あんなにお腹がすいてたのに

ラーメンすこし食べたらいっぱいなった

たすけて

たすけて

鼻血でた

たすけて

たすけて

声聞けた

ふたりで頼めばちょうどいい

あと3種類くらいかるく食べれ ...
海の中へ鳥たちが沈んでゆく
沈黙の むらさきいろのうみ
いくつもの 幾万匹の 星
灰色のほし
生きている
ただ生きているだけのあわれなほし
機械のようにからからの眼
凛々しくも ペーソス ...
白・・・・・・・・・・・・・・。
色が 形が
どこから生じ どこへ消えてゆくのか
‐白は超越する。  
どこへも行かず、けして現れもしない白
白が思考を時間の底へしずめて澄ましこんでゆく
...
雨の奥から曇の淵へ
音は光の手を引いてゆく
白は降り さらに
白は降り


ひとり ひとつの場所にしか
響くことのない色があり
胸の苦しいけだものとなり
冬の川を ...
 
小さく洩れるアナタの声

頬をつたうアナタの涙

そして、愛がまた溢れる


 
 一人の旅人が、小さな舟で、川をくだり、終には海へとやってきた。

 舟の上には、本と、万年筆とノート、わずかな食糧、そして旅人に似つかわしくない、毛足の長いつやつやとした毛布がのっている。時計は ...
環状線沿いの古い2階建てのアパートメントで暮らして
いる男は、昼夜や問わずの車の騒音で慢性的な不眠症
に悩ませられていた。その騒音のために、男は気違い
になろうとしている。そんなある夜、男はシャ ...
クマゼミの 鳴き声を 知りたくて
クリックした ユーチューブ

便利な時代に なったもんだと 言いながら
しーしーしーを 聞いている

皆で 秘密の鬼ごっこを しているみたい
そんなに  ...
ひとを
見ませんでしたか?
そうです
さっきまでいっしょにいたんです
さっきまでここに はい
抱き合っていたのです
指にも足にも まだ感触が残ってる
痺れるような 浮いているよ ...
君の首のまわりに
たっぷりと巻かれたストールを見ると
私は冬の訪れを感じる
いつ見ても思うのだけど
君はストールを巻くのが下手だ
タグが見えてしまっているし
形もなんだかイビツだ

...
いつまでも黒光りして回ってる
レコード盤の中心に
赤い心臓は、脈を打ち
酔いどれ人の頬は赤らむ――  
週末の仕事を終えて
駆けつけた、朗読会の夜。  

再会の朋と麦酒の入ったグラスを重ね
泡まじりの一口目に「ふうぅ…」と、一息。  

不惑の四〇歳とやらになって間もない朋は  
司会者 ...
「髭好きの女性は意外と多い。
髭だけで何とかやって行けるものだ」

これは、自分で自分を慰めてあげたいでお馴染みの
ヒーイズゲイことマラソン銀メダリスト有林や
国民栄誉賞の金メダリストPちゃ ...
電動歯ブラシ一本朝の洗面台
ぶるぶる
おやおや寒いのかな
白い粉
雪のように真っ白で
雪国の少女が掴んだ歯ブラシ
ぶるぶる
ぷるぷる
ぶるぶる
ぷるぷる
今震えているのは
...
凡に生き抜きたくはない 滑稽な道にはバナナの皮が咲き乱れる
シリアスな持ち主故 そんな気分には成れない 慣れる気質もない
半分ジョーダンの段差は知っている 

つまずくんだ 小癪なその段差に
...
  ビールジョッキをあしらった看板から
  たっぷりとした影が道に{ルビ溢=こぼ}れていた
  旅の荷をおろした無口な男は
  これから何処まで往くのだろうか
  それは 知りようもな ...
... つつましい暮らしに 理想を幾重にも重ねて
泳いできた この海は 今や何もない絶望に見える

向かい側のシートに
切り取ったような家族の構図
夕暮れのライトが幸福を照らす
河に乱反射する輝き ...
冬のある日に見ている捨てた夢
人が生きているのは悲しいからさ
手をつないでいる二人
僕にもそうしていられた何も知らない子供の頃があった
街は足早に過ぎて行く
進んでいるのかはわからない

