詩を書いている
詩を 今日も
電車に乗って 僕は
今日も仕事に向かうけれど


電車は 色々な世代の人が
出入りする だけど
走るだけ 電車は ただ いつも
走るだけ


...
九月も末だというのにまだ汗はとまらない
車の冷房は下げたままだ
最後にどうしてもあの海辺が見たかった
親父の入院中きまって立ち寄った、
、あの海水浴場へ

市街を抜け、15分も走ると左手に ...
鋭利な刃物で削がれたみたいに二十三夜目の月は欠けて、煮詰め過ぎたジャガイモのようなどろんとした色をしていた、シャーマニズムに傾倒するアマンダは香の立ち込める薄暗い部屋で観念的な詩文を綴って ... ピザまんって10回言ってみて

ピザまん
ピザまん
ピザまん
ピザまん
角煮まん
ピザまん
ピザまん
ピザまん
ピザまん
ピザまん

ここは?

喉仏

指すとこ間違 ...
いつか星のきれいな夜にきみと東のそらをながめていた
銀河のはしっこから星がもれおちてきて山の斜面に
まるでとつぜん咲いた花のように青く白くちりこぼれた

星のかけらを幾片かぼくらはポケットに ...
                     130924



ケミカルシューズの紐が解けるまでが勝負だ!
見得を切った連合軍対枢軸軍の狡猾な切り崩しが続く
非戦闘員 ...
あの日脱ぎ捨てた古い自分が
心の隅でそのままになっている
糸の切れた人形のように
死よりも冷たい生者の顔で


ポンペイのように時の塵に埋れ
欲望の形に空洞化した遺骸あるいは
まだ温も ...
全体の形が カッチリしているので 
スイカも お行儀の 良い形で 
君臨して いるのでしょう

今 流行の 
四角スイカを 
堅苦しい瞳で 眺める
真夏のサンタクロース 

雪のよう ...
読んだ人間が
不幸になるだなんてことを
書かれた手紙ほど
不幸なものがあるか

あの娘に
告白した手紙は
あの娘と
あの娘の周辺に群がる
ドブス集団によって
無惨にも
お笑いの対 ...
7体のロボや藤子・F・不二雄忌 熟れすぎし果実の種やフロイト忌 去り際に決まるウインク秋彼岸 口裂け女の胸を揉んで逃げた いろいろとさみしくてキリンでいる 長く続く青春にいる  
 大山崎山荘美術館

一面の芝生の上に落ち葉散る

すぐにわかつくつく法師啼き始む

真昼時アサヒ・ドライに陶然と

山崎の山荘の庭夫婦して

焼き物に目を走らせて秋の日に
...
こんなに苦しい思いはしたくなかった
軽快に、爽快に生きていたかった

すべてはきみと出会ってから変わった
僕の心は押しつぶされて
呼吸も出来ないほど

きみが他の誰かのものになるのを
...
16時35分

視線を見開き 曇天の空を仰ぐ
視線を細くして 雲の切れ目が刺す
光の線は 川に降り立ち 流れる


17時10分

光の線は 炎を帯びながら
薄れゆく景色に 目もく ...
誰も知らない部屋で
息を殺している
見ていた
遠い 街を


隣町まで行く
車に轢かれそうで少し怖かった気がする
ラーメン屋の前を 通り過ぎながら
自転車で こいでいく


...
  銀紙のいたみが残っている
  なにをつつんでいたのだろう
  じょじょに
  曲がりくねり ながら
  朝になって夜になって
  夜になって
  夜になって
  言葉はみじか ...
消えてしまいたい と
わたしの心は嘘をつく。

