謂わば花

語らば蝶の

どんぶり勘定
言葉や想いはどこへ行くのだろう
風と共に消えてしまうのか
それとも人と同じように
行き先のない旅をして
いつか自分の元へ帰ってくるのかな

そして旅を終えた言葉達は
きっと今までよりも ...
ほの白き布に付けたるふた色の花の模様もいと床し

コサージュの部屋のもようのただ中に座しし二人のクリスチャン

妻描きし西洋風の水彩に目を離さずに見ておりしかも

吾ははた人にありせば何人 ...
ねえもういやなのよ
脂の匂いでたるんだ男どもの顔と
画面の中のかわいらしいみんなを見比べる毎日は
世の中をこんな風にしたのは一体誰
いくら泡のような微笑みで満ちていても
私をぶつ手の感触が本 ...
疲れ果てて帰ると
男がにゃんにゃん擦り寄ってくる
うざー という顔をすると
男は しゅーん と窄まる

テーブルの上に包み紙
白い皿に茶色いパンのヘタ
とっておきだったのに
あたしのカ ...
満タンの花鳥風月 信長の腕に巻きたし『LOREX』を 昼の憩いは赤弁

おかずは
ちょっぴりずつ
いろんな種類で 
いろんな味で
刺激的

昼のニュースはどんよりしてて
退屈だから

やっぱり赤弁がいい

好きです
大好きです ...
さむらごうちの
何がいけないって
シャクレてるのが
いけないに
決まってんだろ(怒)!
それ以外は
特に不満はありません

ちょっと待てよ
ひょっとすると
シャクレも嘘か?

...
耳を塞いでいたくて
自分にウソをついた
もうがんばれないと
気を奮い立たせれば
本当は立ち上がれる
そんな気はしてたけど

目を背けたくて
自分を見捨てた
ダメなやつだと
気力振り ...
梅東風の薫りダウンに沁みる頃


春の雨そのままでいい山野草


蝋梅のひと枝を待つ花瓶あり


こどもらの声のちらほら春淡し


立春の日を越えなおも北の国


まだ若 ...
シャンプーの香も新しく杏色


わたくしもかつては二歳花苺


イヌフグリ地球の色と同じ花


馬の仔の二度と座れぬ青い土


山開き木苺の花飛び起きぬ


水ぬるみ無洗 ...
お隣の家の門から沈丁花


雲雀東風初めて背負うランドセル


桜東風あちらこちらでスマフォデビュー


遠足の菓子五百円までの頃


北窓のカーテン揺れる平和かな


...
如月草をご存知ですか

たとえばそれは
荒野をわたる風のなか
ささやかに
桃いろに
揺られています

如月草をご存知ですか

たとえばそれは
星座をたどる指のさき
あやふや ...
崩落したコンクリート構造物には異型鉄筋が露出し錆びついている
圧縮されたすべてのものがついに限界を迎え
一瞬にして広大な大気圏の天辺に分厚い雲が浮かび
ゆがんだ紫色の空間から雨が降り出した
得 ...
それも罵りあうのが仕事なんだろ
地獄の袂を分け与えたつり橋
往々にしてキツすぎる感受性が飛ばされていくって?
思いやりのかけらも感じさせないくそ婆から思いやることを学んだんだ
足元 ...
 今日の仕事(ある日の喫茶店)

午前中客が多かった
コ―ヒー20杯
ちょっとてんてこ舞い

午後は客が少なく
女の子の言うには
ある日の喫茶店という詩を作ったらと

帰り路は陽が ...
雨はなぜ私をすり抜けていくのか
そんなことを考えながら歩いている
死者を飛び越える猫のように
あるいは歩きはじめた老人のように
それは古寺へと続く苔生した山道であり
田植えが終わったばかりの ...
笑っている花瓶を床に叩きつけて
彼女の一日は始まる
すでに夕陽へのカウントダウンを始めながら
鼻歌交じりで自慢の髪に火をつける
深海魚の庭園から響いてくるベルの音
聞こえないふりをしないと食 ...
ある日窓から花を投げた
あのひとが受け取ってくちびるに寄せてから
あのひとが好きになった 恋をした
みずいろの花 むらさきの花 そしてあかい花
あのひとはすべて受け取ってそっと胸にしまった
...
今日は姪っ子と詩人の誕生日
姪っ子は一歳 詩人は何歳だったかな・・
時々 神と繋がっているはずだから 脳の杖は黄金の如意棒
だから 私たちを唸らせるんだ
生まれ持った持たされた才能に違いない
...
              140219


