新緑の街道が雨にぬれている
雲からのひかりで
アスファルトが白くなっている
花の色だけが痛い
新緑の街道が雨にぬれている
こころや自然や霊的なものに
アンテナを ...
Kとのみ名乗るおとこがいた
足の下の、10インチ四方のみ
そこにKは立っている
立ったまま眠り
一本のペン
一枚の紙切れ
夢を綴った
そこにのみ意味があるかのように
不本意にもKは ...
気まぐれな嵐は
ときおり吹き荒れて
数え切れないほど
散り始める
桜の花びらが
舞い落ちては
ゆったりと流れる
どこかの運河の水面を
どこまでも薄紅色に
染めるように
この春は過ぎ ...
蛇口から
ゆっくりと
こぼれて
おちる
透明で
ふくよかな
水の
躍動よ
掌を
舟 ...
ぼくら、たがいに言葉もなく
薄っすらと曇った空のした
だだっ広い荒野を切り裂くような
一本の道を歩き続けた
おんぼろの靴がいつまでもつかと心配だったけど
気にしたとこ ...
俺はこのどでかい建物の中で書類をいじくり
何か血なまぐさい争いでも起きるのではないかと期待していた
人と人とが心底憎み合うような
湿った命同士の争いを待っていた
ところがこのどでかい建物には
...
特に娯楽の
多いわけではない
田舎の夜を
バイクが十数台
直線さえ少なかろう
遅れて五分
めんどくさそうに
追いかけるパトカーから流れる
棒読みの警告
「止まりなさい」
サ ...
公園の桜は葉がそろった
イモ虫は蛹を破り
羽根をのばして
眩しい空の光をめざす
遠いうしろで電車ごっこの子供たち
運転手は僕だ!と叫ぶ子に
皆は、ずるい、ず ...
交差点で赤信号待つ間
2秒ほどポコチンを出す
JKに見られたらヤバイので
40代主婦がいるときを狙う
40代主婦なら
呆れられるか
興味を持たれるか
いずれにしても
必ず無傷で終えるこ ...
どうしてそんなに、大きなお口なの?
赤いずきんの少女は尋ねた。
それは至極妥当な疑問だった。
ペローならば、ぺろっとイカレ、グリムなら助かる運命の、幼気(いたいけ)な少女を、だが、もっとハルカニ ...
・0次元/
位置だけの、目に見えない〈点〉
絶対座標の位置だけが明確な〈 〉
ドコニと問えばはっきりとココニと答える
でも、姿は見えぬ
片思いの世界
・二重螺旋/
反平行の真逆な ...
【昼間の星】
こんにちは 昼間の星々
雲の姿は無いというのに、私たちには お互いの姿すら見えない
腐りやすい私たちのこの身体よりも もっと高い深みに
あなたと私の心 ...
―あのね〜、お母さん!
今日ね、お弁当の時間にね、
ちーちゃんが一人で笑い出したの。
だから「どうして笑っているの?」って訊いたら
「分からない」って。
それでもちーち ...
泣いちゃいけないよ
って言わないで
俯いちゃいけないよ
って言わないで
言ってくれないから
泣いている
言ってくれないから
俯いている
雨降りお天気は
きょうもお元気
街に ...
今日は お天気
くるまで おでかけ
するひとたちに
おいしいお食事
つくってあげるの
ポテト ハンバーガー
サラダ dadada
ゼリーに ナッツのせて
笑顔だよ!いつも
...
パンジーの隣に
スィートアリッサムを植えようとして
移植ごてを手に
しゃがんでいた
視界をよぎる小さなプリズム
見上げれば
空はどこまでも青く
あたたかくなりましたね
本当 ...
楽しさは
長い時の間に流れていく
今が濃縮し
一つの一つの細かい瞬間を 忘れさせる
本当に明日になったらまた会うことになるんだろうか
不信な音が鳴っているのに小さく耳を塞いだ
まだまだ ...
原潜のエンジン音や蜆取
The sweetest day 毛虫焼く臭い
レガッタやダブルスカルの元夫婦
鳴らないケータイだいじに持って蛍烏賊
花曇りに君という器がない
さみしいと言えぬ口が春の歌
「<色°彩、のサラダ•〆」
赤く、冷たい皮膜に(宛てられたお
手紙(種を潰したトマトで染めたワ
ンピースに袖を通すパセリの少女が
毎日水をあげて大きくなった檸檬の
葉 ...
