火事好きが消防士になる、とか
小学校の教師に
小児性愛者が多い、とかは
根も葉もない噂だが

相撲ファンはほとんど
デブ専だ、とか
自称詩人には文芸女性(多くはブス)
フェチが多い、と ...
心文字ひとつ摘まんで放る

向こう見ずを
他人より先に

僕は笑う

打ち寄せる波音
胸の辺りに

掛け違えた言葉
打ち寄せる


タワーの影に潜り込み


...

この世にはあらゆる境界がなく
混沌としていた
すべてのものは
ないがしろにされることもなく
また
特にとりたてられることもなく
それぞれあるべき姿で
混ざりあっていた
混沌なれば ...
休日だから
チュッパチャップスはくわえたまんま
外はきれかけのボールペンみたいな
ぷつぷつとぎれる雨がふる
エンジン炊きたてだったから
中はまだしばらくはだざむいね



いつのま ...
友人の友人っているよね
ぽこぽこいるよね
かおもみたこともない人

もちろん友人の友人といっても
共通の友人だっているし
いるしぼくだって
ぼくだって友人にとっての友人なんだけど
ある ...
東へ行ってとまどい
西へ行っておどろき
南へ行ってためらい
北へ行ってささめく

夕日だけは聞いている
旅人の来歴を
小さな声の問わず語りを

風の通り名を

城の孤独を

...
どんなに高い山に登っても
ビルにあがっても
下ばかりみてしまう

ちいさくなった車や
家をみてしまう

それなのに地上にいると
空が恋しいなんて

寝ころんでみる
白い雲は
な ...
世の中の 大抵の不幸は知らないことから 始まる。
誰かの携帯の音かと思えたが違うようだ。着信は無い
すずむしの声だったようだ

山深くにある この集落の中心には 無数のシデの木が群生している
...
男は詩を書いていた。
たくさんの詩を読み
感動したり影響を受けたり
時には幻滅したりしながらも
毎日のように詩を書いていた。
そして、
男は自分の作品を一冊にまとめ
ついに詩集を出版した ...
名前のないものにかこまれて生きている
見たもの感じたこと
言い表せないもどかしさ

伝えようとするものには
名前がないし
きみの良いところも
うまく表現できない馬鹿者だが

そういっ ...
山を背にした集落の
家家の屋根から突き出た鐘楼ひとつ
奥の旅を終えた芭蕉も伊勢に下る船上で
この鐘の音を聞いただろうか

港のあったこの集落に都会の風が吹き込んで
集落を縫う曲がり ...
 『ポエム座』三連投以上出来ないのね…ならば場違いは承知の助、このようなカタチで
鑑賞映画の感想などを、詩を書く皆様にお読みいただければと思い立った次第。
 月単位で区切って、作品ごとに加筆してい ...
淡い 蝋燭の如き光が
ぽんやりと観えては
吐いた息を 吹き戻す風な
気球が ぽんやりと 上がる

錯覚の奥に 閉じ込めた紙に描かれた
素敵な言葉が 舞う

雪も舞う 何時の間に ...
干瓢巻きは
難しい
お客様にお出しするまで
手間も時間も
職人の真心も
たっぷりとかかる

干瓢は戻す前に
海苔よりいくらか短い板に
巻きつける
余りを切り落とす
そうすると煮た ...
ふしぜんなくらい明るい
かのじょの笑い声の高さが
かのじょの悲しみの
深さです

だから
夜になると
かのじょは
ベッドのなかで真顔になります

ふたつの瞳は
だれもしらない
...
私が求めているものは
ずっと変わらないのに

喉を上手く通らない 
効き目のわからない薬みたい。

ねえ
これで、何度目かな?

頭が痛くてたまらないなら
そのへこみのところから ...
はなしても はなしても
もどしても
つきかえしても

それは、三回
魔の三角

いずれはおなじ
いずれもおなじ

そのうち戻ってくるだろう
お金持ちの子供で
休日のたびに
他所にクルマで
親に遊びにつれていかれた

月曜日
学校に行くと

どこにも遊びに
つれてもらえなかった
友だちがいる

親が仕事で ...
ほんとはゆかりんやほっちゃんの話をしたかった
ほんとはラブプラスのはなしをしたかった
ほんとは自分のはなしをもっとしたかった
ほんとはもっと彼氏のはなしをしたかった
ほんとはもっとアニメのはな ...
垣根越しに
老女の艶やかな手
切ないほど甘い
いびつな頭をもぎとって
埋められた犬のため
息を光に押し出した
枯れた莢を揺らすように


