朝早くに
古臭い詩をわたしは書いた
潮水に濡れた岩間を縫って這うように歩く
数匹の蟹の節足のことなどを
カーテンのあちら側で降っている雨が
薄笑い ...
サラサラと嘲りながら
指の隙間から
零れ落ちていったのは
砂で出来ているのを
忘れかけていた
いくつもの季節と朝焼け
パタパタと蔑みながら
手のひらから
飛び立っていったのは
...
You were sitting on the floor
(its clean and white color)
holding the anonymous book to ...
ブスひとりにつき
3億円を徴収するという
ブス税法案が
国会を通過する見通しとなった
国会周辺では
これに反対するブスが
「あたし達はブスじゃありませんー
失礼しちゃうわね!
...
時間に意味があるのなら
僕の存在に意味はない
君が一つの音楽を聞くなら
君は一つの風景を思い出すだろう
・・・それはいつの日にか見た月の明るい夜の事だ
まるで ...
部屋の中君と二人で雨の音寄り添いながら朝を迎える
虹を見て君が呟くこの虹は幸せの色全部あげたい
本当の彼の心は純粋今の内面素直じゃない
絶対に言わないけれど運転をしてる横顔何度もチラ ...
夏をたたむ
両手でしわをのばし
ていねいに
色濃い影をおとした夏も
洗濯され、たたまれると
頼りないほど薄っぺらだ
...
多くが 寂しい
それとも
それについて 迷っているのは
予期しない 悲しさなのか
こごえるような 朝を迎える
北海道の
町外れの ホテルで
朝焼けだけが 美しい
コ ...
不要になった
60歳以上の老人を
一人捨てるごとに
30円を徴収するという
姥捨て税法案が
国会を通過する見通しとなった
国会周辺では
これはあまりに安過ぎると
反対する60歳以上の老 ...
左手の中で牛が眠っている
さっきまで右膝のあたりにいたのに
もう一頭の牛は鎖骨のあたりで草を食み
けれどもまもなく体を地に横たえるころだろう
テレビで昔の映画をやっ ...
スクランブル交差点で
信号を待っていた
私は愚かだ
そんな哀しい想いに
縛られていた
Fly high―
しかし私は翔んでやる
赤信号の向こうの
青空に誓っていた
高く
高く高く高 ...
自称詩人が
詩投稿サイトに
自称詩を一編投稿する度に
5億円を徴収するという
自称詩人税法案が
国会を通過する見通しとなった
国会周辺では
これに反対する自称詩人が
自称詩の路上朗読会 ...
ひとつの恋愛が始まると
いくつかの虫歯が
できてしまう
歯医者に行くのを
忘れてしまうこともあるけれども
夜中に眠る前に
歯磨きもせずに
お互いの話をすることに
夢中になってしまっ ...
秋祭卒論の手を止めにけり
秋祭ふたり見上げる同じ空
屋上のライブバンドや秋高し
来世も諦めることになった
桜の雨は涙隠してくれない
パン屋の前で「パン食べよっかな」の声が口から漏れた
リグレットがつのります
しなかった勉強 わざとらしい言い訳 とっさに出た嘘
リグレットがつのります
ごまかした告白 破った約束 見れなかった君の目
しんしんと降り積もる
嫌だってだめ ...
ぎり...
...
戸惑い 落ち着き 秋霖に身籠る
乳酸菌をひたすらに欲していた
カルボナーラとシチュウをクリーム類を欲していた
浜辺の神秘の窓を拭くように その波は眠気を誘っていた
戸惑い 不思議 ...
透明なビルの屋上で俺は点を数えてい
た。雨で視界がぼやけても間違いなく
点を数えていた。三角の屋根の上で私
は線を引いていた。毎日たくさんの線
を引いていた。紙の城の上で僕は面を
つくってい ...
小さなほころび
どこへゆくのか
頬ふくらませ
どこへゆくのか
果実の耳を
匂わせすぎて
帰るころには
涙あふれて
雨の朝ふいに
何をしているの と問わ ...
