あさ、
トーストを食べて 起きる

ひる、
あくびを食べて 過ごす



よる、
パソコンの電源をこっそりつけて
詩を食べる わたし

お腹はふくらまない
ため息がどんどん流 ...
国がとろけた水を彼は飲みこみ

血は水飴のようで流れにくい

頭洗わず

歌すら歌わず

必要以上に子供なこの子供を

陰鬱な天国に住まわそうと

頭痛持ちのこの国で

な ...
佇んでいたのだろう
あの時のわたしは

苦手なことを並べた
傷付きたくなかった
それでも出会いを求めて
やって来た

缶ビール片手に
やわらかな言葉で話す
路上に座り込み
生活者 ...
解放区は水の中
三原色 散って

どこへ逃げていく


生まれたグッピー
ちぎれそうなほど 強く
改造された宝石



できるか
世界はちゃんと見えるか

...
 
かなってないから 夢

かなえたいから 夢

おいら 夢喰って、生きてます




 
手放しでよろこべない愛情なら
そうめんでもすすってるわ
季節はずれに氷を二つ
喉に落ちてく度に
嘘をつぶやいている
目の前が幻想になって
一度のキスを反芻してる
それはそれ ...
第二館での紹介作
『歓待』『接吻』『海炭市叙景』『おっぱいバレー』『さんかく』
『川の底からこんにちは』『キューティーハニー』『木曜組曲』
『リンダリンダリンダ』『かぞくのくに』

 映画を ...
茜音の空は無情にか去り
ただ闇に佇む自販機よ
自ら輝くだけの箱だ
ひと待ち顔で俯くだけ

哀しいとすら
こぼせないな、おまえは
わたしのようには
ゆかないな

いまわたしは愉快なん ...
毎日毎日同じ言葉を言いたくないし聞きたくもない

あと何回さようならと言えば
あと何回さようならを聞けば

もう誰とも別れなくて済むのだろうか
深みにぞ
真髄いずる
世界かな

夜長は隠す
明日の重みを
あなたの言葉は
表面的には
とても厳しく辛い言葉だけれど
「沖縄は日本から独立してマカオみたいになれ」
「原子力発電で供給されていた
電気の使用量分自転車こいで返せ」
「集団的侵略権までい ...
誰もいない湿地で二人
虫を捏ねている
僕は疲れて死にたかった
君はそんなのわかってた
鳥が飛んでった

僕はマスターベーションをした
君が見ていると興奮した
君の肌は白くて、服とのコン ...
ひとつの大鏡を取り合い皆でお洒落をして私たちは出掛けた

石段を姉ふたりが下りるのを私はうしろからなかを分け入って駆け降りた

ハーモニカをふく少年とぶつかって私は謝り姉ふたりにあきれられた
...
振り返って
何も残せていないのは
誰のせいでもなく
ただ自分に何もないから
そう思ったとき
じたばたして
何かを残そうとしても
もう遅いんだ

後はすべて諦めて
ただダラダラと
...
水面に風の足跡
揺れる山々

赤い花白い花

虫に食われ 
風に破れ 
ぼろぼろの葉

あれがぼくだよ

遠い日 
ほど良い大きさの
バスタブに浮かんだ生きもの

池の面 ...
ふいに訪れる追加連絡
ふいに頼まれた追加資料
ふいに出された追加課題




急ぎ
直し
削り
足し
練り上げていく追加作業




もう日曜
明日月 ...
様々な矛盾が、私の森で、死体を漁る夜。腿に切り傷を、CDに回転を。サイコロの目が開いては閉じて、0から6を行き来している。僕はウトウトしながら、君の名前を呼んだ。だからきっと、どこかのアパートで、肉体 ... 肩車されたる患児銀縷梅 繰り返す入退院やおじぎ草 スピッツや看護師長のカーディガン おならはヘリウムガスじゃないよ トライアスロンでママチャリに乗るのか 殺した心に感想を尋ねられている 日本の新幹線🚄は偉大だ
トイレ🚻で立ちションすれば分かる
在来線では揺れが酷すぎて
ズボン右サイドにオシッコの染みをつけてしまい
その後車両の片隅で乗客に背を向 ...
電子でも
高音でも
もうなんでもいいから めの奥に巣をつくる泣きたがりを焼いて
みつめる画面が放つ頭痛と
どーにもならんただここにいる俺嫌

