未熟な者が
(死にたい・・・・。)とつぶやいたとき
隣の老いた男は
下を向いたまま語りかけた・・・・。
「早くに死ねば、どんなに楽だったか。。」と・・・・。
ぼろを纏い
...
数秒間の家族愛の出来事
何気なくテレビを見ていて感動した
猛犬に襲われている幼児を助けるために
その猫は猛犬に体当たりした
そして
逃げる猛犬を数メートル追いかけ
すぐに幼児の元へ ...
ずいぶん僕は日本でも
異国の街を歩いていたようだ
成田から12時間かけて
-7時間の時差がある街に座っていた
気持ちはなにも変わらなかった
ひかりや景色、風やひとを見つめながら
それとは関 ...
日曜日だから商店は閉まっている
休みの日は仕事をしてはならない
教会というコミュニティーに行く日だからだ
木々の緑が揺れるのを
タバコをくゆらせるようにして見つめていた
公園にはおっさんしか ...
蓮根掘る化粧を落とすピエロかな
時効まであと一時間蓮根掘る
先生が
開口一番教えてくれた
あなたがたは
だまされている
私たちは
搾取されている
政治経済の授業の中で
財ある者しか
豊かな教育を受けることがで ...
霜柱小さき羽根の天使かな
コロッケの中から小吉のおみくじ
病みながら旅する道にたんぼぽ咲いている
貧困なボキャブラリーで言葉責めされている
燕 空をきりとり
風 わたる
空騒ぎの春は、とうに昔
夢見がち、それだけのこと
鮮やかな朝も
黒い砂浜で立ち竦むばかり
影を映した鏡のように
ネオンばかりが手招きしていた
傾けたグラスとレモンと砂糖
見つめた先もぼやけてしまう
移り気を ...
律儀に少年が四時半に路地を曲がる
風は近所の焚き火の匂ひに姿を変へた頃だつた
町が暗がりに沈むと律儀に街灯が灯る
風も又入れ代わるやうに夕飯の香りに姿を変へる
香りは風にありき
風が ...
何も始まらない日々
何も終わらない日々
お風呂の水滴
ぽちゃりぽちゃり
吐き出す日々の空しさ
ごぼごぼごぼご
お風呂は空っぽ
玄関にはスニーカー
一足ひ ...
わたしはわたしであるという
そんなわたしはおぼつかなくて
ひとはわたしをこうだというが
そんなわたしはわたしではなく
いつもわたしはなにかがたりず
ほほえみつくっているのです
...
門のむこうから
犬らしき影が近づいてくる
私は 昨夜みた夢のなかで書いた
一篇の詩を 門のこちら側に置いて待っているのだが
犬らしき影は 近づいてくるだけで 決して ...
白髪の師は
開いたドアに凭れて
私を待っている
次に私が
ドアを抑えて
青年を待っている
ほんとうのことはそうして
語り継がれてゆくだろう
ドアを抑えて立つ、私の傍らを
...
人に厳しい言葉をいただいたら
じっと…胸に手をあて
瞳を閉じ
遥かな山の合間に沈む
あの夕陽をみつめていよう
弱いこころの、{ルビ蟠=わだかま}りや
こびりついた、エゴまでも
あの夕 ...
毛穴のケアを忘れた35歳洋子は
エステティシャンに全てを託した
私の肌はあの太陽のように
再び輝きを取り戻せるかしら?
大丈夫、きっと元に戻る
洋子の手を握り
エステティシャン ...
Smallness
Everything is pretty ,if small.
Thigs small are everywhere.
Humanity tends rather ...
性格きたない、下品ね
(アイラヴユーにきこえるんや)
いわれても にたついてる俺とか
さいてー とミカにいわれ
ラブホでもいうかその口、
上品な見た目のミカ、
そのとおりやとしとも、
...
さっき、
ガリガリ君買った時、
本当はビニール袋いらなかったんだけど、
2円引いてもらえるし、
で、悲しいことに、
レジのマイバックのカードがなくなってたから、
せーのって感じで、
あ、 ...
詰めが甘いな
将棋だったらもう詰んでるぞ
何てことはいつも言われ続けていて
マトッリクスに配置された理屈に囲まれている
将棋だったらもう何度も詰んでいるのに
僕の人生は続いている
...