今朝も眼が痛い
眼科医処方点眼薬を差す
日に4度差すんだよ
方形の空からは
青空さえのぞき込み
眼の中に乾いた粉を振り込むんだ
部屋代を ...
大根役者と呼ばれているが色が白いと勘違い 電光石火でモグラを叩きモグラキラーと呼ばれたい オレの彼女の可愛さ異常だけどまわりは気づかない くたばって思い出し笑い 負けるもんか卵でとじる 捨てた故郷に花を植える o

基本的に大雑把
でもそれもおおらかと許して
基本的に物は出しっぱなし
脱ぎっぱなしの靴下
ベッドの上には漫画が壁をつくる
机の上はいつだって戦争状態
でも案外物の位置は覚えている ...
道をほると
どんどんとほると
一体なにがあるのかとのぞきこんだ
黒々とした土の中に
なにがあるのかと期待した

ユンボでかきだされる黒い土は
内臓のようにみせてやっぱり土だった

そ ...
陽が暮れるまで
はしゃぎ続けた
今も空は茜色
孤独の中で

陽が暮れるまで
煌めき続けた
今も夢はあの彼方
孤独の中で

陽が暮れるまで
書き続けた
今も紙は白いまま
孤独の ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
人生くうに川柳014/2/19 22:35
行き先のない旅リィ自由詩2*14/2/19 22:21
コサージュ生田 稔短歌214/2/19 22:13
ある退職届に書かれていた文章Neutra...自由詩6*14/2/19 21:44
自分磨き♪藤原絵理子自由詩314/2/19 21:32
残留思念鉄原 鉄教短歌0*14/2/19 20:42
赤弁の食卓ichiro...自由詩1*14/2/19 20:22
シャクレごうち花形新次自由詩0*14/2/19 19:50
私の病巣森川美咲自由詩2*14/2/19 18:43
春「オオイヌフグリ」 (一〇句)もっぷ俳句1*14/2/19 18:10
春「杏色」 (一〇句)俳句1*14/2/19 18:09
春「北窓のカーテン」 (一〇句)俳句3*14/2/19 18:08
如月草千波 一也自由詩314/2/19 17:53
山人自由詩6*14/2/19 17:06
鬼伝説アラガイs自由詩2*14/2/19 15:30
 今日の仕事(4)生田 稔自由詩114/2/19 14:40
饒舌な散歩自由詩1014/2/19 14:06
はやにえ自由詩314/2/19 14:04
花ぬすびと石瀬琳々自由詩12*14/2/19 13:19
姪っ子と詩人の誕生日朝焼彩茜色自由詩11*14/2/19 12:59
ドライアイあおば自由詩5*14/2/19 12:58
大根役者と呼ばれているが色が白いと勘違い【都々逸】北大路京介伝統定型各...414/2/19 10:25
電光石火でモグラを叩きモグラキラーと呼ばれたい【都々逸】伝統定型各...214/2/19 10:25
オレの彼女の可愛さ異常だけどまわりは気づかない【都々逸】伝統定型各...214/2/19 10:24
くたばって思い出し笑い自由詩214/2/19 10:23
負けるもんか卵でとじる自由詩914/2/19 10:23
捨てた故郷に花を植える自由詩214/2/19 10:23
oitukam...自由詩2*14/2/19 9:52
ちきゅうの内臓朧月自由詩1014/2/19 9:33
陽が暮れた空ムウ自由詩314/2/19 7:17

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