死んでしまいたい と
わたしの表象に刻みつける。

心はわたしに嘘をつく
世界はわたしに嘘をつかない。

わたしの四肢が 動きを求める ...
今日も
緊急車輌の
サイレンひびく


街中の
かげろうたちが
立ちのぼる


ビルの谷間で
落っことしたもの
探してる


巣食った暗黒の
深いところで
救 ...
妙に湿度が高い9月の夜
女のように鏡に向かい
毛抜きで眉を整えている

雑音混じりのエフエム
レイ・チャールズをカバーした
女の唄声は錆色にけだるい

重たそうに塗られた睫毛と
熟れ ...
 地平線を
 誤魔化すために
 僕らは旅をする

 目的地も地図も
 ましてや往復切符なんて
 棄ててしまった

 僕らの故郷は
 ごみ溜めの街
 まるで深い森のようだ
...
信じるということは黙っていること
だからかな
月はいつも無口だ

ひたひたと夜に歩いていると
しらずしらずに素直になる

だれもがなにも言わないで
暗い夜に白くなり
明日がこっそり訪 ...
王女の名を持って生まれ
運命のいたずら
雑草の間に
根を下ろすことを余儀なくされても
小公女のように気高く
品位を忘れぬ立ち居振る舞い
汚れない肌
たとえ
嵐になぎ倒され
獣に踏みに ...
 石ころのように
 蹴飛ばされた
 君の命が

 川の流れに
 ぼしゃりと飛び込み
 揺らめく水の底を
 ゆっくりと転がって

 手の届かない
 透明な棺桶の奥から
 空を見上げ ...
ジョーが打たれて
コーナーに戻って来たとき
朦朧とした意識を
回復させるため
セコンドの丹下段平が
アンモニアをジョーに
嗅がせていたのを覚えていたので
最近頭がボーッとして
ハッキリ ...
いつもすでに記憶だった夏の日に
俺は裸体を晒した少年少女達と
沖合を鳥が群がる海を見たかったが
だれひとり気付かぬうちに
海原を舐めて広がる火の言葉に焼かれた
熱気だけが渦巻く無音の嵐に ...
一人旅は
化粧をして理想の自分になれる
いや一人旅は
化粧を落とした素の自分になれる
いやいや、一人旅は
化粧を探して新たな自分になれる
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
誰かと歌舞伎町番田 自由詩113/9/25 1:49
Tシャツでは少し寒いアラガイs自由詩13*13/9/25 1:33
月夜の晩、私は、河原の葦になってクレーターをなぞりホロウ・シカ...自由詩2*13/9/25 1:19
ピザまん花形新次自由詩113/9/24 23:20
星をひろう梅昆布茶自由詩17*13/9/24 23:10
Tシャツでは すこし寒いあおば自由詩7*13/9/24 22:43
確執ただのみきや自由詩25*13/9/24 22:37
雪氷藤鈴呼自由詩3*13/9/24 21:41
不幸な手紙花形新次自由詩413/9/24 21:25
7体のロボや藤子・F・不二雄忌北大路京介俳句013/9/24 18:32
熟れすぎし果実の種やフロイト忌俳句213/9/24 18:32
去り際に決まるウインク秋彼岸俳句113/9/24 18:32
口裂け女の胸を揉んで逃げた自由詩913/9/24 18:31
いろいろとさみしくてキリンでいる自由詩1013/9/24 18:31
長く続く青春にいる自由詩613/9/24 18:31
大山崎山荘美術館生田 稔俳句413/9/24 14:43
カレーまん花形新次自由詩513/9/24 12:20
4分間小川麻由美自由詩3*13/9/24 6:05
エレクトロデイズ番田 自由詩113/9/24 0:28
銀紙草野春心自由詩713/9/24 0:16
わたしの心は嘘をつくeuyih自由詩513/9/23 23:50
シホ.N自由詩213/9/23 23:39
ソウル・ナイト2御笠川マコト自由詩113/9/23 23:30
線路自転車に乗れ...自由詩513/9/23 22:43
無口な月朧月自由詩413/9/23 21:59
孤島の白い髪飾りLucy自由詩20+*13/9/23 20:56
石の星座まーつん自由詩8*13/9/23 20:37
嫁の尿花形新次自由詩613/9/23 20:24
プロミネンス壮佑自由詩25*13/9/23 20:22
旅化粧イオン自由詩2*13/9/23 18:38

Home 戻る 最新へ 次へ
2454 2455 2456 2457 2458 2459 2460 2461 2462 2463 2464 2465 2466 2467 2468 2469 2470 2471 2472 2473 2474 2475 2476 2477 2478 2479 2480 2481 2482 2483 2484 2485 2486 2487 2488 2489 2490 2491 2492 2493 2494 
加筆訂正:
確執/ただのみきや[13/9/24 22:41]
脱字修正しました
非力さと几帳面さと 勝目梓『恋情』/深水遊脚[13/9/24 20:52]
誤字訂正 好対象→好対照
4.07sec.