不眠症のユウコは今夜も大量のクスリを飲んでは
ヘロヘロ状態

潔癖症のさなえは自分の周りが汚れているのには我慢できないくせに
もう1週間も頭を洗っていない

マユミは食べることを抑えら ...
画面上の葬式

あいつは別れ際

手を振り泣いていた
森の中、投げ出された靴に活字の鬱を誘われ。

逃げ道は、誤ると蟻地獄に堕ちる自分を

ありありと想像でき、仕舞い込まれた心に

鍵閉める用意をする。

顔、顔、顔が泡のように確かではな ...
歴史上の人物の名前は
タンスにしまった反物に似ている

たまにタンスを開けてみて
その知識がねむっていることに
自分が満足するだけだ


本に書かれた花の名前は
空っぽの宝箱に似てい ...
逐一 イライラッて 出していたら
大爆発しなくて 済む

いや、場合によっては 爆発しちゃっても
仕方ない

仕方ない、ってのは
諦めて、の発言じゃあ なくって、

今 現 在 の  ...
たとえばきみが何もかもを
小文字から始めてしまうひとだとしても、
両方の足を水の中に沈めて
砂の肌触りがずっと流れていく日のこと
生き物たちは、朝になれば。

とてもよく乾いたシャツの中に ...
ふつうのことはわからない
私は人より足がおそいし
人より少し頭がいいから

ふつうのことはわからない
女子は赤で
男子は黒で
私は茶色いランドセル

ふつうのことはわからない
おと ...
「思うよ。
いつまで生きねばならないのだろう?
だれも思いませんです?
明日死ぬ可能性もある?
云百年と死ねない可能性は?
死んでる人は幸せ?
生きてるって幸せ?
もう生きなくていい人達 ...
極月の丸いお尻のピアニスト 極月の国は機密に覆われて 炉話の途中で花を出す手品 別れてもっと好きになる 戒名に顔文字を入れた 棺桶を担ぐ役からはずされている 【なぁ{ルビ気味=キミ}、
  もし{ルビ餡奈太=あなた}が{ルビ合歓鯛=ねむたい}と{ルビ樹=き}には{ルビ園溶=そのと}き{ルビ尼=に}は{ルビ軟=なん}とするやら{ルビ設楽=したら}{ルビ善= ...
 
メールに添付されてきたのは大粒の涙

メールの香りがそれを証明してる

僕は不安をひたかくしにして、返信する



 
名もなき歌を歌うことで事足りる
長閑な時代は終わりを告げた

誰もが知る歌で鼓舞することしか
求められていないことに気付く

シンプルな世界
分かりあえる世界

得体の知れぬ重圧に
...
饒舌な静寂が夜を駆け抜けるとき
一億人の思考を吹き飛ばしたAは
3Dコピーで一億人のAを創り
闘うべき赤鬼はもう
きび団子の英雄には倒すことはできない
雉も猿も犬もみんな置換されてAになって ...
卵を割ろう
明日へ向かって
気持ちよく朝を迎えるために
思いきり 卵を割ろう
大きくても小さくてもいい
それぞれが一つしかない
かけがえのない
そんな卵だ
空を飛ぶためでなく
...
ある日 生まれて来て
わたしは泣いた
そして何かのきっかけで
わたしは笑うようになった
誰に教わることもなく

やがて
何かのきっかけで
わたしは少女と出会い
恋をしたのだ
誰に教 ...
僕は君の味方だよ

そんなことはわかっているだろうけど

でも何かを決めないと前に進めないなら
力になるよ

でも 決めるのは君だよ


僕は
君のために

いや

僕の ...
鼻フックが
似合う女性は
素敵だと思う

それと
ボール状の
口に入れて
よだれダラーッのやつ

セットで
剛力に送ろ
しー
しーっ

ひとさしゆびをたてた
この世界のすべてに
ないしょにするみたいに
にやにや
歯列のすきまから
秘密がこぼれる


便利になりすぎて困るわ
いまは
ネットと ...
孤独になりそうな気配の休日
無機物相手なら落ち込むような目にあうこともあるまいと
一番のお気に入りのマグを揚揚と取り出したら
見事に縦に一本ひびが入っている

見つけたのが夜でなくてよか ...
わたしを守ると言ったひとは
わたしに頼れと言ったひとは
みんなどこかへ消えてしまった

抱きかかえようとしても
大きすぎる赤ちゃんでは
腕が痺れて
泣き声だってうるさくて
とてもじゃな ...
公園へ向かう冬の夕暮れ。いつも思い出のようなものを胸に、通いなれた小さな繁華街を通り過ぎていく。美容院の人の顔を思い出しながら。角の果物屋にはもう、梨やスイカの姿はなかった。それは、りんごやみかんの姿 ... 私の輪郭が見えますか

私の色が見えますか

私の形も影から知れる

そうでしょうとも

貴方の目の前の私から

私の影が

長く長く冬の地面に伸びるのも

それも見えるで ...
生きる事と死ぬ事の間に広がる世界

そんな世界で僕は今日も

言葉という肉体を抱いて生きている

現実においての僕は死ーーーそして、あの世の僕もやはり死ーーー

生という名の死と死とい ...
闇の世界が広がる海
一進に進む人々
彼らが向かう先それは光
いつか聞いた海の彼方に
宿る命があると

かつてこの世界には数多の神々がいて
命ある星に光を灯したという ...
君行けば 雪の足跡

一つ、一つと

歩き出す音 やがては道となりけり
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
彼女たちの事情 〜愛しすぎる女たちのうたう詩〜涙(ルイ)自由詩213/12/16 17:44
「画面上の葬式」宇野康平短歌113/12/16 16:50
「印象ア」自由詩013/12/16 16:37
わたしの不毛な知識の庭ハーブ園自由詩713/12/16 10:01
今 現 在藤鈴呼自由詩2*13/12/16 10:01
easyDebby自由詩513/12/16 2:03
ふつうのことはわからない若林自由詩113/12/16 1:40
いつまでなけま、たへ...自由詩113/12/16 1:28
極月の丸いお尻のピアニスト北大路京介俳句313/12/16 0:51
極月の国は機密に覆われて俳句113/12/16 0:51
炉話の途中で花を出す手品俳句313/12/16 0:51
別れてもっと好きになる自由詩413/12/16 0:50
戒名に顔文字を入れた自由詩313/12/16 0:50
棺桶を担ぐ役からはずされている自由詩413/12/16 0:50
合歓鯛と樹にはなけま、たへ...自由詩013/12/16 0:16
返信する殿上 童自由詩21*13/12/16 0:08
名もなき歌kauzak自由詩4*13/12/15 23:46
ミルキーブルーのVanity草野大悟2自由詩1*13/12/15 22:36
卵を割ろう自由詩213/12/15 22:22
誰に教わらずともただのみきや自由詩25*13/12/15 21:54
僕の家に いつでもおいでichiro...自由詩5*13/12/15 21:52
クリスマスプレゼント花形新次自由詩013/12/15 19:51
タルタルオオカミ自由詩213/12/15 19:32
水時計クナリ自由詩5*13/12/15 19:25
桃源郷が砕けた夜に茜井ことは自由詩3*13/12/15 17:22
僕の街とAKB番田 散文(批評...113/12/15 17:02
不可視と非価値ドクダミ五十...自由詩313/12/15 15:28
気付かなかった事yamada...自由詩113/12/15 14:00
「生きとし生けるもの」夜月 こころ自由詩413/12/15 12:27
「雪道」短歌113/12/15 12:24

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