もう死んでいる君より先に朽ちる たい焼きと喧嘩するほうが悪い 賞味期限切れた牛乳飲んでいる寝とれなかった女 今日は夕食を我慢して
分厚い科学の本を買いましたが
猫が空を飛ぶ現象も
勝手にテレビが出来上がる確率のことも
書いておりませんでしたので
拗ねてしまって
世界の進歩を遅らせることばかり考え ...
犯人は猫背だったと
目撃証言があります!

だとしたら犯人は
自信がなくて
猫背なのではなく
前のめりで生きていた
そう思えてこないか?

いや、犯人は
姿勢が悪くて
猫背なので ...
人はいつ大人になる?
二十歳になったら?学校を卒業したら?
それとも誰かと結婚したら大人になるのかな?

じゃあ大人ってなんだろう?
子供の自分よりも体が大きくて
力があって子供の頃にはな ...
憎まれっ子は
憎まれているという不幸を
既に背負っているから
これ以上不幸にならないという
確信がある
だから一人で
思いっきり飛べる
憎まれっ子世に羽ばたく

慕われっ子は
慕わ ...
言葉が人を作った
言葉は心を作った
言葉は感情を沸き起こした
言葉は光のように行き渡った

悲しき夢
悪しき夢
美しき夢
恐ろしき夢

言葉は夢
うらうらと漂って
それだけが確 ...
庭でだいこんが生えそろっている
白くみずみずしいだいこんが土に刺さっている
知っているか だいこんの葉っぱには青虫が
ものすごくよくつく ほんとうにきりがないほど
だから割り箸でそいつの青首を ...
お手入れを怠ったスネの毛が2本
伸びに伸びたので
ムダ毛フェチで
足フェチのあなたに贈ります
スネ毛を蝶結びにして
昨日のしくみを知らないうちに
すでに今日が問いかける
夕焼の潤むような眼差しの熱さが、
圧倒するようなささやかな爪で、

巨大なオレンヂのなかに私を捕らえ、拘束し、開放した
いつな ...
花の咲く日に
その花の名を忘れた

下校途中に
わたしたちの放たれた
はっきりと記憶する)
ぼやけた影のように
無数に咲く花の名を
桃の花が咲き 蜂が盛んに飛び交っている
林檎畑の中に二本ある 出荷しない桃の木
嫁いだのに 実を選るのは担当だと言われ 
なんで私がと思いながらもなんとなく親しみ
桃ちゃん と呼んで会うのが楽 ...
今日は
晴れてくれて
窓は全開
ほのかな潮と
草のにおい
洗濯物から漂う柔軟剤の香料も清々しく
戸締まりする気になれなくて
遠くの小型飛行機のエンジン音を聞きながら
まったりと
やじ ...
ぎっしりとデスクの並んだ職場で、社員たちは互いに協力しながらてんでに仕事をしていた。データを入力したり、書類を作成したり、文書を印刷したり、メールを確認したり、同僚と打ち合わせたり。私は職 ...  
ふにふにヘッドに ぷにぷにボディー

世界平和は無理だけど

守ってみせるぜ 家内安全 どすこいどすこい



 
ドラマは想像力で成り立っており、
想像力で演じられるドラマが、日々、山脈のように連なり、
昼夜、〈者と者〉、あるいは〈者と物〉との谷間をせっせと渡っている
そのたよりないゴンドラの往復を、多彩な ...
  あたたかいミルクを 絨毯にこぼしてしまった日
  きみはゆっくりと愛していた
  町を、陽の光を、そでの長い服を



  きゅうくつなかなしみが胸を染める
  言葉にできな ...
眠られずまるでわたくし自身とはぐれてしまつたやうな真夜中 ヒヤリとする
時々止まる
夫の寝息
ざわざわ わあわあ きゃあきゃあ
大好きだったはずの空間がふいに
息苦しくなって逃げ出した

