目覚めたばかりの目から
不意に落とされた 心は
静かに立っている 床の上にある 僕は
ぼんやりと思いのままに立たされている
そして僕は立っている そこに
海の 波が光った そこにいるこ ...
確かな思いがあるわけじゃなかった
行きたい場所などとくべつなかった
ぼくがそれをやりたいわけは
ぼくがそれをやりたいわけは
教会の階段に座って、ブルース・ハープを吹いて ...
さわやかな朝に
無愛想なカッターナイフ
笑いながら手首を切ると
色とりどりのビーズがこぼれ落ちて
アタシは嫌でも
自分がコンビニだと思い知らされる
だから意地でも口紅は塗らない
薄利多売 ...
夜中
息をひそめて
折りたたんだ気持をひろげていく
広げきったら折りたたみ
わたしが
きのうのまま
朝を迎える
ふと海の中に潜ってみた
だんだんと景色が変わって
青から少しずつ暗くなり
やがて自分さえ見えなくなった
だけど不思議と落ち着いていられる
このまま眠ってしまいたいと
目を閉じた
僕 ...
街は華やいだイルミネーションが踊ってる
コートの襟をたてた一瞬
あたしのぬくもりのなかに
あなたの香りが溶けているのを確かめる
意地悪な冷たい風が
言わせるセリフ
「あなた ...
ほんとうに「優」れているものは
「優」しさが、宿っています。
そうして「優」しい人というのは
どこか「憂」いている「人」です。
じぃ…と「優」を視ていると
(百の愛を身ごもる人)の、微笑 ...
ビョウと突き刺す風越しに
ふと目に止まる時のうねりが
凄凄とした瞑色に身悶え―――
{ルビ弥立=いよだ}つ躰と裏腹に
凝らした眸に{ルビ赫=かがよ}う影は
象牙の塔に ...
親の愛は一方通行
親の愛は報われない
親の愛は狂気
親の愛は空気
親の愛は無償の愛
親はあくびをしたとき
人間的である
10代の頃は自分と世界とはあまりにもかけ離れていた。
自分と世界を結ぶのは感情の高まりだけだった。
しかし大人になると自分と世界は信じられないぐらいに密接する。
それは世界を包み込め ...
十代でメダリストになれれば
それに越したことないけど
まだまだこれからが長いんだから
今回は良い経験になったと
考えればいいんじゃないかな
サラちゃんが30歳くらいになったとき
僕らは ...
取り乱したいくらい不安で辛いお別れなのに
この悲しさより出会えたことの喜びのほうが
よっぽど大きいことだよね なんて
悟りたくなかったよ
今夜笑顔でなんか
いたくないんだ
本当は
ああ、これコピーしといて、ついでに死ね
必ず最後に死ねと言う職場の先輩に
自分はただニタニタしながら、はい、と答える
おい、オマエお昼一緒に食べようぜ、ついでに死ね
はい、いいですね、よろ ...
悲しくても
こうして
生きている
まだ希望を
捨ててないから?
いや
昨日の幸せを
まだ
覚えているから
モテるやつからホームラン打ったのになにも変わらなかったあの夏
たかじんのいない二月の北新地
ジプシーが夜明けを告げて春氷
子を寝かしてから泣く予定
ガラス越しに驚かされた人に驚いた
夢をつかんだ手が人を傷つけた
待って
行かないで
身勝手なのは
わかってる
でも
貴方が居なくなることを
私がどんなに耐えられないか
本当には
知らないでしょう?
それを知ってから
決めても
遅く ...
それからも
春は繰り返す
ゆがむ 水の記憶の上に
橋 畦道 雑木林
学校 郵便局 診療所
ヤチブキ
エンレイソウ
カタクリ
エゾエンゴサク
プリズムのフレームに
予め切 ...
恨み言を 愚痴るなら
心を 整えてからが 良い
応援して 欲しいなら
素直に 助けを 求めれば 良い
ぐちぐち ねちねち ねばっこく
貴方の 心は 納豆ですか
...
