初夏の月から
降りそそぐ
その耀く光だけではなくて
少しずつ零れる
綺麗事のような陰は
どこまでも柔らかくて
穏やかな音色がする

夜空のずっと西にある街には
月の光は差し込まない
...
山の桜は満開でした
おとうさん桜だよ
見える?

父は眼を見開いて
悲しげに少し眉を寄せて
(眩しかったからかもしれない)
車いすの上で
桜をじっと見上げた

あー見てる見てる
...
アドバルーン再再稿




「目的地まであと10分です」


(母 世田谷区)

音声で表示されていく地図たち
がひろがって
信号待ちから動き始めた列を追っかけて
くろく ...
塀のそばをとぼとぼ歩く
五月のゆくえはただ次の季節を目指し
露を散らしたばらを放つように咲かせている
人はいない 付き添いの影だけで
影と影が二人で歩いているのか
葉陰の路地になにかが焼けた ...
そのAは

ほとんどBだった

CはそもそもDだし

EとFは難しく

GはいつだってHで

朝からIについて考えて

JとKを眺めながら

Lを食べている

MはNと ...
痩せ太った私
体は痩せているのに
神経が太くて鈍い私

痩せ太った私
財布は痩せているのに
見栄ばかり大きくなる私

痩せ太った私
やる気は痩せているのに
仕事が膨れるばかりの私
...
         2014年5月10日9時32分

日記とはと考えながら
つぶやきはとはなにか
然らば
反射的な言動の源は何かと考えた。

鏡は反射率が高いほうが良いと言われ
...
 
もしも猫だったら?

あたいは、段ボールの角で凍える子猫さ

何も信じやしないさという目をして、何かを待つ捨て猫さ



 
いくつかの断片を繋ぎ合わせると
私達は深く愛し合っていた
(それは思い違い)

記憶は時間を経るごとに
正しい記憶も思い違いもすり潰されて
いくつかの断片しか残らない

あなたに私の断 ...
ああ困ったなあ、
(宮沢賢治「注文の多い料理店」)

本当にこのやり方でいいのかい?
(浦沢直樹「20世紀少年」)

胸の中でつぶやいた
(川上弘美「どこから行っても遠い町」)

私 ...
不可思議の海へ飛び込んで 崩れた満月を嘲笑ってた
暗闇に火は点かなくて 萎れた煙草を君は指で撫でた 何遍も

虹をつくるレシピが 虚無の奥へと逃げ込んでから
何度も何度も 掲げてきたはずなのに ...
 なんでかな ひどく苛々してる
 チョコレート食べたら口内炎にしみる
 すべて君のせいだよ
 君が約束の場所に来ないせい

 忘れるために寝ようとしても
 君の笑顔がちらついて
 そ ...
気づいたら独りだった

あふれる思いは溶けあって
言葉なんていらなかったはずの僕らが
いつの間にか言葉を失っていた
思いは何処へ

澄ました顔でルージュをひく
君はきっとまだ気づいてい ...
母がいたから私がいる
父がいたから私がいる

今日は言えないけど
やっぱりありがとうかもしれない

カーネーションの赤いギザギザが
忘れられなくて
あちこちの葉陰に
星たちがひそんでいたかもしれなかった
小さな噴水は
古い歌のリフレインを奏でていたかもしれなかった
白い日時計は
誰も知らない刻限を指していたかもしれなかった

アーチ ...
いきなりいってしまった君を
僕は夜通し探したよ
君が最後まで
宇宙にいきたいことを僕は知っていたよ
でも 実は
みんなが探してる中で
僕は 図書館で本を探していた僕に

古 ...
... できるだけ温かく

あなたを、産んで

できるだけ温かく

あなたをくるんだ

できるだけあなたの未来を願って

あなたの心音に耳を傾けた


きれいなものばかりではないよね ...
ファミレスで
天丼とうどんを食べて
わたしと息子は
お母さんの財布に潜り込んだ

使い古された財布は
いつだったか
わたしがお母さんに贈ったもの
暖かいけど
すきま風が寒い

白 ...
臭いがきついなっしー
驚いたなっしー
これじゃ舐められないなっしー
ふなずしみたいなっしー
顔からは想像できなかったなっしー
あそこじる、ぷっしー!
わたしのことを物欲しそうに
じっと見ている あなた
胡瓜を 茄子を
ひとつひとつ つまんでは
わたしを 見ながらたべるのね

