疲れ果てて帰ると
男がにゃんにゃん擦り寄ってくる
うざー という顔をすると
男は しゅーん と窄まる
テーブルの上に包み紙
白い皿に茶色いパンのヘタ
とっておきだったのに
あたしのカ ...
満タンの花鳥風月 信長の腕に巻きたし『LOREX』を
昼の憩いは赤弁
おかずは
ちょっぴりずつ
いろんな種類で
いろんな味で
刺激的
昼のニュースはどんよりしてて
退屈だから
やっぱり赤弁がいい
好きです
大好きです ...
さむらごうちの
何がいけないって
シャクレてるのが
いけないに
決まってんだろ(怒)!
それ以外は
特に不満はありません
ちょっと待てよ
ひょっとすると
シャクレも嘘か?
...
耳を塞いでいたくて
自分にウソをついた
もうがんばれないと
気を奮い立たせれば
本当は立ち上がれる
そんな気はしてたけど
目を背けたくて
自分を見捨てた
ダメなやつだと
気力振り ...
梅東風の薫りダウンに沁みる頃
春の雨そのままでいい山野草
蝋梅のひと枝を待つ花瓶あり
こどもらの声のちらほら春淡し
立春の日を越えなおも北の国
まだ若 ...
シャンプーの香も新しく杏色
わたくしもかつては二歳花苺
イヌフグリ地球の色と同じ花
馬の仔の二度と座れぬ青い土
山開き木苺の花飛び起きぬ
水ぬるみ無洗 ...
お隣の家の門から沈丁花
雲雀東風初めて背負うランドセル
桜東風あちらこちらでスマフォデビュー
遠足の菓子五百円までの頃
北窓のカーテン揺れる平和かな
...
如月草をご存知ですか
たとえばそれは
荒野をわたる風のなか
ささやかに
桃いろに
揺られています
如月草をご存知ですか
たとえばそれは
星座をたどる指のさき
あやふや ...
崩落したコンクリート構造物には異型鉄筋が露出し錆びついている
圧縮されたすべてのものがついに限界を迎え
一瞬にして広大な大気圏の天辺に分厚い雲が浮かび
ゆがんだ紫色の空間から雨が降り出した
得 ...
それも罵りあうのが仕事なんだろ
地獄の袂を分け与えたつり橋
往々にしてキツすぎる感受性が飛ばされていくって?
思いやりのかけらも感じさせないくそ婆から思いやることを学んだんだ
足元 ...
今日の仕事(ある日の喫茶店)
午前中客が多かった
コ―ヒー20杯
ちょっとてんてこ舞い
午後は客が少なく
女の子の言うには
ある日の喫茶店という詩を作ったらと
帰り路は陽が ...
雨はなぜ私をすり抜けていくのか
そんなことを考えながら歩いている
死者を飛び越える猫のように
あるいは歩きはじめた老人のように
それは古寺へと続く苔生した山道であり
田植えが終わったばかりの ...
笑っている花瓶を床に叩きつけて
彼女の一日は始まる
すでに夕陽へのカウントダウンを始めながら
鼻歌交じりで自慢の髪に火をつける
深海魚の庭園から響いてくるベルの音
聞こえないふりをしないと食 ...
ある日窓から花を投げた
あのひとが受け取ってくちびるに寄せてから
あのひとが好きになった 恋をした
みずいろの花 むらさきの花 そしてあかい花
あのひとはすべて受け取ってそっと胸にしまった
...
今日は姪っ子と詩人の誕生日
姪っ子は一歳 詩人は何歳だったかな・・
時々 神と繋がっているはずだから 脳の杖は黄金の如意棒
だから 私たちを唸らせるんだ
生まれ持った持たされた才能に違いない
...
140219
今朝も眼が痛い
眼科医処方点眼薬を差す
日に4度差すんだよ
方形の空からは
青空さえのぞき込み
眼の中に乾いた粉を振り込むんだ
部屋代を ...
大根役者と呼ばれているが色が白いと勘違い
電光石火でモグラを叩きモグラキラーと呼ばれたい
オレの彼女の可愛さ異常だけどまわりは気づかない
くたばって思い出し笑い
負けるもんか卵でとじる
捨てた故郷に花を植える
o
基本的に大雑把
でもそれもおおらかと許して
基本的に物は出しっぱなし
脱ぎっぱなしの靴下
ベッドの上には漫画が壁をつくる
机の上はいつだって戦争状態
でも案外物の位置は覚えている ...
