どうして
コンクリートで
庭の地面を覆うのでしょう
芽生えようとしていた希望が
誰にも知られず
腐敗してしまったことなど 
コンクリートは
教えてくれません
腐る。
ギリギリのところで
なんとか持ちこたえている
としたら
死がとても怖い
かくれんぼしていて
うっかり見つけてしまった
小鳥の死骸にうごめいていたうじむし
その卵が
この空気中 ...
懐かしい、温かな風は
もういない


はしゃいでも、ひとり
つくろっても、ひとり

つぶやくほどに、
黙り込むほどに。


嘆いたら、塞いだら
すくわれる、かな

...
メリットがあれば
デメリットがあるのは
当たり前で繋がっている
毎日はそんな繰り返しで
成り立ってる

幸か不幸なんて
指で弾かれたコイン
常にハーフ&ハーフ
毎日はそんな繰り返しで ...
町のすみからすみをみわたす丘で
星をみてた

つぎはいつであえるの
ぼくはおおげさにきいて
きみはいつもみたいに
きこえないふりするんだ

ぼくにみらいはもうなくて
きみにはみら ...
寒い

たった今

布団乾燥機のプラグを握りしめたまま
目が覚めた

酩酊して
コンセントを探していて
力尽きた

おい
俺よ
この六畳の部屋で
遭難死するところだったじゃ ...
 問題:以下の「詩」を読んで、下記の設問に答えよ。
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熱い ...
老人用紙おむつにさようなら
老人は今
長年の老人生活から解放され
老人でも
若人でもない
超人へと変貌を遂げた
介護士が指差した先には
空に舞った使用済み紙おむつに
黄色い染みが一筋
...
目覚めたばかりの目から
不意に落とされた 心は
静かに立っている 床の上にある 僕は 
ぼんやりと思いのままに立たされている
そして僕は立っている そこに
海の 波が光った そこにいるこ ...
確かな思いがあるわけじゃなかった
行きたい場所などとくべつなかった
ぼくがそれをやりたいわけは
ぼくがそれをやりたいわけは


教会の階段に座って、ブルース・ハープを吹いて ...
さわやかな朝に
無愛想なカッターナイフ
笑いながら手首を切ると
色とりどりのビーズがこぼれ落ちて
アタシは嫌でも
自分がコンビニだと思い知らされる
だから意地でも口紅は塗らない
薄利多売 ...
夜中
息をひそめて
折りたたんだ気持をひろげていく
広げきったら折りたたみ
わたしが
きのうのまま
朝を迎える
ふと海の中に潜ってみた
だんだんと景色が変わって
青から少しずつ暗くなり
やがて自分さえ見えなくなった
だけど不思議と落ち着いていられる
このまま眠ってしまいたいと
目を閉じた

僕 ...
街は華やいだイルミネーションが踊ってる
コートの襟をたてた一瞬
あたしのぬくもりのなかに
あなたの香りが溶けているのを確かめる

意地悪な冷たい風が
言わせるセリフ
「あなた ...
ほんとうに「優」れているものは
「優」しさが、宿っています。
そうして「優」しい人というのは
どこか「憂」いている「人」です。

じぃ…と「優」を視ていると
(百の愛を身ごもる人)の、微笑 ...
ビョウと突き刺す風越しに

ふと目に止まる時のうねりが

凄凄とした瞑色に身悶え―――


{ルビ弥立=いよだ}つ躰と裏腹に

凝らした眸に{ルビ赫=かがよ}う影は

象牙の塔に ...
親の愛は一方通行
親の愛は報われない
親の愛は狂気
親の愛は空気
親の愛は無償の愛

親はあくびをしたとき
人間的である
10代の頃は自分と世界とはあまりにもかけ離れていた。

自分と世界を結ぶのは感情の高まりだけだった。

しかし大人になると自分と世界は信じられないぐらいに密接する。

それは世界を包み込め ...
十代でメダリストになれれば
それに越したことないけど
まだまだこれからが長いんだから
今回は良い経験になったと
考えればいいんじゃないかな

サラちゃんが30歳くらいになったとき
僕らは ...
取り乱したいくらい不安で辛いお別れなのに
この悲しさより出会えたことの喜びのほうが
よっぽど大きいことだよね なんて
悟りたくなかったよ

今夜笑顔でなんか
いたくないんだ
本当は
ああ、これコピーしといて、ついでに死ね
必ず最後に死ねと言う職場の先輩に
自分はただニタニタしながら、はい、と答える

おい、オマエお昼一緒に食べようぜ、ついでに死ね
はい、いいですね、よろ ...
悲しくても
こうして
生きている

まだ希望を
捨ててないから?

いや
昨日の幸せを
まだ
覚えているから
モテるやつからホームラン打ったのになにも変わらなかったあの夏 たかじんのいない二月の北新地 ジプシーが夜明けを告げて春氷 子を寝かしてから泣く予定 ガラス越しに驚かされた人に驚いた 夢をつかんだ手が人を傷つけた 待って
行かないで
身勝手なのは
わかってる

でも

貴方が居なくなることを
私がどんなに耐えられないか
本当には
知らないでしょう?

それを知ってから
決めても
遅く ...
それからも
春は繰り返す

ゆがむ 水の記憶の上に

橋 畦道 雑木林
学校 郵便局 診療所
ヤチブキ
エンレイソウ
カタクリ
エゾエンゴサク

プリズムのフレームに
予め切 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
イナエ自由詩11*14/2/13 9:23
冬時間そらの珊瑚自由詩14*14/2/13 8:31
闘いと呼ぼう千波 一也自由詩114/2/13 7:59
どちらもあるからムウ自由詩314/2/13 7:58
シシー末下りょう自由詩3*14/2/13 6:39
コンセントichiro...自由詩10*14/2/13 4:40
きみの愛で埋めてくれハァモニィベ...自由詩3*14/2/13 2:40
超人花形新次自由詩2*14/2/13 1:32
埼京線の中で書いた詩番田 自由詩014/2/13 0:56
ぼくがそれをやりたいわけはホロウ・シカ...自由詩2*14/2/13 0:48
朝の思考α自由詩514/2/13 0:29
はるな自由詩814/2/13 0:16
海底リィ自由詩1*14/2/12 23:18
さよなら藤原絵理子自由詩2*14/2/12 23:06
「優」  服部 剛自由詩8+*14/2/12 22:47
悠 遠朱雀自由詩1*14/2/12 22:45
ichiro...自由詩1*14/2/12 22:41
今宵の月は丸く、風は冷たい文字綴り屋 ...自由詩014/2/12 22:35
サラちゃんへ花形新次自由詩2*14/2/12 22:29
本音森川美咲自由詩0*14/2/12 22:20
麻酔いぬぐす自由詩7*14/2/12 22:08
理由森川美咲自由詩1*14/2/12 22:04
モテるやつからホームラン打ったのになにも変わらなかったあの夏北大路京介短歌414/2/12 21:50
たかじんのいない二月の北新地俳句314/2/12 21:50
ジプシーが夜明けを告げて春氷俳句114/2/12 21:49
子を寝かしてから泣く予定自由詩814/2/12 21:49
ガラス越しに驚かされた人に驚いた自由詩214/2/12 21:48
夢をつかんだ手が人を傷つけた自由詩414/2/12 21:48
追い縋る森川美咲自由詩1*14/2/12 21:28
水の村 ⅠLucy自由詩13*14/2/12 19:59

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加筆訂正:
/ichirou[14/2/13 3:26]
加筆しました。
4.16sec.