物語に参加している僕は
確かに主人公ではない。
何かが主人公の物語に参加しているようで
何が主人公なのかとんと分からない。

夕闇の迫った黒い森の周辺を
朱色の夕焼けを背景にした
黒い鴉 ...
もこもこの ドレス着込んで お洗濯
くるくると 回る洗剤 いまいずこ

洗わないでね きれいな心
汚れ落として 美しく 
生まれ変われる 気がしていたの

気のせいよって ふ ...
Tバックからはみ出した
アナルのシワが笑っている
とても素敵だ、魅力的だよ
そのままでいい
そのままでいいんだ
横にずらしたら

続きはWEBで
信じられないぐらい
足が臭いのは
ブーツのせいだときみは言う
でもね、ただブーツを放っておいても
その臭いにはならないんだよ
ということは
原因はきみの

続きはWEBで
日曜の昼間はぜいたくな席のようだ
時間はゆっくりで
間違った字をかいてもあせらなくていい

とがった消しゴムで無理に
消さなくていい

みんなだらりとしていてもいい

雲がふわりとあ ...
 詩は詩人の内心の独白であることが多い。そのとき、詩は現実と結びついている。詩に書かれている内容は詩人の内心を指示するし、読者はその言葉に共感したり反感を覚えたりする。だが、そのように現実と対応関係を ... 社員だけど 内職を頼まれるというのは前にもあった
普段は自宅にいて内職の方がする仕事が納期に間に合わず
日中の仕事を終えてから 仕事を家に持って帰り
家事をすませてから 内職をする しかし 内職 ...
水と
ひかりと
ささやかな糧とがあれば
翼たちの朝は
まもられて

どれかひとつでも
均衡のくずれる日に
翼たちは
旅立つ

あたらしい朝を迎えるため
一斉に
旅 ...
 結婚式に行きました
 花嫁さんが幸せそうで
 花婿さんも幸せそうで
 結婚式の雰囲気が
 ふたりの雰囲気にぴったりで
 こういうのっていいなあって
 すっごく 思いました

 二 ...
ここに居た

そこに居た

あちらこちらに
居た
ことを記す

愛を叫ぶ雨蛙を乗せた丸い大きな葉も
その傍らに転がっていた水晶のような玉も
美しい色を持つ手が
幾重にも重なったよ ...
青春は少年時代の狭苦しい熱をいつまでも温存している。光に満ちた限られた視野のもと全力疾走する衝動は、青春を迎えた若い人々の血液の中に一定濃度で存在し続ける。若者は少年のように庇護されたいし ... 削いでほしいとおもう
まとわりつくものはいつもきれいな花びら
ではなく 鱗のような厄介なものだ
きらきらとしていても からだから離れればいいのにとおもう

あのまま 埠頭へとびこめば
綺麗 ...
三月の最初のララバイは雨の歌
時計の針の音のように
三月が礼儀正しくやって来た
いらっしゃいませと呼ぶ
わたしたちの声はすっかりと枯れて

この礼儀にかなう歓迎はないのかな
三月が厳かに ...
ベタベタに甘い少女漫画が読みたい
スポーツに夢中な青春を送ってみたい
愛しい気持ちでいっぱいにしたい
愛用のマグカップの中のコーヒーに
後ろ暗さもアンニュイも夕暮れも
混ぜ込んで、飲み込んで ...
少女はいつものように限りなく、かぎりなくきらきらと輝いていました。それでも同じように夜は明けて朝焼けが訪れ、少女はいつものように歩くのでした。そこは夢でした。そこはゆめであり少女の頭の中でのできごとで ... 告げ鳥が庭の木にとまった
今年は厳冬で数が少ない
近くの湖でエサをあげている団体が
心配しているとローカルニュースが伝えた

