花冷えを宵に裸体画うす光る
悲しい夢のなかにひたって
目覚めた後も
ムードだけは引きずっている
今朝もあなたはいないんだから
窓から流れこんできそうな
ミルク色の霧
ディテールをおおい隠す魔術
今朝もあたし ...
人よいざ心は知らね古下駄は
鼻緒の切れて借りもやらざる
本歌
人はいさ心も知らずふるさとは
花ぞむかしの香に匂ひける
貫之
肉片になってはじけ飛んだ肉体は
まだ私なのだろうか
アスファルトの黒い石肌に落ちた
赤い塊と割れた骨が見える
肉が赤く骨にこびりついている
大量の血を流したことはなかったが
生臭い
...
明日は4つの家族が集まる
父母と2人の妹と私の5人の元々の家族
そして
今の私の家族と妹たちの家族が加わり14名
多分
母は元々の家族に酔い
派生した新しい家族に緊張し心配する ...
『本当に欲しいなら手を伸ばせ』
そう繰り返す
『本当に欲しいなら手を伸ばせ』
そして胸を叩く
『本当に欲しいなら手を伸ばして掴め』
例え掴み損ねても
手を伸ばした分だけ
想 ...
「これよりわたしたちがHHM2へ献呈いたしますガッピョーは」
「一組の【私と傍らの友人】の立体視です」
「二本の詩の交錯で編まれた網膜に、一網打尽な舌平目のムルソー」
「そんな散瞳はいやだ、「そ ...
それは中毒性がありますといわれればきりがないし
さいしょから栓を抜いてしまえばいいだけの
それだけのことだったけど
すうねん前から君もわたしも
もの哀しい空気で肺をいっぱいにするのが
習 ...
何度話しても苦手意識を感じる相手へのお愛想
豆腐とわかめが入ったお味噌汁の味
左右対称非対称すべて
ボタンの掛け違いのような勘違いもすべて
昨日と今日の差がないものだか ...
自然の形成力と人間の矯正力が、大地の響きが錯乱する場所で渦を巻いて凝縮され、蓄えられたエッセンスが滴としてポトリと落ちた。農の滴は、嵐と豪雨と雷の飛び交う空の高みでひと時羽を開き、やがて人間と自然との ...
かもめは母国に呼ばれない
カムチャッカもシベリアも
君たちのことを忘れてしまったようだ
かもめは帰らない
かもめはかもめからこの国で生まれた
産んだかもめもこの国で
いつからそうなった ...
妄想の糧まで尽きる月末に
腹を空かせた迷い子一つ
曖昧 実入る殻すら生らず
奇行 愚行を繰り返し
削れる魂さえも無し
マタニティーブルー今日もまた
孕む言葉に背を向 ...
携帯は見ない
家事はいっさいしない
仕事のことは考えたくない
窓も開けないで
一日中 ボーとして
無為の時を過ごしている
病気じゃないけど ...
言い訳しても反省しません
聴いてないよが口癖
毎日の献立悩むのよねぇ、実はワンパターン
ひとこと多い
メールより電話!
自己流の節約マニュアルを持っている
不利にな ...
赤い星から届く光と熱を糧として成長した生命
闇に怯える幼い生命をやさしく照らす黄色い星
人は太古から赤い星と黄色い星を崇め慕い
年を数え 循環する季節を知り
様々な物語を幻想してきた
...
残雪の道凍りつつ
晩冬のいともきびしく
行人だちはひたにもだせり
ふと町猫のゆき過ぎぬ
街道に樹木つらなり
冬芽ゆたけく小草睡れり
むら鳥の地啼ほぬかに
翠なす春とほからじ
...
この作品は、田中宏輔『THE GATES OF DELIRIUM。』の構造を分析した私の作品
・【HHM2参加作品】田中宏輔『THE GATES OF DELIRIUM。』の分析文またはLEGO ...
<クレームと改善>
・おはようございます(今は夜)
↓
・こんばんは(今は朝)
↓
・こんにちは(人類は汎用性の高い単語を開発した)
<メモ>
『真夜中と早朝の中間地点に ...
銀行の
待合室の
灰色の片隅で
女の子が泣いている
傍に腰かけた母親は
無言で書類を書いている
時折娘の頭を撫でたりしながら
けれども
娘はちっとも泣きやまない
待合室の私達 ...
