ゴミの日にカラス集まりゴミ荒らす悪気などなく食べ物探す
手を繋ぎ君の全てと繋がって僕の全てと繋がっている
空見上げ月の裏側見せてない何かあるはずだと考えている
品質が良くて値段も安い ...
オオヨシキリは
カッコウに托卵され
自分たちの子供を殺されて
なぜ自分より体の大きいカッコウの雛を
疑わないのか
実は
オオヨシキリは
途中で気が付いているのではないかと思う
...
マリッジブルーと
マリンブルーは
よく似ている
透きとおる
深い青と
私のゆううつが
たぶん同じで
だいたい
結婚は束縛である
水圧で
胸を押されて
呼吸できないその様子 ...
見上げてごらん夜の星ををききながら見上げてみる
梅雨の狭間の夜空を見上げてみる
あなたも見上げてはらっしゃらないかと、見上げてみる
*YouTube 見上げてごらん夜の ...
風に抗えず泣いてたたんだ傘
東京の雨ビニールの傘魑魅魍魎の叫び声気にならなくなった
ガラスの傘さして架かる虹を待つ you & me
テーブルの隅に重ねた手紙も
椅子の背に掛けたタオルも
乱されてはいなかったけれど
さっきまでここに猿がいたことはわかった
茶と金の間のような色合いの体毛は
一 ...
友人に流行らない居酒屋の店主がいる
どうしたら流行るかと相談された
別に流行らなくてもいいじゃないかと言うと
流行らなくてもいいが そこそこの客は来て欲しい
...
外に出ると
風が
大いなる質問を運んできた
信じることと疑うことはどちらが大切なの
なぜ人は鳥を信じるの
なぜ人は人を信じていたいの
...
ともあれ私のなかに
これだけの鼠がいるのだから
とうぜんあなたのなかにも棲んでいるはず
血液の湿り気を好み{ルビ腑=はらわた}の肉を噛みつつ
身体の{ルビ常夜=とこ ...
初秋の晴れた朝
人間の作った柵を乗り越え
甘藷の群生する土地に入って
甘味な芋を掘り出し 食っていた
と…
大きな人間が木の杖を構えて
殴りかかってくる
逃げる間などありはしない
...
花にはなんの罪もない
それは
その身が
花ではないから放れる言葉
わたしが
花であったなら
だれの命に咲き誇りましょう
シは救いになるか
射出されるパイロットのように
肉体を捨てて魂を脱出させうるか
人生が進み
環境が移ろえば
シを求めることはなくなると
もはやシは
あやしい輝きを
一切持たなくなる ...
浅い眠りの中で鈍い音が響いている
ドーン ガガガ ドーン
わしは夢中で家の外に飛び出した
寝巻き姿で飛び出してきたわしを見つけて
ヘルメットに線の入った責任者が駆け寄ってきた
「いったい何を ...
主なき犬舎に蝶が舞う
幾日か降り続いた雨も
止んで
雲が多いながらも
気持ちよく晴れた、日曜日
空を低く移動する綿雲
高いところで模様を変化させる薄雲
心地よい風が吹いている
...
磨かれた床に映りこむ
月が清潔すぎるからと言って
あなたはスリッパを履いたのだ
けれどもいつもと変わらぬそぶりで
私を抱きしめてくれますか
どうか抱きしめてい ...
町の外れの寂れた駅舎で
ベンチに座って
夕陽を眺めていた
母になれなかった女と
子犬を産めない犬と
それと女の連れの老人と
老人は抜き身の小柄を手にしていた
けれど今は病んで衰弱 ...
電子レンジを買った
「何でアール、ハイアール」
1万円でおつりがくる
ダイアル式だ
多分ゼンマイで動くのだと思う
いや、ゴムかも知れない
だからどうだと言うんだ
ちゃんと
...
365色の色鉛筆を手に握って
じぶんのこころを見つめていくと
どんどんこころの内部まで歩いていって
種にぶつかるまで歩いていって
そのたねを
まっしろな紙にのせてみると
たねからとてもいろ ...
不意に 口から 出てきて
きみの 襟元に 当てた ことば
ロケットキャベツ
なんだろう
今朝 目覚めたとき まさか この口が
ロケットキャベツを 発す ...
駅のホームには真夏が居座っていて
人々は影を求めて黄色い線のさらに内側に行儀良く並んでいる
「貨物列車が通過します」
たくさんのコンテナを載せた電車は
風を引き連れ ...
