リシャール・ヘネシー哺乳瓶に入れてよ 霧笛聞こえるCaster吸う背中 眼鏡かけても君も見えない 踵を軽石で擦っちゃダメだよ
もっと硬くなるから
生物って傷めつけると
もっと自分を守ろうとして
防御強化するからね
強烈な垢擦りだって擦った後はスベスベでも
何日か経ったら角質層はもっと厚 ...
女性用は赤
男性用は黒
フォルムだけじゃなくて
色も変えてくれなくっちゃ
間違って入っちゃったじゃない
女子トイレ!
立ちション便器がないから
おかしいなって
すぐ気付いたけど
出た ...
遺失の果ての充足に
どうも、どうもと頭を下げた
今になってわかることに
予定通り私は傷ついた

キャッチーな詞がしみる頃
まだたくさん終わるし始まるからと
この手に残ったものを数える作業 ...
払ったこたないわ、詩ってむずかゆいやんか、意見さらして、別になんやろか、受信料もNHKも嫌いやわ、硬派きらい、軟派やし、チャラやし、えー加減やし、手ーが早いし、長続きせんし、喧嘩ばっかやし、詩なんてむ ... 髪を梳く花の吹雪に笑む子かな



廃屋をあれは星だと笑む子かな



降る揺れる消える花びら笑む子かな



ふたつの手ひとつに鳴って笑む子かな
...
ぼくは汚いこころで

宝石が他人の手で磨かれてゆくさまを思っていた

たぶんそれは

傷つかないための練習だ

なのに練習だけで

ぼくはからだじゅうを痛くしていた

たぶんそ ...
野原の道でもつれて、転び
膝から血を、滴らす
少年・吾一は
埃を払って立ち上がり
拳を握り、天に叫んだ

「我は世界に、一人なり…!」

その時
背後の川の何処かで
ぴちゃり、と銀 ...
深夜、火がついたように
泣き出した2才の周は
生まれた時と同じ病院に
急遽、肺炎で入院した

生まれて間もない
ちっこい周を世話してくれた
懐かしい看護師さん達が
「あらあら、かぜがひ ...
「ととん、ととん」
曇った夜空から
列車の走る音が聞こえる
大気の具合でこんな日がある

目の前に来た列車に
いい加減に乗り
いい加減に乗り継いで
私の旅は現在にある

飛び乗った ...
神も仏もないので
修羅は泣いた

結晶が壊れてゆく傍らで
産女の子が動いた

それでも生きていかねばならない
あり続けるのなら
甘んじて

それができないのなら
修羅はすべてを捨 ...
  午後十一時をまわったころ
  庭にはいってきた男は 岩に座って黙っていた
  裸に剥かれた冬の枯れ樹の 枝のひとつひとつが
  別々の動きをしていた それで私は
  かれらは男の思 ...
日本の主婦の9割が
フェラチオ経験者との情報を
ある筋から入手した

ある筋と言っても裏筋ではない

早速妻にメールで展開したが
ニコちゃんマークの絵文字とともに
そう、私は貴重な1割 ...
僕の自殺論を

聞いてください

デュルケームのように

学術的ではないけれど


自殺というと

その勇気でなんでもできるとか

他人に頼るべきだとか

色々いわれてま ...
{画像=140506151840.jpg}

ぼくはズンズン身長が伸びて来て
視界が俯瞰して行くんだ。

小さな町の煙突を抜け
東京スカイツリーを抜け
視野が120度、180度、、、、3 ...
窓辺にひかる緑

きのうの雨ときょうの光で

新緑が緑になっていた


無垢なもんはすぎてゆく

こころはここに留まっている

無垢なもん

無垢なもん

重力みたいな
...
覚えたての縦笛から
頼りない汽笛のような音が
飛び出したから
思わず笑って
私は手をふる

どこかへいくの?
またかえってくるよ

音を作るこどもたちが
今でもほら
とても楽しげ ...
いざとなったら
ど突き合いにもちこんだる

今や立派な暴力団員となった
元世界チャンピオン渡辺二郎の言葉
この言葉が僕の生きる指針となった

最後の最後は
テクニックではない
殺るか ...
懐旧には
花崗岩の石碑
夥しく十字架型の翳
無銘墓碑群には
褪紅の光芒の裡なる具象の聯なり

残酷劇が現実を越境する
克明に狂い往く
檻舎の鋼の鉄柵に
懲罰房に黴塗れの種入麺麭と
...
滑べり堕ち、砕け散った破片の
あまりにも激しい叫びが
その一瞬の、すべてを
切り裂く。

