首の短いキリンに傘をさす アンネの日記がやぶられる

それを世間は心配している

死んだらどうなるのだろう

それをぼくは心配している


日記を勝手に読まれても

平気になってしまうのだろうか

日 ...
祈るような開花

ひと花ふた花

祈るような開花

つらいトンネルを

つかの間でも

さ迷い出られたら

ひかりの妖精が

ひと精ふた精

ひかりの妖精が


...
灰になって
二酸化炭素になって
NOxになって
SOxになって
PM2.5や
温暖化や
酸性雨に
荷担するくらいなら
土の中でミミズの餌になりたい
命の糧としてこの土に戻りたい
土 ...
完全ノン気の俺だけど
ハニィとだったら
やれそうな気がした

それじゃ
どんな感じでやろうかと
色々考えた結果
やっぱどっちも無理だなー
という結論に達した

俺はまおたんを

...
1号車に乗っているあなたを
僕は追いかけることができなかった
すぐにホームは終わって
ホームの端っこで呆然と見送るしかなかった

もしあなたが16号車に乗っていたら
息が切れて走れなくなる ...
「哀しい悲しい思いをもって
 独りで砂漠に突っ立って
 ずっといるのも辛い事だから」って、

「病みや痛みが星を伝って
 砂のないヨナモに届く」って、

 聞いたけど「見事に返品代払って ...
鳥の羽根が

片方だけ大きくなって墜落

もつれながら

羽根はまだ互いを罵りあっている

足だけがあがいたが

もはや空には戻れなかった
シロクマの
故郷と隔たるところに
わたしは住んで
いて

シロクマの故郷と
隔たらぬところに
わたしは住んで
いる



ニホンオオカミが
絶えてしまった時代に
わ ...
制服を仕立てにいくと言って
行ってしまった

トイレや脱衣所の扉が
足音に反応して閉められる
ほろにがい痛みをともなう
(バタン、カチャ
ちゃんと閉めなさい、なんて
言ってたのは
い ...
     しっとりと触れた手が濡れるのは初めてではないと思い、
     しっとりと崩れた顔中は歌を唄い始めるのだと唄歌い。

                 僕は僕たちは人形なので、
   ...
予め与えれた吃音
それは
メタファー
家族というテーマ

女王の君臨
飛躍して捕まれば死が待つだけ
砂漠だ
何処も彼処も砂漠だ
「ワトソン君」と
余計なことをせず
電話ボックス ...
リビングでテレビ観てる日曜正午
蜂!
ブンブンブン
妹はキャーキャー叫んでる
母親
「2回刺されたら死ぬんだよねぇ」
とか
いきなり言い出す
親父がひょっこり現れて
「出たり入ったり ...
           作者を眠らせ/この頁の余白に/雪が降り積む

































...
あなたのいない春は{ルビ十九=じゅうく}年ぶりです蒲公英も{ルビ白詰草=クローバー}も{ルビ喪色=くろ} せめて檀れいくらいに可愛かったら
手をつなごう、とあなたにお願いできるんだろうな
せめて檀れいくらいに可愛かったら
振り向きざまにウィンクをしても決まるんだろうな
せめて檀れいくらいに可愛かっ ...
手近な男とくっついちゃって
あたしもヤキがまわったかなあと
それが照れ隠しなのは
彼女の顔を見たらわかる

手近な言葉
ありふれた言葉
黒板消しで拭くたびに
私の屋根に白いチョークの粉 ...
 目ざめのワルツ(ショパンのワルツに合わせ}

目覚めれば清き
朝は明けて
窓の外には陽がさして
急いで階段おりてゆき
妻は目覚めずうたたねて

僕がパンとコーヒーを
準備して待つ食 ...
歩道橋の上で つまらなそうに
黒い帽子の ミスター・クロウ
放課後の 車行き交う上で
舌打ちもせずに 空を睨んでる

そこはまだ低いんだね
高く飛べることを知っているから



...
わたしの体はわたしのものなのか

わたしがわたしのなかの
血液を流しているわけではないし

まして心臓を動かしているわけでもない


けれど痛い



大切にするフリをしている ...
三月になったらアイツが帰ってきた
どんなにこっそりと帰ってきても
私の鼻はおまえを嗅ぎつける

ハークション!