突然窓から入って来たかと思うと
開きっぱなしの聖書を勝手にパラパラめくり
挨拶もなしに出て行った
――相変わらずだな
きっと満開のニセアカシアの間を抜けて来たのだろう
すると今頃は下の公園辺 ...
裏側 裏側
なんの裏側
本の裏側 さしすせそ
咲いた咲かない あたしの才能
尻拭いばかりさせられる
水族館に住んでいた
セイウチみたいになりたいな あら
外はすっかり雨もよい
...
140608
なんとかなると思っていたのでここまで来られた
重い外套を脱いで肩の荷を降ろす快感を覚える
急に台所から魚を焼くにおいがした
妻の居る生活 ...
空気の抱擁
風の棒立ち
傘の内側
打ち付ける外側
はじける音
はねるドロップ
滞る灰色
流れる地面
つややかなコンクリ
わきあがる倦怠感
今日の欺瞞
失敗の ...
きっと、君の、記憶、
キラキラ、消えちゃうから、記憶域。
延々と
延々と
泣いている者がいる
{ルビ人工=ジンコウ}の芝の{ルビ草原=クサハラ}や
{ルビ五十= イソ }の昔の{ルビ瓦家=カワラヤ}や
{ルビ使徒= シト }の躰の{ルビ石棺=セキカ ...
すべての悲しみは郷愁だ
あったかも知れない
世界への
すべての悲しみは郷愁だ
あんなことを
してあげたらよかった
したらよかった
埋めることのできない
あふれだす気持ち
あんなこと ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ゴミの日
夏川ゆう
短歌
0
14/6/9 7:49
オオヨシキリ
ichiro...
自由詩
6*
14/6/9 5:57
マリッジブルーとマリンブルー
uminek...
自由詩
19*
14/6/9 3:02
見上げてごらん夜の星ををききながら
殿上 童
自由詩
20*
14/6/9 1:03
風に抗えず泣いてたたんだ傘
北大路京介
自由詩
10*
14/6/9 0:26
東京の雨ビニールの傘魑魅魍魎の叫び声気にならなくなった
〃
自由詩
2*
14/6/9 0:26
ガラスの傘さして架かる虹を待つ you & me
〃
自由詩
1
14/6/9 0:26
猿のいた部屋
草野春心
自由詩
6
14/6/9 0:23
海面ハンバーグ
八男(はちお...
自由詩
2
14/6/8 23:36
大いなる質問
ichiro...
自由詩
7*
14/6/8 22:59
鼠たちの声
草野春心
自由詩
4*
14/6/8 22:35
イノシシ
イナエ
自由詩
9*
14/6/8 22:34
謳歌
千波 一也
自由詩
5
14/6/8 22:24
シ
木屋 亞万
自由詩
4*
14/6/8 22:13
オレオレ詐欺
アンドリュウ
散文(批評...
1
14/6/8 21:20
不在
〃
俳句
0
14/6/8 21:16
大気の層
小林螢太
携帯写真+...
3
14/6/8 21:16
スリッパ
草野春心
自由詩
4
14/6/8 21:15
駅舎にて
アンドリュウ
自由詩
4
14/6/8 21:09
村上れんじ「電子レンジ」
花形新次
自由詩
3
14/6/8 18:13
じぶんのなか
がぱ
自由詩
4*
14/6/8 17:55
ロケットキャベツ
八男(はちお...
自由詩
6
14/6/8 16:09
風
中村 くらげ
自由詩
7*
14/6/8 16:08
旧友
ただのみきや
自由詩
29*
14/6/8 14:12
欲しいと言えなかったもの
こうだたけみ
自由詩
8*
14/6/8 12:09
課題
あおば
自由詩
8*
14/6/8 11:54
梅雨
かの
自由詩
0
14/6/8 11:23
記憶域
秋助
自由詩
1
14/6/8 11:16
ツーユー・ビート
なけま、たへ...
自由詩
2
14/6/8 11:01
郷愁
吉岡ペペロ
携帯写真+...
3
14/6/8 10:25
2292
2293
2294
2295
2296
2297
2298
2299
2300
2301
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2307
2308
2309
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2311
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2314
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2316
2317
2318
2319
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2323
2324
2325
2326
2327
2328
2329
2330
2331
2332
5.76sec.