...
木をおおい 木になりかけた雪は
風に 陽に 重力のため
地面へ 水へと おちる

おちない雪は 木を裂く
重すぎて 硬すぎて
木を潰す

溶けて吸い込まれるしかない
雪の木  
水割りはゆっくり作りたい
自家製の大きい氷を厚いグラスに入れ
今日の自分に会うために必要な量の
ウイスキーを氷に浴びせる
重要なのは
ミネラルウォーターを
ゆっくりゆっくり
氷を洗うよう ...
人間であることを返却する前に
再び人間となることを予約しておく
すばやい林檎の色に待ち伏せされては
夜道を歩く闇の物思いにかすかに混じっていく
滲んでくる朝と縫い合わされるために
人 ...
  夕暮れのなかで 光たちは話をしていた
  かつて朝日だったとき じぶんがどんな色をしていたか
  藍色の 円い 夜のうちのひとつになって
  薄暗くとけていくことへの 微かな畏れにつ ...
 
 今日の仕事(2)

昼時の診療所
パーコレーターで
入れた一杯の
コーヒー

パートナーの人が
たてたコーヒー
食事するまで
時間がある

今日のボランティアー
とて ...
  

  神の御手

シンプルな野菊の如き神の御手

かみをほむ教会の記事今どく了

せいひつな会堂のなか神おはす

疲れたる心とからだみことばは

足らぬことある人の子を神 ...
その肩に
いつも少年は
かなへびをのせていたので
私はそれが作り物だと思っていた
見慣れてしまうと
日常は背景になるので
誰もそれを指差したりはしなかった
私を見ても
誰も指差したりし ...
  街路樹が震えている、冬
  あらゆるものに札がつけられた
  ふりはじめた雪に、砂糖菓子に さびしさに……



  水切り台に置かれたきのうのウイスキー
  それに口をつけ ...
海に裏切られ 花に批難されたら

枯葉にも笑われる生き様


ヒューっと 大きく豪勢な車が

目の前を風のごとくに走り過ぎようとするよ

ハンドルにしがみついた女の人

なぜ ...
花八手腐った風が吹き抜ける 花八手烏の影を踏みし朝
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
ラーメンの唄吉岡ペペロ携帯写真+...313/12/2 11:51
海岸の夕景白雨自由詩113/12/2 10:50
自由詩213/12/2 2:30
ひとつ ゆらぎ木立 悟自由詩413/12/2 1:12
愛が殿上 童自由詩20*13/12/2 0:57
わだつみの木アオゾラ誤爆散文(批評...313/12/2 0:56
「冷酷な都」宇野康平散文(批評...113/12/2 0:31
小さなスティック藤鈴呼自由詩3*13/12/2 0:22
雨のない雷栗山透自由詩013/12/2 0:13
いちばん君に似合う色自由詩313/12/2 0:09
赤い心臓服部 剛自由詩513/12/1 23:59
麦酒の味  自由詩713/12/1 23:59
髭を生やす花形新次自由詩213/12/1 23:34
午前六時に目覚まし鳴って乱太郎自由詩1413/12/1 22:37
小癪な段差朝焼彩茜色自由詩15*13/12/1 21:23
歴史書草野春心自由詩413/12/1 21:08
ハングリー・ゴールドTAT自由詩3*13/12/1 21:06
あらゆる死に方ねこ歩き自由詩113/12/1 20:48
イチョウの中で番田 自由詩313/12/1 19:46
ゆく木砂木自由詩8*13/12/1 19:42
時間の進む方向ichiro...自由詩9*13/12/1 19:21
音楽葉leaf自由詩1013/12/1 17:12
光たち、影たち草野春心自由詩613/12/1 17:05
 今日の仕事(2)生田 稔自由詩113/12/1 15:31
 神の御手俳句313/12/1 15:14
初雪そらの珊瑚自由詩15*13/12/1 13:25
記憶草野春心自由詩413/12/1 13:14
だいたい それくらい芦沢 恵自由詩23*13/12/1 13:14
花八手腐った風が吹き抜ける北大路京介俳句313/12/1 12:29
花八手烏の影を踏みし朝俳句113/12/1 12:28

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