私が私でなくなる日にも
海は変わらず在るのだろう
私が私でなくなる日にも
空は変わらず在るのだろう
私が私でなくなる日など
なんの特別なことはなく
私が私でなくなる ...
秋田に来てはや二年。気がつけば、すっかり美人慣れしてしまった私がいる。逆に言えば、美人慣れするには、二年も要するということである。これはたいへんな試練である。
美人を見ても動じない。読者 ...
髪を切りました、ばっさりと
決別です
春です、今日からわたしは
神は死んだというれど
人間は生きている
まだ
生きている
一つのことに賭けることができるのが
青春の強さであり
脆さ
私は人間として生まれて
まさに青春を生きた
まさに
一つの ...
いすゞ自動車のジェミニ
アダルトで高性能チューニングの
ハンドリング バイ ロータスが欲しかった
でもお金が無くて
普通のジェミニに落ち着いたが
それでも走るのが楽しかった
私自身にも ...
これは、
千船女子高野球部エース・乙彼若菜と、
捕手兼キャプテン・神田川水樹と、
マネージャー・青井海が、まだ中学生だったころのお話。
乙彼がまだ「キャンディ」ではなく、
水樹がまだ「王様」 ...
痛みを
覚えている
気が遠くなるほどの
長くて短い
日々が流れても
夢で会いましょうの約束も
できないまま泣いてる男の子
いつだって逢えるでしょうと笑う
優しいひとの手を
...
持ち上げては
こき下ろす
嘘をつかない人間はいないのだが
良い目を見たから許せないのか
騙されたから許せないのか
自分の嘘はばれたくないものだが
真実を追求する
マスメディアもか ...
目が覚める
一切の眠気が残らない
完璧な起床
頭の中はひどく澄んでいる
世界はとても静かだ
何かの機械音だけが聞こえる
僕はただ天井を見るばかり
眠っている時の僕を考える
夢の ...
遠い海鳴りに揺れる芝の浜に
過去を彫りつけて並ぶ墓石
刻まれた家名は
未来から押し寄せる期(とき)の飛沫に
輪郭を失い昔話の中へ透けていく
たとえば 祖父の掲げた鬼灯の
赤光に浮 ...
梅便りダウンのなかのホッカイロ
風の名のいろとりどりに春来る
朝まだき恋する猫の散歩道
春うららタンポポですと名乗る君
御宿の二人と駱駝に春の風
空が ...
知ってるわ
処方箋と 分量に 服用回数
全て守れば
私は きっと
護られる
だけど ちょっと
スリルが 欲しくて
ちょっとした スリルが
スルメみたいに
ベタク ...
素早く通り過ぎていく日常を数えて
日を捲りながら夢を追いかける
ささいな経験も無数の羽となって
羽ばたける翼を与えてくれる
泣き笑いが刻まれていく千の日々
記憶はいつしか薄れていくけれど ...
我が家の桃畑の道路向かいに、周囲の田んぼに囲まれながら土が高く盛ってある場所がある。そこには一本の小ぶりな古い柿の木が中心を占め、右手に数本のアジサイが植わってあり、左手にドラム缶が置いて ...
春の柔らかな外套はいらない
寒風をしっかり遮る重いコートが欲しい
凍てついた大地を確実に踏みしめる足と
流れる雲をよみとる眼差しを
桟橋に繋留するための無骨な舫い綱あるいは
海底ふか ...
寝ぐせはゆめの死顔
つまらない
ゆめの
微熱を帯びる新聞紙を
鼻先に近づけ
一日の予言を受けるように
朝を吸い込む
行方不明の飛行機
アイドルの恋人
どうでもいい
...
朝起きると なんとなく湿った朝の空気が
私を眠りから覚ます
窓を開けてみると
どこか生温かいかんじがする
もう春が来るのかな
春の雨は土を濡らし 葉っぱを濡らし
眠っている桜 ...
はるか。冬の寒さがじんわりと溶けだして、あるような、ないような、暖かな風がからだに沁みる。花園の傍らにある小屋に住まう<彼>は、春が空に色づきはじめた頃に、まるで冬眠から目覚めた獣のように出て来て、薪 ...
今日
どんな夢みたっけ
おぼえてないや
仲間はずれにされてる
あのこが
かわいそうだって
どうにかできないものかって
暗闇のなか
ぐるぐるしながら
一生懸命目をつむった
ち ...