今までは 視線で制して
拒否してばかりだったけれど
そ ...
ずっと思っていた
もし私に子ができたら
母のようにはしない

夢と希望を押しつけて
思い通りにならないと
はっきりと落胆の色を浮かべ
幼子にいつも顔色を窺わせるような
そしてあっけらか ...
「元気がないね、どうしたの?」

って、たったひとことが欲しかったのだと思う。

私は幼いままに、日常の緊張や苛立ちを吐き出した。
そのたびに同じように
緊張を
苛立ちを
募らせた。
...
愛がほしい
信頼がほしい

積み足しで
満たされようとする
こころ

でも
それは
きっと
違う


ずいぶん前に
母に云われたことを思い出す

何かをしてもらいた ...
まー糞忙しいわ。仕事も遊びもな。死に物狂いや。またガングロ時代到来やな。昼休みにシコシコかいとんねんけど、主任珍しい、黙って頭狂ったんすか、囲碁やりましょう、とか、囲碁はあかん、キャッチボールがええ、 ...   外国語で書かれた小説と 掃除の途中で放り出された電動ひげ剃り
  その二つだけが あなたの部屋の丸テーブルに置かれていた
  それらが如何なる数式を形づくっているのか 見定めようと 私 ...
救いの手がとどめを刺した 病んだ月が欠けない リセットボタン探す指が太い 朝はこんなにも鳥の声であふれている
それが
そらみみでないことを知ったあと
染み出てくる
当惑を
奥歯でそっとかみしめて
(愛おしいシーツの皺を伸ばすように)
こんなふうに
人は日常に ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
月の音色をりゅうのあく...自由詩7*14/5/12 1:43
Lucy自由詩15*14/5/12 1:21
アドバルーン(いつかみんなにワイドショー用に用意されたコンフ ...モリマサ公自由詩514/5/12 1:17
路地にて春日線香自由詩314/5/12 0:00
ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ左屋百色自由詩7+*14/5/11 23:37
痩せ太った私イオン自由詩4*14/5/11 23:35
反射的あおば散文(批評...4*14/5/11 23:27
捨て猫さ殿上 童自由詩13*14/5/11 23:26
「コラージュ」桐ヶ谷忍自由詩3*14/5/11 23:17
現代詩フォーラム復活記念(超無断引用詩)左屋百色自由詩13+*14/5/11 23:11
夜の調理ねこ歩き自由詩114/5/11 22:54
口内炎はるこ自由詩414/5/11 21:51
孤独森川美咲自由詩3*14/5/11 21:44
柔らかなギザギザ朧月自由詩414/5/11 21:30
Heart of the Garden塔野夏子自由詩4*14/5/11 21:02
「銀河鉄道」残された手紙最都 優自由詩114/5/11 20:50
特高警察TAT自由詩0*14/5/11 20:47
できるだけ温かくしんおん、自由詩5*14/5/11 20:43
母の日のランチ小原あき自由詩4*14/5/11 20:25
ふなずっしー花形新次自由詩014/5/11 20:02
たべてもいいよはるこ自由詩014/5/11 17:54
母の日に森川美咲自由詩8*14/5/11 17:35
2014年5月11日ちと自由詩214/5/11 16:39
母の日ichiro...自由詩914/5/11 13:29
ガラッパチとかいつか受信料...自由詩114/5/11 13:23
数式草野春心自由詩314/5/11 12:46
救いの手がとどめを刺した北大路京介自由詩714/5/11 11:52
病んだ月が欠けない自由詩314/5/11 11:52
リセットボタン探す指が太い自由詩3*14/5/11 11:51
カミツレの花そらの珊瑚自由詩12*14/5/11 8:20

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加筆訂正:
母の日に/森川美咲[14/5/11 22:08]
母の苦悩がわかるように→母の苦悩に思いを馳せるように
4.7sec.