開放もしないくせに、閉じ込めもせず、
何が望みなのだ、世界よ
どうしろと言うのだ、世界よ
燃え上がり、高く、高く登れば、
汗すらも雲の如く氷つくのだろう、
凍えながら泪とともに地上に堕ち ...
痛みのない世界の
封を切れば風は青白くふいて
ビルの合間を見つけては
切先をくねらせる
光がこぼれるまで
誰も空を見つめないから
ちいさな浄罪として
足元に種をまいても
温度はなく
...
デモでもね
でも
デモね
デモね
でもデモ
デモでもね
進む
進むぞ
でも
デモね
高鳴る胸と
でも
デモね
...
1
動物園の規則正しい給餌や
健康で安全なゲージに
拘束されることを嫌って
自然界へ飛び出す鳥がいる
自然界で生命維持するには
喰われることのすくないけものでも
ストレス ...
ムダイと読む
ムにアクセントをいれ、ダイは平たく流す
もちろん鯛の仲間ではないから泳ぎだすことはないが
イメージとしては泳ぎだしてしまうかもしれない
そのときは腹筋に力を入れ深呼吸して連れ戻す ...
公園のベンチにすわって深呼吸をする。
遠くに青い山が見える。山はいつも見る風景の中に、変わらずにある。
おじいさんにもらった山である。
というのは真実ではない。
自分の詩の中で、自分勝手に自分 ...
元気の無い人には
向日葵を 送ると イイ
出来れば 雪ん子も 添えて
小さなブーケを 作ったら イイ
手にした人は
きっと 白いベッドから
起き上がりたく なる筈だから
元気 ...
ここへ ここへ 戻っちゃダメだ
帰っちゃ 帰っちゃ それは嘘だ
誰かが 誰かが 本当を歪ませる
君が壊し 僕が逃げた それが真実だ
辛さが 苦しさが なくなった時
その時の 願いが ...
おかあさんがドアを閉める
やさしくそっと閉める
すやすや寝る僕起こさぬように
みてたんだけどね薄目を開けて
おとうさんがドアを開ける
かえったよってささやき開ける
えがおで僕を覗き込ん ...
ものさしなんて
どこにもないのです
ずうっとむかしの
どこかのくにの
はなのたかい
おえらいさんが
かってにきめた
ものなのです
だれかとくらべ ...
新しい財布を買ってから
不思議なことに
お金に困らなくなった
迷信かもしれないけど
新しい財布を買ってから
人でなしになることもあったけど
人になることもできた
...
私があなたの2歩後ろを歩くのはね
あなたの背中をちゃんと見つめていたいから
あなたの前に何があるのか
あなたは何を目指して行くのか
それを知りたいから
そしてあなたがどんな姿で歩い ...
ゆうべの嵐が過ぎ去って
...
ワンランク上のランチや黄金週間
昭和の日ロトのしるしを拾いけり
縦書きの春が左脳でもつれる
をんな星にして缶切りがない夜
...
ひたむきに生きて回送電車
上塗りで 下地がどんどん 消えていく
油絵みたいに 塗られてく過去
早苗月はエメラルド
みどりに映えたつつじが丘に
いつともなくつつじが咲きだしている
街路樹のふもとに赤や白やまだらとなって
あゝ 薄桃色のひ ...
アンチでないと
生きていけない
それはウンチ出ないと
生きていけないよりも
ある意味辛いことだ
そう言って祖国を憂い、死んだ
韓国人哲学者
Ho- K.キム氏の言葉を胸に刻み
...
<二度目の初恋>
もっと 諦めることが
上手になったと思っていたよ
初めて好きになった人を 好きすぎて傷つけた日々
あんな思いをさせることは 二度とないと思っていた
もっと大人に ...
生産工場などで適用されてきた
トヨタ生産方式を
日々の生活に適用したらどうなるのか
ジャストインタイムで
買いだめなどはなるべくせず
必要なものを現在の必要に応じて調達する
無在庫主義 ...
驚くほど大量のウンコが出た朝に
少しだけ他人に
優しくなろうと思った
驚くほど大量のウンコが出た朝に
過去に犯した罪の全てに
今日責任をとろうと思った
驚くほど大量のウンコが出た朝 ...