うわっ 花粉が飛んでる
しかもPM2.5と黄砂という
チャイナの友 ...
地中深く眠る鉱石を
掘り出して
パカッと割ったら
紫色の透明な石が詰まっていた

その美しい紫の石は
小さく小さく刻まれて
首飾りや指輪に加工されて
世界中の女性たちを飾っている

...
冬の空星を探して歩く君触れ合う肩にとまどう私

大切な人を静かに想うとき心の奥がほんわか{ルビ温=ぬく}い

抱き合ってキスをするたび加速する恋の温度と二人の距離と

ただ甘く咬みつくよう ...
開かれない自己はどうしようもなく破綻していくもので 開かれた己の身体に降り注ぐ沢山の友情と 言語を共有していても流れを共有できない 同輩たちの繊細な流れを察知し乍ら手を差し伸べるだけの愛が足りない 愛 ... 大学生になったら
合コン行こう!イェーイ!
彼女を作ろう!イェーイ!
鍋パをしよう!イェーイ!

もちろん彼女が出来ても
可愛い女の子いたら狙いにいきますよ!
ズンズンズンズン狙いにいき ...
はらりと咲く 丘の上に 置いた花びら
ぽろりと泣く 雨だれの音が 響く度に

切なくなるの
追い駆けたいの

らくだが 目の前を 横切って
ここは砂漠なのです と 泣くから
...
明日への鍵を探して
歩いた
道の上を歩いた
どこにも 何もなかったが

それは本当に昔のこと
庭で 寝ていた 昔のこと
白い靴を洗って
日を体に浴びていた頃のこと

誰もが自分 ...
わかれのうた

お別れの準備をしている 心ではもうすぐだって気付いてても
何食わぬ顔で会える友達 何だかちょっと不思議な気分だな

こんなの僕には似合わないな 鏡の前に立って練習している
...
海の水をふるい落として
陸にかたむいた者たちが

熱にかわいて
石くれにうずもれていく

やがて誰かに掘り出されるまで
かれらは 海の夢を見ている

かれらの
海の後遺症は消えない ...
怪しげな
笑みを浮かべる
CEOに
似てるだなんて

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日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
首の短いキリンに傘をさす北大路京介自由詩514/3/4 22:55
アンネの日記吉岡ペペロ自由詩214/3/4 21:57
クララのしあわせ自由詩114/3/4 21:49
土葬志願ichiro...自由詩8*14/3/4 21:47
ハニィ結弦花形新次自由詩014/3/4 21:45
1号車の思いなしichiro...自由詩5*14/3/4 21:01
星のポリスなけま、たへ...自由詩014/3/4 20:07
墜落フユナ自由詩5*14/3/4 19:01
さまよう息吹千波 一也自由詩514/3/4 18:01
卒業佐野権太自由詩8*14/3/4 17:59
人形劇を見たいと痛みを着、行ょ銀になけま、たへ...自由詩3*14/3/4 17:48
プリペイド・ビーゴースト(無...自由詩4*14/3/4 17:23
リビングに蜂自由詩2*14/3/4 17:22
いちめんハァモニィベ...自由詩1+*14/3/4 15:41
私の白い犬へあかりんこ短歌114/3/4 15:39
せめて檀れいくらいに可愛かったら伊織自由詩4+*14/3/4 12:46
春という字【詩人サークル群青三月の課題「春」への提出作品】そらの珊瑚自由詩17+*14/3/4 12:36
めざめのワルツ生田 稔自由詩314/3/4 12:28
空が飛べるんだね ミスター・クロウクナリ自由詩5*14/3/4 11:37
弓夜自由詩5*14/3/4 10:39
【 帰ってきたアイツ 】泡沫恋歌自由詩8*14/3/4 10:08
【 アメジスト 】自由詩8+*14/3/4 10:01
恋する気持ち 〜Love in a mist〜未有花短歌12*14/3/4 9:24
twitter葉leaf自由詩014/3/4 4:43
終電、なくなっちゃった……北橋勇輝自由詩014/3/4 3:22
蜃気楼藤鈴呼自由詩014/3/4 1:58
人は心を失って番田 自由詩114/3/4 1:57
わかれのうたitukam...自由詩1*14/3/4 1:16
海のイメージ I(2014.3)新嶋樹自由詩214/3/4 0:25
ビットコイン短歌1花形新次短歌014/3/4 0:22

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