夕暮れの少し前の空が
薄桃色に発光している
家々の壁も
屋根の雪も
空にはまだ白い月
解き放たれた風船のように
心細げに浮かんでいる
さっきはビルの上にいたのに
おとなりの
...
窓辺から春の風はまだ来ない
両開きの窓は閉じられたまま
白いカーテン越しに外を見る
春の風は春の香りを運ぶのだ
春の風は春の妖精が運ぶのだ
春の風は花の香りに満ち溢る
眩い光の十字 ...
「ある」
どん底じゃないと思う
まだジャンが居る
お米と部屋が、ある
夜、寒い空、通りの電灯が私の肩を叩く。
「お一人ですか」
道に捨てられた日記に書かれた言葉
唇
風
匂い
青
秒針が心音と共鳴 ...
水に編まれた者たちは
銀の縛りを解きたく
銀の向こうの
金色を請う
その
或る種の隷属がもたらす
透明な階級
整い過ぎた軋轢を
整え切れぬまま
王冠は
かろうじて
霧の中 ...
花が草が虫が獣が 生国を知っている
潤いがたちこめて 生き物たちを通わせるのです。
人間のしでかす すべてのことは隙間だらけ
人の皮膚の隙間という隙間を ふるふると震わせる霧
穴ぼこ ...
水を張った洗面器
顔を沈める姉
ストップウォッチを押す弟
呆れて素通りする母
あくびをする猫
どれだけ息を止めていられるか
平凡な家庭のちゃぶ台の上で
流行ったのは
危険な遊戯
...
日付順文書リスト
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埼京線の中で書いた詩
番田
自由詩
0
14/2/13 0:56
ぼくがそれをやりたいわけは
ホロウ・シカ...
自由詩
2*
14/2/13 0:48
朝の思考α
无
自由詩
5
14/2/13 0:29
冬
はるな
自由詩
8
14/2/13 0:16
海底
リィ
自由詩
1*
14/2/12 23:18
さよなら
藤原絵理子
自由詩
2*
14/2/12 23:06
「優」
服部 剛
自由詩
8+*
14/2/12 22:47
悠 遠
朱雀
自由詩
1*
14/2/12 22:45
親
ichiro...
自由詩
1*
14/2/12 22:41
今宵の月は丸く、風は冷たい
文字綴り屋 ...
自由詩
0
14/2/12 22:35
サラちゃんへ
花形新次
自由詩
2*
14/2/12 22:29
本音
森川美咲
自由詩
0*
14/2/12 22:20
麻酔
いぬぐす
自由詩
7*
14/2/12 22:08
理由
森川美咲
自由詩
1*
14/2/12 22:04
モテるやつからホームラン打ったのになにも変わらなかったあの夏
北大路京介
短歌
4
14/2/12 21:50
たかじんのいない二月の北新地
〃
俳句
3
14/2/12 21:50
ジプシーが夜明けを告げて春氷
〃
俳句
1
14/2/12 21:49
子を寝かしてから泣く予定
〃
自由詩
8
14/2/12 21:49
ガラス越しに驚かされた人に驚いた
〃
自由詩
2
14/2/12 21:48
夢をつかんだ手が人を傷つけた
〃
自由詩
4
14/2/12 21:48
追い縋る
森川美咲
自由詩
1*
14/2/12 21:28
水の村 Ⅰ
Lucy
自由詩
13*
14/2/12 19:59
ビーズ・レシピ
藤鈴呼
自由詩
1*
14/2/12 19:36
帰り道
Lucy
自由詩
10*
14/2/12 19:20
春は窓辺から・・・
tamami
自由詩
10
14/2/12 18:54
_
もっぷ
自由詩
6*
14/2/12 13:18
「お一人ですか」
宇野康平
自由詩
1
14/2/12 12:02
水の冠
千波 一也
自由詩
0
14/2/12 11:51
【霧】生国
るるりら
自由詩
20*
14/2/12 9:36
危険な遊戯
そらの珊瑚
自由詩
17*
14/2/12 9:16
2321
2322
2323
2324
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5.2sec.