月に種を撒いたヒマワリは
梅雨のさなかに大輪の花を咲かせ
真夏の太陽を待たずに萎れ始めた

虫食いの穴だらけの大きな葉には
小さな小さな{ルビ精霊蝗=ショウリョウバッタ}が二匹
同じ方を ...
ついに、
投下されてしまった、
夏、
という爆弾の、
じりじりとアスファルトが焦げ付いてゆくような、
そして、
その熱波をさらに助長してゆくかのような、
せわしない、
蝉たちのなきごえ ...
― あのぅ すみません
  コトバに効く薬ありませんか ―
     コトバに効く薬ですか
     はぁ そういったものは
     当店では取り扱っておりませんねぇ
     外用薬 ...
 サワサワと吹く松の風
 ふと目をあげたら
 海に迫る山肌に
 薄い雪

 尽きる事のない様に見える
 波のたゆたいは
 その胎内に微生物の死骸がまっしろく
 降りつづけるのを感じてい ...
人には言えない
その願望を
持て余すごとに
花を植えよう

白のプランターに小さいお花

黒のプランターに寒色のお花

摘んで
手折って
咲かせて
蒔いて

百八日目を ...
夕暮れ
道を失った
木々の間を歩く
コンパスは狂い
足はもつれ
命の行方も危うい

計画も装備もなく
闇雲に動いて
葉先で皮膚を切り
悲鳴をあげる

闇が迫り
足音だけが響く ...
君が代は
千代に八千代に
さざれ石の
巖をとなりて
その巖を
民主主義者や
共産主義者や
ありとあらゆる
コンプラ馬鹿や
ハラスメント馬鹿どもの
頭蓋骨に打ち付けて
砕け散った
...
思考の宇宙
否 、
宇宙の思考
目標を眼差す巨大な意志の営み
未定形なウネリ、カタチ為さんと 
発動されるその瞬間から、

 立ち木たちの裸に緑
  もさもさ纏い繁り始め
   緑の ...
「淋しい」と夏の終わりに口にする何もかも濃い夏だからこそ

良い歌と思う心は人それぞれ何かがカチッと填まる感覚

流行より好きなものだけ追いかける逃げていかない好きなものたち

夏の時期終 ...
○「同級生の死」
去年の6月は
中学からの親友K君が亡くなり
おとといは同じく中学からの親友I君が亡くなった
同級生の死はこたえる
次は俺かなと思う

○「丁寧な説明」
よく丁寧な説明 ...
人生は
ひとつの
物語
できるだけ味わい楽しもう
このいのちの物語を



このいのちに従い
その時その時に
一つ一つを
していくだけだ
このいのち果てるまで
vanitas vanitatum.
空虚の空虚。
(『ギリシア・ラテン引用語辭典』)

そこにあるものは空虚。
(ロジャー・ゼラズニイ『いまこそ力は来たりて』浅倉久志訳)

詩人はひ ...
 字をかく
 筆先の弾力が
 未知の世界に突入する

 柔らかくしなりながら
 墨は、
 濃く薄く線を描く
{引用=ヴァイブレーションに充ちた 
小さな愛の告白を
嘲笑うべきではなか ...
さぁ今日はこれから復讐だと息巻き
コテンパンの返り討ちの目に遭うのが好きなボクは
今年の夏も
架空の敵に押し寄せ
架空の返り討ちに遭っている
復讐の完遂だけを誓うボクの夢想家としての血は
...
これ、タイトルだけで引かれるうただよね。
そして内容も、引かれるうただよね。
─────────────────────────────────