今朝食べたものを忘れて春愁
「鬼太郎じゃなくて鬼一郎だよ」と水木しげるに取り憑いている
※鬼一郎(おにいちろう)
産む人とおろす人いる病院の男子トイレは二階奥だけ
元気と引き換えにまるくなる月だ
デブ猫びっこひいて誰もいない海
元気と引き換えに月まるくなる
流されて、
すべもなく流されて、
どこへも、
どこの岸にも、
まったく辿り着いて、
などいない、
そことここ、
あちらとこちら、
まったく区別など、
できていない、
...
チミ!
今度の研究のテーマは
「道に迷った認知症の方が家に帰れる方法」にしよう
え〜 社長
それって うちの商品に関係ありますか?
そんなことをしたら
お金をドブに捨てるようなもの ...
頭蓋骨のなかに花咲けるユートピアの蜜の味を
知りたいのだ いつか
それが眼前の限りなく広い空間に
溢れ出し 咲乱れ 母親の子宮のように心休まるのを
味わうことを
してみたいのだ
してみ ...
ロボット兵器を
デアゴスティーニ並みの
低価格で製造し
国防の要にしたい
ゲーマーを遠隔操縦士として
自衛隊に採用すれば
何の生産性もないと思われていた彼らも
お国に貢献出来る良い機 ...
崖から転げ落ちる
ペンギン
飛べないから
翼は広げたまま
水かきが空を切る
岩に頭をぶつけて
気が遠くなる
エメラルドの目に映る
真っ青な海
あと少し…
さっきまで
空を ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
私が私でなくなる日
千波 一也
自由詩
2
14/3/16 20:28
美人慣れ
小川 葉
散文(批評...
9
14/3/16 19:47
決別です
殿上 童
自由詩
19*
14/3/16 19:38
神は死んだ
渡辺亘
自由詩
0
14/3/16 19:06
ハンドリング バイ ロータス
イオン
自由詩
0
14/3/16 18:14
キャンディと王様・前章
にゃんしー
散文(批評...
0
14/3/16 17:45
優しいひと
村上 和
自由詩
5
14/3/16 17:16
嘘つき
ただのみきや
自由詩
24*
14/3/16 15:46
ヒュプノス
opus
自由詩
2
14/3/16 15:13
メモリアルパークにて
イナエ
自由詩
9*
14/3/16 14:23
ごおしちご「春」 (二〇句) 1
もっぷ
俳句
4
14/3/16 14:02
薬の話
藤鈴呼
自由詩
2*
14/3/16 13:53
thousand day
nomusa...
自由詩
2
14/3/16 11:25
装飾
葉leaf
自由詩
7
14/3/16 10:45
冬のコート
梅昆布茶
自由詩
24
14/3/16 6:18
新聞紙
末下りょう
自由詩
3+*
14/3/16 1:16
春の雨
葉月桜子
自由詩
1*
14/3/15 23:19
春の夢
碓氷青
自由詩
1*
14/3/15 23:02
夢
弓夜
自由詩
0
14/3/15 22:55
今朝食べたものを忘れて春愁
北大路京介
俳句
7
14/3/15 22:49
「鬼太郎じゃなくて鬼一郎だよ」と水木しげるに取り憑いている
〃
短歌
1
14/3/15 22:48
産む人とおろす人いる病院の男子トイレは二階奥だけ
〃
短歌
3
14/3/15 22:48
元気と引き換えにまるくなる月だ
〃
自由詩
1
14/3/15 22:47
デブ猫びっこひいて誰もいない海
〃
自由詩
4
14/3/15 22:47
元気と引き換えに月まるくなる
〃
自由詩
4
14/3/15 22:46
水の紀
千波 一也
自由詩
4
14/3/15 22:45
5年後のある会社のお金の使い道の話
ichiro...
自由詩
9*
14/3/15 22:38
空想都市
白雨
自由詩
1
14/3/15 22:21
国防の要
花形新次
自由詩
1
14/3/15 21:59
ペンギン
藤原絵理子
自由詩
2
14/3/15 21:58
2307
2308
2309
2310
2311
2312
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2330
2331
2332
2333
2334
2335
2336
2337
2338
2339
2340
2341
2342
2343
2344
2345
2346
2347
4sec.