十五夜の別れ話や神戸港 糸瓜忌や新郎新婦の始球式 漢方を煎じる土鍋秋の雷 ボケにツッコめない関西人でいる 黒ヤギさんが食券を食べてしもたんや ひかれ合うことが本当にあるとしたら
あなたの喜びを彼も喜んでくれるはず
あなたが逃げたら追いかけてくれるはず

ベッキーはレベッカ
ニューヨークにひとりきり
ベッキーは寂しがりや
ニ ...
餅つきに飽きて兎はナイターで月の氷を滑っています

煮詰まった砂糖が夜に冷えていきゆっくり月はべっこう飴に

おつきさま あなたの裏は永遠に知ることのない孤独でしょうか

月明かり 独り寝 ...
【記憶の塩漬け】
 



すべての壁は白い  それぞれの壁が白さの中にも蔭を落し
直線で構成された 迷路
一陣の風がふいて 一粒一粒の白砂が
皺やよじれとなり集まり
...
5月も下旬だというのにとても寒い日だった
時刻は19時をまわったところで
吉祥寺はまもなく夜になろうとしていた
駅前にはたくさんの人がいる
僕は麻で出来た紫色のストールをぐるぐるに巻いて
冷 ...
01「…ドゥ, シュビドゥワ, ドゥ,シュビドゥワ, duドゥ… シュビドゥワ, ドゥ,シュビドゥワ, duドゥ…」

メチャクチャ,に壊され,た〜 居酒屋,の中央 それは 善… そ ...
いい詩だ。透明感があり、作者の感じ、感覚がよくわかり、読者を納得させる。ただ、作者の孤独感が詩に反映している半面、読者としては、この人大丈夫かなという気にもなる。最後の第四連にナルシストくさいところが ... 杞憂?キユーだって?人に話す杞憂なんて無いね!!!エラ呼吸が出来ない巨大化した鮫!!  女の首と肩をよく揉む日々が続いている
 というのは
 マフラーを編んでくれたお礼にふと
 思いつきで裸で肩車をしてヤリたくなり
 女は勢い天井にしこたま頭を打ったからだ

  ...
 女は金を余分に置いて よく眠れたわ と言い去った

 サヨナラの前
 女は 知らないわよ おバカな奴隷さんね と
 綺麗な高い声で言ってこちらをロクに見ず
 鏡の前で鬼化粧に余念が ...
迷う男と迷う女の
迷う街を迷う足どりと方向の。

雪の結晶のような街の明るさに反射する気持ちは
雪空に抜けゆく、カラカラとした女の笑い声と
慎重なタクシーの回転はまるで別世界の歩 ...
咳をしても独り
月を見ても独り
詩を詠むも独り


ああ、
なんだか今日は
濃密な色の夜だ


咳をしても独り
月が満ても独り
詩を読むも独り


ああ、
なんだか今日 ...
「御用邸の月」という
那須のお土産を食べている
おととい貰った
「萩の月」そっくりな
数多あるパクリもんだ
案の定カスタードが全然劣る
何で真似さえできないのだろう
ウコッケイでも使って ...
 空は
 白紙に似ている

 私たちの
 頭上に開かれた
 広大な空間

 人は そこに
 想い想いの
 絵を描く

 でも 私は
 そこに描き得る
 どんな夢も
 持ち合 ...
あたしは
効率を第一に考える人間だ

いいな、いいな、人間っていいな

カネかけて
たらふく食って
溜め込んだ脂肪を
燃焼するために
わざわざ疲れることするなんて
あり得ないと考え ...
今何時?
問いただせばセピア色の風が旋回する
空(クウ)と空(クウ)の狭間で私は眼が覚め

誰も居ない空間に独り取り残された私
セピア色の風がゴーゴー私を旋回した

今何時?
空と空の ...
午後と午前が一瞬だけ相槌を打ち
手渡される密書
時間を知る者だけに閲覧を許される

一日を均等に二分割したのは人間だけだが
月と太陽は有史以前から
地球に影を描いて輪切りにしていた
...
薄暗い博物館の
階段下 脇

上半身だけの
腕組をした文覚像
その見開かれた眼

その視線の先には
首無き骸の袈裟御前

聞こえぬ絶叫の声と
絶望の表情

何思うか苦悩と ...
(ボクめせん)


ギラギラあつい太陽さんは
ひとりぼっちでも
へっちゃら

いつもついてくるお月さんは
ひとりぼっちでも
へっちゃら

ものほしにぶら下がってるミノムシさん ...
あの日、
そうです。あの日からわたしは詩をつ
くれなくなった。何も浮かばないので
闇が静かに明けてゆくのを待っていま
す。ほら、ありふれているだろ。君の
言葉は素晴らしい。必ず朝を呼びすべ
...
  に売る寅年生まれのわたしアトリエ
まぶたにキスしたらあなた流れてゆきそうで
へばりついたことばの触覚しぼみ
たましいのサイズは変わらないのに
重さの変動はげしく
じたばたあたふ ...
天気予報が
いい具合にはずれて
空に陽が差してくる