「大変な旅をして来るんだから
みんなで大切にしてあげましょう」 ...
私は一人
東京行きの汽車を待ちます
あなたのことを忘れるために

小さな駅は人影少なく
私の未練を断ち切るように
冷たい風が吹き抜けてた

ヒュルリヒュルリラ
あなたに聴こえますか
...
むくろと暮らしたことがある
たった数日

むくろは
案外しずかで
ちょうど
子供がいたずらに
掛け布団の下 座布団を仕込み
あたかも眠ったふりをした
そんなふうな

かつて肉体だ ...
家の前の道路を右にずんずん進んでゆくと
やがて海に辿り着く

幼い僕にとって海は未知の世界の
不安や驚異の象徴
大きな不思議な地球の水たまりだった

僕の中学の夏休みは海の生活だった
...
 求めても求めてもとどかない
 手に入れたと思えば指の間からすり抜ける
 同じ躓きに気持ちは折れかかる
 つまりは失敗の連続

 それでも
 また立ち上がって
 駆けだしていく
 幾度 ...
左手の指輪は{ルビ女性=おんな}除けですが、していなくても寄ってきません 目覚めたらマッサージチェア 閉店後のビックカメラの京都駅店 死んだ子の歳は数えているけれど生きている子の歳は知らない 丸くならないダンゴムシの足が多い ひきこもったカタツムリが大きい はずしたメガネも夜に包まれていった カフェオレにほんの少し
はちみつを混ぜましょう
少しだけ甘くて
ちょっとだけ苦くて
体の中が温かい

冬の寒い中
コートに手を突っ込んで
あったまる
ほんの少しの温もりが
段々心も ...
左ポケットで飼っていた
”しあわせの青い鳥”
君がいれば僕はしあわせ

ねぇ本当なのかい?


あくる日僕はおもむろに
ポッケに手を突っ込んで
手を空に向けて開いてみた
小さな青い ...
水色の液体出ると思ったら真逆の色で救急車呼ぶ このよにそんざいするすべてのじょせいをあいせるだろうか
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
物語……とある蛙自由詩7*14/3/2 15:45
風の休日藤鈴呼自由詩1*14/3/2 14:45
Tバック花形新次自由詩014/3/2 14:36
ブーツ自由詩014/3/2 13:39
日曜時間朧月自由詩514/3/2 12:59
時里二郎詩集『ジパング』について葉leaf散文(批評...014/3/2 11:45
愚痴だから砂木自由詩21*14/3/2 9:58
わたり鳥千波 一也自由詩114/3/2 9:58
つぶやきはるこ自由詩114/3/2 8:44
仮埋葬そらの珊瑚自由詩17*14/3/2 7:32
虚構葉leaf自由詩3+14/3/2 6:45
鱗のストールを巻いて唐草フウ自由詩12*14/3/2 5:37
三月の最初のララバイはもっぷ自由詩314/3/2 3:47
注ぎ込む群青ジャム自由詩414/3/2 3:24
【蝉の悲鳴に別れを告げて。】三上あず自由詩114/3/2 0:47
厳冬藤原絵理子自由詩3*14/3/1 22:56
風のさむらごうち花形新次自由詩014/3/1 22:52
むくろ、とuminek...自由詩25*14/3/1 22:48
海を見る梅昆布茶自由詩1814/3/1 22:42
さらば、青春平瀬たかのり自由詩4*14/3/1 21:57
左手の指輪は女性除けですが、していなくても寄ってきません北大路京介短歌614/3/1 21:55
目覚めたらマッサージチェア 閉店後のビックカメラの京都駅店短歌414/3/1 21:54
死んだ子の歳は数えているけれど生きている子の歳は知らない短歌514/3/1 21:54
丸くならないダンゴムシの足が多い自由詩614/3/1 21:53
ひきこもったカタツムリが大きい自由詩614/3/1 21:53
はずしたメガネも夜に包まれていった自由詩514/3/1 21:53
涙はスパイスににかほ あや自由詩214/3/1 20:19
神様からの告白自由詩414/3/1 20:17
アンネ短歌2花形新次短歌214/3/1 20:12
有問題2012自由詩014/3/1 19:46

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