いまは幾度めの春なのだろう
遠い昔のような
つい昨日のような

子供たちもそれぞれに
この世界のどこかへ
紛れていった

いまも日々の食をもとめて
彷徨う身にも春はやさしい

な ...
長い計算をする僕
徒労は計算の中にはない(それは完全に充実した行為であるから)
時計の歯車の噛み合い方
キチリキチリと回っている
車の列が止まらないような信号の変わり方
青黄赤
あの娘の通 ...
私がマスかいた
ティッシュの束を返してよ
誰かと二人で嗅ぐのは止めてよ
放り出された池袋個室ビデオ店
ムカついて火つけたら
死者16人の大惨事
諦めるな人生、裁判がある
諦めるな人生、心 ...
20年前、駆け出しの商品開発担当だった頃。
自分が開発を担当したある商品の容器の印刷強度が弱く、
自社のスペックに適合しなかった。
試作の時には全く問題がなかったのが、量産品でうま
く行かない ...
冷静を保てる距離で精一杯君の寝顔を見つめてる夢 空に咲く花火ちゃうねん、この恋は消えることなく燃え続けてく 絶交をしたこと忘れ春日影 タモリのグラサンに昇る月よい月 割り箸割ってタモリだ タモリ見ながら時効を迎えた おんなの
からだの
わたしが
甘くて
甘くて
にがい


すきあらば
はいってこようとするからいくつもの
条件
ありかた
ばかり
言葉になって
こぼれだす


それな ...
{引用=  /とけた猫
 
  コバルト色の階段をとけた猫がつたっていく、春、うつむくこと
  は似合わない、踊る石と、まだ眠りから覚めない風を抱いている、
  きみには。

   ※
...
還っていく 置いてきたはずの結晶が また

空に 咲く
眼差しを受けて 誇らしげに

遠く 結ぶ 
終の先を見据えはせずに

続いている
真白の道を見下ろして 飛んで行く
果てには ...
どんな種類が有るのか
詳しくは 知らない

何となく スッと佇む 筋雲に
ぽろぽろと 嘆きそうなの ウロコ雲

鱗と言えば 
イワシ雲なんて言うのも 有ったっけ

そうか 魚 ...
邪魔するもののない
桜の枝は見事に
川に伸びて行く
怖いもの知らずの
賢者のように

雨が降り注ぐ
水面に雨粒のいたずら
無数の円が形作られては
お互いに打ち消し合う
鏡面は形作ら ...
空がこんなに青いのに
死にたいと嘆く 冷蔵庫101号室に住んでいるレモンなんてジュースにして
空のそらぞらしさなんて
御構い無しに たわわに実った 金柑の実を小鳥のようについばんで
よもぎのパ ...
指先でぬぐえない
苦しみの跡が
陸にあり

次の世代に期待、と今の老人がいうとき
それは諦めでもある
問題を解決しても次の問題が持ち上がる
償いをしても次の償いを要求される
支配者を排 ...
  君に会えないその時は
花でも摘みましょうか
それとも窓辺で
恋歌でも歌いましょうか

花占いももう飽きた
君は{ルビ何処=いずこ}の空の下
誰を待っているのでしょう

さらさらさらさ ...
音なくひかりだけで

さくらが爆発している

いきものたちの銀河

散ってゆく

さようなら

いきものたちの銀河

さくらが爆発している

音なくひかりだけで


...
ヘッシャーに聞いた話だ。
そいつは水槽で蛇を飼っていた。餌はアルビノの二十日鼠だ。
蛇が鼠をまるごと呑み込むと蛇の腹?が鼠形に膨らみ、暫くは動くらしい。
そいつは何時ものように腹を減らした蛇 ...
コロコロココロコロガッテ

何処かへ行きたくて

誰かと出会いたくて

コロコロココロコロガッテ

新しい匂いを吸い込んでみたり

柔らかな生まれたての感触を

頬にあててみた ...
お前の脳天に沈み込んだ金槌の先端はゲラゲラ
真っ黒な鉄なのに真っ赤になって恥しがってゲラゲラ
色白な可愛い娘だったのにグチャグチャになってゲラゲラ


