考えない葦の
川岸に
シグナルが、シグナルに寄りそって果てている

 /

敵意がないことが
わかる

横隔膜のへん
まず、そのようにして針をふるわせる
さびついた小 ...
累々と積み上げられた本の中から
のぞく黒い眼 踊りだし
蟲のように 這いまわる
文字を追うゆび
むしゃむしゃと 妖しく
漢字を アルファベトを
食べまわり
くしゃみをする
すると、
...
散る紅葉昨日も明日も水曜日 純白になれず散りゆく紅葉かな 明け方の雑な会議や散る紅葉 掃除してエアコンつけて誰も来ない   下準備して
 
  狂いだす
 
  長い睫毛がある
霧を晴らして孤独であった いつもより長い爪からの予感
すでにもう完結した話や
いますぐにも完結する話なんかより
いつにでもまた再開できる話のほうがいい

たとえ馴染みのルートであっても
いつもと知れた中身が
じわ ...
胃袋が 満ちれば
気持ちの袋も 大きくなると 祈って
炊飯器の スイッチを ONにする

予約炊飯の時は
炊ける時間を 覚えてから
かき混ぜないと イケナイのです

長ける時間に 猛り ...
祖母が水槽を洗っているので
どしたんと訊ねると
あんな
魚がようけ死んでるやろ
昨日も今日も
せやね
どうしたんやろね
せやからな
水槽洗てるねん
このグッピーくれはった中川さんがな ...
 転がり落ちる
 どこか 耳の奥に響く
 声
 ああ あなたが引き留めてくれたなら

 進み方がわからないの
 でも戻り方もわからない
 右向いたって
 左向いたって
 知らない ...
胸騒ぎが止まらない
風が新しく吹き抜けて
記憶のような高鳴りが
ページをめくり直す

すべての経験が意味のあるものならば
花は健やかに嫉妬や中和された日々をかき混ぜていく

水の流れる ...
 人には身体があって
 それを包む心があって
 更には世界がそれを包み込み

 玉ねぎのように、
 剥いても、剥いても
 涙しか出てこない

 私たちは
 芯なのか

 それとも ...
こちらから あちらへ
移りゆく灰色の影
ぞろぞろと また そろそろと
ゆらめくちいさな太陽の眼
伏し目がちに嗤う看守人の
ちいさなイエスの声
意味なく承諾する不気味な蠅の音
ぶんぶんと
...
くらい しめった部屋
肺が 破裂したあとの
しんみりとけむたいゆうべの残滓
毛布に包まって震える
セロ弾きのかなしみ。
髭が硬直する寒さ厳しさ。
断末魔のしずけさ。


赤ぐろく萎縮 ...
真夜中の扉を開けて
裸足で駆けて行こう
たくさんの流れ星が降るという
星降る森へ走って行こう

キーンコーン
いろんな色の流れ星が
きらめきながら落ちて行く

金属的なその音は
真 ...
すべてを
諦めたあと

音はいつでも
途切れとぎれに聞こえた
拍の途中で音が消える度に
僕の顔はびくびくと引き攣った

夜の9時を過ぎたとき
僕はまぶしいオフィスから這い出て
非常 ...
夜が朝日に殺されていく

彼女は悲しさを手放したりしない
夜が終わって朝がくることを
毎朝しっかりと悲しむのだ

彼女は毛布にくるまって
テレビの天気予報を見ている
(きょうはおひるま ...
初めて出会い
初めて目が合い
初めて言葉を交わした

あの日に

私はもう
あなたのことが好きで

それから

あなたが

私の世界を完成させる
生涯ただひと ...
霧深し繁みに落ちゆく番の蝶は

子のなく故に水へ消えゆく
詩を書くとはどういうことなのだろう。スポーツをすることに、詩を書くことは似ているように思える。そうではないという人も、きっと、まわりには多いのかも知れないが。なぜそう思うのだろう。詩の書き方という ... 線路が繰り返し
ひとの声をつれ
あしもとにのびる
夏の繁茂が
覆いかぶさったまま

