{引用=
動画:http://www.youtube.com/watch?v=_O9BE9Io9Eo
}
弱さが生んだ罪をあがない 行方は知らずにただ闇雲に
描いたクロスを飾った窓 真っ赤 ...
私は座っている。なぜなら私が、座っている自分自身の姿を心に思い描いているからだ。同様の理由で世界には雨が降り続いている。冷たい雨だ。人がその中に立てば数分で息絶えるほど無慈悲な雨だ。いつから降り始めて ...
眠れない夜には目を開けたまま死の夢をみる
それが正しい成長と堕落のバランスの取り方
アイツらを殺さなくてもアタシはどこへでも行ける
そう囁くのよアタシの宝の持ち腐れのコブクロがw
核兵器のボタ ...
世界が裏返るとき
世界のどこかで蝶番がきしむだろうか
それとも
世界は一瞬のうちに裏返るだろうか
ほんのわずかな音も立てないで
たまに飲むビールは
いつもの発泡酒と違ってちょっとだ ...
「お父さん、この人が
ワタシの命の恩人です」
「いえいえ
ボクは命の凡人です
何の取柄もありません」
「お父さん、無難にありきたりに
生きられないワタシに、この人は
凡人として ...
大雪の翌日
退院間近の幼い息子を迎えに行けるように
シャベルを握り、腰を据え、無心になって
門前に降りつもる雪の{ルビ塊=かたまり}を、掬って、投げた。
玄関から顔を出した、姉さん女房 ...
戻っておいで
君はこの言葉が好きだと言った
帰れる場所があるんだと安心できるからって
はにかんだ微笑み 僕はその表情が好きだよ
言葉にできずに照れるとこ
だから ...
「詩」は「言葉の寺」と書くので
玄関の戸を開いた
小さい「口」に
一度、私は入ります――
ふたたび{ルビ娑婆=しゃば}に出る時は
世界の総てが
「言葉の寺」の中に在るような
新たな目 ...
公園で母と子が手をつないで歌を歌っている
私は5歳の時
3ヶ月間入院生活を送っていた
当時の大学病院の小児病棟は
母親が付き添う様になっていた
私には3歳と生後5ヵ月の2人の妹がい ...
夫の恋人はわたしよりすこし背がたかくて聡明な肌をしている
恋人の妻はアイロンがけがうまい それしか知らない
鳩も恋をするんだろうか
箪笥や窓枠も恋をするのかな
わたしの目はどうして
いつ ...
糸が引く程の 蜜な関係
それは ともだち?
炒めるほどの 傷つく関係
それが ともだち?
どんな汁に どっぷり 浸かれば
と・も・だ・ち?
ともだちって なんだろう
妙な お ...
ホームセンターの駐車場が真っ白になった
マンホールの蓋の上だけは真っ黒い
空からは ぽってりした雪がまだ落ちてくる
やがて ぽっかりと蓋が開いて
隣のおばさんが上気した顔を出す
「こ ...
遠くから
なにかが落ちてくる
私はしらない星
火の玉になって
破片を生み出しながら
大気を巻き
海を蒸発させ
山々を裂き
星を光に変える
私はしらない空間
...
有事に無力感しか抱けず
悔し涙を流すのは嫌
「馬鹿」上等
むしろ馬鹿でいい
常日頃から小さな力を蓄える
OBが次々と狼煙(のろし)をあげる
戦争は反対
生きる人の ...
割れたガラスを見て永遠なんてないわと思うわたし
そんなんあたりまえやけ!
と、けとばしてみる
ブダとペストがひとつになって
ブダペストだったり
トリニダード島とトバコ島で
トリニダードトバコだったりするわけですから
市町村合併ブームのときに
佐村市と河内市が一緒になって
佐村河内市 ...
アナウンスが流れる
線路内に鹿が入り込んだため
列車は3分遅れて隣の駅を発車しました
その鹿はどうなったのだろう
寒いホームに
誰もが無言で
同じ方向をむいて並んでいる
...
つがいのように呼び合い
カッコウの雛を育てるような
愛のあふれるふたりであったなら
隠されることも
明らかにされることも
受けいれられたのに
ああ、知ってしまったことに
おどろい ...
タクシーがつかまらない
ちょうどいいバスあるかも知れない
病院坂のからくり峠
蝉鳴く頃会えるかな
俺が弱ってしまったら会えなくなる
強くなきゃ会えなくなる
自転 ...
星の夜には
投網を打って
散らばった小さな傷を
呼び戻そう
触れ合えば侵しあう
優しい温もりも
潮のように沁みて
刻んだり
刻まれたりしながら
私たちは生きてる
甘く心を鈍 ...
信頼できると
信頼するとは
違う
信頼できる は
リスクがないとか
メリットがあるに近い
信頼する は
互いに共存し
助け合うことに近い
貴兄は信頼できる方だ
...
