偶数階に止まらないエレベーターが行かず後家でぎっしり 横波 縦波 渦巻く世界
肩肘張って働いて
お疲れなんでしょうね
名も知れないゆきずりの肩に
頭を預けてしまって
安心しているあなた

満ち溢れる心労を
化粧に隠していても
あなたの髪 ...
君は知っているだろうか?
ハートの切り口をした切符があることを
改札を通るとき
年に一度だけランダムに切られる
ハートの切り口
それを持つ二人は生涯結ばれる
そんな言い伝えのあ ...
緩やかな坂道を下りると
遠くに海が見える

ここから見る海は
手のひらの中に
隠れてしまうほどの大きさ

海を目指して歩いてゆくと
潮の香りの風が吹いてくる

風は太陽の ...
今日も明日も
君の幸せを祈り

花や雲を見ては
いちいち涙を流す

この気持ちは恋なのかな
僕たちが「かいている」それは小説と詩と絵と愚痴とそれから、自分 果樹よ
みはたわわか
きょうわたしは帰る
だれもいない故郷
だれも食べることない実が
熟れて落ちて土に帰るなら
わたしも帰る
静かな庭に
沈みおちる
音もなく
過ぎる
...
 道端に 老いを養ふ あせびかな そのわらべうたは
作者不明だという

畑に添って
作られた石垣
その隙間から
シダやペンペン草が顔を出し
しっぽがふたつに別れた小さな虫が
忙しそうに出たり入ったり
雨が降れば
水 ...
レイアウトを女性誌からトレースしたような
ヘブンズ・ドアの使い手のような君と
街道を散策
古書店
雑貨店
ランチは
イタリアンにして
君は大学病院で言われた診断を元に
チキンとドライト ...
迎えにきた おまえを
切っ先を腹に埋めこんでいるさむらいを
かつて桃太郎と呼ばれたおまえ
殿様の不興を買ったおまえ
梨の木の下で死を待つおまえ

おお おれは鬼の屍
といっても はじめか ...
こんなこと
それも朝のこと
登校している途中
このままずっと歩いて行きたいという気持ちになる
こんなさわやかなうららかな始まりの朝が
金属+プラスチックの硬い椅子に座る一日に繋がっていてほし ...
頭のなかで音楽は鳴ってる
体の中で心が考えてる
咲く花は枯れる花
萎びる花 スピナビルを聞く夜
振り返りながら街の空に気づく

カセットテープを聴くときはパナソニック
ヘッドフォンを ...
親子三代
ホームレスって言うんだから
ある意味凄いと思うわけ
家業ってことでしょう?
嫁さんもいたってことだし
尊敬に値するよな、ほんと
親子三代サラリーマンなんて
別に有り難くも何とも ...
しあわせな瞬間を
こっそり切りとって
あわいブルーのアルバムに
貼りつけてほっとする

あとから眺めるわけでもないのに
夢中でレイアウトを考えたりして
だれに見せるわけでもないのに
...
季節が過ぎると 野山の色が変わる
忘れたり後悔したり
想ったり傷付いたりもする
言葉を選んでいる間は 世間話もできない
好きになれなければ 何を撮っても平面だ
どこかで小さな声が
どこかで ...
セバスチャン、これが先割れスプーンよ
僕の記憶はこの言葉を最後に消えている。

豆腐ハンバーグを食べていたのは確かだ。
肉と大豆のコラボに心踊ったのも確かだ。
そして先割れスプーンを手にした ...
※編集途中であり、未完成です



発見


痩せ細った黒衣の子
「あらあら、これは一体どうしたことか」
 その少年は何か面白いものを見つけたようで、内心では湧き上がる泉水のように高 ...
西島大介が好きだよって
君に話したけど
そんなことリアルでは
1回も言ったことなかった
平山夢明が好きなことも
言ったことなかった
でも
君には言えたんだ
君になら
どんなことでも言 ...
2009は
僕にとって
特別な意味を持つ数字だ
2009年
僕は
活動を始めた
産まれたての子牛のように
膜を破りながら
2009年
君もそこにいた
君もそこにいたのに
僕には見 ...
街路樹を支える組み木が
窮屈になりつつある様子
いつか外されて炎に消えるのだろう

スッキリとした詩文をと思い
言葉を組み換え組み上げ
いつまでも決まらず
そうしている間 ...
小町忌やダイヤモンドを抱けぬ夜 腐っても女子なのだから蝮蛇草 明日の裏切りに耳を澄ましている 仏壇に供えるようなラブレター 拍手のタイミングがわからない 蛇穴を出て前向きに生きてゆく ピンクのコップみたいなチューリップの
花びらはらり

想いが重すぎたんだね

期待ばかりしないで
そんな声がした
少女の後ろ姿に似た花ばかりの庭に
母の日は赤いカーネーション
赤い売り場に呆然とする

感謝の気持ちはいくらですか
すきなものってなんだっけ

二週まわってみおくった
母の顔がちらちら浮かんで
春は少しけだるい
左手首の動脈を
右手の指先でさぐり当てる
脈に触れれば
自然とそれを数えてしまう
まるで
生きていることを
確認するように
えいえんに似たそのリズムを

日が暮れて
血の匂いがする ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
偶数階に止まらないエレベーターが行かず後家でぎっしり北大路京介自由詩314/4/18 19:05
私の肩を信じるあなたへイナエ自由詩15*14/4/18 16:50
_最都 優自由詩1+14/4/18 14:34
故郷chihar...自由詩9*14/4/18 14:11
はじまり渡辺亘自由詩214/4/18 13:01
僕たちが「かいている」それは小説と詩と絵と愚痴とそれから、自 ...Neutra...短歌214/4/18 12:42
そこにたどりつく夢遙洋自由詩7*14/4/18 11:48
早春……とある蛙俳句6*14/4/18 11:33
アルカディアそらの珊瑚自由詩19*14/4/18 9:43
エクスペリエンス・レクイエム[或いは]君と僕の円環ゴースト(無...自由詩4+*14/4/18 4:11
桃太郎春日線香自由詩214/4/18 0:14
せつなせつないなけま、たへ...自由詩014/4/17 23:36
ハイニメクラ竜門勇気自由詩114/4/17 23:29
ルンペン三世花形新次自由詩014/4/17 23:24
アルバム藤原絵理子自由詩2*14/4/17 22:48
夢想加藤自由詩2*14/4/17 22:44
先割れスプーンは知っているブルース瀬戸...自由詩5*14/4/17 20:14
箱庭にて 序章 (未完成)黒ヱ散文(批評...114/4/17 20:04
会話ゴースト(無...自由詩0+*14/4/17 19:03
2009自由詩1*14/4/17 18:54
うつろい游月 昭自由詩114/4/17 18:38
小町忌やダイヤモンドを抱けぬ夜北大路京介俳句114/4/17 18:02
腐っても女子なのだから蝮蛇草俳句214/4/17 18:01
明日の裏切りに耳を澄ましている自由詩114/4/17 18:01
仏壇に供えるようなラブレター自由詩314/4/17 18:01
拍手のタイミングがわからない自由詩514/4/17 18:00
「蛇穴を出づ」chihar...俳句2*14/4/17 18:00
春の庭朧月自由詩1+14/4/17 17:41
赤い迷路自由詩114/4/17 10:52
夜の洞窟でそらの珊瑚自由詩12*14/4/17 10:28

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