人々でできあがった柔らかな機械の中に
一つの緩やかな歯車として放り投げられました
皆さん幾つもの顔を持っていて
どの顔が本当の顔なのかわからない
結局本当の顔なんてどこにもなくて
...
あなたの血汐に
愛と、嘘とを混ぜ込んだ
ゆめみる魔法
情熱がひえてゆくのを
なにをうしなって
なにを間違えて
こわいものしらずの一夜
引きずる
砕ける
たらぬよる
...
どんなに横を向いても春が微笑んでいる
給料が労働の対価だなんてとても思えなくて 一日が終わった解放感と 夕飯と入浴と睡眠が何よりの報酬で さらには空いた時間の読書や芸術鑑賞 その時間が空くということもまた何よりの報酬で 長いこと農業をやっ ...
何も浮かばない時
詩を書いた 僕
何か そうだった
何かが浮かぶと思った
風が 強い日
扉を 部屋へと 開ける
乾いた 手で
中に入り
窓の外を見る
揺れる 草木を
見 ...
今年ももうすぐ
デブにとって悩ましい
季節が訪れる
きみは言う
季節の変わり目を
あなたの汗の量で汁なんて
しるという字が違いますが
でも、そっちの方が
合ってるような気がして ...
ランチをとりに駅前のほうへ
さくらの散った街
秋みたいな空
木の芽だ
枝の先々から
黄緑いろの粒々だ
ランチをとりに駅前のほうへ
数字に感情がやられている ...
夢を追う者よ
君の往く旅の途上で
現実の壁が立ちはだかる時
憂えてはならない
(人間には、翼が無い…)
と地面にしゃがみこんだ、悔しさで
涙を拭い、ゆっくりと立ち上がり
まなざしを向 ...
地下へと続く階段の脇には
だらり、とぶら下がった黒いコンセント
に結ばれた、赤い糸
地下のさびれたライブハウスでは
音程の狂った歌手が
あの頃のみっともない僕みたいな
コッケイな恋の溢 ...
お水を待ってるの
大きなトラックで
お水をくれるから
ずっと待ってるんだよ
水瓶はこわれちゃったし
鍋はぺちゃんこだから
こんなタライしかないの
ちゃんと持って帰れるか不安
...
僕は書く
それは文字による記録ではなく
文学作品でもない
書いているのは
言葉
自分の考えや気持ちを表す言葉
つまり
自分を言葉で表した
自我像
僕は僕のことを誰 ...
書きたいけど、書けない
そんな言葉ばかり
胸の中に渦巻いてる
木枯らしに弄ばれる
枯葉の様に
するり、するり、と
指の間を抜けていく
春の陽ざしを
なみな ...
月と火星がとなりんこ
そんなこととは露知らず
太陽あびてひかりんこ
ひとも誰かととなりんこ
そんなことさえ忘れちまって
正義の旗ふりだまりんこ
ああ、とかく
この世は住みにくい
月と ...
視力が弱り輪郭がボヤケタ月も美しい。
あの日、遺影のそば、泣いた女。
消えた気配。亡くなった子供。
あの日、頬に触れた赤。
伝う水は、裂め目から漏れ。
曇 ...
本当が聞きたい あるものなら今ここで
僕の有限と君の有限の間で 不滅があると信じた
ずっと笑って指差して来たものを 君とだったから信じた
いつかは土に帰る
無かったことになる
五十年 ...
ある日突然
命じられ
その日突如
生を受け
*
知られたくない
痛みを抱えて
知らされるのは
意味の無さ
*
悪意にみちた
風を受け
...
れんぎょう
れんぎょう
れんぎょう
と三回呟いたら
小さく黄色い翼がはえた
小さすぎて
私の身体は浮かないが
こころは先に
あなたのもとへと行けるようだ
暖かな日差しを受けて
春爛漫の息吹を感じる
子供達の遊ぶ声が届く
大らかな芽吹きの声が
ここに春が来たことを
そよぐ風が告げている
悩み苦しみさえも嘘と
想える程暖かな陽射し
誰も ...
ポエジーが何色なのか、オレは知らない。
何色のポエジーをお前が欲しがってるのか、オレは知らない。
〈詩情経済〉の鬼市では何色が光り輝くだろうか
沈黙交易のむこう側で、
お前が静 ...
