茜色の夕景に
深く肩を落として

聞こえない音に
耳を澄ます


流れ着いた場所で
振り返ってみても

瞼の裏側に帰ることは
できないけれど


夕刻の光の
あま ...
ふっと吐いては にごる場所
何も聞こえない 日曜日
希望を消し去る 透明な空

甘さに飢えて来た黒猫が
皿をあさり 盗み出した
黒こげのフライパンは からからだった

私の目は小さく  ...
やわらかい光のかたまりで描かれた
モニターで微笑む少女
RBGの明滅するパターンで
息をしている
ある男が思った
彼女を、僕の中に

6色インクのカラープリンタで少女を刷った
途端に失 ...
結婚してからも二人は別々の道を歩いた
二人の間が広がっていったとしても
二人は詰めようともしなかった

二人の間に他人が入ったとしても
二人の間を埋めることも
ひろげることもできなかった
...
巨乳女性の乳の下側は
水分が多く湿っているので
カイワレ大根の種を挟んでおいたら
あっという間に成長して
下睫毛みたいになったので
刈り取って
菅゛お遍路さん゛直人と
ワッサワッサ食べた
空き缶を叩く菜箸ボンゾの忌 秋草や花梨造りの琵琶香合 アンティーク柱時計やちちろ鳴く 多数決で学級会走っていく またたいたまたないた 8人兄妹の7番目がエリンギ やりたいこと
という
なにものにも抑圧されない
わたし
としての
遅すぎる歩み

はじめて
はじめました

誰かに
反対されても
行く
ひかれたレールの上ではない
動き
...
空き地を渡ってきた風が
草の匂いを閃かせながら
耳もとで
ささやく
「ただいま・・・」

あっ
帰ってきたの?
君と出会ったのが
いつだったか
どこだったのか
思い出す前に
懐 ...
化粧箱や封筒の
中には宝石があるものだと
女の子はそれくらい知っている
馬の形をした雲を追いかけて
知らない道を行くと
その細道の先には橋が続いて
途中、別れの言葉を思い出して
しゃくり ...
出ていかなければならない
と知っている
部屋は
あなたとあなたでないものでできている
このまま朝は終わらずに
言葉もひとつも終わらずに
開かれなかった小説
届けられなかった手紙
呼ばれ ...
僕は、プラス思考とか言うものが嫌いだ

まるでおざなりの返事のように
前を向こうと言う人を
僕はきらいだ

前を向くという事は
後ろを背負う事なのに

臭い消しの香水みたいに
愛や ...
独りだけの世界・・・
それはとても狭くて果てしなく広い世界だ

それは和やかな静けさに溢れている
ふと湧き出す感情は【愛】のテーマ
だが敢えて【恋】に触れてみる。
たまには【恋】につい ...
 
 白く煙る街
 追いやられた通り雨
 きみたちはあまやどりをしていた

 廃屋からきこえるメロディー
 甘く官能的にせつない果実
 雨音がいまも耳に残って
 すでに誰もいない

...
なにはともあれドーナッツ、
食べると穴のなくなるところ、
恋をするみたいに
かなしかったよ
きょうもこんなに曇った空で
なにはともあれ
ドーナッツ
ゆうがた
べったりした体をオーブンにいれる

もうすこしでわたしになれる、というところで
あなたがわたしを齧りとるから
わたしはいつも、
そういうかたちで次の朝を生きるのだ
大人になって良かったことは、
お酒に逃げられるようになったこと。

ただ、私はかっこいいお酒の飲み方なんて知らないから、
お婆ちゃんが送ってくれたキュウリにきつく塩をきかせて、
それをつまみ ...
カラスが秋をたべていた
山のぶどうをたべていた
私をみても驚かず
驚く私をみつめてた

秋風つめたく
カラスの背を撫でて

なぜか私が
身震いをする

ぶどう色した
秋をやきつ ...
ー叫ー

どうせ届かないと
諦めて泣くよりは
誰かにつたわると
信じて叫びます


ー呼ー

君が僕を
不要だと言うなら
僕は喜んで
僕を捨てよう
代わりにあいつを ...
言葉にしたら
半端になってしまいそうで
わたしは2、3日考えて

「言葉に出来ない、」

という言葉にしました


それで満足できるほど
大人でもないけれど
さらに探求す ...
人が交差する地下街
人形売り場の前の通路に
子どもの泣き叫ぶ声がわき
困惑ししかりつける若い母親
微笑んで通り過ぎる年配の夫婦
遠い日のにがい記憶がよみがえる

 鄙びたドリーラ ...
煩悩を

抑えて先祖の

敵討ち
現代詩の向こう側で
、君は大味の言葉を砕いている
現代詩の向こう側で
、君はいかにもな表現を潰している
現代詩の向こう側で
、君はそれらしい物語を消している

それは確かなことだ

...
ある日
道の真ん中で
ヒョイ、と逆立ちしたら

世界も一緒に
ひっくりかえり
地面が上、空が下、
積み上げた一切合財が
元の木阿弥、振出しに戻った

海から魚が落っこちて
滝のよ ...
 終わらない
 冬の時代

 雪は降りやまず
 溶けようとはしない

 隅々まで覆う雪原を
 横切っていく犬の群れ
 
 引かれる橇の
 手綱を取るのは
 死神か 腹黒い
 サ ...
二十歳になったばかり
一方的な失恋の末
浪人時代の
受験戦争に嫌気がさして
Cigaretteを吸い始めた

カリブ諸島原産のCigaretteは
大航海時代にコロンブスが
率いるアメ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
静寂祥希いつみ自由詩7*13/9/27 0:05
このまま加藤自由詩2*13/9/27 0:02
青黄黒緑赤伊織自由詩6*13/9/26 23:20
夫婦イナエ自由詩10*13/9/26 22:47
カイワレ大根花形新次自由詩013/9/26 22:34
空き缶を叩く菜箸ボンゾの忌北大路京介俳句413/9/26 22:28
秋草や花梨造りの琵琶香合俳句113/9/26 22:28
アンティーク柱時計やちちろ鳴く俳句113/9/26 22:28
多数決で学級会走っていく自由詩313/9/26 22:27
またたいたまたないた自由詩513/9/26 22:27
8人兄妹の7番目がエリンギ自由詩513/9/26 22:27
Re:スタートはなもとあお自由詩413/9/26 21:45
野を渡る風Lucy自由詩13*13/9/26 21:40
かなしい唄春日線香自由詩713/9/26 21:34
水をかためるはるな自由詩913/9/26 21:14
夜もなく陽は昇れないゆったいり自由詩113/9/26 21:11
独りだけの世界・・・tamami自由詩313/9/26 19:52
誰かが誰かをわすれない梅昆布茶自由詩10*13/9/26 19:36
ドーナツその3はるな自由詩313/9/26 19:10
チーズ・オーブン自由詩413/9/26 19:07
どこに行ったの?時子自由詩213/9/26 16:22
山ぶとうとカラス朧月自由詩513/9/26 16:16
ちょっとだけ紛れこませてください。自転車に乗れ...自由詩313/9/26 15:17
言葉自由詩213/9/26 14:58
幼児の友情イナエ自由詩6*13/9/26 14:50
煩悩を吉岡ペペロ川柳213/9/26 14:01
現代、詩左屋百色自由詩19*13/9/26 12:58
逆立ちで、歩こうまーつん自由詩313/9/26 12:51
春を返して自由詩3*13/9/26 10:54
Cigaretteが消していく未来と命りゅうのあく...自由詩8*13/9/26 4:51

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