{引用=
あなたは 一滴の雨のしずく


あなたは、今日 それを知らない



雲のうち 母の子宮に命を得、
 社会という 海の器に生まれおちる
 歴史という 時の波にあらわれ、
...
時を待った
声を殺して
あなたの行く手に
何があろうと

雲は流れ
空は晴れた
ぶちまけられた未来に見た


駆け出すための足
欲しがって泣いたこと
あきらめない 止まら ...
うつむき すぎた
頭を軽くして
ゆっくり上げると

青空

今日の空は一段と青い

でも

この青さは
少し
傷にしみる


そんな気持ちを察してくれる
空は

南 ...
(傘の滴を落としながら)
そこから抜け出すためには
入口を探すしかないのですが、
誕生や死という非日常に囲まれて
小さな日常があるのですが、
強い雨の中 物質と観念をつなぐものは
...
【 人生映画館 】

白いスクリーンに
私の人生を映してみれば
どんな映画になるんだろう?

始まりは
ごく平凡な子供時代から
思春期はシャイな少女の
夢見がちな その憧れと日常
...
手首に巻いた 虹の飛行機
何処まで飛ばそうか 考えている

エアポートは 何処

何処にでも 存在するのに 
迷ってしまう

雲隠れした 昴を 探し出すよりも 困難
ウグイスの 香し ...
君の歌声が響き渡る
僕の身体を癒すように

山間の誰一人いない公園で
一緒に歌うラブソング
周りの木々や山々にも届く愛

透き通った歌声が
透き通った現実を生み出す

歌声が周りと ...
手を当て
手を差し伸べる
手をつなぎ
手を
鳥が堕ちた
私が殺った

夢を見てた
君が染みたそこら辺で
小さな声を
聞いた気がする

この手を
握るのは
誰だろう
いつだろう
今だけ欲しいのは
なぜだろう
いつからだ ...
重なる
止めどない時 動かざる物
識別された気持ち

離れ合い それは 動き出す

深い とても深い根底の
真相 心理 いつの間にやら暈した
嘘と嘘の間 あの日に流した理由
私が見て ...
特定秘密保護法が歩く
どかどか歩く
大股に足を上げて歩く
何かまたいだらひっかかった
よろめいて見下ろすと
人間だ
ミズゴケみたいに擦れてつぶれてる

 イ いい? これは、ひ・み・つ ...
生地の中に
爆薬も隠せないこと
そもそも
爆薬を調達出来ないことで
憂鬱になる朝を
「パン職人」は
多分100回は迎え
「パン職人」は
工房で
結局、自分は「世界」に何の影響も与えな ...
おおきな、まるいわのなか
みんな、そっと、ゆすられている。
河原のこいしのように。
ぶつかり合い、こすれあい
ういういしいかどが、削れ
お行儀よく、揃えられたこどもたち。

わ がただし ...
ボーナスの配られるのを見ながら
自分がアルバイトなのだと実感している
ジェームスブレイクのような
感情のない目つきをしている僕
この会社では短いが
業界では精魂尽くしてきたつもりだ
そ ...
憧れは
雪にとけている
朝に降っている
布団のなかで
熱を持っている

美しい憧れに
忘れられたくない
だから秘密で
いくつも言葉を並べてる

憧れは夢に住んでいる
憧れは君が ...
  ペンキは塗られたばかりだった
  ずっと、夏のあいだじゅう
  きみはアイスクリームを食べにいった
  ぼろい車に乗って闇雲に海沿いをひた走った
  読まなくてもいい本を読んで 読 ...
わたし、どうしてこんなに生まれたいんだろう?
死にたいのかな?
それとも、間違えて生まれてきちゃったのかな?