町が痛いの、知らない風が吹いている
出てゆけって聴こえる
おまえの居場所じゃないぞって
いま、一人で泣いてる
死にたい気持ちが少しある
、紫色のスターチスを3本買ったよ
喜びはすぐ目の前に広がっているというのに、
いつもその手前で足を挫いている。
先を急ぐばかりに、目の前の数々の小石に躓き、
自ら輝きを彼方に遠ざけてしまう。
若気の至りなどという言葉は ...
サファイアは 青だと
ずっと 信じ込んで 来たけれど
赤いサファイアが 貴重だと聞いて
何となく 興味を 抱いた
あれ? ピンクサファイアだったかな?
そんな アーティストが いた ...
その日 空は折れ曲がっていた
梯子の上ではくたびれた猫が
真昼の光を嫌になるほど浴びていたし
グラスに注いだ麦茶は埃を被りつつあった
忘れ物はのこさ ...
君が
君の石を置く
世界が君色に変わる
僕が
僕の石を置く
世界が僕色に変わる
きっぱりとした君の白
雪の淡いと
僕の
空を模したブルー
交互に
わかり合って
分か ...
140427
ありふれた幸運
逆様に見えた世界
ありさまと名づけたい日々の光景
踊り狂う姿は若さの象徴なんて
陳腐な台詞を繰り返し吐く訓練に飽き
モダンな都市の郊外 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
花の色
吉岡ペペロ
自由詩
2
14/4/30 22:29
「群青」課題詩 「嵐に浚われた男」
木原東子
自由詩
8*
14/4/30 22:28
小さな春のタチェット
りゅうのあく...
自由詩
16*
14/4/30 21:58
目よ見よ見えない言の花
ただのみきや
自由詩
20*
14/4/30 21:50
On The Road Again ( new classi ...
ホロウ・シカ...
自由詩
2*
14/4/30 18:42
水物厳禁
葉leaf
自由詩
3
14/4/30 18:33
日めくり
Seia
自由詩
0
14/4/30 17:41
境界線まで
游月 昭
自由詩
2*
14/4/30 17:34
40代主婦向けの軽微な犯罪
花形新次
自由詩
0
14/4/30 16:38
赤から青のメルヘン
ハァモニィベ...
自由詩
4*
14/4/30 16:08
存在可能な別セカイ
〃
自由詩
1*
14/4/30 16:08
うるわしの赤を求めて オムニバス
るるりら
携帯写真+...
12+*
14/4/30 15:48
八本のダフォディル
夏美かをる
自由詩
17*
14/4/30 13:44
街
もっぷ
自由詩
3
14/4/30 13:12
おしごと
御飯できた代
自由詩
0
14/4/30 12:57
シャボン玉
Lucy
自由詩
13*
14/4/29 22:36
よく話したっけ
加藤
自由詩
3*
14/4/28 2:40
原潜のエンジン音や蜆取
北大路京介
俳句
1
14/4/27 18:37
The sweetest day 毛虫焼く臭い
〃
俳句
0
14/4/27 18:37
レガッタやダブルスカルの元夫婦
〃
俳句
0
14/4/27 18:37
鳴らないケータイだいじに持って蛍烏賊
〃
自由詩
3
14/4/27 18:36
花曇りに君という器がない
〃
自由詩
2
14/4/27 18:36
さみしいと言えぬ口が春の歌
〃
自由詩
6
14/4/27 18:35
<色°彩、のサラダ•〆
赤青黄
自由詩
1*
14/4/27 17:08
3本
もっぷ
携帯写真+...
4
14/4/27 16:32
自己嫌悪
ヒヤシンス
自由詩
5*
14/4/27 16:15
プラブレ
藤鈴呼
自由詩
1*
14/4/27 13:35
折れ曲がった空に
草野春心
自由詩
4
14/4/27 10:51
オセロ
uminek...
自由詩
8*
14/4/27 9:55
考察
あおば
自由詩
7*
14/4/27 9:26
2300
2301
2302
2303
2304
2305
2306
2307
2308
2309
2310
2311
2312
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2329
2330
2331
2332
2333
2334
2335
2336
2337
2338
2339
2340
加筆訂正:
目よ見よ見えない言の花
/
ただのみきや
[14/4/30 22:00]
間違いを修正しました。
<色°彩、のサラダ•〆
/
赤青黄
[14/4/30 19:43]
フォントがうまくいかないので少しだけ形を変えました。また、誤記の部分を訂正しました。読んでくださったかた申し訳ありません。
6.02sec.