―――知らないほうが幸せかもしれない
そこで起こる
間違い
場違い
最悪
勘違いはやむなく
時折
‘冷たい’だの
‘人の心に向き合わない’と
ほんとうは
そんなあな ...
なに!?
この
恵まれなさ
最っ低!
(ホカニモイロイロ)
名前で例えるなら
中原中也
石川啄木
カート・コバーン
トム・ヨーク
臨むのは
中に湧きあがるもの含め総括 ...
怖い人よ
あなたの視線はどこまでも遠く通っていき
あなたの声はどんな棘でも受け止める
水よりもさらに率先して低い位置へと流れる
怖い人よ
社会から一斉に降ってくる硬い種を見事に発芽さ ...
*
光と風の音楽隊の
ゆるやかな旋律が
コンクリートの迷路に
色の音符を落としていく
緑はさざめき
花はときめき
道はほくそえみ
人の睫毛はほほえむ
*
渋 ...
毒ガス発生機がそばにあり
毎日がデバッグの連続
思い入れたっぷり 気持ち悪く感じるニュアンス
解ってる「フリ」ならいくらでも
空には案山子がいるだろか
空にはお山はあるだろか
秘密の鍵はあるだろか
蟻にも旅はあるだろか
木々にも旅はあるだろか
世界は旅と光でできている
5月の空を空の旅
度重なる幸不幸
生き ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
淵
梓ゆい
自由詩
0
14/5/19 7:28
家族の愛は素晴らしい
ichiro...
自由詩
11*
14/5/19 5:58
異国の街に
吉岡ペペロ
携帯写真+...
5
14/5/19 4:57
公園
〃
携帯写真+...
1
14/5/19 4:55
蓮根掘る化粧を落とすピエロかな
北大路京介
俳句
2
14/5/19 2:07
時効まであと一時間蓮根掘る
〃
俳句
2
14/5/19 2:07
睡眠学習突入五秒前
北村 守通
自由詩
1
14/5/19 2:04
霜柱小さき羽根の天使かな
北大路京介
俳句
0
14/5/19 2:01
コロッケの中から小吉のおみくじ
〃
自由詩
4
14/5/19 1:57
病みながら旅する道にたんぼぽ咲いている
〃
自由詩
4
14/5/19 1:57
貧困なボキャブラリーで言葉責めされている
〃
自由詩
7*
14/5/19 1:56
風
殿上 童
自由詩
12*
14/5/19 0:51
夢見がち
智鶴
自由詩
0
14/5/18 23:48
信実は
ウィメンズデ...
自由詩
0
14/5/18 21:48
スニーカーを洗う
灰泥軽茶
自由詩
12
14/5/18 21:46
わたし
壁壁壁
自由詩
1
14/5/18 21:42
門のむこうから
草野春心
自由詩
2
14/5/18 20:01
風の通路
服部 剛
自由詩
6
14/5/18 19:38
足
〃
自由詩
1
14/5/18 19:17
地平線のエステティシャン
花形新次
自由詩
0
14/5/18 17:21
Smallness
生田 稔
自由詩
1
14/5/18 15:02
ボストン
いつか受信料...
自由詩
0*
14/5/18 14:46
少年の試練
ららばい
自由詩
5*
14/5/18 14:12
非将棋的人生
ichiro...
自由詩
9*
14/5/18 12:57
SHAPE OF MY MIND 1稿
長谷川智子
自由詩
0*
14/5/18 10:23
凛と柔く
〃
自由詩
1*
14/5/18 10:17
怖い人
葉leaf
自由詩
3
14/5/18 10:00
五月の欠片
nonya
自由詩
22*
14/5/18 9:51
無色濁る
長谷川智子
自由詩
0
14/5/18 9:41
5月の空
吉岡ペペロ
携帯写真+...
3
14/5/18 9:36
2285
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2316
2317
2318
2319
2320
2321
2322
2323
2324
2325
加筆訂正:
息継ぎを忘れたる夜や霜柱
/
北大路京介
[14/5/18 11:53]
忘れし朝や →忘れたる夜や
無色濁る
/
長谷川智子
[14/5/18 10:07]
最終一行追加
5.47sec.