なにかに取りつかれたように
テレビの画面を見つめつづけて
何も伝わってこない低級な映像を
ハンストみたいな気持ちで眺める

罰を受けているのかも知れない
ふとそんな気にさせる巧妙な仕組み
...
南の空気を孕んだ
雨が止んで
少しずつ
本当に
少しずつだけれども
春は
近づいて来ている

三寒四温

四つ進んで、三歩下がりながらも
春は、確実に近づいてくる
私の街に ...
 まあどうでもいい遍歴ですが、ちょっとHN変え過ぎていくつかのHNを同時進行させているのでのでここらで整理しないと自分でも混乱して仕舞いそうなので、遍歴を語るのは自分の為でもあります。

私のここ ...
七夕の短冊に
「世界平和」って
平気な顔して書くようなやつ
嫌いだわ

ほしいものがたくさんあるんでしょう?

前は
「世界征服」って
書いてたの、知ってるよ

わからないでもな ...
沈黙の扉を閉じて
飛翔を願う鳥を幽閉したまま
坂道を登ってきた
目の前の足元だけ見つめて

振り返れば
私の後ろに従うはずの
長いようで短かった上り坂は
春霧に沈んで消えていた

...
煌めくものも 夜の海も
涙に包まれて消えていく

朝焼けの岬も 発つ船も
そこにうつっていた

遠い空も海も
一つすくえば君の色

優しく吹く愛しさが
胸に広がって止まらない
...
通り雨を待つバス停にて

柔らかい壁に話しかける人形
玄関から一歩目で影を忘れたこどもたち
あなたが孤独に慣れてしまって
叫び声まで記号に見えてしまう前に

思い出の形に引っかかった雲を ...
三月の外気は
まだまだ零下だから
白くけむるよ
吐息はみんな白くけむるよ
こちら北海道の三月は
まだまだ桜と無縁だからね
凍えるよ
着のみ着のまま出てきたのでは
凍えるよ
ひ ...
  栗色のひとみが
  風にさらされている
  窓のきわ、沈みゆく陽はとおく



  きょう、
  なにもいえなかった
  だからたぶん、あしたも
  きみになにもいえない ...
知りたかった
僕を
取り巻く
空気の中に

どれだけの
水の粒子が
溶けているのか

手と手
心と心
乾燥地帯で
ぶつかるたびに
静電気が起き
そこに生まれるのは
青白 ...
膝 様様。

私の日に日に重くなる体重を支えて頂き感謝申し上げます
妊婦が一番感謝しているのは 膝 様様です

よっこらせが呼吸なのです
それでも努力は怠っていませんよ 

毎日きちん ...
小鉢で泳ぐ白魚を掬いとり
生きたままを飲み込むという
珍しい食べ方で
食材を頂きました

口の中の足掻きも
喉をすぎる嚥下も
滞りなくすんで
食道を無事通過し
もう胃に入ったのですか ...
地平線の彼方も
ここと同じ地面が続いているだけって
ことは分かっていても
認めたくない自分がいる

夢とか希望とか
そんな言葉で未来を飾ってみても
今日の続きでしかない
明日に期待して ...
思考が止まる時私の頭上を時間だけが空回りしている
時間は止まっても自らの時間のみがストップするだけ

時は確実に先へ先へ前へ前へと自動的に移行している
時間は待ってはくれずお構いなく私を追い越 ...
夕かけて訪はばとはまし吹上に
鐘とよむてふいにしへの街
高座ハネ夜道に沈丁花ほぬか さざなみに心を許して
軽い手荷物すらもういらない
石の原野に泉をみつけた
だから
もう何もいらない
青い花たちが
みえない風に踊っている
啜り泣きは石っころたちの
いつもの癖
地図を ...
  毎日、何十個もの隕石が地球に向かって降ってくる。1cm足らずの小さな星屑が、地球衝突以前に大気中で燃え尽き、それが恋人たちが見上げる夜空をロマンチックに駆けながら流れ星になる。
  そして数年後 ...
レタス売場では

外側の葉を剥く
そして次の外側の葉を剥く
そしてまた次の葉も
そのまた次の葉も

わたしはレタスが食べたかった
わたしはレタスを買いたかった

でも皆は
レタ ...
半旗を翻す火曜日の午後
誠意を見せたいのではなく
誠意を隠したい

高層ビルの切り立った角に視線を走らせると
やがて雲ひとつ無い青空に至る
一般的には青として知られるその色を
疑うことに ...
公園の中
牛乳パックにストローを通す
遠くに緑色のタイヤ館の看板
今がただあまりにも寂しすぎた