復讐は終わった
肺腑をえぐる愛は続く
青空がただ輝く
睫毛にともる光の屑が
眩しい
君を愛するのなら
今日一日
いいことが無くていい
太陽が輝いている
それだけのことに
感謝だ
君を愛するのなら
明日一日
いいことがあるといい
明日もおもいが通じない
一日がつ ...
緊迫した空気の中
身の危険を感じた
みじろぎできないわたしが解消するためだけの欲望にさらされながら
うすく
剥離していくことを
いつまでも
覚えていて
身体は
危険!
不快!
に
...
蜃気楼精子提供いたします
春の汗自宅でできる除霊術
おんなが三人
テーブルを囲んで笑い声を上げていた
おとこは
二つほどテーブルの間を置いて
ゆったりとコーヒーカップを口に運んでいた
おとこはおんなをこっそり眺めていた
週刊誌を読 ...
クーポン使って損をしている
プリーズ女難の相
高い授業料を払うと思って騙されてください
140414
かわら家に立ち寄ると
ちょうど練りあがったばかりで
これから紐にするのだと
みんな気合が入ってきていた
まるで
離れ離れの兄妹がやっと一緒に ...
【まじか】
気が付くと
赤を塗りたくっていた
白い画用紙に クレオンの油の瘤が
浮き出てくるほどに
太陽よりも大きな赤が
あることを まじかに
もっとまじかに赤を ひきよせて ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
恐怖
葉leaf
自由詩
5
14/4/15 4:01
さわりたい
itsuki
自由詩
0
14/4/15 3:48
【自由律】春1
ハァモニィベ...
俳句
1*
14/4/15 3:01
twitter
葉leaf
自由詩
2
14/4/15 2:44
コンビニのない街から
番田
自由詩
2
14/4/15 0:53
デブの寒さ知らず
花形新次
自由詩
1
14/4/15 0:34
11万羽のこと
吉岡ペペロ
自由詩
5
14/4/15 0:23
白地図を往く
服部 剛
自由詩
7
14/4/14 23:30
新宿の地下室にて
〃
自由詩
12
14/4/14 23:17
シリアの水
藤原絵理子
自由詩
10*
14/4/14 22:44
自我像
ichiro...
自由詩
9
14/4/14 22:13
春だもの
まーつん
自由詩
11*
14/4/14 22:01
となりんこ
吉岡ペペロ
携帯写真+...
1
14/4/14 21:43
「曇っては晴れて」
宇野康平
自由詩
2
14/4/14 21:13
遠雷
クナリ
自由詩
21*
14/4/14 20:01
その日その生
シホ.N
自由詩
2
14/4/14 17:25
連翹忌
フユナ
自由詩
17*
14/4/14 16:23
暖かな日差しに・・・
tamami
自由詩
13
14/4/14 15:54
ウルミシュ【潤朱】
ハァモニィベ...
自由詩
3*
14/4/14 15:35
えぐる
渡辺亘
自由詩
1
14/4/14 15:24
君を愛するのなら
〃
自由詩
1
14/4/14 12:53
トラウマとテイタイ
はなもとあお
自由詩
3
14/4/14 11:25
蜃気楼精子提供いたします
北大路京介
俳句
1
14/4/14 9:50
春の汗自宅でできる除霊術
〃
俳句
2
14/4/14 9:50
夕暮れのひととき
イナエ
自由詩
8*
14/4/14 9:50
クーポン使って損をしている
北大路京介
自由詩
5
14/4/14 9:48
プリーズ女難の相
〃
自由詩
0
14/4/14 9:48
高い授業料を払うと思って騙されてください
〃
自由詩
8
14/4/14 9:48
土器
あおば
自由詩
8*
14/4/14 9:30
湧出鬼没 (三篇のオムニバス)
るるりら
自由詩
15*
14/4/14 9:10
2280
2281
2282
2283
2284
2285
2286
2287
2288
2289
2290
2291
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2297
2298
2299
2300
2301
2302
2303
2304
2305
2306
2307
2308
2309
2310
2311
2312
2313
2314
2315
2316
2317
2318
2319
2320
加筆訂正:
【 フルーチェ 】
/
泡沫恋歌
[14/4/14 16:03]
最後の行を変更しました。
6.86sec.