さようなら言葉達
私のちっぽけなボキャブラリーは
ずいぶん前に尽き果てた
書き連ねる文字は
すべて似たり寄ったりで
表現する風景も
どれも同じになってしまうから
ここで別れを告げましょう ...
今 感じていることの ほとんどが 予感 だ
予感に生きていて
自分から 予感を 取り除いたら いったい
何が 残ると いうのだろう
...
かーさん ももいろひよこ かってや
めっちゃ かわいーやんか
そらいろも いるんやで
にじいろも いるんやで
ハートマークも いるんやで
息も絶え絶えのひよこたち
鳴いてるんじゃない
...
φ
私は、ヘッドホンを通して、
電力会社とつながっている。
地磁気みたいなの感じるのよ。
私とあなた。私とあなたと太陽のあいだに。
私はヘッドホンを通して、
ニック・ドレイクとつながってる ...
1
この孤独な心は
天使を求めている。
沈静された心には
何もかもが痛い。
死ぬときも今日みたいに痛いんだろうか?
2
何も付け足すものがなく
このまま死んでもいい
切る ...
*1
インターネットで
あなたの名前を検索したら
多くの死者が出た
あなたのように
全ての遠くに自信を持って酔えないよ
耳があるもの無いもの
血管のある脳漿
俺のせいでひどい目にあった ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
古臭い詩
草野春心
自由詩
10*
13/10/12 10:42
無力
nonya
自由詩
20*
13/10/12 10:19
September blooms
草野春心
自由詩
1*
13/10/12 10:10
ブス税
花形新次
自由詩
2
13/10/12 9:38
『償い』
yamada...
自由詩
1
13/10/12 4:18
ふたりだけの内緒話
くみ
短歌
2
13/10/12 2:39
ながい夏
石田とわ
自由詩
21*
13/10/12 0:47
旅の果て
番田
自由詩
4
13/10/12 0:47
姥捨て税
花形新次
自由詩
1
13/10/12 0:40
牛
草野春心
自由詩
3
13/10/11 23:54
Fly high
渡辺亘
自由詩
1
13/10/11 23:22
自称詩人税
花形新次
自由詩
6
13/10/11 22:21
虫歯と恋愛の関係
りゅうのあく...
自由詩
11*
13/10/11 20:54
秋祭卒論の手を止めにけり
北大路京介
俳句
2
13/10/11 20:41
秋祭ふたり見上げる同じ空
〃
俳句
2
13/10/11 20:41
屋上のライブバンドや秋高し
〃
俳句
2*
13/10/11 20:41
来世も諦めることになった
〃
自由詩
8
13/10/11 20:39
桜の雨は涙隠してくれない
〃
自由詩
1
13/10/11 20:38
パン屋の前で「パン食べよっかな」の声が口から漏れた
〃
自由詩
4
13/10/11 20:38
リグレットがつのります
サトウチカ
自由詩
2*
13/10/11 18:39
じゅうがつ、痛み
世江
自由詩
1
13/10/11 18:11
秋霖に身籠る
朝焼彩茜色
自由詩
15*
13/10/11 17:02
それぞれの現代詩
左屋百色
自由詩
12*
13/10/11 15:49
泡を巡る(大きな服)
木立 悟
自由詩
3
13/10/11 15:32
さようなら言葉達
ミツバチ
自由詩
3
13/10/11 13:29
なんつって
八男(はちお...
自由詩
3
13/10/11 11:14
夜市
そらの珊瑚
自由詩
16*
13/10/11 9:28
Φ編
由比良 倖
自由詩
2*
13/10/11 2:59
L.A.B.編
〃
自由詩
1*
13/10/11 2:58
パンスペルミア抄
〃
自由詩
3*
13/10/11 2:55
2454
2455
2456
2457
2458
2459
2460
2461
2462
2463
2464
2465
2466
2467
2468
2469
2470
2471
2472
2473
2474
2475
2476
2477
2478
2479
2480
2481
2482
2483
2484
2485
2486
2487
2488
2489
2490
2491
2492
2493
2494
加筆訂正:
蜜色の眠り
/
石田とわ
[13/10/11 23:19]
1首目訂正
4.67sec.