たわわな緑が

柔らかなみずみずしさが

宮沢賢治する

新緑が

まだ濃くない緑が

揺れる

たわわな緑が

柔らかなみずみずしさが

宮沢賢治する


生きていることへの不安

貧しさやひなびた ...
春の野がどこまでも遠いこの{ルビ病室=へや}できのうさくらが終わったと知る


この年のさくらも終わりわが{ルビ病室=へや}はたとえようのなく北東を向く


春風が知らずにすぎる向きに建つ ...
あかつきに浮かび上がる
公務員宿舎と電電公舎
ひとり走って戸に挟む朝刊
サン、サン、イチ、ヨン、ニ、イチ、ニ
口をつく勢い
少年だけの暗号


 また足音のように、それはやって来た
...
人の気持ちが
見える生活があったら
それを見ることが出来たなら
君はどうするだろうか?
助けを求める声がする
欲を求めるうめきが聞こえる

そんな人生が寝ていても
起きていても
全て ...
だから
直立猿人はマイルス・デイビスじゃないって
チャールス・ミンガスだっつーの

あいつは部室でカセットテープに録音した
直立猿人をよく聴いていた
そんな時のこんな会話を
あいつはきっ ...
分かって貰えぬ孤独を 考える時 
寂しさが 募って行きます

昨日の雨が 
今朝方から 雪に変わって

水物は 必ず 流されるとは
限らないのよ、と

釘を 刺されているような 面持 ...
(今のは、
)

うつむいたまま 石畳の下り坂に さしかかったところで
わたしの背中を押した 今のは?
眼下の階段には
無数の花びらの影が蠢いて なにやら
むぅら むら 
無数 ...
いくつか星が降って朝を迎えた
そんな日は少し強くなった
大きな夕日が悲しげに沈んだ
そんな夜は心が豊かになった

babe babe babe babe
夜の伴い人よ
白い肌をろうそくが ...
「僕は君と、めがねの置き方を知らない」

?

洗う習慣がない。ケースに入れたことがない。寝るときはベットの脇に、起きる時は目を瞑ったまま手探りで。僕にとってなくてはならない存在のようで、実は ...
何度2人で この街を歩いただろう

始めて出逢ったのも 始めて口付けをかわしたのも この街だったね

もしもあの時の僕の誤ちがなければ 

今でも2人肩寄せ合いながら この街を歩いている事 ...
付き合いが始まって
何年目になるのだろう
ぼんやり考えている

この先のことリアルにイメージして
良い流れを生み出そうとする

恋人の瞳に
映っている私の姿は
美しいのかな?
聞い ...
     ひとりの男がいつの間にか
           猫背になった
 献体で三枚におろせない痩せかたで

    もうひとりの奴はしらぬ間に
      うつ病で不眠症となった
ターミ ...
むかしからの目

童話の目

いっしょに

いってみたいな

大聖堂のその空気

あざやかツツジ

あざやか新緑

大聖堂に呼ばれてる

むかしからの目

大人の目 ...
月明かりに照らされ
髪の束の影ができる
イヤホンから流れるギター
熱いコーヒーが似合う夜

漫然と過ごしてきたようで恥ずかしいけれど
詩作をする間は
温度をかみしめ、心に種を蒔ける
...
とうきびと甘藍を甘味の極と思いながら
私はラジオを聞く

癖のある言葉ではあったが
それは今思えば文語の終わりでもあったかもしれない
そこに意味をなくした文語が
断末魔を告げた 夏の暑 ...
一度だけ
父と取っ組み合いになった
後にも先にも
希薄な親子にとっての真剣な対峙は
それっきりだった

生意気盛りの高校生
飛行機が好きだった私は
トリポリでB747が爆破されるのを見 ...
涼しげなうなじに
舌を這わせたい

パッと見、貧乳のきみにだって
そんな欲情を抱いている奴が
ここにいるんだってこと
忘れないで欲しい
自分を一番大切に思ってくれる人が
一番大切な人な ...
8月下旬に僧羽高校では時の打つ音にあわせて縄を告訴する。