ことばが違う
ようだった
毎日同じ場所に立つ
建物にはただしく
光が射す

帰る道すがら
...
もう一度
肩車したい

もう一度
自転車の乗り方を教えたい

もう一度
いっしょに大玉転がししたい

大人になってゆく
我が子との距離が
私の愛を
無償から
有償に変えてゆく ...
ひそかにおそれていたことを
たったひとつのできごとで
まちわびるようになった
またいつうらがえるか
だれにもそんなこと
わからないけれど
そんな、とても
ふたしかな、
じんせい
                   131202


仕合わせならばいつでも
一直線に揚がってゆくよ
風のない日は温かいから
誰だって気分が解れる
...
至急! #$%様にお電話して下さい。→電話

本部長が怒ってますよ^^;→マグカップの下(コースター)

暗証番号IY6700love→パソコン ディスプレー

3段目の右から4冊目→サン ...
・クンニしたら当然しゃぶってもらう、フェラ返しだ!

・クンニした後にやるのは?フェラでしょ!

・ズッズッズッ!

・おもてなしでも裏すじありで、ナムー
右に左に吹く風に
流されながらバランスを取り
逆らっているようで風に乗り
高みに登ってしまった凧よ

 風を詠み 
 目立たず
 叫ばず
 場に溶けて
 ひっそりと生きている ...
車の前を
カラスとっとっとと横切る十二月
二本足で
黒い姿がひかってる

そのもっと後ろ
まっかな山
急いでいるのは私だけかな午後

カラスの地についた二本の足が
私の目をもってっ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
滞留のスケッチ岩下こずえ自由詩513/12/3 19:54
書斎白雨自由詩213/12/3 18:33
散る紅葉昨日も明日も水曜日北大路京介俳句113/12/3 18:12
純白になれず散りゆく紅葉かな俳句213/12/3 18:12
明け方の雑な会議や散る紅葉俳句413/12/3 18:12
掃除してエアコンつけて誰も来ない自由詩613/12/3 18:02
下準備自由詩2*13/12/3 18:02
霧を晴らして孤独であった自由詩813/12/3 18:01
脳にある瘡蓋yuugao自由詩113/12/3 17:57
カンカンカン藤鈴呼自由詩3*13/12/3 17:57
グッピー古月自由詩713/12/3 17:51
ドロップアウト霙小町自由詩113/12/3 17:20
サウザンハーベストコバーン自由詩313/12/3 13:56
玉ねぎと宇宙まーつん自由詩18*13/12/3 12:44
中庭白雨自由詩1*13/12/3 12:23
青い部屋自由詩1*13/12/3 12:22
星降る森へ未有花自由詩20*13/12/3 9:40
すべてを諦めたあと栗山透自由詩113/12/3 8:55
夜を待っている自由詩413/12/3 8:52
「One Piece」ともりん自由詩113/12/3 8:24
「満月から三番目の夜」宇野康平短歌113/12/3 1:52
詩の感想番田 散文(批評...3*13/12/3 1:33
ルーティーン軽谷佑子自由詩1113/12/3 1:14
無償から有償にichiro...自由詩6+*13/12/3 0:51
ひっくりかえる森川美咲自由詩6*13/12/3 0:31
車窓から見える赤い風船は、まるで祝福のしるしみたいにあおば自由詩7*13/12/3 0:21
付箋ichiro...自由詩4*13/12/2 23:46
2013わたしの流行語大賞花形新次自由詩113/12/2 22:42
KITEイナエ自由詩7*13/12/2 22:40
地についたカラス朧月自由詩413/12/2 22:02

Home 戻る 最新へ 次へ
2454 2455 2456 2457 2458 2459 2460 2461 2462 2463 2464 2465 2466 2467 2468 2469 2470 2471 2472 2473 2474 2475 2476 2477 2478 2479 2480 2481 2482 2483 2484 2485 2486 2487 2488 2489 2490 2491 2492 2493 2494 
4.27sec.