窓をあけるように
テレビをつける

人に会うように
ネットをつなげる

手紙をかくように
独りをつづる

扉をあけるように
脳ミソひらく



いくら開いても
広 ...
ほほなぜる風のささやき春浅し





手のむこう雲は流れる二月かな





ふりかえる 映すあおぞら春の道
生まれてくるときはひとり
死ぬときもひとり

だけど
笑うのも
泣くのも
怒るのも
ひとりではできないのが不思議

そして
笑ったり
泣いたり
怒ったりしないと
...
お喋りして良いかしら
もしもある女性が心は男性だったとして
でも同時によ
同性愛者だったとして
男性を愛したとする
すると
そとからみれば普通の異性愛者と見えるでしょう?


北 ...
さめたみそ汁

水たまり

霞や雲が

大人しく降る


風に運ばれ

光に刺激され

歴史の束の間

毒をおびる


ああ、黙っていたら

損をするなんて
...
もう会わない人が夢にあらわれて息子と夫に背を向けている




初恋は夫なんです本当に誰に言い訳しているのやら




日曜日夫のてづくりおにぎりを大きな口で子と食べる ...

あちこちゆらゆらゆれるしろがね
原っぱで ぽつんとひとりそよぐ
手の中のまるみをおびた小石が
ほんのりあたたかい
地面の土は黒く底はなく
白い息 宙へ解ける明滅
山脈の稜線の縁は ...
どうやったら振り向かせられるか解らなくて

戻ってきてよ
戻ってきてよ

それしか呪文のように
出る言葉はなくて
だけど
打てる文字も
伝えたい気持ちも
天の邪鬼だから
僕は本音 ...
あの季節
自分のからだから、言葉がはがれ落ちてくのを
見てた

のりに浸した活字みたいに薄い
僕のなけなしのロマンチックを
きみの目がやさしくピンセットで
やわらかな原稿用紙に押さえつけ ...
昔の日もらいし歌の一首をば失いにけり惜しからざらめ

いまも妻傍らにありすやすやと何を夢見る寝床にありて
私の中に言葉がやってくると

私はつい沈黙してしまいます

・・・私、詩人なんです

馬鹿馬鹿しい事に



私だってジャニーズが好きです

特に、亀梨君が好きです

真面 ...
君がまだ雪の原にいる頃
わたしはあおい花に挨拶
こんなに違うね
いま君がいる国と
でも今日も君の声が届いた
おやすみなさい
おやすみなさい
声だけの君に
おはよう
おはよう
朝のメ ...
西側の二脚の椅子に
座っていた
子らは
ふくふくと育ち
ようようと三月へと出かけていった

つながったひとつのベンチに
結果 残されたようになった
夫婦は
横に座って
同じ景色を眺 ...
 瞳


二月の白い雨の中
何もかもが凍りついた冬日
畦の匂いさへ凍りついたまま
も吉は冷たい闇の中で
いつもの道を見失ってしまった
今日はどうしても
まっすぐ歩けない

も吉を ...
チチアンのヴェヌスもの倦く横たはり 街道に花の夢みる晩冬に
ラムコーヒーにひと夜明かしつ
大学生になってCDプレイヤーを買った。私が主に聞いたのはバッハやモーツァルトなどのクラシックだった。勉強に疲れた夜中、部屋を真っ暗にして目を閉じて音楽だけを聴いていると、まるで自分がどこでもない場所に ... {引用=

「カスタネットを叩く小さな手が、乾いた音を空間に弾かせて赤と青のあわいにある星を見つけようとする。白眼は青みがかっていて世界中の秘密を引き連れてまだ秘密を作ろうとしてい ...
  かなしい歌をつれて、
  春風がきみの頬をさわるとき
  ひとびとのささやきは町を彩り
  光が、もの静かな雨のように靴に落ちる
  白い花の影がひとつ、心のなかに揺れている
  ...
詩をつくるとき、「大きさ」を意識しているだろうか?
私の場合、心の大きさなどは考えることはあるけれど、
ことさら「大きさ」をテーマにしない限り
物の大きさを考えることはあまりない。

