哀願の言葉を訴えても
死刑執行は止められない
ギロチンは
間髪入れず放たれ
洟垂れ小僧と少女は
鮮血の色を知ったのです
王都の大通り
中央広場
小さな広場を大勢の見物人が取り巻 ...
一つの島で、わたしはつよく、過ぎたことに囚われた
太陽が地球を崩壊させるため
爆発的なうつくしさで海と空を染めとばし
宇宙を貫く星々の轟きが
いきのこった生命を汚染するとき
わたしはかなしみ ...
誰もいなかった
街は身を切るような冷たい風が吹く
誰もが財布の中に明日を抱えて
耐えていた
凍えるような冬の時の中
どこに行くのだろう
立ち止まるとき
わからないけれど
ま ...
みえない月はどこにいる
いつもと同じ空にいる
みえてる太陽はどこへゆく
いつもと同じ空へゆく
互いになにを想ってる?
気にしてる?
気にしてない?
きいてみたいけど
きいて ...
珈琲の湯気に黄泉行く人を思いながら春待つ冬かな
朝日を吸って
煙が冬の初めの終わりの心が動き始める
静止する衛星が
ヘビーな感情の中で流れ続ける
つむじからつま先まで
嫌悪されているような
憧れと寂しさが募るように
それを言葉 ...
日常の片隅に
読書する時間
を取って置く
新しい刺激は
時に知的欲求
を静に味わう
知的欲求から
美的欲求へと
行ったり来り
日常の片隅に
いつも何かの
欲求の時間帯 ...
情けはいらぬ
では 目の前の
てんこ盛りの皿に
何を申す
待てど暮らせど
さみしくて
恋衣
足早に逝く
風が身を切る
足搔いたところで
左様、空の下
吐いて捨て ...
曖昧さ
含んで
本日土砂降りにわか雨
ケーキ屋のサンタクロースは眠れずに 家族と過ごす26日
酒を飲み不平不満をぶちまけて それでも明日はやってくるのだ
「仕事と家庭のどちらが大事なの?」 やや食い気味に「君だ」と答え
...
あなたは、いる
そこ、に
うたっている
うたを
聴いているのはわたしひとり
LEDランプの許
わたしは、描いている
ここ、で
夢を
ことばに
誰が読んでくれるの ...
すみれの咲く秋がある
すみれが好きな少女のために
春の庭に生まれた夢が孵る時がいまなんだ
と秋の実りにそよぐすみれ
常冬に住む老婆の許の菫色の裁縫箱には
針と糸と針刺しと並んでセピア色の ...
この箱は
中に入れたものの
過去を感じることができます
でも
ふたを開けることは許されません
つまり
あなたが
この箱に
何かを入れた時の
そのものに対しての記憶を
思い出 ...
変わらずにいつもわからない明日
するりと訪れて気ままに去ってゆく
取り残される人間は生き遺したことが
あるような無いような無様さで
夕陽に細長い影を作らせる
昨日を思ってみるのはどうだい ...
クソテケレ
クソテケレ
酔いつぶれた紳士の掃き溜めめ
ぐすっと掴み潰して
液体を床に垂直に流し立てよ
その瓶の形状を分析的に分解して、
鋭利なる棘を掌に心地よく受けよ
―喜びが血を駆け巡 ...
(
盲目野郎は最初から不戦敗を決め込むので
それは次第に勘違いするようになったのです)
咲かぬ花
有機物に種が埋まっていればもうけもの
排水口へ消える、溶け合わぬものも個々も ...
最後の店が閉じ
町は死んだ
残された者達は
買い物をする術もない
やがて人も死んでいく
国会議事堂前で今日も汗を流す人々
天下の悪法を廃案にすべく集う人々
大勢の人々
悪法が国会を ...
そして
彼女は泣いた
抱えているものを吐き出す
ように
そうした状況に追い込んだ
のは僕なのだろうか
けれど
そうしないと
僕自身が抱えきれない
彼女の真意が分からな ...
メインカルチャーに
迫害されて逃れた先の
サブカルチャーに
首を絞められる
あたしはあたしで
あたしじゃなくて
あなたはあなたで
あなたじゃなくて
あいつはあいつで
...
