恋
恋に恋する人は
桜が好きだ
一瞬にして心を奪われて
波立った気持ちを埋めることなく
貴方は消えてしまう
だけど毎年
こんなに切ないのに
また恋に落ちてしまう
貴方 ...
よく晴れた朝
新しい職場へ向かう
昨日の特訓で疲れているけど
今日も頑張れる
覚えなくてはならないことがありすぎて
頭がぱんぱんになる
あまり眠れなかったけど
ちょうどいい緊張感だ
...
【いとおしい 石】
真新しい制服をきて
さあ これから はじまりますよという玄関で
籠の鳥が けたたましくないていたから 鳥にも
ありがとう 入学してくるねって 声をかけ
ただいま ...
手賀沼やキラリ水面に春来たり
菜の花や見舞いの窓に陽の光
1cmの1兆分の1の1兆分の1の100億分の1の火の玉だった宇宙のちんカス
06秒に1人24時間に1万5千人AIDS感染がメイクされる愛の惑星のちんカス野郎さ
ガマン汁で繋がれた舌と尿道と唾液 ...
町の壁には落書き
薄く消された悲しみから 死んだ目の子供達に言葉を与える
町の壁には落書き
遥か彼方の鉄橋から 殺された目の子供達に言葉を与える
気がついたら私に落書き
瞼を閉じたと ...
パワーウインドウをおろして
ぱたぱたと灰をまいている
花咲かじいさんは
浅黒い腕しかみえない
パワーウインドウをあげて
その場を去っていった
あとをにごしたものを
私はじっとみつめて ...
富士川で水切りをした春のこと
さくらばなみあげるついでの空がある
長閑さに欠伸を一つ東京都
どの春も花は池上本門寺
もう下流にびの荒川ねこやなぎ
夜に善し上田城跡のさくらかな
誰もいない夜明け
失った 言葉を
死ぬのかもなと
本を 電車の中で
光にあてがっていた
今日も 部屋のふとんに入って そして
メトロのキオスクで雑誌を手に
きっと売り子と約束の ...
雨音の休符部分を縫うようにチェレスタの音は愛を奏でる
紫雲英田にブルドーザーが向かいけり
抱きしめるんで時間止めてください
よくしゃべる星空に相槌を打つ
お年玉付きハガキに残暑お見舞いされている
はじめて宿泊した日は
洗いざらしのシャツとジーンズで
いつ帰るか予定のないひとり旅だった
大きなリュックを背負い
フロントまでの階段を登った
*
しばらくして
宅急便 ...
寝てる間に僕は
バージョンアップされているらしい
知らないうちに新情報がインストールされている
過去と未来の脈絡もなく
誰かと入れ替わったことにも気づかず
昼夜を問わず
意識にのぼる暇もな ...
桜が咲いたねとか
空気が湿っているねとか
そういうことを言って、世界を楽しんだふりをして
あらゆるものを知ったかぶって
ほとんどのものをとり零しながら生きている
「梅よりも桜のほうが ...
君は目が小さいから
パンクロッカーには なれません
残念 (残念) 残念 (残念)
鯖は腐りやすいから
聖火ランナーには なれません
残念 (残念) 残念 (残念)
「郵便屋さんっ ...
短い夢の中で
大声で泣いた
会いたかった
探した
追いかけた
夢の中では
心が息を吹き返す
例えば
一日の疲労にゆらゆら身をまかせ
バス停まで歩く道
夕焼けでもない
うす曇り ...
梅の散る季節にも触れないで
びんの底にひとりよがりを沈める
こうして漬けておけばと月日が過ぎてゆく
手に入らないもどかしさに
焦がれてほんとうは気づき、身勝手に苦しむ
おんなだとかおとこだと ...
死ぬなら一つの未練を残して死にたい
未練なく死んでしまうと
自分がいた世界を忘れてしまうから
楽しかった事や悲しかった事
みんなと一緒にいた
大切な日々を忘れたくない
もし生まれ変 ...
春風に花の散るらむひさかたの ひかり幽けしゆふまぐれの月
み春日の奥山の端の海の面に 夕羽振る風や花な散らしそ
夕されば三笠の山にさす入り日 花も朱にそ染み果つるかな
きみが必要とされる理由がある
文句も言わずに黙々と働く
周りの人間にいつも親切である
トイレが詰まっても
餅で年寄りの喉が詰まっても
ささっと器用に処置してくれる
つまり
いろいろと便利 ...