いらない
そんなことな_


...
 ちいさな町の家々と
 林の合間をゆっくりと
 阪急電車がゆき交った
 まるでえんじ色の
 リボンを掛けるように

 ちいさな町には幸せも
 不幸せもあるだろう
 けれど始発と終着駅が ...
生きていく上で純粋などは
この世の中では
欠片も意味がないのかもしれない

理不尽を引きずりながら
圧迫された空間で
じわじわと絞まってゆく首
それが社会の総てなのかもしれない
...
幸せに、ならなければいけないわたし達
彼と彼女を傷つけて
逃げるように指を絡め合った

祝福などおこがましい私たち
彼と彼女を裏切って
凍えるように抱き合った


けれど ...
彼を好きだった
弱さもずるさも

最後の日には
責められない笑顔に
悲しみも怒りも伝える事すらできず
ただ
ひたすら爪を噛みながら
ありがとうとだけ言った

彼のあ ...
フェリー埠頭で海を見ていたら
スマートフォンを片手に男女がつぶやいた
「ギターを持った渡り鳥かぁ
 おれも船旅の似合う男になりたいねー」
「わかるよ、あたしも
 そんな男を待つ女になりたいな ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
空っぽの食卓吐水とり自由詩2*14/11/24 10:36
_やぶうちあい自由詩014/11/24 9:45
手をとる鵜飼千代子自由詩18*14/11/24 3:23
水鉢吐水とり自由詩2*14/11/24 0:29
生きてます殿上 童自由詩23*14/11/23 23:55
寒い日かの自由詩2*14/11/23 23:03
ボクの名画座-映画あ〜じゃこ〜じゃ-第三館平瀬たかのり散文(批評...3*14/11/23 23:00
路傍の衛星にもっぷ自由詩214/11/23 22:44
ことばリィ自由詩3*14/11/23 22:07
深夜徘徊這 いずる短歌014/11/23 21:18
松央薫子「やさしい」花形新次自由詩014/11/23 21:17
湿地まきしむ自由詩0+*14/11/23 19:47
昭和10年の秋吉岡ペペロ自由詩314/11/23 19:14
青春化合物花形新次自由詩2*14/11/23 18:35
睡蓮イナエ自由詩9*14/11/23 18:08
OhNo日曜〆切komase...自由詩1*14/11/23 18:06
安楽死竹森自由詩314/11/23 18:05
肩車されたる患児銀縷梅北大路京介俳句114/11/23 17:46
繰り返す入退院やおじぎ草俳句114/11/23 17:46
スピッツや看護師長のカーディガン俳句214/11/23 17:46
おならはヘリウムガスじゃないよ自由詩214/11/23 17:45
トライアスロンでママチャリに乗るのか自由詩314/11/23 17:45
殺した心に感想を尋ねられている自由詩214/11/23 17:45
新幹線🚅花形新次自由詩014/11/23 14:48
Delete Delete Delete吐水とり自由詩3*14/11/23 14:20
阪急電車佐倉 潮自由詩314/11/23 13:21
純粋永乃ゆち自由詩514/11/23 11:03
懺悔自由詩114/11/23 11:02
弱さもずるさも自由詩114/11/23 11:00
スマート台フォンイオン自由詩1*14/11/23 10:08

Home 戻る 最新へ 次へ
2088 2089 2090 2091 2092 2093 2094 2095 2096 2097 2098 2099 2100 2101 2102 2103 2104 2105 2106 2107 2108 2109 2110 2111 2112 2113 2114 2115 2116 2117 2118 2119 2120 2121 2122 2123 2124 2125 2126 2127 2128 
加筆訂正:
That's Me/深水遊脚[14/11/23 12:31]
4段落目。喫茶店のオーナーから喫茶店のマスターに修正しました。
4.5sec.