踏むと何処かで誰かが死ぬ
枯葉の音に冷たく ...
ローマ字で二文字の
幸せをもとめて街へ
電線に引っかかり
風にかき回されて
パリパリに砕けて
サラダにかけて食べられる
底にたまった薄まった汁
一つ残らず管に集めて
遠くへ投げたら
...
今日のことは指に任せて
一日のことを愛していく
翌日のため生き残る誰かの声に歌うのだから
さあはじまるよ、と誰かの声で
懐かしさからつくられた美しさに埋もれていないで
日向の集 ...
しずか
と表現された沈黙は
「し」「ず」「か」
と音になって響く
だから
無音であることは
音を飛び越えることは
速さの中にしかない
普段ぬめりついた空気を意識することもな ...
meと鳴く君のことを
追いかけてはいけなくて
つごうの良い、どこか、を僕は選択する
その先はきっと猫の世界
ただその先をじっとみている君の
その視線の先を僕もみている
世界に ...
なんでもない日だった。大きくのび、した。ボンデングワイヤーのような糸月のひかり、からだの底まで届き、魂のきしむ音、微かにきこえた。すこしだけ走ってみた。裏の森へ行ってみようと。が、すぐ、たちど ... 月が毎年4センチメートルずつ地球から離れてゆくことを知ってしまったわたしは、屋上でゾウが飼える家を建てた人は湘南動物プロダクションからゾウを買い取るのか気になりはじめた。消臭スプレーを振り撒いたキッチ ... 空白は僕にも描けど
空白は誰にも訪れぬ

笑って過ごせば一日も
笑って過ごせぬ一日も


陽射しは
木立越しに
柔らかく

瞼に寝転がる



微睡む地上へ

生きて ...
誰を

待つ
待つ と言って

だれを まつ

何処まで

行く
行く と言って

どこまで いく

だれと どこまで
ただ手を広げ少し後ずさるだけでいいのだ 
そうすれば離れられる 
君を手離すことができる 
わかっているのに 
僕の両腕は温かい君の背中から動かない 
僕の両足は地面に釘づけされたように動け ...
その女性(ひと)は海をみていた。
海峡のコンクリート階段の端にひとり
白いフードベストの背を伸ばし
身じろぎもせず。

子供たちが何人か
近くで騒ぎはじめたが
ちらりと見たきり関心を示さず
海を見てい ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
ペンペン草田男「わだばエステティシャンになる」花形新次自由詩114/11/13 20:25
元町自由詩6*14/11/13 20:25
世界の模様森川美咲自由詩014/11/13 18:34
コンビニエンストミステリーツアーさわ田マヨネ自由詩5*14/11/13 18:03
友だちの友だちとしらない友だち自由詩314/11/13 16:06
夕凪やまうちあつ...自由詩114/11/13 15:31
居場所朧月自由詩714/11/13 13:26
【刀】かただかな鼻るるりら携帯写真+...9*14/11/13 12:40
現代詩カフェ(読み放題)オープン!左屋百色自由詩8*14/11/13 12:32
詩人梅昆布茶自由詩1814/11/13 10:52
時の鐘スケッチイナエ自由詩14*14/11/13 10:19
ボクの名画座〜映画あ〜じゃこ〜じゃ〜第一館平瀬たかのり散文(批評...4*14/11/13 10:11
芽吹きのドウダンツツジ藤鈴呼自由詩2*14/11/13 9:32
実はドクダミ五十...自由詩4*14/11/13 7:24
かのじょ浩一自由詩3*14/11/13 3:19
四度目の雨ときたまこ自由詩214/11/13 3:15
魔の三角水素自由詩114/11/13 1:08
街に帰る小川 葉自由詩414/11/13 0:13
大人の、お話し。ki自由詩514/11/12 23:55
かりん Ⅱただのみきや自由詩13*14/11/12 22:14
de-aiの散歩道木屋 亞万自由詩2*14/11/12 21:48
新しい一日クローバー自由詩3*14/11/12 21:14
青が崩壊する。自由詩3*14/11/12 21:02
出会いの散歩道自由詩6*14/11/12 20:55
眠れない夜の果て阿ト理恵散文(批評...7*14/11/12 20:42
散文(批評...7*14/11/12 20:40
地上絵自由詩1*14/11/12 20:25
待つ中原純乃自由詩2*14/11/12 19:45
さようなら文字綴り屋 ...自由詩014/11/12 17:42
その女性は海を見ていた秀の秋携帯写真+...314/11/12 16:13

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加筆訂正:
時の鐘スケッチ/イナエ[14/11/13 15:22]
冒頭挿入
大人の、お話し。/ki[14/11/13 0:06]
最後、書き直した
4.5sec.