今日は昼過ぎ、らーめん萬亀まで散歩に行ったら、いつもは行列なのに余裕で座れた。もしかしたら、昨日の夜、土崎のつけ麺店がテレビで紹介されていたので、そちらに流れたのかもしれない。
それはそ ...
げんこつ出してと
子等に言えば
なんと可愛い手が三つ
両手で六つ
げんこつの大きさに握った
おにぎりを一つずつ
パーを出してと
子等に言えば
なんと可愛い手が三つ
両手で六つ
...
激しい頭痛に酔って
電柱に頭突きして
奥歯がカチって鳴った
目の前には
泥まみれの天使
泥まみれの天使が私を見上げている
泥水溜まりの中から
泥まみれの天使が私を見上げている
泥ま ...
春夏秋冬を糧にして
俺は 生きている
何時でも 一所ばかりを 住処としている
輩は 嫌いだ
春は 花びらの舞う様に 酔いしれ
夏は 潮騒の香りに 鼻を くぐらせ
...
娘の手帳に、平和になりたいと書いてあった
忙しい生活の31日の隣に小さく
彼女はもう
眠ってしまったのかもしれない
冷めたコーヒーと乾いたマフィンが
ずっと手つかずのまま
...
涙を見つけた
雨水と一緒に瓶に詰め
海に流した
ずっとそうしてきた
手紙のように
斜め向かいの窓を
望遠鏡でずっと見ていた
忘れぬように
逃げてしまわぬように
けれど
私が ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
恋
そよ風
自由詩
1
14/3/25 12:01
バイオリンを弾く猫の絵のついたマグカップ
Lucy
自由詩
21*
14/3/25 9:47
いとおしい 石
るるりら
自由詩
18*
14/3/25 9:11
春二題
……とある蛙
俳句
10*
14/3/25 8:57
ちんカス野郎
末下りょう
自由詩
1*
14/3/25 7:10
分からず屋の落書き
臀部と昆布
自由詩
2
14/3/25 5:11
花咲かば
Seia
自由詩
2
14/3/25 4:03
「春三題」14
もっぷ
俳句
2
14/3/25 2:20
「春三題」13
〃
俳句
1
14/3/25 2:17
懸賞の発表まで一月
番田
自由詩
0
14/3/25 2:08
雨音の休符部分を縫うようにチェレスタの音は愛を奏でる
北大路京介
短歌
1
14/3/25 0:27
紫雲英田にブルドーザーが向かいけり
〃
俳句
2
14/3/25 0:27
抱きしめるんで時間止めてください
〃
自由詩
2
14/3/25 0:26
よくしゃべる星空に相槌を打つ
〃
自由詩
8
14/3/25 0:25
お年玉付きハガキに残暑お見舞いされている
〃
自由詩
6
14/3/25 0:25
ホテル ハット・ウォールデン
鵜飼千代子
携帯写真+...
13*
14/3/25 0:06
更新
Lucy
自由詩
11*
14/3/24 23:44
博識
ユッカ
自由詩
3
14/3/24 23:29
メキャラ!
モンロウ
自由詩
0
14/3/24 23:26
短い夢
Lucy
自由詩
10*
14/3/24 23:01
なんとかかんとか
りこ
自由詩
4
14/3/24 22:59
好きだから
リィ
自由詩
4*
14/3/24 22:52
春の夕べに臨みて作る
山部 佳
短歌
2
14/3/24 22:52
ある忠告
〃
自由詩
0
14/3/24 22:50
秋田散歩
小川 葉
散文(批評...
4
14/3/24 22:49
おにぎりとおいなりさん
岸かの子
自由詩
8*
14/3/24 22:23
泥まみれの天使
ichiro...
自由詩
8*
14/3/24 22:18
爆発
藤鈴呼
自由詩
3*
14/3/24 21:31
undefined sign
mizuno...
自由詩
7
14/3/24 21:27
rain drop
〃
自由詩
1
14/3/24 21:02
2298
2299
2300
2301
2302
2303
2304
2305
2306
2307
2308
2309
2310
2311
2312
2313
2314
2315
2316
2317
2318
2319
2320
2321
2322
2323
2324
2325
2326
2327
2328
2329
2330
2331
2332
2333
2334
2335
2336
2337
2338
加筆訂正:
バイオリンを弾く猫の絵のついたマグカップ
/
Lucy
[14/3/25 10:09]
6連目最後の行「大丈夫だった折れていない」を、「どうやら骨折は免れた」に書き換えました
バイオリンを弾く猫の絵のついたマグカップ
/
Lucy
[14/3/25 10:04]
最終連、「新しい職場」の、「新しい」を削除しました。
4.67sec.