慌てながら抱きしめた手を
深く、鋭く、切り裂いた、
あの日の、
傷口から

一筋の想いが
...
FAT MAN




little boy






GIG


...
テレビで紹介されてた
プロポーズ成功率100%のパワースポット
自然と話題は数年前のあの瞬間へ

ねえ
あのとき私が断ってたらどうしたの

そりゃ断られたらしゃーないわな
ええーっ諦め ...
「見えない人」

耳の不自由な人との 暮らしは
目も不自由な人との 暮らしは
あんがい 子供の頃に抱いていた夢が
叶ったのかもしれないな
子供の頃は 透明人間になりたかったのだっ ...
とうとう左手小指の爪半月が
消えた

何の不具合もない
誰も知らない私の体の変化

どうでもいいことだ
でも
こんなことでも
ずっと憶えている
自分にとって
どうでもいいこと ...
閉ざされた窓のむこうにひこうき雲が

長い長い航跡をのこしてゆく

銀色の四発機がひっそりと曳く

その青を刻む白いもやが

私のこころに軛をはめる

そして数えきれない窓たちが
...
空を見上げてた
悔しくて込み上げても

雲を蹴散らしたら
訝しさ掻き消せる

夜更けの紫煙は巡らせる
時折それに酔いしれて
吸い込む孤独が歪に映る
形じゃない無形でもない

灰に ...
電気洗濯機
洗濯もの入れて 洗剤入れて スイッチオン

電気炊飯器
お米研いで 手首まで水入れて スイッチオン

自分の奥さん
今日も綺麗だね でも怒り出す スイッチオフ

自分自身 ...
完璧主義で靴下に穴開けてる
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
リシャール・ヘネシー哺乳瓶に入れてよ北大路京介自由詩814/5/7 0:48
霧笛聞こえるCaster吸う背中自由詩214/5/7 0:48
眼鏡かけても君も見えない自由詩114/5/7 0:47
踵を軽石で擦るともっと硬くなりますichiro...自由詩8*14/5/6 23:00
ティファナのトイレ花形新次自由詩114/5/6 22:11
さよならについてnick自由詩014/5/6 22:09
受信料とかいつか受信料...自由詩114/5/6 21:53
ひとつ かたわら木立 悟俳句114/5/6 21:41
宝石吉岡ペペロ自由詩314/5/6 21:28
絵本の風景服部 剛自由詩614/5/6 20:45
初めて入院する夜に  自由詩814/5/6 20:22
列車の音山部 佳自由詩1114/5/6 18:54
early summerwithin自由詩1*14/5/6 18:30
庭にはいってきた男草野春心自由詩114/5/6 17:11
情報花形新次自由詩014/5/6 16:51
僕は自殺をするだろうかちて自由詩014/5/6 16:24
地球の先でノックダウン / ぼくは想像する太いモヤシだbeebee自由詩22*14/5/6 14:15
無垢なもん吉岡ペペロ自由詩414/5/6 11:07
楽隊そらの珊瑚自由詩1814/5/6 8:59
渡辺二郎花形新次自由詩014/5/6 5:06
紫陽花及び肺臓移殖手術高濱自由詩014/5/6 4:25
滲む記憶 〔ソネット〕ハァモニィベ...自由詩1*14/5/6 4:07
Anakin SkywalkerTAT短歌014/5/6 2:53
プロポーズ森川美咲自由詩4*14/5/6 2:03
なにかが ある 三部作るるりら自由詩15*14/5/6 2:02
どうでもいいことについてichiro...自由詩11*14/5/6 1:51
叫びだす無数の窓高原漣自由詩014/5/6 1:19
未熟な燃焼よいしょ自由詩014/5/6 1:02
取り扱い説明書佐白光自由詩114/5/6 0:29
完璧主義で靴下に穴開けてる北大路京介自由詩914/5/6 0:16

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