 「蛇の詩」

吐き棄てたくて
...
君の耳にだけ寄せる波がある
その波に織り込まれた風を聴きながら
君は眠る
あるいは踊る

フォスフォラスが鏡に映れば
ヘスペラスになり
ヘスペラスが鏡に写れば
フォスフォラ ...
流れていく と、あなたはおもう
はいってくる、とわたしはおもう

赤く腫れた心臓が、
あなたに悪さをするのです

あはたは、苦しそうに
開示するけど

それはわたしの仕事じゃな ...
あなたが見てきた髪の毛を
とうとう削ぎ切ってしまった
あっけなくあっさりと
思い出がぱらぱら落ちていき
掃かれて

さあ新しい自分になる
とはぜんぜん思わない
それでも少しずつ
...
田舎の夜道は、月が無いと、
ほんとうに歩くのも怖いくらい、
暗いから。

─────────────────────────





 
 『生きたい』《改》

ゆっくりと ...
生きている限り
人は何度でも死ねる
だから毎日死んだつもりで
生きている
歯を磨きながら
鏡に映る顔を見つめる
可哀想な感じの眉毛

嗚呼
私は困っているのか

鏡の中の私が
助けを求めている

どうすればいい?

頭の中は真っ白
眉毛は益々可哀想 ...
事実は記憶は
捏造・抑圧され得る

   けれど 、

魂の深奥に刻み込まれた
想いは決して変えられない




無数の影 踊って居るよ
意識の視界に深奥から

 幾つも幾 ...
仮に六が市民にとって平和な数字だとしても
内心穏やかな日々を送っていたとは限らない
室町時代の暗闇の村で熟成された大切な思い出

荒んだ生活においても我を見失わない詩人らは
故人に直に手 ...
青鰐
1号1959年3月15日〜27号1963年3月30日発行まで?


ロゴ
1号
2〜8号
9号〜12号
13号〜



奥付情報から
奥付Aタイプ(1号から3号まで。発 ...
{引用=柔らかな地で少女が寝そべっている静かな自然の優しさに包まれ透明なオーラを放つ少女

まるで私たちここに住んでるかのよう悦びの極地、そこにある安らぎ

まだ目を瞑っている老人誰かの影がそ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
覚醒夢と無限ひだかたけし自由詩424/7/16 18:13
老いらくは甘しりゅうさん短歌324/7/16 16:07
日記(オカルト)岡部淳太郎自由詩324/7/16 13:12
独り言7.16zenyam...自由詩2*24/7/16 10:44
微熱アラガイs自由詩7*24/7/16 5:16
ヒマワリヒロセマコト自由詩16*24/7/16 0:22
平和公園本田憲嵩自由詩1024/7/15 22:29
処方箋涙(ルイ)自由詩224/7/15 21:59
朱夏のなぎさリリー自由詩10*24/7/15 20:52
僕の遺灰を三月雨自由詩724/7/15 20:32
BASE自由詩424/7/15 18:40
君が代花形新次自由詩024/7/15 18:22
ウネリ、カタチ為す季にひだかたけし自由詩224/7/15 17:47
感覚夏川ゆう短歌424/7/15 16:59
独り言7.15zenyam...自由詩2*24/7/15 16:03
※五行歌 二首「人生は ひとつの 物語」こしごえ自由詩3*24/7/15 12:57
The Great Gig In The Sky。 田中宏輔自由詩6*24/7/15 12:55
砂の橋リリー自由詩5*24/7/15 11:50
復讐の夏soft_m...自由詩324/7/15 11:35
蛇の詩秋葉竹自由詩124/7/15 11:30
塔野夏子自由詩5*24/7/15 9:57
ビールはるな自由詩124/7/15 6:12
余韻唐草フウ自由詩5*24/7/14 20:53
「生きたい」《改》秋葉竹短歌124/7/14 19:42
不死リィ自由詩024/7/14 19:27
鏡の中の私自由詩324/7/14 19:23
五行歌、想い達ひだかたけし自由詩324/7/14 17:47
未来から 始まる絵本 006足立らどみ自由詩324/7/14 17:35
青鰐・バッテン・凶区nemaru散文(批評...024/7/14 16:49
カスミソウ林 理仁自由詩9*24/7/14 16:31

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