そんな事考えながら、じゃがいもを切っていたらさ
娘の ふくふくしたほっぺと 細 ...
錬金術師1
錬金術師にならなければ
水をつくらなければ
渇いてしまう
飢えてしまう

錬金術師になって
美しいものをつくらなければ
欠けたからだのあちこちを繕わなければ
いつのまにか ...
  蛇口は しばしば朝だった
  時折それは睡蓮だったし
  無口な背の低い青年だったのだが
  腰から下を火燵にしまいこんで あなたが
  丸っきり正気をなくしているときなどは
  ...
美しいものを眺めている人のなかに

美しいものを生み出した人はいない

美しいものを生み出す人は

できあがったらさっさと次の美しいものをつくってる

壊れたら、呼んでってさ
今日もあいつが僕を脅してくる
お前を今にひどい目にあわせてやるからな
そしてあいつは僕に唾を吐きかけ
腕を振り上げて殴るまねをするんだ
どうして僕だけがそんなことされるのか
分からない
あ ...
夢からさめたらね
また、夢をみていた

女の子がひとり
踊ってる
たのしそうに
かなしそうに
しあわせそうに
えらそうに

ひとりで

夢からさめてもね
まだ、夢をみていた
...
お世辞に笑えば

世界は裂けて

お前は消えた
赤信号を皆で渡ると大型トラックで

引かれ、でた鮮血を魂ごと画用紙に

載せる。

その圧倒的なアートに涙忘れた殺人者

は涙し、私は寝床で安らかに

寝入るだろうに。


...
消費税あがったことを知らなくてわずか一円足らずに喧嘩 墨を擦る間に意識遠くなり習字の紙に謎の絵と文字 寒潮やチェックアウトは十一時 宇宙との交信中酢飯の匂いしている 見知らぬ人の乳母車に座る 緊急避難場所を知らない
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
子どもたちへ月乃助自由詩713/12/14 16:05
愛に似て愛し駒沢優希自由詩513/12/14 14:03
もう傷はしみないよichiro...自由詩7*13/12/14 13:34
冬の四角形空丸ゆらぎ自由詩1413/12/14 12:49
【 人生映画館 】泡沫恋歌自由詩20*13/12/14 9:55
エアポート藤鈴呼自由詩4*13/12/14 9:48
歌声夏川ゆう自由詩413/12/14 8:58
手作業駒沢優希短歌213/12/14 8:05
おとぎ話自由詩413/12/14 8:00
MIX黒ヱ自由詩313/12/14 6:50
政治的に詩を書く3オイタル自由詩1*13/12/14 6:40
ワールドエンブリヲゴースト(無...自由詩4*13/12/14 4:42
そっとゆすり、凍湖自由詩413/12/14 2:39
ボーナスの日番田 自由詩313/12/14 2:14
ラブレターうみこ自由詩6*13/12/14 2:05
ペンキ草野春心自由詩413/12/14 0:23
淡々譚オオカミ自由詩213/12/14 0:19
錬金術師1と2bookof...自由詩0*13/12/14 0:17
朝がくるということ草野春心自由詩3*13/12/14 0:12
工芸家という人についてbookof...自由詩1*13/12/14 0:08
あいつと僕紀ノ川つかさ自由詩1*13/12/13 23:56
あたしって、ほんとゾンビオオカミ自由詩113/12/13 23:49
「お世辞」宇野康平短歌213/12/13 23:38
「幾度狂え」自由詩013/12/13 23:36
消費税あがったことを知らなくてわずか一円足らずに喧嘩北大路京介短歌413/12/13 23:29
墨を擦る間に意識遠くなり習字の紙に謎の絵と文字短歌313/12/13 23:29
寒潮やチェックアウトは十一時俳句113/12/13 23:28
宇宙との交信中酢飯の匂いしている自由詩513/12/13 23:27
見知らぬ人の乳母車に座る自由詩413/12/13 23:27
緊急避難場所を知らない自由詩313/12/13 23:26

Home 戻る 最新へ 次へ
2442 2443 2444 2445 2446 2447 2448 2449 2450 2451 2452 2453 2454 2455 2456 2457 2458 2459 2460 2461 2462 2463 2464 2465 2466 2467 2468 2469 2470 2471 2472 2473 2474 2475 2476 2477 2478 2479 2480 2481 2482 
6.25sec.