あれは年表に載せるほどのことも ...
子どもだから知らない漢字は飛ばしてもいいんだよ、漢字ドリル斜め折りして目印をつけたページ、「大切な」を十回書き写して、[音読しました]に丸だけつけて、手のひらの外側がすこし黒くなったまま誇らしげに食卓 ... 鵯も食わぬ石榴の祖父の庭

霞む空姿の見えぬ鳥の声

サクラモモウメにレンギョウ山の雲

背比べ白い椿に見下ろされ

一歩進みそれから動けず振り返れば春
点数を受け取っただけの解答は思い出せないし覚えてもいない 三月のかた雪の上を歩いて
湖を行くと
半分水につかったまま
凍りついた樹の枝に
ふくろうがいた
ふくろうは目を閉じていたが
やがてゆっくり見開くと
私をみつめた

ひらべったい猫に似 ...
「好き」と言う口とそれを聞いてくれる耳のある幸せを失う 桜東風預けたる背を斬られけり 身の捨てどころにタモリのラッパ
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
三毛猫のうた梅昆布茶自由詩1914/4/4 0:20
時計の音を愛する杉原詠二(黒...自由詩4*14/4/3 23:07
角ハイボール花形新次自由詩114/4/3 22:29
感謝しても感謝しきれないichiro...散文(批評...10*14/4/3 21:59
冷静を保てる距離で精一杯君の寝顔を見つめてる夢北大路京介短歌414/4/3 21:31
空に咲く花火ちゃうねん、この恋は消えることなく燃え続けてく短歌114/4/3 21:30
絶交をしたこと忘れ春日影俳句614/4/3 21:30
タモリのグラサンに昇る月よい月自由詩214/4/3 21:29
割り箸割ってタモリだ自由詩014/4/3 21:29
タモリ見ながら時効を迎えた自由詩514/4/3 21:29
甘くて、甘くて、にがいはなもとあお自由詩914/4/3 21:05
春へのコラージュ草野春心自由詩814/4/3 20:55
白の桜黒ヱ自由詩3*14/4/3 20:49
藤鈴呼自由詩2*14/4/3 20:01
消される鏡面小川麻由美自由詩5*14/4/3 18:08
ちいさなコントラバスるるりら自由詩21*14/4/3 17:18
僕たちは生きているだけで人生については十分論じ合っているふるる自由詩12*14/4/3 16:19
_自由詩114/4/3 15:37
花曇り未有花自由詩20*14/4/3 9:13
音なくひかりだけで吉岡ペペロ自由詩814/4/3 7:23
傾向と対策末下りょう自由詩5*14/4/3 4:18
コロコロココロ灰泥軽茶自由詩714/4/3 0:14
Blood Blood Bloodホロウ・シカ...自由詩2+*14/4/2 23:47
Mekakushi佐藤真夏自由詩814/4/2 23:23
祖父の庭亜樹俳句014/4/2 22:11
落ちこぼれエリートどちらも行き来したぼくの答えが100点満点Neutra...短歌114/4/2 21:45
ふくろうLucy自由詩19*14/4/2 21:26
「好き」と言う口とそれを聞いてくれる耳のある幸せを失う北大路京介短歌414/4/2 20:17
桜東風預けたる背を斬られけり俳句1*14/4/2 20:15
身の捨てどころにタモリのラッパ自由詩114/4/2 20:14

Home 戻る 最新へ 次へ
2320 2321 2322 2323 2324 2325 2326 2327 2328 2329 2330 2331 2332 2333 2334 2335 2336 2337 2338 2339 2340 2341 2342 2343 2344 2345 2346 2347 2348 2349 2350 2351 2352 2353 2354 2355 2356 2357 2358 2359 2360 
加筆訂正:
桜東風預けたる背を斬られけり/北大路京介[14/4/3 12:58]
預けし背中 →預けたる背を
【 廃屋の桜 】/泡沫恋歌[14/4/3 8:27]
4連目を書き込みました
4.88sec.