北風が吹く、この街の
行き交う人々を眺めている
もう皆、すっかり冬の装いで
どことなく落ち着きがない
しかし、私の目に
それは映ってはいるけど
どこか、よそよそしい
その先に続く
...
大雪やアスファルトから生えたる草
冬の虫脛に傷ある党ばかり
凡人は凡人なりに小粒牡蠣
強い風が吹いて森が泣いている
赦した自分が赦せない
俺には闇がない
なるべく
わざとらしくないように
コートの襟を整えながら
誰でもないきみを待っていて
少しだけ小走りで
誰でもないぼくに駆け寄って来る
帰り道をひとりじめ
...
想像、とは
経験を必要としないものだ、な
萎びた公園の
寂しいベンチは
知っている
きゃらめるを裸にして
折り紙をする
ほっぺがすぐに
沸騰する
彼女、は
...
あなたは昨日、
つめたかった。
やわらかい刃物で、
切られた気がした
血も流れないのに
いたくて、いたくて。
あなたは今日、
やさしかった。
その笑顔は
...
ふと思い出して私は、引き出しから昔書いた日記を取り出してパラパラ
とめくっていました。すると、付箋がしてあるページがあり、そこには
こんなことが書いてありました。
ーーーーーーーーーーーーー ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
マッシュ・ポテトキングダム[或いは]暗黒じゃがたら狂想曲
ゴースト(無...
自由詩
2*
13/12/8 18:42
七つの島
kawa
自由詩
3
13/12/8 14:35
イルミネーションの影
番田
自由詩
4
13/12/8 13:13
ふたつの空
朧月
自由詩
2
13/12/8 10:01
「休息」
宇野康平
短歌
2
13/12/8 9:30
サウザン
コバーン
自由詩
3
13/12/8 8:56
日常の片隅に・・・
tamami
自由詩
11+
13/12/8 8:18
情けはいらぬ。
駒沢優希
自由詩
1
13/12/8 7:55
土砂降り
〃
俳句
0
13/12/8 7:16
働く人のうた
中村 くらげ
短歌
11
13/12/8 0:45
ゆくえ
もっぷ
自由詩
6*
13/12/8 0:38
秋のすみれの走馬灯
〃
自由詩
8
13/12/8 0:35
過去を感じることができる箱
ichiro...
自由詩
4*
13/12/8 0:31
明日へ
もっぷ
自由詩
4
13/12/8 0:30
午前一時の誘惑
白雨
自由詩
0
13/12/7 23:59
マリアなんて知らない
ブルーベリー
自由詩
2*
13/12/7 23:46
町の死
紀ノ川つかさ
自由詩
3*
13/12/7 23:32
そして彼女は泣いた
kauzak
自由詩
1*
13/12/7 23:31
カルチャーショックアイデンティティ
自転車に乗れ...
自由詩
5
13/12/7 21:47
見つめる先に
小林螢太
自由詩
8*
13/12/7 21:10
大雪やアスファルトから生えたる草
北大路京介
俳句
4*
13/12/7 21:03
冬の虫脛に傷ある党ばかり
〃
俳句
3
13/12/7 21:03
凡人は凡人なりに小粒牡蠣
〃
俳句
2
13/12/7 21:03
強い風が吹いて森が泣いている
〃
自由詩
2
13/12/7 21:02
赦した自分が赦せない
〃
自由詩
3
13/12/7 21:02
俺には闇がない
〃
自由詩
3
13/12/7 21:02
ウスユキソウ
中山 マキ
自由詩
0
13/12/7 20:30
アンダーラバーの追憶。
うわの空。
自由詩
2
13/12/7 20:05
吊り橋
まーつん
自由詩
6*
13/12/7 19:49
「戦争と笑顔」
宇野康平
自由詩
1*
13/12/7 19:20
2449
2450
2451
2452
2453
2454
2455
2456
2457
2458
2459
2460
2461
2462
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2464
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2470
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2474
2475
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2479
2480
2481
2482
2483
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2485
2486
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6.11sec.