道をほると
どんどんとほると
一体なにがあるのかとのぞきこんだ
黒々とした土の中に
なにがあるのかと期待した
ユンボでかきだされる黒い土は
内臓のようにみせてやっぱり土だった
そ ...
陽が暮れるまで
はしゃぎ続けた
今も空は茜色
孤独の中で
陽が暮れるまで
煌めき続けた
今も夢はあの彼方
孤独の中で
陽が暮れるまで
書き続けた
今も紙は白いまま
孤独の ...
君は幾つもの鏡に反射されたのち ひとつの軌道を二人で見出した 僕の友情の屈折率などもはや無力だ 君の中に鼓動を送り始めたもう一人の人に その存在に 僕は劇の観客のように喝采を鳴り響かせるだろう 祝うと ...
華やかな目眩をください
目の奥が乾いてしかたありません
琥珀色の夢で私を濡らして
星は見えなくても
月が出てなくても
そんなのどうでもいいではありませんか
目線を合わせて隣同士
手を ...
泣きたい理由でもないのに ボロボロ涙がこぼれてる
悲しくもないのに 悲しい何かを探してる
退屈とため息と嫌になるくらい あたしはひとり
淋しい理由でもないのに ひとりではとてもいられ ...
蟹が泳いでいた
それを追ってわたしがきて
叔父がわたしを追いかけてきて
叔父を追いかけて姉もきていた
だから家が火事になっても問題なかった
みんなで食べた鍋は
罪の味がした
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
自分磨き♪
藤原絵理子
自由詩
3
14/2/19 21:32
残留思念
鉄原 鉄教
短歌
0*
14/2/19 20:42
赤弁の食卓
ichiro...
自由詩
1*
14/2/19 20:22
シャクレごうち
花形新次
自由詩
0*
14/2/19 19:50
私の病巣
森川美咲
自由詩
2*
14/2/19 18:43
春「オオイヌフグリ」 (一〇句)
もっぷ
俳句
1*
14/2/19 18:10
春「杏色」 (一〇句)
〃
俳句
1*
14/2/19 18:09
春「北窓のカーテン」 (一〇句)
〃
俳句
3*
14/2/19 18:08
如月草
千波 一也
自由詩
3
14/2/19 17:53
蠅
山人
自由詩
6*
14/2/19 17:06
鬼伝説
アラガイs
自由詩
2*
14/2/19 15:30
今日の仕事(4)
生田 稔
自由詩
1
14/2/19 14:40
饒舌な散歩
无
自由詩
10
14/2/19 14:06
はやにえ
〃
自由詩
3
14/2/19 14:04
花ぬすびと
石瀬琳々
自由詩
12*
14/2/19 13:19
姪っ子と詩人の誕生日
朝焼彩茜色
自由詩
11*
14/2/19 12:59
ドライアイ
あおば
自由詩
5*
14/2/19 12:58
大根役者と呼ばれているが色が白いと勘違い【都々逸】
北大路京介
伝統定型各...
4
14/2/19 10:25
電光石火でモグラを叩きモグラキラーと呼ばれたい【都々逸】
〃
伝統定型各...
2
14/2/19 10:25
オレの彼女の可愛さ異常だけどまわりは気づかない【都々逸】
〃
伝統定型各...
2
14/2/19 10:24
くたばって思い出し笑い
〃
自由詩
2
14/2/19 10:23
負けるもんか卵でとじる
〃
自由詩
9
14/2/19 10:23
捨てた故郷に花を植える
〃
自由詩
2
14/2/19 10:23
o
itukam...
自由詩
2*
14/2/19 9:52
ちきゅうの内臓
朧月
自由詩
10
14/2/19 9:33
陽が暮れた空
ムウ
自由詩
3
14/2/19 7:17
twitter
葉leaf
自由詩
0
14/2/19 5:01
鬼ごっこ
aida
自由詩
1
14/2/19 2:54
理由
涙(ルイ)
自由詩
1
14/2/19 2:33
闇鍋
春日線香
自由詩
4
14/2/19 1:12
2312
2313
2314
2315
2316
2317
2318
2319
2320
2321
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2324
2325
2326
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2329
2330
2331
2332
2333
2334
2335
2336
2337
2338
2339
2340
2341
2342
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2345
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2348
2349
2350
2351
2352
4.88sec.