えー、今から一次選考を始めます
はい、才能ないです
はい、才能ないです
はい、才能ないです
うーん、才能ないです
えーと、これは病気ですね
あっ、これも病気です
病気は、まとめてとっ ...
野太い声が
きれいな顔の整った唇から出ていた。
好きじゃなかったので
特に気に留めもしなかった。
ただ名前だけはちょっとイケてた。
死か、生か。
踊るのもあたしは好きじゃなくて
...
伊栖摩への道?
あそこは友だちがいるから行ったことはあるけど。
地元民に聞くのがいちばんよ。
地元で聞いたらルートがややこしすぎたって?
ややこしいルートが正解なの。
近道しようとするとかえ ...
優しいね けれどあなたも男なら 私に「好きよ」と言わせてごらん
古い曲が流れている。
詩人がそれを聞いていた。
何の疑問もなくカラオケを唄える人は羨ましい
そう思いながら、
友人に連れられて入った、古びたカラオケ♪スナックで、
水割りを片 ...
君の笑顔が僕を救ってくれる。
君の笑顔は僕を幸せにする。
君の笑顔につられて僕も笑顔になる。
今までは独りきりだったのに。
君は不思議な力を持っている。
君はありのままなのだろうけれ ...
夫と2人で ひさしぶりの動物園
夫は動物を見る
私は夫を見る
子ウサギを見る夫の目が温かく緩む
その目をわたしは見た
クジャクを見る夫の目がその眩さに大きく深くなるのも
...
訴え
長い 経緯(いきさつ)と、大きな 苦しさが
短かくて 僅かな 言葉で へたくそに証言される
なんとか伝えたかと その全身のため息を
白々と狡賢い反証が 簡単に打ち消す
...
あたらしいまちをあるく
わたしはすこしこうふんして
ここで、だれにであうだろう
どんなことがおこるだろう
そんなことをおもいながらあるく
わたしはあたらしいコートをきて
かわをおよ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
D.o.A.
にゃんしー
自由詩
1
14/2/17 1:19
OMMADAWN
无
自由詩
4+
14/2/16 23:29
いつもよりおおめにくさをはやしてでうすえくすまきなをまちわび ...
〃
自由詩
3+
14/2/16 23:28
世界の蝶番は音もなくゆるやかに動いて
佐々宝砂
自由詩
3+*
14/2/16 23:11
命の凡人
イオン
自由詩
0*
14/2/16 22:44
詩人と雪掻き
服部 剛
自由詩
8*
14/2/16 22:36
無題
文字綴り屋 ...
自由詩
0
14/2/16 22:30
「詩」
服部 剛
自由詩
3*
14/2/16 22:19
春の小川と春の青空
ichiro...
自由詩
9+*
14/2/16 22:03
箪笥や窓枠
はるな
自由詩
5
14/2/16 21:54
ともだち
藤鈴呼
自由詩
3*
14/2/16 21:44
大雪
藤原絵理子
自由詩
3*
14/2/16 21:18
想像
mizuno...
自由詩
2
14/2/16 20:20
ありがとう
鵜飼千代子
自由詩
12*
14/2/16 19:19
けとばしてみる
殿上 童
自由詩
11*
14/2/16 18:34
合併
花形新次
自由詩
1*
14/2/16 17:47
鹿
Lucy
自由詩
26*
14/2/16 16:22
秘密
いぬぐす
自由詩
2*
14/2/16 16:22
タクシーがつかまらない
吉岡ペペロ
自由詩
5
14/2/16 13:30
夜と朝
aida
自由詩
4*
14/2/16 10:40
信頼醸成装置
ichiro...
自由詩
5*
14/2/16 10:00
詩人オーディション
花形新次
自由詩
4
14/2/16 9:46
ParaParaInferno
佐々宝砂
自由詩
4+*
14/2/16 8:55
ここ、通れます
〃
自由詩
2
14/2/16 8:52
少年の日の夢
Neutra...
短歌
3
14/2/16 7:56
残された傷の意味
ハァモニィベ...
自由詩
1+
14/2/16 5:37
真夜中のラブレター
ヒヤシンス
自由詩
5*
14/2/16 5:34
瞳
ハァモニィベ...
自由詩
3*
14/2/16 5:33
訴え
〃
自由詩
2+*
14/2/16 5:30
あたらしいまち
kawa
自由詩
3
14/2/16 3:31
2298
2299
2300
2301
2302
2303
2304
2305
2306
2307
2308
2309
2310
2311
2312
2313
2314
2315
2316
2317
2318
2319
2320
2321
2322
2323
2324
2325
2326
2327
2328
2329
2330
2331
2332
2333
2334
2335
2336
2337
2338
加筆訂正:
少年の日の夢
/
Neutral
[14/2/16 22:46]
最初の部分修正しました
3.92sec.