思い出は 遠い
近くには
でも 書くことも 見あたらない
ありふれたものばかりが転がっ ...
後頭部を打ちつけるフリでなく、キーは側頭部だったのです詐靄ごっちさん
それでも一流にはなり難いものですがプロにはなれますサノヴァビッチさん
人生やり直しましょうイチかバチか試す価値ありサビラクワッ ...
細胞はわかめちゃんとはいかないって突っ込み入れたが理研間違い 窓を少し開けて
煙草をくゆらす

ベランダ越しの
見上げた空に月

月を見ていた夜
静寂が溢れた夜

満月の明るさで
星は消え去って

ふと振り返ると
浮び上がった顔

...
よい夢が見られるように
今日は沢山ご飯を食べましょう
よい夢が見られるように
今日は何時もと違う床に付きましょう
よい夢が見られるように
楽しい話しをしましょう
同じ夢は見れないから
せ ...
なんか そっけないなあ
いま
なに考えてるの?
あたしのこと…
じゃないよね

「ねえねえ
こんなふうに
まとわりついたら
うざったいよね」
ってたずねたら
それまで
‘うーっ ...
ハヤブサのような男が
上空から舞い降りた
「ここは千歳海岸か?」
「いえ、水谷団地ですけど」
「フン、ずいぶん目測がずれてしまったな」
「転移ゲートならあっちですけど」
「それには及 ...
am6:30起床
洗面 風呂掃除 新聞取り 妻目薬温タオル洗面 妻オムツ交換・経管栄養・薬投与・とろみぬるま湯投与・希釈酢投与・咳止め吸入・歯磨き・エステ
am11:00 pt来宅妻リハビリ
p ...
 捨て猫あいさつしない
(こニャニャちは なんて言わないニャ)

 ビール缶から雨水こぼれた
(つらつら ぽたん )

 扇風機の首が折れる
(ブウーン ゴキッ )

...
運命は何で決まる

そのときの居場所で
親からもらったDNAで
自分の行いで
偶然で

運命はどの様にして決まる

必然的に
神託的に
呪術的に
理不尽に

運命とはど ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
TV boy藤原絵理子自由詩414/3/12 22:08
春雨の後に小林螢太自由詩12*14/3/12 21:01
私の詩的遍歴間村長散文(批評...214/3/12 20:51
願いを叶えてあげましょうユッカ自由詩314/3/12 20:50
春の坂道山部 佳自由詩914/3/12 20:29
港町にてうみこ自由詩5*14/3/12 20:17
旅するカゲロウカマキリ自由詩314/3/12 18:29
白いけむり千波 一也自由詩614/3/12 15:25
かなしみのかたち草野春心自由詩514/3/12 14:44
湿度計のある部屋そらの珊瑚自由詩15*14/3/12 14:25
膝 様様。朝焼彩茜色自由詩21+*14/3/12 14:20
躍り食いイナエ自由詩8*14/3/12 14:08
【 垂直思考 】泡沫恋歌自由詩16*14/3/12 11:44
時の翼・・・tamami自由詩7+14/3/12 10:06
"Traum"織部桐二郎短歌014/3/12 9:57
寄席俳句014/3/12 9:49
最後のパンケーキもっぷ自由詩714/3/12 8:02
ソクラテスのアイロニーハァモニィベ...自由詩3*14/3/12 7:36
レタス売場ichiro...自由詩8*14/3/12 4:57
半旗rabbit...自由詩2*14/3/12 2:29
たこ焼き屋の前を通過して番田 自由詩114/3/12 0:52
後天性サヴァン 〜 もすもピアノが弾けたならsalcoおすすめリ...114/3/12 0:37
STAP短歌2花形新次短歌014/3/12 0:05
あの夜★HIDE自由詩214/3/11 23:38
いい夢こいち自由詩214/3/11 23:08
ネコのフリ藤原絵理子自由詩3*14/3/11 22:22
夕焼けmizuno...自由詩314/3/11 22:19
1週間あるいは怨草野大悟2自由詩2*14/3/11 21:58
束の間の街ヨルノテガム自由詩114/3/11 21:42
運命ichiro...自由詩2*14/3/11 21:30

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