中学校の校庭
トラックに引かれた真新しい白線
「出陣」の文字が描かれた入場門
砂埃の匂いがくしゃみを誘う
テントの下に置かれたキャ ...
サーカスも消えた広場に
日付が変わった南瓜の馬車
燃え落ちた隕石
既に 青くない地球


十二色のクレヨンを握り
極彩色のテレビに見とれている児


やり過ごされていく毒の風に晒さ ...
教えてくれないか?・・・君の生きている価値というものを

僕は無条件に君の生の価値を肯定するつもりはないし、否定する気もない

・・僕達は誰に問われもしないのに、自分にはこんな被害や、こんな優 ...
少年が黎明する正午に大きな鳥が日を遮った
その急襲する翳の奥にある形のない論理から
世界に緑の体系がこまごましく飛び火した
緑のいくつもの形態がその他の色と共に
少年の背骨から放射する ...
はこぐまに であったのは
白いマストが海岸に現れたときだった
お蝶夫人の待ちわびた人は 波止場には 降りてこなかった
かわりに降りてきたものは
かるい箱のようなものを頭にかぶった熊だった

...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
十五夜の別れ話や神戸港北大路京介俳句213/9/20 12:03
糸瓜忌や新郎新婦の始球式俳句213/9/20 12:03
漢方を煎じる土鍋秋の雷俳句413/9/20 12:03
ボケにツッコめない関西人でいる自由詩213/9/20 12:01
黒ヤギさんが食券を食べてしもたんや自由詩813/9/20 12:01
ベッキーはレベッカ自由詩013/9/20 11:57
月の氷そらの珊瑚短歌1313/9/20 11:51
【音】塩時計には音がない---三篇のオムニバスるるりら自由詩15*13/9/20 9:55
すべてを書きたかった栗山透自由詩213/9/20 8:28
,ドゥワ(シュビ)アラガイs自由詩5*13/9/20 8:03
かなしさは夜のなかにある についてぎょうてんか...散文(批評...013/9/20 7:43
杞憂散布すべき薬...自由詩013/9/20 6:49
男は 女は ヨルノテガム自由詩313/9/20 4:35
さみしがり屋のオニ姫自由詩113/9/20 3:33
雪景色は明日も自由詩213/9/20 3:05
咳をしても独り自転車に乗れ...自由詩213/9/20 0:52
生活salco自由詩9*13/9/19 23:59
天と地が出会う場所まーつん自由詩913/9/19 21:47
人間っていいな花形新次自由詩113/9/19 21:15
セピア色の風・・・tamami自由詩213/9/19 20:22
二分割乱太郎自由詩19*13/9/19 17:39
文覚像……とある蛙自由詩6*13/9/19 15:56
ひとりぼっちhiroto...自由詩1*13/9/19 15:28
わたしは詩をつくれない左屋百色自由詩14*13/9/19 15:00
ウルトラ阿ト理恵自由詩7*13/9/19 14:16
遠景そらの珊瑚自由詩12*13/9/19 11:52
午後の祈りLucy自由詩19*13/9/19 10:17
君は僕の親友yamada...自由詩113/9/19 9:20
葉leaf自由詩313/9/19 9:07
それからはこぐまのサーカスばかり見て暮らしたるるりら自由詩11*13/9/19 7:36

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加筆訂正:
それからはこぐまのサーカスばかり見て暮らした/あおば[13/9/19 20:51]
2カ所に”たち”を加えました
若鮎や別れた女房思ひ出づ/北大路京介[13/9/19 18:53]
別れた女房思い出す→別れし女房思ひ出づ
俳句2012 冬2 たい焼き/北大路京介[13/9/19 18:44]
大寒に愛を深めて「寒くなし」 → 寒からず
地虫鳴く黒い紙幣を買いにけり/北大路京介[13/9/19 18:41]
黒い → 黒き
霜降/北大路京介[13/9/19 18:38]
黒い → 黒き
枯茨/北大路京介[13/9/19 18:19]
老いし → 老いたる
凍空/北大路京介[13/9/19 18:18]
それし → それたる
梅見/北大路京介[13/9/19 18:16]
見てる → 見ゆる
啓蟄 三句/北大路京介[13/9/19 18:13]
殺されそうな → いとおそろしき
若鮎や別れた女房思ひ出づ/北大路京介[13/9/19 18:07]
別れた女房思い出す→別れし女房思ひ出す
4.09sec.