さて「 ...
ある聖夜ふと訪ひし教会に
聖誕のミサいかしくも
執り行へり鐘や鳴りつつ
我は信徒にあらねども
珍しければ連なりて
慣れぬ祈祷にしばし参じぬ
司祭は儀式進めたり
謝祷交はして会堂の
時説 ...
あなたが とても有名な
シェフなんだって ことは 知ってる
でもね アタシ
スイーツが 大好きなの

月曜日は なすカレー
火曜日は ひきにくカレー
水曜日までは 楽しめたわ ...
今昔の犠牲
なぜ腹筋が

ビネー検査の賜物
なぜ腹筋が

TOMATOの発声
なぜ腹筋が

絡まる兄さん
なぜ腹筋が

額ずいて常夏
なぜ腹筋が

やんごとなきリズム
...
正しいとか間違っているとか
分からなくって半信半疑の中で
動いてる

分岐点の上に立たされて
地図も無くって地平線の彼方は
動いてる

1つ欠けてるジグソーパズルは
スライド式って未 ...
出来るでしょうか
目に見えない心を磨くことなど
出来るでしょうか
形のないものを磨くことが

かつてある食品会社が
「水を磨く」と言いました
大河の水は汚れています
池の水も汚れて ...
脳髄の軋むリズムが鼓動とリンクするので、心中に欠陥があるのだと気づいた朝早く、曇りがちな空に君臨する鴉は、街のずっと向こう、やってくる朝日を誰よりも早く眺めていた…ベルトコンベアーに乗っかっている ... 彼は私の事が好きだと思ふ

夕方彼の後ろに確かに居た

タレソカレ

彼の影は彼だ

だのに

影の彼は私に違ひなゐ
闘牛やパコ・デ・ルシアの薬指 メタリカのフロントマンや雉の声 雨のNoisy負け
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
窓を開くシホ.N自由詩214/2/27 18:40
二月こしごえ俳句1*14/2/27 15:20
その間だけでも小原あき自由詩6*14/2/27 14:34
サークル「群青」 課題「紫」 『赤と青の間』木原東子自由詩7*14/2/27 14:12
天気予報吉岡ペペロ自由詩414/2/27 13:35
初恋小原あき短歌4*14/2/27 13:19
芒野原こしごえ自由詩3*14/2/27 13:15
となえられない呪文最都 優自由詩014/2/27 13:10
ポエムユッカ自由詩614/2/27 12:44
妻の歌生田 稔短歌314/2/27 9:32
詩人女子yamada...自由詩514/2/27 9:28
ちいさな物語もっぷ自由詩314/2/27 8:32
二月は未来を調整しますそらの珊瑚自由詩17*14/2/27 8:25
北の亡者/Again 2014如月〜皐月たま自由詩25*14/2/27 8:12
美神織部桐二郎俳句014/2/27 7:35
望春短歌014/2/27 7:29
音楽葉leaf自由詩114/2/27 5:47
星野屑子の冒険手乗川文鳥自由詩8*14/2/27 1:33
春の歌草野春心自由詩614/2/27 0:59
「大きさ」という視点殿上 童おすすめリ...9*14/2/27 0:47
聖誕祭織部桐二郎自由詩2*14/2/27 0:43
カレーライス藤鈴呼自由詩0*14/2/27 0:21
ニューエイジ(2014.2)新嶋樹自由詩114/2/26 23:18
動くムウ自由詩114/2/26 23:04
磨くイナエ自由詩22*14/2/26 22:45
鴉は生産工程を嗤うホロウ・シカ...自由詩014/2/26 22:43
遠影ウィメンズデ...自由詩114/2/26 22:35
闘牛やパコ・デ・ルシアの薬指北大路京介俳句314/2/26 21:35
メタリカのフロントマンや雉の声俳句114/2/26 21:34
雨のNoisy負け自由詩014/2/26 21:34

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