ビキニ着て溢れる卵豆腐かな
新豆腐握りつぶして揉む乳房
豆腐屋の娘の口へさくらんぼ
酒に敗れセンチメンタル放浪者
外来魚泳ぐ歪なピラミッド
網の中上半身だけ魚
つながれた指の
無言の理由を探りあって
にじむ光の
遠くを見つめるふりをして
みずからの域を出ない
ふたつの熱帯魚
あれは雨の日だった
つたない呼 ...
ハゼドンが
8億円借りて
全部使っちゃったって?
そんなのみんなで使っちゃったに
決まってんだろうよ!
ああ!計り知れないメモリの揺らぎがムチと成す 刺激
悔しさではない 頼もしさと愉しさ 敬意に値する同じ縄張りのど真ん中で
私は合掌している 知らず知らずに 指紋の行方を拝むほど
...
山道を登り終え頂上に腰を下ろす
夜が退くのだ
混沌とした明けの空に
雨がざぁっと降り始めた
差別心は放射能を含んだ後悔となる
街の中照らし車行き交う
それぞれの関心が行方である
私は腰を ...
お茶したりまた友達に戻れないかな…?
君に会いたいな…
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
愁夜
織部桐二郎
俳句
0
14/3/28 23:00
ある霧の朝
藤原絵理子
自由詩
2*
14/3/28 22:59
狂歌
織部桐二郎
短歌
0
14/3/28 22:54
不自然死
木屋 亞万
自由詩
1*
14/3/28 22:08
サクラサク
ichiro...
自由詩
6
14/3/28 21:48
無題
文字綴り屋 ...
自由詩
0
14/3/28 21:21
【HHM2参加作品】舌平目のムルソー(suigyo)を散瞳す ...
澤あづさ
散文(批評...
6*
14/3/28 20:16
なんてつまらないんだろう
ざらざらざら...
自由詩
10
14/3/28 19:04
いつからわたしはここに居る
中山 マキ
自由詩
1
14/3/28 17:58
農業
葉leaf
自由詩
2
14/3/28 17:33
ふるさと
もっぷ
自由詩
3
14/3/28 17:23
錯乱
徘徊メガネ
自由詩
2+
14/3/28 17:05
【 仮病 】
泡沫恋歌
自由詩
20+*
14/3/28 13:17
自由律 【 おばさんの流儀 】 其の三
〃
俳句
4*
14/3/28 13:13
宙の三原色
イナエ
自由詩
9*
14/3/28 11:06
郊外
織部桐二郎
自由詩
0*
14/3/28 10:29
LEGOの実践+こひもともひこの解釈文
こひもともひ...
散文(批評...
0*
14/3/28 6:05
汎用性の高い単語
マチネ
自由詩
3
14/3/28 5:27
待合室
〃
自由詩
1
14/3/28 1:29
ビキニ着て溢れる卵豆腐かな
北大路京介
俳句
2
14/3/28 0:55
新豆腐握りつぶして揉む乳房
〃
俳句
1
14/3/28 0:55
豆腐屋の娘の口へさくらんぼ
〃
俳句
4
14/3/28 0:55
酒に敗れセンチメンタル放浪者
〃
自由詩
1
14/3/28 0:52
外来魚泳ぐ歪なピラミッド
〃
自由詩
3
14/3/28 0:52
網の中上半身だけ魚
〃
自由詩
2
14/3/28 0:51
キスからはじまる
千波 一也
自由詩
6
14/3/27 23:15
みんなの党
花形新次
自由詩
2
14/3/27 23:13
貴様へ感謝の念を飛ばす
朝焼彩茜色
自由詩
11*
14/3/27 22:18
山道
杉原詠二(黒...
自由詩
1*
14/3/27 22:08
また友達に
ちゃんこ
自由詩
1
14/3/27 21:26
2325
2326
2327
2328
2329
2330
2331
2332
2333
2334
2335
2336
2337
2338
2339
2340
2341
2342
2343
2344
2345
2346
2347
2348
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2350
2351
2352
2353
2354
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2358
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2360
2361
2362
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2364
2365
4.71sec.