黙っておこう 余計な事は
黙っておこう 隠し事は

黙っておこう 世を渡るには
黙っておこう 面倒な事は

大事な鍵は手の届かぬ土の中
根に絡まる土の中

正直者は苦労する
取って ...
ヘッドフォンのコブクロなどを聴きながら
恵比寿駅の階段を
ひとり登っていくとき
今年は自分にとってどうたったかなどを
思い返している


同世代ぐらいの人が
まばらにホームに立っている ...
愛してるって
言うよ

何ひとつも
差し出してあげらないっていうのに

限られた時間の中で
いま四ツ谷だよ

いま水道橋歩いてます

いま終わりましたありがとお

いまを留守電でいま聞く


叶わないから

言う訳じゃないけれど

ずっと一緒にいたかった

から ...
東京

午後4時55分は暗かった

冥かった

役割を決められてしまうなら

じぶんで選びたかった

道をゆくペットたち

役割を決められてしまっているのに

なんだか嬉し ...
カラスが道端で死んでいました
カラスはカラスのままで横たわっていました

そうやって
カラスはカラスのままで朽ちてゆくのでしょう

落ち葉が
カラスの上にも
ふっていました

カラ ...
男:路上で道路工事をしているところありまして
ご婦人が大きめな制服に、警備棒を片手にフリフ
リしていました。ははは。

警備員は老人だって誰だってできる仕事だときい
ていましたから、ご婦人は ...
ボーナスをピアノに落とし無音かな サイコロでボーナスの額決めている ボーナスが妻の笑顔を奪いけり 成長する神を見ている 人間につけられた名前を知らない 女装して女子会にきている {引用=
はじめは、
つねの細雪
里がつきる雪の原
月あかりが
白い影をひく
{ルビ素足=はだし}の人待ちすがたは、
女夜叉
夜めにも妖しい
うつくしさ


   *
 
...
死んで又



砂に戻って








それだけだ










そんだけだけど
...
白い色鉛筆で書かれた
その言葉は
白い色を言葉にすることなく
白い色に染まることもなく

ただ
その言葉を伝える


    さようなら
トサマキエウさんナイス










現フォの動画コーナーがここまで心を撃ってくれるなんて



...
町あかり泣きそうに

にじんでる

あんなにがんばった

無駄にして

俺だけがわるいから


歩きたい

君がいる

あたたかい店に

行くだけでいい


町 ...
別れ際
もう一度
君の
爪先を愛撫した


 君は
 恥じらいながら
 美しく変形した爪先で
 二人の接線を示す
 弧を描く


曲が

 月の光から
 パスピエにかわ ...
星が眠る頃僕たちは起きる。
グラタン朝よ。起きなさい。
そんな母の声で目が覚めた
グラタンとは私の名である。

あのグラタンかとの質問に
真っ正面から答えてみたい。
そうだあのグラタンで ...
手の震えは鼓動と世界と私の皮膚の境界線のずれで起る。

そう思いながら、

女は鏡を見て皺をなぞる。男は息子に何度も同じ過去の

話を語る。

ある日、女が死のうとして馴染みの川へ行く ...
指先のくぼみが赤い
神経は気まぐれで 思い出し痛み
肉のクッションは誰のもの
せめて骨くらいは 自分のものにしたい

とてもよさそうな歌声が
突然 僕に覆いかぶさってきた
駄目だ ここか ...
LOVE

LOSE

KILL and LIVE

YOU and I and EVERYONE

YOU are DREAM
YOU are JUSTICE

...
幾重にも重なった電線を通る穢れに、涙を流すかのように星は落ちた。 それでは先日公開処刑された
張成沢氏の側近の霊を
呼び出して頂きましょう!

チ、チャン、ソン・・・テク?の、そっきん?

ハイ、張成沢氏の側近です。
どうぞ!

フーッ・・・
オ ...
若葉が砂になるまで待つ季語
矢印と地雷ばかりの地図
365日うねり続ける言葉と髪
ケーブルに絡まり千切れた運命の糸
私のレントゲンに写る現代詩の影
精神が崩壊して的中させる針の先
カテーテ ...
ぼくは すぎてって

きみは たってた

ぼくの ひとみ

きみの ひとみ

くらく にごる

しばたき まばたき



かぜが つよく

おとは なくて

とおく ...
きみを発する度にぼくはそれが焼けていくのを感じかなしまれたかなしみに対して粘りけのある声を、声を、声を

数年前の廃屋でぼくらは惑星として完遂した。
喉の機関だけを有する迦陵頻伽の群れだ。
き ...
固いつぼみを こじ開けようとも
春を待たねば 時期早々
滲み出た 乳白色の液体が
フェルメールの「牛乳を注ぐ女」の
器に混ざり込み 静謐な
長方形の世界に留まってしまう


暖かさを待 ...
冬になる前に
庭のバラを剪定した

咲き遅れた蕾の枝を
花瓶に挿しておいた
膨らみかけていた他の蕾は
次々に開くのに
その白薔薇の蕾は
しばらくはじっと蒼いまま

ある時
限界を ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
黙っておこうsubaru...自由詩11*13/12/10 0:31
誰かからの声番田 自由詩113/12/10 0:02
コスモロジー駒沢優希自由詩213/12/9 23:32
叶わないから吉岡ペペロ自由詩513/12/9 23:09
東京午後4時55分自由詩413/12/9 23:06
落ち葉の季節朧月自由詩613/12/9 22:50
「ご婦人は棒をフリフリ」宇野康平自由詩013/12/9 22:43
ボーナスをピアノに落とし無音かな北大路京介俳句613/12/9 22:21
サイコロでボーナスの額決めている俳句1*13/12/9 22:21
ボーナスが妻の笑顔を奪いけり俳句313/12/9 22:21
成長する神を見ている自由詩613/12/9 22:20
人間につけられた名前を知らない自由詩513/12/9 22:20
女装して女子会にきている自由詩513/12/9 22:20
演歌詩 — 「雪しぐれ」月乃助自由詩4*13/12/9 21:50
本日の短歌TAT短歌2*13/12/9 21:43
白い色鉛筆で書かれた言葉ichiro...自由詩3*13/12/9 21:40
ジョン・レノンが『スタンド・バイ・ミー』をお歌いになられます ...TAT自由詩1*13/12/9 21:02
にじんでる吉岡ペペロ自由詩213/12/9 20:33
トゥシューズichiro...自由詩5*13/12/9 20:24
グラタンと呼ばれてブルース瀬戸...自由詩5*13/12/9 19:01
「どうせ消耗戦」宇野康平自由詩013/12/9 18:13
言葉の霧に巻かれてyuugao自由詩313/12/9 18:11
EVERY......創輝自由詩013/12/9 18:06
「線の下」宇野康平短歌313/12/9 16:12
恐山2花形新次自由詩213/12/9 15:36
鮫のための狂想曲左屋百色自由詩10*13/12/9 14:52
おしまい散布すべき薬...自由詩113/12/9 13:58
ホネホネ寂静自由詩113/12/9 12:35
花となって競い合う小川麻由美自由詩9*13/12/9 12:15
白い蕾Lucy自由詩18*13/12/9 12:07

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加筆訂正:
大雪やアスファルトから生えたる草/北大路京介[13/12/9 22:24]
生えし草 →生えたる草
演歌詩 — 「雪しぐれ」/月乃助[13/12/9 22:09]
少し
4.55sec.