ピッ ピッ ピーーーーーー
耳障りな 目覚まし音から一日が始まる
人の数だけは 多いが
空虚な空間の電車に飛び乗り
見慣れた門をくぐる
走ってきた 突っ走ってきた
...
目を閉じていれば涙はこぼれない
バイトも週二日で、この春休み、お前は勉強もせずに何をやっているのかって?あのね、笑わないでくれよ、僕はね、詩を、詩を書いているんだ。なんで僕は詩なんか書いてるのかな、大学も三年生になるのだから、詩なん ...
日本には
人を斬るに便利な言葉がある
新しいゲームが欲しい子は
「みんながやっている」と刃をちらつかせる
優しい親は ゲームのできない我が子が
「みんなに」虐められそうな気がして
つい ...
教育を受ける権利
発言する権利
投票する権利
を放棄する自由
国民主権
平和主義
基本的人権
を軽視する自由
歴史の途上で
辛酸と苦闘と犠牲の挙句
民衆が手に入れてきた
...
「ようやく」
女の子の目蓋はどこまでも この丘に取り残されて馬と
落ちていく女の子の目蓋は 羊は交尾を始めるのだろう
どこまでも落ちていく2か か乾いたパンの形の雲と乾
ら1が引かれ ...
もし仮にだよ
ペヤングの中に
ゴキブリが入ってたとしたら
これはアース製薬にとっては
もの凄い強敵が現れたことに
なるのではないかと
僕は思うんだよ
回収されたペヤングが
ドラッグ ...
「間違いない。
あの人は寂しかった。
愛してくれるどころか、
誰も構ってくれる人なんていなくて
一人ぼっちだったのよ」
グレイシアは
ボブカットの
白髪の髪の毛を
右手で撫でながら ...
イーイコールエムシー2乗巨鯨鳴く
背美鯨アール・ヌーヴォー風駅舎
白鯨やそびえ出たる潜水艦
否応なしに冬に抱かれ
吐く息
ひんやり
あたたかく
生業の向こう
透かし見る
見知らぬ男が 女が
子どもたちが厚着して
光片の海を泳いで往く
わたしはもういない
...
それは秒速340mでやってきて
僕の胸に鈍い痛みを残した
君が涙と共に排水溝に流した澱を掬い
遠い夜に喰らった疼きに塗ったくる
いてえ、いてえと言いながら愛撫して
僅かにこぼれる ...
死んだ夢を見た
冬の明るい光の
朝に
死んでゐた
黒い艶やかな石の上に
清めの塩を撒き
白い綿の布ヲ敷いた
弔いの準備に来た姉に
いつ死んだのかと尋ねたら
3時の8分前だったという
...
マリアのような透明なひらひらを身にまとい
夜の月のようなぼんやりした光を放つその体
それはクラゲ
それは漂う生き物
それはただある生き物
しびれを起こし
火傷を追わせるその聖母は
...
別なのに同じ何かが目に遊ぶ
戸惑いを背に押しあてて背を描く
無も壱も那由他も同じ指の夢
頬ぬらす半月の水のぼりゆく
道端の心臓浅 ...
鉄が踊る
影は遅れる
枝が踊る
血を流す
花のような葉の
血を流す
器からあふれ出る熱
頬と野外の違いから
不明の土の窪みから
壁と炎が立ち上がるのを見る
...
若いときは
お姉さんを見ると
とりあえず全裸にし
アソコを舐め上げることを想像して
気付くとちんこの先が
ヌルヌルしてきたものだ
そのヌルヌルが気持ち悪くて
トイレ🚻に駆 ...
僕とあなたの間にある空間には
いつの頃からか水が流れるようになった
水はときには破裂し
ときには甘い味を伝える
あなたの視線が空間を貫くと
空間は一気に線に凝縮され
眩く僕のことも ...
雪はいつ降るのだろう
いつもならもう降っている
暖冬になるとか
ならないとか
よくわからない
今年は本当に暖冬かもしれない
そうは言っても冬だから寒い
たくさん着込んで過ごす ...
確める術も手立てもあるはずも九月初めのあけの明星
思い出の星は軽くなりと聞きそうか僕は納屋の日時計
さようなら 罫線の檻のなかで
疵になって庇う
今日の予報は雪だから
紙の片隅に 小さな文字を連ねて
誰かにとってかわるまで
あなたの日々の目印に
わたしは金の栞紐
荒涼と風吹きすさぶ丘に立ち
肌打つ風さえ気付かずにいた
冷たい寒いとふるえを感じつ
次第に惹き込まれていく吾身
次第に何も感じなくなった時
雲はムーアを覆い私を覆った
荒涼 ...