枯れ枝を折る時には決して縄を指に置いてはいけないし
またそうした同行者に席を譲ってはいけない。-トコスの法典-

壁の中でジェ ...
例えば自分達の死ぬ日がわかったら
今よりもっと人や自分を
大切に幸せにできるだろうか?
ああしていればとかこうすればよかったと
後悔しない人生を全うできるのか?
もし全う出来たとして、それは ...
涼しい風

ゴールデンウイーク間近

午前のひかり

新緑の香り

ツツジの香り

愛しい愛しいたいせつな香り


ぼくはいつだってそこにいたい

ぼくだっていつかそこにいたい


涼しい風

ゴール ...
銀杏の木には

パンチパーマみたいな

新緑の芽吹き

それが遠くからだと

星雲のような

新緑のふくらみ


海がこわい

狭いところ

天井の低いところ

...
滑らかな曲面を
月明かりが遠浅の影で濡らし
吹き寄せる潮風は甘い薫りをはらんで
かすかに震えるさえずりと共に
紅潮した私の耳をかすめる


青い石をうずめていた筈の砂を
しだいに満 ...
数億の数珠子ミトコンドリア・イヴ 足首のギブスやエディ・コクラン忌 女抱いて巫女のいない神社 ハズレくじで折った飛行機が飛ばない 偶数階に止まらないエレベーターが行かず後家でぎっしり 横波 縦波 渦巻く世界
肩肘張って働いて
お疲れなんでしょうね
名も知れないゆきずりの肩に
頭を預けてしまって
安心しているあなた

満ち溢れる心労を
化粧に隠していても
あなたの髪 ...
君は知っているだろうか?
ハートの切り口をした切符があることを
改札を通るとき
年に一度だけランダムに切られる
ハートの切り口
それを持つ二人は生涯結ばれる
そんな言い伝えのあ ...
緩やかな坂道を下りると
遠くに海が見える

ここから見る海は
手のひらの中に
隠れてしまうほどの大きさ

海を目指して歩いてゆくと
潮の香りの風が吹いてくる

風は太陽の ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
宮沢賢治する吉岡ペペロ携帯写真+...314/4/19 20:32
「かおるのおと」2014.04.19 (一五首)もっぷ短歌7*14/4/19 20:12
新聞配達 (夢喰植物)乾 加津也自由詩9*14/4/19 20:08
心透最都 優自由詩014/4/19 18:00
直立猿人をいっしょに聴けたならichiro...自由詩8*14/4/19 17:11
蛇の道は 藪蛇藤鈴呼自由詩4*14/4/19 17:08
当惑する桜色るるりら自由詩10*14/4/19 16:36
星降る夜の恋人杉原詠二(黒...自由詩3*14/4/19 15:28
僕は君と、めがねの置き方を知らない赤青黄自由詩1*14/4/19 14:05
最後の街S.K自由詩114/4/19 12:14
恋人の瞳夏川ゆう自由詩314/4/19 10:36
白い烽火信天翁自由詩214/4/19 10:21
大聖堂とブロッコリ吉岡ペペロ自由詩114/4/19 9:28
コーヒーと拠り所モリー自由詩8*14/4/19 5:00
初めての夏竜門勇気自由詩214/4/19 2:39
亡父山部 佳自由詩1014/4/19 0:51
ストーカーインパラダイス花形新次自由詩114/4/19 0:40
縄/ロープ竜門勇気自由詩1*14/4/19 0:19
死ぬ日リィ自由詩114/4/18 23:29
新緑の香り吉岡ペペロ携帯写真+...114/4/18 23:05
新緑の芽吹き自由詩114/4/18 22:57
刹那游月 昭自由詩214/4/18 22:05
数億の数珠子ミトコンドリア・イヴ北大路京介俳句214/4/18 19:06
足首のギブスやエディ・コクラン忌俳句314/4/18 19:06
女抱いて巫女のいない神社自由詩114/4/18 19:05
ハズレくじで折った飛行機が飛ばない自由詩614/4/18 19:05
偶数階に止まらないエレベーターが行かず後家でぎっしり自由詩314/4/18 19:05
私の肩を信じるあなたへイナエ自由詩15*14/4/18 16:50
_最都 優自由詩1+14/4/18 14:34
故郷chihar...自由詩9*14/4/18 14:11

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