私が閉めた扉の向こうから漏れ聞こえる
いつもと変わらないざわめき
きゃあ… わあ… ざわ…
...
自分の産んだ子どもが
ある日突然、宇宙人みたいになっちゃって、
不登校とか摂食障害とか思春期病とか
病名をつけちゃったりして、
片っぱしから本なんか読んでみちゃったり、
病 ...
もうすぐ
月とスピカがすれ違う

昔から
すれ違う月とスピカに願をかける癖

月の女神アルテミスと
子のスピカの女神アストラエア

親子の女神が楽しく出会うタイミングで
上機嫌 ...
宝くじ売り場の前や忌野忌 売れ残った犬が尻尾振っている今日七杯目のコーヒー 十六の唇にさくらさくらさくらの血の味 割れた眼鏡が別れ際の川べり 「本日は晴天なり、本日は晴天なり
只今、マイクのテスト中
本日は晴天なあり」

朝礼が始まる
五月の風は希望に満ちて
教師たちは
民主主義の権化であった

JFKが暗殺された
生き ...
用の美から外れた私は
フルーツサンドイッチを頬張る
血肉にはあまりならないが
構わない
用の美から外れた私は
生き抜くと定めたことからも
やっと少し外れた
新緑の下
鼻唄を歌う ...
涙のささやきとキス
君の目は愛と言葉
真実がいつか救われる
嘘はいつか壊される

王冠の形した心
台座をひっくり返して
一人で立つ
君の頬

真実が最後に壊されたら
軽蔑の眼差し ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
もう死んでいる君より先に朽ちる北大路京介自由詩314/5/4 23:55
たい焼きと喧嘩するほうが悪い自由詩514/5/4 23:55
賞味期限切れた牛乳飲んでいる寝とれなかった女自由詩114/5/4 23:55
空想科学者の手紙昏(ヤッカ)自由詩114/5/4 23:16
猫背事件簿イオン自由詩1*14/5/4 22:34
大人リィ自由詩114/5/4 22:33
ありきたりっ子世を動かすイオン自由詩2*14/5/4 21:32
言葉の夢杉原詠二(黒...自由詩2*14/5/4 20:26
不動の穴春日線香自由詩314/5/4 18:30
素人 OL さやか34歳花形新次自由詩014/5/4 18:25
わが明日へのソネット 〔ソネット〕ハァモニィベ...自由詩2*14/5/4 15:30
花の名佐藤伊織自由詩214/5/4 14:15
林檎の花の咲く前に砂木自由詩10*14/5/4 13:45
ちょっと遅れますichiro...自由詩9*14/5/4 12:46
葉leaf自由詩614/5/4 11:50
どすこい殿上 童自由詩16*14/5/4 11:22
霧の中で眠る羅針 〔ソネット〕ハァモニィベ...自由詩1*14/5/4 8:49
ミルクときみの春草野春心自由詩914/5/4 6:34
さまよう森川美咲短歌2*14/5/4 4:19
いびきのあいだで川柳5*14/5/4 4:05
外へ自由詩0*14/5/4 3:51
宇宙人の子どもchihar...自由詩5*14/5/4 1:15
月とスピカichiro...自由詩7*14/5/3 22:20
宝くじ売り場の前や忌野忌北大路京介俳句014/5/3 22:13
売れ残った犬が尻尾振っている今日七杯目のコーヒー自由詩414/5/3 22:11
十六の唇にさくらさくらさくらの血の味自由詩614/5/3 22:11
割れた眼鏡が別れ際の川べり自由詩114/5/3 22:11
3 May山部 佳自由詩514/5/3 20:58
連休フユナ自由詩514/5/3 20:31
日の果て杉原詠二(黒...自由詩2*14/5/3 18:50

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加筆訂正:
平和憲法/Lucy[14/5/4 22:27]
最終行「日本国憲法バンザイ」を削除しました
5.81sec.