{引用=得意ではない、
飛びかたをためしていた鳥の、
シルエットを真似て、
あるいはそういうタイトルの、
詩をかいて、
昨夜の微熱は冷えて、
花びらのような咳をした、
踏切がおりたままで ...
もってまわった言い方というのは
たいていの場合は頭が悪いか
あるいは何かをごまかしているか
さもなければ慇懃無礼かなんだけど
たまに誠実さゆえに
そうならざるを得ないという場合も無き ...
君がもしもシンデレラなら
うっかり者な僕はガラスの靴を
うっかり落として割ってしまうだろう
君がもしも白雪姫なら
悲観的な僕は涙に溺れて
君の隣で溺死してし ...
いやだなあ
濡れると冷たいから
多分ね
綺麗に見えるようになったんだよ
彼は言った
月が綺麗なことはむかしから知ってる
けれど
そうだね
色んなことが過ぎて
声も失った
あの時 ...
天界から堕ちてしまった天使である君を
ただ僕はうっとりと見惚れていた
まるで真珠のように白く輝く涙を拭ってあげることもできずに
それはとても甘い香りを放つ薔薇の棘みたいだった
羽を失く ...
おまえは
いつでん
ドンカッチョんごて
目んまえのもんに
ガッバッて食いついて
辛抱ちゅうもんを知らん
だけん
いっちょんよかもんのでけんとたい
のさりたい
神さんのごたるひとの ...
狸の死骸を突いている鴉は
国道の真ん中で ダンプに踏み潰される
黒い羽は飛び散って
自分も狸と同じように 一塊の肉になる.
通り過ぎる助手席の婦人は 眼を背ける
汚らしい物を見て ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
フルスロットル
佐白光
自由詩
0*
14/12/13 20:13
殺された涙
這 いずる
俳句
1*
14/12/13 19:44
imaiti
竹森
自由詩
1+
14/12/13 18:26
言葉の切れ味1「みんなが」
イナエ
自由詩
8*
14/12/13 18:24
自由の国
Lucy
自由詩
12*
14/12/13 18:13
Love Letter
竹森
自由詩
4
14/12/13 17:56
ペヤング
花形新次
自由詩
1
14/12/13 17:53
君を食べる
opus
散文(批評...
0
14/12/13 17:16
イーイコールエムシー2乗巨鯨鳴く
北大路京介
俳句
1
14/12/13 13:20
背美鯨アール・ヌーヴォー風駅舎
〃
俳句
1
14/12/13 13:20
白鯨やそびえ出たる潜水艦
〃
俳句
3
14/12/13 13:20
心冬
ただのみきや
自由詩
11*
14/12/13 13:15
秒速340メートル
keigo
自由詩
2*
14/12/13 13:01
手紙 夢
まんぼう2
自由詩
0
14/12/13 9:40
水に沈められた聖母の肖像
這 いずる
自由詩
2*
14/12/13 9:28
ひとえ ひとえ
木立 悟
川柳
2
14/12/13 9:24
夜へ 虹へ
〃
自由詩
1
14/12/13 9:19
ちんこの先のヌルヌル
花形新次
自由詩
0
14/12/13 8:21
空間
葉leaf
自由詩
1
14/12/13 8:09
冬の寒さ
夏川ゆう
自由詩
1
14/12/13 5:52
_
id=523...
短歌
0
14/12/13 3:17
罫線の檻
舟月夜
自由詩
4
14/12/13 3:07
ムーア・・・
tamami
自由詩
4
14/12/13 1:56
ふゆのひかりについて、
mugi
自由詩
6*
14/12/13 1:21
婉曲に
シャドウ ウ...
自由詩
2
14/12/13 1:21
王子様にはなれない。
雨の音
自由詩
2
14/12/13 0:34
橙の月
凛々椿
自由詩
4
14/12/13 0:12
2人だけのエデンの園
文字綴り屋 ...
自由詩
0
14/12/12 22:36
のさり
草野大悟2
自由詩
2*
14/12/12 22:24
肉食動物
藤原絵理子
自由詩
6
14/12/12 22:23
2098
2099
2100
2101
2102
2103
2104
2105
2106
2107
2108
2109
2110
2111
2112
2113
2114
2115
2116
2117
2118
2119
2120
2121
2122
2123
2124
2125
2126
2127
2128
2129
2130
2131
2132
2133
2134
2135
2136
2137
2138
加筆訂正:
心冬
/
ただのみきや
[14/12/13 13:36]
後ろから3行目「抱かれたままで」を「抱かれるままに」へ変えました。
4.18sec.