洗いすぎて
ごわりとした
ネルの小さなパジャマ
ふたつめのボタンだけ
なぜか赤い糸で
不器用にくくられている
夜泣きのたびに
私にしがみついた
熱を帯びた袖
黄色いライオンの模様
...
ちーちゃんはのら猫。
毎朝、ご飯をもらいに来る。
待っている姿が
わたしと重なる。
「ご飯を食べたら行きなよ?」
してあげられるのは
ここまで。
本当は面倒なや ...
活動的で積極的で
いつも元気いっぱい
そんな美咲ちゃんが
病んじゃったらしい
怠け者で呑気で
いつもだーらだら
そんな私なら
ほら健在だよ
治療するんだって
薬飲むんだって
...
春の妖精の悪戯で
声をなくしたウグイスは
春を唄えなくて
どうしただろう
きっと風は彼にも
春を知らせてやっただろう
その喜びを唄えなくて
ウグイスは苦しんだのか
ただ春の風を全身 ...
やわらかい命たち
やわらかいその時代
ほのかな湿りと肉体に
都会の青空
ごちゃごちゃ煤けてとけていた
自由だった
悲しみつきぬけていた
ていねいだった
...
日付順文書リスト
タイトル
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カテゴリ
Point
日付
愚者ノ眼のソネット 〔ソネット〕
ハァモニィベ...
自由詩
1*
14/5/3 13:14
真昼の夢に
あまね
自由詩
13
14/5/3 12:42
でもデモでもね
北村 守通
自由詩
3
14/5/3 12:20
風にそよぐ掟
イナエ
自由詩
12*
14/5/3 10:47
無題
あおば
自由詩
8*
14/5/3 10:28
分け入っても分け入っても青い山
yo-yo
自由詩
8*
14/5/3 7:57
透明な湯
藤鈴呼
自由詩
0
14/5/3 6:41
リサイクル・リサイクル・サイクル・リサイクル
竜門勇気
自由詩
0
14/5/3 4:22
おやすみ おかえり おはよう
森川美咲
自由詩
1*
14/5/3 2:57
あれ、知ってました?
無花果
自由詩
1
14/5/3 0:56
新しい財布
小川 葉
自由詩
12*
14/5/3 0:32
理由
文字綴り屋 ...
自由詩
0
14/5/2 23:42
I LOVED YOU
TAT
自由詩
1*
14/5/2 23:10
ワンランク上のランチや黄金週間
北大路京介
俳句
2
14/5/2 22:06
昭和の日ロトのしるしを拾いけり
〃
俳句
0
14/5/2 22:06
縦書きの春が左脳でもつれる
〃
自由詩
3
14/5/2 22:06
をんな星にして缶切りがない夜
〃
自由詩
0
14/5/2 22:05
手元にはJがまだ三枚もある
TAT
短歌
1
14/5/2 22:05
ひたむきに生きて回送電車
北大路京介
自由詩
7
14/5/2 22:05
過去
a-litt...
短歌
1*
14/5/2 20:53
白い狼煙(六)
信天翁
自由詩
1
14/5/2 20:30
巨人ファン
花形新次
自由詩
0
14/5/2 20:20
二度目の初恋 など三篇
クナリ
自由詩
2*
14/5/2 19:16
トヨタ生産方式的生活
梅昆布茶
自由詩
14
14/5/2 16:25
驚くほど大量のウンコが出た朝に
花形新次
自由詩
0
14/5/2 14:27
衣替え
そらの珊瑚
自由詩
21
14/5/2 9:25
のら猫
chihar...
自由詩
3*
14/5/2 9:12
病
森川美咲
自由詩
2*
14/5/2 2:49
めぐる
〃
自由詩
1*
14/5/2 2:27
やわらかい命たち
吉岡ペペロ
自由詩
7
14/5/2 1:23
2298
2299
2300
2301
2302
2303
2304
2305
2306
2307
2308
2309
2310
2311
2312
2313
2314
2315
2316
2317
2318
2319
2320
2321
2322
2323
2324
2325
2326
2327
2328
2329
2330
2331
2332
2333
2334
2335
2336
2337
2338
加筆訂正:
めぐる
/
森川美咲
[14/5/3 3:05]
偶数連の主語を春夏秋冬から風、せせらぎ、追憶…と変え、登場人物(擬人化された者たち)の動きをより鮮明にイメージできるようにしました。また、冬から春への展開をスピードアップしました。
6.52sec.